むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

奈良誰々展と格闘

2011-11-30 | 書道

鶴城さんに遥かに遅れをとって、昨日(〆切り過ぎて・・・)奈良誰々展の出展作品を提出してきました。

お稽古日ではありませんが、電話の向こうでは、先生は快く“いつでも どうぞぅ~”とおっしゃっていただきました。

 

 

月曜日にお休みをいただいて、朝から必死に格闘です。(書き上げました)

 

 

今回はおめでたい字で、「長楽除凶利生大吉」です。

「長」と言う字の書き方などが分かりませんでしたので、先生に問い合わせファックスをいただきました。

また、枠のある書は初めてです。

難しいのですが、面白い!

 

 

先生のお手本を脇に置いて・・・。

先生曰く「枠は先に書いても、後から書いても良い」とのことです。

いつもの(ダ)ジャレが出ました。

“これを書くとワクワクするでしょ!”です。(小さな笑)

 

出展用と軸装に出来ますよ。と2枚選んでいただきました。

そして、来年の干支の話になり・・・。

お手本として「龍」を書いていただきました。

 

 

竜・龍・辰の違いは、私のブログで紹介しています。

本来の意味は変わりませんが、辰は時間、干支、方位などに使われるのが主のようです。

 

 

 

そして、龍の「月」は“肉月”とのことです。

月にもいろいろな意味があることが分かりました。

 

 

「月」はムーンですよね。

 

 

 

 

勝と言う字の「月」は舟・・・。

 

 

青の「月」は丹とのことです。

全て「月」はmoonからきていると思っていました。

龍は天高く、お月さまに届くくらい昇る意味だと思いましたが、蛇の胴だったんですね。

これが邪道(蛇胴)な考えだったのでしょう。

最近、腹回りの肉付き(肉月)が気になる萬鶴でした。