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むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

実録 超早めの忘年会  (萬鶴)

2011-11-12 | 書道

2011年11月11日(金)

吉野大巨先生をお招きして、「むさしの墨友会」の超早い忘年会を開催いたしました。

むさしの墨友会もメンバーに秋山彩翆さんもご参画いただきましたので11名になりました。

今回の忘年会は佐藤昌翠さんが都合で参加出来ませんでしたが、先生・東鶴さんの奥さまを含めて12名です。

 最初に申し上げておきます。

長い内容ですので、心してご笑覧ください。

 

 

 

場所は鶴嶺さんにお世話になり広東料理の「翠蘭」です。

お料理も特別メニューで8品目になります。

飲み物も各種取り揃えていただきました。

 

 

料理長が腕をふるったものばかりです。

五千両の会費で足りたのでしょうか?

いろいろとお世話になります。

 

 

木曜日のお教室は夜10時近くまで生徒さんがいらっしゃったとか・・・。

きっと、先生は6時からの忘年会に間に合うよう、金曜日の生徒さんを木曜日にお願いしていたのでしょうね。(推測)

 

 

先ずは集合写真です。

遠目ですので、あえてサングラス等の画像処理はしませんでした。

 

 

 

*ここからは初めて参加される方などがいらっしゃいますので、サングラスをかけさせていただきました。

鶴城さんがちょっと遅れて来ることになっていますので、乾杯の練習を豪鶴さんにお願いいたしました。

真面目なご挨拶で、これからも書道に精進するとのことです。

 

 

やがて鶴城さんがお見えになりました。

東鶴さんにご挨拶と乾杯のご発声をお願いいたしました。

そして、吉野大巨先生のご挨拶です。

みなさん、ここまでは真剣に聞き入っています。

 

 

そして、乾杯です。

 

 

松茸とフカヒレのスープ

鶴嶺さん、詳細は加筆していただけますか?

 

 

季節野菜と帆立、大海老、鬼カサゴの炒め山椒風味

 

 

豪華な盛り付けに驚きです。

東鶴さんもパチリしていました。

彩翆さんも見とれています。

 

 

牛頬肉と牛舌のやわらか煮

 

 

活渡り蟹(山口県産)の黒豆ソース煮

 

 

黄ニラの焼きそば

 

 

女性の方には“マンゴープリンスペシャル”イチジクが二切れ

 

 

杏仁豆腐?男性はイチジク一切れ

 

 

並べると、この格差が分かります。

女性に甘い?翠蘭です。

 

そして、吉野先生より年末の素敵なプレゼントがありました。

 

 

字が上手く書ける筆です。(きっと?)

豪鶴さんもGET

 

 

東鶴さんも奥さまも。

(元お教室に通っていました)

 

 

岸○禮子さん “私これが良い~”

 

書くぞう!の鶴城さん

最近は萬鶴よりも一歩リードしています。

 

 

宗鶴さん。

ブラジョフの話に花が咲きました。

 

 

高○京子さん “上手に書ける筆はどれかなぁ~”

先生“お稽古に来なさい。上手にしてあげますよ!”

 

 

萬鶴はこの一本にかけます(書けます!)

 

 

鶴嶺さんは朱の筆。

凄い上達ぶりとか?!

 

 

岑鶴さん

最近、やる気をだして、メキメキと上達しているようです。

 

 

さて、メインイベントが始まります。

恒例(まだ2回目)のジャンケン大会です。

鶴嶺さんと萬鶴が悩んだあげく、トーナメント方式にしました。

勝った上位3人に豪華賞品がGETできます。

参加費は500文。

安いか高いかは、結果次第。

 

 

先ずは一回戦。

東鶴さんVS彩翆さん。

彩翆さん勝利。(一歩前進)

 

 

豪鶴さんVS鶴城さん

画像でわかりますね。

 

 

この画像は勝ち上がった時ですかね。

禮子さんVS豪鶴さん

 

 

先生VS萬鶴

師匠に花を持たせました。(悔しい!)

  

 

壮絶な戦いが繰り広げられました。

前年度優勝者の豪鶴さんは2回戦で敗退です。

予想に反して、岑鶴さん・禮子さん・京子さんが決勝に進出です。

そして、結果がでました!

