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むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

私ごと(他の趣味)  萬鶴

2011-11-07 | 書道

私の他の趣味の一つに、競技ダンスがあります。

パートナーは女房です。

今月の20日には試合がありますので、それなりに(それなりに)頑張っています。

今回アップする理由は、いろいろな部分で書道と共通点がありますので参考にご紹介したかったからです。

 

 

*ダンスをしているときに、サングラスをかけている訳ではありません。

この画像は他のブログに使用しましたので、個人情報の観点からサングラス(処理)にしています。

 書には、篆書・隷書・楷書・行書・草書がありますが、ダンスにはモダン(燕尾服を着る)でワルツ・タンゴ・スローフォックスストロット・クイックステップがあり、ラテン(派手な格好)にはルンバ・サンバ・チャチャチャ・パソドブレ・ジャイブなどのがあります。

これらを合わせてテン(10)ダンスと呼んでいます。

それぞれに歴史があり、踊り方も全く異なります。

↑ の画像はタンゴです。

歯切れが良く、スタッカートがありますので、しいて言えば隷書風ですかね。

 

 

この画像はスローフォックストロットと言って4拍子ですが、穏やかな流れるような踊りです。

草書的な雰囲気ですね。

 

ダンスのフロアーを一枚の紙に例えれば、どこからスタートするかも大事な要素になります。

隅でチョコチョコ踊っていても絵になりません。

デモンストレーションと言って、広いフロアーを1組で踊る場合は、観客のみなさんを意識して、派手に出るのか、静かに出て盛り上げていくのかなど、ステップや曲を選びます。

試合の場合は、フロアーに14~15組くらい出ますので、美しく目立たなければなりません。

書道の検定試験のようですかね。

これらは一晩で出来る訳ではありません。

1にも2にも練習あるのみです。

一般的に、それなりに踊れるには10年以上かかると言われています。

私は15年くらい踊っていますが、まだそれなりになっていません。

 

 

体を動かす ⇒ これは運動ですね。

曲に合わせて体を動かす ⇒ ラジオ体操かな?

リズムに合わせてみんなで踊る ⇒ 盆踊りのようです。

曲やリズムに合わせて、さらに感情表現を入れるとダンスになるのでしょう。

基本的に二人で踊っていますが、コンタクト(きっと筆圧かな?)が重要です。

基本的に男性の左手がハンドルで、右手でそっと女性を支えます。

難しいのですが、ボディー(右腹)でリードします。

そうすると、ステップが分からなくても女性をリードできます。

また、書で先生がよく言われるように、無限の宇宙行って戻って来るような大きな弧を書くイメージもダンスにもあります。

その動きや想いが、見ている方に感動を与えるような踊り(書)になるのでしょう。

一枚の紙やフロアーを使ってどのように表現するか・・・。

その中に感情をどうやって入れ込むかも大事です。

今日はダンスと書道の類似点を少しご紹介しました。

でも、わかっちゃいるけど出来ないのが、ダンスと書道ですね。

 

私は特に感情を表現するのは苦手ですが、勘定を振り分けるのは得意です。

 

なんとなく幹事の萬鶴でした。


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8 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
ダンスと書 (東鶴)
2011-11-07 21:02:02
萬鶴さん

ダンスと書の類似点はまさにおっしゃる通りですね。

「丈夫四海に志さば万里も猶比隣のごとし」の
喩のように、広く高い視点で物事を考えることにより、物事を身近にとらえることもできるののでは?とも思いますし、「明日に道を知れば夕べに死すとも可なり」のたとえを思うと、
道を極めるのは凡人にとっては困難な技なのかもしれませんね。
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何ごとにも共通するかな? (東鶴さん(萬鶴))
2011-11-08 05:55:08
東鶴さん
見えないところまで表現することは、何事にも言えるかもしれません。
日常生活も、仕事も、趣味も、見た目だけでなくその人の人柄や人生観も魅力になるのかな?
大事なのは、相手の想像性を引き出すことでしょう。
東鶴さんがそろそろ喉が渇いてきたのかな?と見えないところを想像しています。
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さんの件 (鶴城)
2011-11-09 17:52:41
すみません。
何故か私の名前に「さん」が付いてしまっています。萬鶴さん、どうしたらいいですか?
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さんの件 (東鶴)
2011-11-09 22:31:52
鶴城さん
とりあえず、最初の投稿をコピーしておいた上で、編集画面からご自分の投稿を削除して、コピーをペーストして、その時に「さん」を削除してみたらいかがでしょうか?
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こういうことがあって覚えます (萬鶴)
2011-11-10 09:03:40
鶴城さん

毎回出るようでしたら、コメント投稿の欄で、名前とURLを記憶する□にチェックが入っているかも。
その時に、名前に「鶴城さん」と書かれているかも知れません。
それ以外は東鶴さんの手法でしょうね。
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Unknown (鶴城)
2011-11-10 17:50:54
萬鶴さん

姿が美しいですね。1にも2にも練習という言葉がちょっと痛いです。苦しい思い出ですが、20年ほど前職場の同僚に誘われて(だいたいいつも「誘われて」なのですが)ダンスを習いに行ったことがあります。下ばかり見てやっているので「お相撲じゃないですから」と女性の先生から注意されたことを覚えています(半年で止めてしまいました)。ダンスは簡単に始められるけど、奥は相当深いということをその時感じました。

それをやり続けている萬鶴さん(ご夫妻)はすごいですね。書は吉野先生と墨友会のおかげで今までのところ挫折しないで来られました。ありがたいです。
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直しましたよ (萬鶴)
2011-11-10 17:54:12
鶴城さん

タイトルは書きませんでしたが、とりあえず「さん」は外しました。
今度、飲みながらゆっくりとやり方をお教えします。
割り勘でいいですよ。
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ありがとうございました。 (鶴城)
2011-11-11 17:20:23
萬鶴さん
お手数をおかけしました。パソコン関係は一歩の踏み込みが怖く、どうも知識がないのでいけません。今度‥お教えいただければありがたいです。

昨日は稽古に伺ったのですが、部屋いっぱいの皆さんが列を作っておられました。でも腕の立つ諸先輩のすばらしい作品を見せていただいたことは大いに刺激になりました。先生のコメントも勉強になりました。
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