今年初めに一人住まいだった友達の父親が亡くなり、親戚や地元友人らと総出で、残った家財道具の片付け手伝いを行ってました。
友達は現在遠方の県外に住んでいて、借家の実家に祖母・父・息子の三世代分も家財道具が残ってましたが、そのまま残してもどうしようもないため、思い切って全て処分する事に。本来ならキッチリ整理して分別するべきでしょうが、仕事を休んで一時帰省してるので時間もなく仕方ありません。
昔ながらの重いタンスやベッドに、学習机やソファー、昔の教科書や本、雑誌にコミックその他もろもろ… 少なく見ても4~50年分のあらゆる品が部屋の奥から出てきて、大人総出で搬出してもいつ終わるのか判らないほど、とても大変な作業でした。(汗)
そんな中で、まだ時間に余裕があった片付け初めの頃、せめて記念に…と何枚か写真を撮ったのが、昔子供の頃に流行ってたボードゲームやプラモデルの数々。まだファミコンが出る前だったでしょうか。『MSV』シリーズなんてガンプラ全盛期ですね。(^^;
ボードゲームは人生ゲームみたいな高価で本格的なものから、バンダイが発売してた低価格のパーティジョイシリーズなど、友達の誰かの家に集まってみんなでワイワイ騒いで楽しんでた記憶があります。ヤットデタマンやドラゴンボールなど幅広く懐かしいですね。ドラゴンボールが今でも大人気で続いてるとは、当時想像もしてませんでしたが。(笑) 密かに現在もYKアワーズで連載中の超人ロックのボードゲームまで出てたのが、ある意味こちらも超人的で驚きです。
と、懐かしみつつ片付けてると、友達が『お前これ好きだったろ? 手伝って貰ってるし、せっかくだから記念にあげる』と頂いたのが、このパーティジョイシリーズvol.60として発売された
『ボードゲーム版グラディウス』
ちょうどファミコン発売で人気が出始めた頃に出したからか、モチーフとパッケージ画像はファミコン版。年数が経ってるので外箱にそこそこの痛みはありますが、保存状態は比較的よく、プレイも殆どやらなかったのかコマやチップ、カードなどの付属品や、説明書に正誤表まで一式揃ってました。
で、どういう風にプレイするのか説明書を読んでみましたが、単純にサイコロ振ってコマを進めるのではなく、ルーレットとカードをめくって戦闘やパワーアップを行いながら、全7ステージ+ボス戦を進んでいきクリアするようです。
どちらかと言うとワイワイ騒いでやるより、シミュレーションゲーム的にじっくり戦略を練ってプレイする内容です。当時の小学生でもちょっとルールを理解するのが難しい気がします。そのためか、仲間内でも不評で殆どやらずに押し入れ行きになったのかもしれません。グラディウス好きな自分でさえも、当時やってた記憶がありませんでしたから。(汗)
ちなみにパーティジョイシリーズのファミコン関係のやつは、『ツインビー』『スーパーマリオ』『スーパーマリオ3』『スーパーマリオワールド』『ゼルダの伝説』『謎の村雨城』、果ては『マイティボンジャック』『戦場の狼』など出たみたいです。(参照元)
とりあえず、テレビゲームとしてのグラディウスは数あれど、ボードゲームのグラディウスはちょっと珍しいかもしれません(しかもSTGだし)。しかし、非テレビゲーム系も数えるなら、ゲームブック版グラディウスも加えるべきなのか??(一応ゲームだし…)
と、持ち帰ってからいろいろ調べましたが、今回『グラディウス』以外に貰ったのは、『コンビニエンスストアゲーム』と『宅配便ゲーム』の合計3つのみ。写真以外のボードゲームもありましたが、部品不足や保存状態が悪い、既に処分されてたりしていたりと、結局は子供の頃のオモチャ類などは全て処分しました。
個人的には勿体無いなぁ…と思いつつも、分別して売却処分する時間もないし、本人は物の所持に拘らない性格なので、綺麗サッパリ片付いてすっきりしたようです。(^^;
不燃物処理場に持っていった際、処理場の奥深くにエポック社の『デジコムベーダー』も箱ごと投げられていったのを見た時は、え!?と思いましたが、既に遅し…
あとは、無理を言ってお願いして、ゲームブックなども譲り受けましたが、これはまた後日。
結局、友達が手持ちに残したのは、アルバム写真と10年前の一眼レフデジカメ。仕事でカメラを使うため買ったそうですが、今ならともかく10年前の一眼レフデジカメは、当然ながら高価な品で3~40万はしてたとか言ってました。何しろメディアがコンパクトフラッシュの300MBぐらいだったとかかんとか…
実質作業は10日間程かかりましたが、ゴミとして処分する分別や運搬など、本当に人手だけが頼りでした。(汗) ちなみに処分費用は、役所への手続きを行ったので、処理場へ直接持ち込みで何万もかかってません。
友達とは逆にいろいろと物を買って持ち続ける自分ですが、やっぱり日頃から無駄な物は買わない、捨てるときは捨てる、を常に心がけて実践しないとダメだと言う事を、今回の手伝いで勉強させていだだきました。