優勝者はこの方です。

 

 

岑鶴さんでした。

喜怒哀楽をあまり出さない方が大喜びです。

 

 

 

優勝者には、上等な「利尻昆布」

 

 

栄えある第二位は、禮子さんでした。

それなりに上等な「羅臼昆布」

 

 

第三位は京子さん

それなりの「日高昆布」

みなさんお正月に向けて、喜ぶ(昆布)でくださいね。

 

更にジャンケン大会が続くのが、墨友会です。

萬鶴賞です。

萬鶴手作りの「季節の花を入れた木鉢」です。

さらに、特別に先生から筆を2本ご提供いただきました。

これは、一回戦で負けた方が参加できる仕組みです。

更に負けた方が残るのです。

 

 

 

またもや熾烈な戦いが始まりました。

木鉢を持ってのジャンケンです。

 

 

負け続けている三人が決勝戦に出場です。

勝って悔しがる宗鶴さん。

負けて喜ぶ鶴城さんと東鶴さん。

 

 

最後まで負け続けた東鶴さんが優勝です。

まさに、負けるが勝ちとなりました。

大笑いです。

人生って、こんなもんですね。

 

 

鶴城さんと宗鶴さんは、残念ながら?最後に勝ったので筆をGETされました。

苦労した萬鶴は何も無しよ。

 

更に続く・・・

ジャンケン大会。

吉野先生より、「最高級の筆一本贈す」とご発言がありました。

 

 

またまた、全員でジャンケンです。

誰が勝って負けたのかは覚えていません。

このころは、お店のお客さまもいらっしゃいませんでしたので大騒ぎです。

 

 

しぶとく残った豪鶴!

そして、新メンバーの彩翆さん。

みんなの気持ちは彩翆さんを応援しました。

その甲斐あって、彩翆さんが見事勝利しました!

 

 

先生の証明書です。

 

 

細かい字が読めなくなったあなたに、拡大してみました。

2011年11月11日11番席 

めでたい続きです。

 

 

萬鶴からお知らせがあります。

来年5月に、無謀にも「むさしの墨友会書展」を開催したいとの説明です。

まだ、筆を持って3年未満の人がほとんどです。

全会一致でご承認をいただきました。

あとは超遅めの新年会で、詳細を詰めることになりました。

 

 

楽しかった超早めの忘年会もお開きの時間となりました。

長老である?宗鶴さんから〆のご挨拶と一本〆がありました。

みんさんご機嫌です。

 

 

吉野先生と禮子さんは紹興酒の入っていた甕に絵をほどこしたものを戴いての帰宅です。

重かったと思いますよ。

 

ここで「吉祥寺翠蘭」のご紹介

  電話番号:0422-22-0605

住所:武蔵野市吉祥寺本町1-9-10 (ファミリー プラザB1F)

 営業時間:11:30-21:30

休み:水曜日だったかな?

 

 

吉祥寺駅前広場では、イルミネーションが点灯されていました。

今年はいろいろとありましたが、みんさんとの「絆」で何とかここまできました。

あと50日です。

頑張りましょう!

笑った!楽しかった!悔しかった!

 

ここまでご笑覧いただき、ありがとうございました。

長文読解はここまでです。

おつかれまさでした。

 

萬鶴 

 

 

 


三峯神社を参拝(鶴嶺)

2011-11-08 | 書道

本日、毎年恒例の三峯神社の参拝に出掛けて参りました。

この参拝も確か16年目を迎えたと記憶しておりますが、大先輩のお二人と共に

毎年継続している一つの行事となっています。

皆それなりに年輪を刻み、16年前と比べると風貌も変化しましたが・・・

それにも増して変化を感じるのは三峰の気候です。

この様に木々は美しく紅葉しておりますが・・・

年々訪れる度にこの時期の三峯が暖かくなっているように感じます。

以前は防寒ジャンパーを着込んで参拝に向かったはずだったのですが・・・

今年に至ってはワイシャツ1枚でも寒くありませんでした。

流石に夜間は気温が下がるのかドウダンツツジはこの様に色づいています。

もみじもとても綺麗に色づいてはいます。

銀杏も綺麗です。

それにしても暖かい。地球の温暖化ってこういうことなのでしょうか?

良くは分かりませんが、肌で何かを感じます。

さて参道を進んで行くと

この様に道着を着たロシア人の方々が。

確か一昨年もお見受けしたかと記憶しております。

聞いたところによると、極真空手の修行に300名程がここ三峯に滞在しているそうです。

三峯神社の本殿です。

階段脇に巨木(ヒノキ)が聳えています。このご神木には何かエネルギーを感じます。

そしてこのエネルギーを吸収してくるのも、三峯神社参拝の目的でもあります。

そして更にすすむと・・・

昨年は文書だけでご紹介させていただいた本殿壁面の書が見えてきました。

桑原翠邦先生の板戸と同様、板戸に書かれていたものを

彫刻し色づけした物のようです。

宮司さんにお聞きしたのですが・・・なんだか偉いひとが書いて寄進したとか?

