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自転車の話

2021年01月19日 | Weblog
 さて、バイクに続いて、今度は自転車の処分を考えている。
去年の夏過ぎに1年半乗っていた250ccのフルカウルのバイクを処分して、その資金でCórdobaギターを購入した。 もちろん、その資金は半分程度は残っていたので、それを今回は松井国義の手工ギター購入資金にしたのである。
バイクからギターへやりたい事をシフトして、5か月目になる。
コロナ禍の中と言うことも家で過ごすことを余儀なくされ、ジムも4年間通ったけど、去年のGW以降は家トレをしている。 
今回は4年前に購入したクロスバイクを処分しようと考えている。実際に、年間を通じてもほどんど乗る事も無くなったのである。
以前はバイクがあったので、自転車に乗る機会はほとんどないのは無理もない。
いや、それ以前は一旦バイクから自転車に乗り換えようと思って購入したのだけど、やはり自転車の行動範囲には限界があり、さらには年齢的な問題もあるので、遠距離まで行くことも無く、家の近隣を走る程度となった。
購入当初はかなり遠方まで走っていた意欲的な時期もあったけど、今はそんな元気もないし、体力的にも無理が有る。
さらに、やりたい事がギターを弾くことが主となった今では、家の自分の部屋に保管している事自体が邪魔な状態になっている状態だ。
もっと言えば、今回新しく2本目のギターを購入したので、その置き場所を考慮すると、この自転車が鬱陶しい気もしてきたのである。
で、自転車をが売却する専門店などへ問い合わせて、その売却査定額を聞くと、流石にちょっと売る気になれない程の金額提示である。
バイクもそうだけど、当然年式等が古ければ、査定額は落ちるのは当然の話だろう。 どんなに綺麗な状態であっても、年式での算定となるのは理解できる。 逆に買う側からすると、現在の新品の同じ自転車との比較となるのは当たり前で、買い取る側も売却出来る確実な金額でなければ、資産としての価値が無いのは当然だろう。
なので、ほぼ4分の1程度の価格となる。 でも、まだ金額が付くだけでも良しとするか、それとも、売却する側からするとどうしても購入時の金額との差額を考えてしまうので、なかなか手放すことには勇気が居る。
それでも、この先本当に乗らないなら、今は手放す時だろうと理解できてはいるけど、やはりなんだかあまりにもその金額の低さに納得できない自分が居るのである。 しかし、保管場所の問題もあるし、この先本当に乗る事も無いなら、自転車として意味もない。
もちろん、部屋の飾りとして置くことを考えるなら良いだろうけど、実用としては乗らない限りは単なる邪魔な物以外にはない。
店などでディスプレーとして設置するような意味ならそれなりに価値があるだろうけど、個人が部屋で保管するには自転車は大きすぎる。

でも、どうしようかな~~。 電話では凡その金額を聞いて、そのまま一旦は終わったのである。 しかし、よくよく考えると、このままこの部屋に置くこともなんだか意味がないどころか、ただの邪魔者になっている状態だ。
自転車を処分して、新しいギターを置く場所が余裕で確保する事が出来る方が本当なら最善の事なんだろうと思うけど。

で、一旦は売却を諦めてみた。 当然だけど、購入価格に比較するとあまりにも安値でしかない。 まっ、これも当然だけど、5年目になる自転車だ。
屋内での保管と言いながら、そこはやはり年式が物を言うのだろう。
ほとんど新品との違いも無いと言っても過言ではない状態でも、売却となるとバイクでも同じだけど、それは相当な値に成り下がるのである。
で、結局は、再度問い合わせをして、今度の日曜日に売却することに決めた。
これは、私としては大上段から飛び降りぐらいの決意でもある。
そう、もう、自転車も乗らないし、去年はバイクもあっさりと手放したのである。 これは、今後私はギターに専念する決意でもあり、ギター以外に時間を費やすことを躊躇うことでもある。
実際に、家トレだって、最近は以前の半分程度になってしまった。
ギターを専念することは、それほどの時間を必要とするのである。
実際に、練習を続けていても、一日中弾き続けても、思って居る程度の上達を実感することは出来ない。
それでも、確かに微々たる進捗だけど、確実に弾けるようになっている事も、確かな手ごたえとして感じることも出来ている。
そう、ギターと言う楽器を自分が思ってる程度に弾けるようになるには、それ相応の時間も努力も忍耐も必要とするのだろう。
でも、逆に言えば、そうした時間に没頭できる自分が居る事を喜ぶべきではないだろうか。
このコロナ禍の中で、家で1人過ごす時間を、真剣に没頭できる物が有る事は、それ自体が幸せな事なんだろう。
もっと若い時にこの事に気付くことが出来ているなら、今頃はもっと、もっと、ギターが私の人生を変えていたかもしれない。


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