むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

太い細い、濃淡、大小、切るつなぐ

2013-04-21 | 書道
 
いつものとおり、土曜日のお教師室です。
 
東鶴さんが撮られた画像(facebook)から失礼しました。
 

 

同人、準同人の方がたがお稽古を受けています。

先生との会話(表現)も専門的?です。

「それぞれの行はシッカリと書けていますね。こちらは全体のバランスが良い。」

「濃淡?気合いを入れて書く字と、人と話しながら書くような部分があっても良いですね」

 

 

同人の方や準同人の方々は、墨液でなく墨を摺っています。

また一枚ごとに筆や紙も選んでいるようです。

先生も「普段使っている紙質が変わってね。まるでヤスリの上に筆を置いているようですよ。」と言っていました。

東鶴さんも「こちらは暴れる筆を使いました。こちらは紙質を変えましたと・・・」

私のレベルではついて行けません。

 

今日のタイトルは何だか意味が分からないと思います。

 

 

こんなデザイン?マーク?しるし?何だと思いますか?

*自分のブログにも同様の内容を紹介しています。

 

私の番になりました。

先輩方の素晴らしい作品のあとです。

私は作品提出でなく、お月謝の提出のみ(だけ)でした。

先生は一番お喜びかと思います。

「萬鶴さん、まぁ~席へ」

私から、今日できればお聞きしたかったのが、雅号の書き方です。

どうも雑で上手く書けない。書本体とのバランスがイマイチ・・・なのです。

先生にお手本をお願いしました。

そうしたら ↑ のしるし?を書き始めました。

 

 

そして、私の雅号(萬鶴書)と書いていただきました。

太く、細くで変化を付けています。

それぞれ味わいがあります。

 

 

今度は大小ですね。

 

 

何とおりになるのでしょうか?

天文学的数字に書き方があるのですね。

 

 

先生はささっと、マス目を引き「臨」と言う字を書いていただきました。

「臨」と臨書のことで、簡単に言えば原本を真似て書くことです。

*先輩方には幼稚とは思いますが、書のことをご存じない方もブログを読まれていますのでご勘弁を!

真似て書いた時は、雅号を書いて臨と付けます。

私は原本を真似て書きましたとの意味です。

「萬 鶴 臨」です。

 

これは今年の墨華展にお出しする臨書の作品です。

 

 

それぞれの字を繋げるとか、切るとかもあります。

同じ書体でも感じが随分異なりますね。

 

 

書道って奥深いですね。

これが魅力かもしれません。

今日は雨。

午後から仕事です。 

月曜日は飾り付けに伺います。

 

萬 鶴