私の他の趣味の一つに、競技ダンスがあります。
パートナーは女房です。
今月の20日には試合がありますので、それなりに(それなりに)頑張っています。
今回アップする理由は、いろいろな部分で書道と共通点がありますので参考にご紹介したかったからです。
*ダンスをしているときに、サングラスをかけている訳ではありません。
この画像は他のブログに使用しましたので、個人情報の観点からサングラス(処理)にしています。
書には、篆書・隷書・楷書・行書・草書がありますが、ダンスにはモダン(燕尾服を着る)でワルツ・タンゴ・スローフォックスストロット・クイックステップがあり、ラテン(派手な格好)にはルンバ・サンバ・チャチャチャ・パソドブレ・ジャイブなどのがあります。
これらを合わせてテン(10)ダンスと呼んでいます。
それぞれに歴史があり、踊り方も全く異なります。
↑ の画像はタンゴです。
歯切れが良く、スタッカートがありますので、しいて言えば隷書風ですかね。
この画像はスローフォックストロットと言って4拍子ですが、穏やかな流れるような踊りです。
草書的な雰囲気ですね。
ダンスのフロアーを一枚の紙に例えれば、どこからスタートするかも大事な要素になります。
隅でチョコチョコ踊っていても絵になりません。
デモンストレーションと言って、広いフロアーを1組で踊る場合は、観客のみなさんを意識して、派手に出るのか、静かに出て盛り上げていくのかなど、ステップや曲を選びます。
試合の場合は、フロアーに14~15組くらい出ますので、美しく目立たなければなりません。
書道の検定試験のようですかね。
これらは一晩で出来る訳ではありません。
1にも2にも練習あるのみです。
一般的に、それなりに踊れるには10年以上かかると言われています。
私は15年くらい踊っていますが、まだそれなりになっていません。
体を動かす ⇒ これは運動ですね。
曲に合わせて体を動かす ⇒ ラジオ体操かな?
リズムに合わせてみんなで踊る ⇒ 盆踊りのようです。
曲やリズムに合わせて、さらに感情表現を入れるとダンスになるのでしょう。
基本的に二人で踊っていますが、コンタクト(きっと筆圧かな?)が重要です。
基本的に男性の左手がハンドルで、右手でそっと女性を支えます。
難しいのですが、ボディー(右腹)でリードします。
そうすると、ステップが分からなくても女性をリードできます。
また、書で先生がよく言われるように、無限の宇宙行って戻って来るような大きな弧を書くイメージもダンスにもあります。
その動きや想いが、見ている方に感動を与えるような踊り(書)になるのでしょう。
一枚の紙やフロアーを使ってどのように表現するか・・・。
その中に感情をどうやって入れ込むかも大事です。
今日はダンスと書道の類似点を少しご紹介しました。
でも、わかっちゃいるけど出来ないのが、ダンスと書道ですね。
私は特に感情を表現するのは苦手ですが、勘定を振り分けるのは得意です。
なんとなく幹事の萬鶴でした。