クラシックギター弦交換完了。 昨日はAntonioSanchezのギターの弦、今日はCordoba45limitedのギターの弦交換を完了した。 2本の所有ギターの弦の交換は同じ時期に交換している。 今年の1月初めに交換したので、たっぷりと3ヶ月間使用した事になる。 ギターの使用頻度からすると、もう少し早く交換する方が良いだろう。 しかし、弦もそれほど安くはない。 私は楽器店まで行って弦を購入することはほとんどない。 ネットで購入しているが、1セット1600円から2000円程度はするのである。 なので、2本のギターの弦を同時に交換すると、安くても1回の弦交換費用は3500円以上のなる。 弦のメーカーや種類などにもよるが、大凡はこの程度は掛かる。 最低でも年に4回の交換になるので、年間1万円以上は必要になる。 今は毎日3時間以上は弾いて居る(1本に対しては2時間程度だろうか)ので、実際には2ヶ月程度で交換することが望ましいのだろう。 それでも、特に音色が明らかに劣化している様な気もしないので、それほど気になる様な事も無い。 それでも、さすがに3ヶ月程度が限界だろうと思うので、3ヶ月毎に交換はしている。
これで次の交換は7月、10月、そして、1月か・・・。
今回は2本ともノーマルテンションを張った。 だだ、Cordoba45limitedのギターにはやはり少し物足りない気もする。 それでも、多少は指の力も要らない気もするし、特に音が弱いとも言えないが、指頭奏法の私の場合にはやはり、1~3弦の音が弱く感じる。
次回はノーマルでもアリアンスを張ろうと思う。 AntonioSanchezのギターは前回はアリアンスを張ったので、今回はもう少し全体的なバランスを考えて、クリエイションを張ったのであるが、これもやはり1弦の音色は少し明瞭(クリアーな感じ)が無くなった気もするが、1弦だけが少し全体のバランスを考えると金属的な響きだったので、こちらはこの弦の方が良い気もする。
そもそも、Cordoba45limitedのギターとAntonioSanchezのギターとは音色や音量などがしっかりと分かる程度に特徴が違っているので、どうしても音量やサスティーンなどはAntonioSanchezのギターの方が勝っていると思える。
この点に関しては、松と杉の違いもあるので、指頭弾きにはどうしても音量があるギターの方が合っているのだろう。 松は音色自体が杉に比較すると明瞭で堅い感じなので、その特性を生かすにはどうしても爪弾きの方が合っている気がする。
まっ、今はAntonioSanchezのギターを弾く時間の方が多いので、今はこのギターがメインギターとなった。 サブと言う事も無いけど、音量などを考えると、夜にはCordoba45limitedのギターを使用していて、この2本のギターは毎日弾いている。
弦の交換後の1週間程度はチューニングがすぐに狂うので、頻繁にチューニングする必要があることがちょっと面倒でもあるが、その1週間程度過ぎた頃の音色が一番良いと感じる。 交換直後は確かに煌びやかな響きだけど、奥行きと言うか、落ち着きと言うか、バランスや音の安定感は良く、これから1~2週間後から弦の特徴が現れるだろう。
クラシックの弦はどうしても劣化が早く、アコギの弦に比較するとチューニングも狂う時間が早く、弦の寿命が短い事が少し残念な気もする。 これはどうしても、スチール弦との違いがあるので致し方無いが、その柔らかい音色はクラシックギターの特徴だし、ナイロン弦の特性であり、この音色が魅力的な音を出すことが出来るので、私は好きなのであるが。