むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

三峯神社を参拝(鶴嶺)

2011-11-08 | 書道

本日、毎年恒例の三峯神社の参拝に出掛けて参りました。

この参拝も確か16年目を迎えたと記憶しておりますが、大先輩のお二人と共に

毎年継続している一つの行事となっています。

皆それなりに年輪を刻み、16年前と比べると風貌も変化しましたが・・・

それにも増して変化を感じるのは三峰の気候です。

この様に木々は美しく紅葉しておりますが・・・

年々訪れる度にこの時期の三峯が暖かくなっているように感じます。

以前は防寒ジャンパーを着込んで参拝に向かったはずだったのですが・・・

今年に至ってはワイシャツ1枚でも寒くありませんでした。

流石に夜間は気温が下がるのかドウダンツツジはこの様に色づいています。

もみじもとても綺麗に色づいてはいます。

銀杏も綺麗です。

それにしても暖かい。地球の温暖化ってこういうことなのでしょうか?

良くは分かりませんが、肌で何かを感じます。

さて参道を進んで行くと

この様に道着を着たロシア人の方々が。

確か一昨年もお見受けしたかと記憶しております。

聞いたところによると、極真空手の修行に300名程がここ三峯に滞在しているそうです。

三峯神社の本殿です。

階段脇に巨木(ヒノキ)が聳えています。このご神木には何かエネルギーを感じます。

そしてこのエネルギーを吸収してくるのも、三峯神社参拝の目的でもあります。

そして更にすすむと・・・

昨年は文書だけでご紹介させていただいた本殿壁面の書が見えてきました。

桑原翠邦先生の板戸と同様、板戸に書かれていたものを

彫刻し色づけした物のようです。

宮司さんにお聞きしたのですが・・・なんだか偉いひとが書いて寄進したとか?

・・・いいかげんな説明しかできずすみません。

これらの字を見ていると、今お稽古で書いている太宗さんの

温泉銘の書体に似ているように感じますが如何でしょうか?

昨年はこの板戸の話から、桑原翠邦先生の板戸のお話を吉野大巨先生からお聞きし

そして、その板戸が私の良く知る鮨店にあることを知り、その後色々な展開がありました。

書を始めてまだ2年弱ですが、様々なことを学び知ることができました。

そして色々なことに不思議な繋がりを感じております。

歩みはカタツムリの様ではありますが、一歩一歩書の道を究めて参りたいと思っております。