・・・いいかげんな説明しかできずすみません。

これらの字を見ていると、今お稽古で書いている太宗さんの

温泉銘の書体に似ているように感じますが如何でしょうか?

昨年はこの板戸の話から、桑原翠邦先生の板戸のお話を吉野大巨先生からお聞きし

そして、その板戸が私の良く知る鮨店にあることを知り、その後色々な展開がありました。

書を始めてまだ2年弱ですが、様々なことを学び知ることができました。

そして色々なことに不思議な繋がりを感じております。

歩みはカタツムリの様ではありますが、一歩一歩書の道を究めて参りたいと思っております。

 

 

 

 


私ごと(他の趣味)  萬鶴

2011-11-07 | 書道

私の他の趣味の一つに、競技ダンスがあります。

パートナーは女房です。

今月の20日には試合がありますので、それなりに(それなりに)頑張っています。

今回アップする理由は、いろいろな部分で書道と共通点がありますので参考にご紹介したかったからです。

 

 

*ダンスをしているときに、サングラスをかけている訳ではありません。

この画像は他のブログに使用しましたので、個人情報の観点からサングラス(処理)にしています。

 書には、篆書・隷書・楷書・行書・草書がありますが、ダンスにはモダン(燕尾服を着る)でワルツ・タンゴ・スローフォックスストロット・クイックステップがあり、ラテン(派手な格好)にはルンバ・サンバ・チャチャチャ・パソドブレ・ジャイブなどのがあります。

これらを合わせてテン(10)ダンスと呼んでいます。

それぞれに歴史があり、踊り方も全く異なります。

↑ の画像はタンゴです。

歯切れが良く、スタッカートがありますので、しいて言えば隷書風ですかね。

 

 

この画像はスローフォックストロットと言って4拍子ですが、穏やかな流れるような踊りです。

草書的な雰囲気ですね。

 

ダンスのフロアーを一枚の紙に例えれば、どこからスタートするかも大事な要素になります。

隅でチョコチョコ踊っていても絵になりません。

デモンストレーションと言って、広いフロアーを1組で踊る場合は、観客のみなさんを意識して、派手に出るのか、静かに出て盛り上げていくのかなど、ステップや曲を選びます。

試合の場合は、フロアーに14~15組くらい出ますので、美しく目立たなければなりません。

書道の検定試験のようですかね。

これらは一晩で出来る訳ではありません。

1にも2にも練習あるのみです。

一般的に、それなりに踊れるには10年以上かかると言われています。

私は15年くらい踊っていますが、まだそれなりになっていません。

 

 

体を動かす ⇒ これは運動ですね。

曲に合わせて体を動かす ⇒ ラジオ体操かな?

リズムに合わせてみんなで踊る ⇒ 盆踊りのようです。

曲やリズムに合わせて、さらに感情表現を入れるとダンスになるのでしょう。

基本的に二人で踊っていますが、コンタクト(きっと筆圧かな?)が重要です。

基本的に男性の左手がハンドルで、右手でそっと女性を支えます。

難しいのですが、ボディー(右腹)でリードします。

そうすると、ステップが分からなくても女性をリードできます。

また、書で先生がよく言われるように、無限の宇宙行って戻って来るような大きな弧を書くイメージもダンスにもあります。

その動きや想いが、見ている方に感動を与えるような踊り(書)になるのでしょう。

一枚の紙やフロアーを使ってどのように表現するか・・・。

その中に感情をどうやって入れ込むかも大事です。

今日はダンスと書道の類似点を少しご紹介しました。

でも、わかっちゃいるけど出来ないのが、ダンスと書道ですね。

 

私は特に感情を表現するのは苦手ですが、勘定を振り分けるのは得意です。

 

なんとなく幹事の萬鶴でした。


軸の掛け替え

2011-11-01 | 書道

私たち「むさしの墨友会」は市内の福祉施設(テンミリオンハウス)3か所に軸や額などを掛けさせていただいています。

先日も東鶴さんと萬鶴で各施設をまわり掛け替えてきました。

不定期ですが、おおむね年に2回です。

会員の作品がそろえばフォーシーズンごとも良いかなとも思います。

 

 

ここは吉祥寺南町の「そ~らの家」です。

11月に入りましたが、秋の気配は少しです。

 

 

中野豪鶴さんの半切軸を掛けさせていただきました。

以前は山崎鶴嶺さんの額が飾られれいました。

午後3時半過ぎでしたので、利用者さんはお帰りになったあとです。

この施設でもお習字教室が開かれていて、80歳台・90歳台の方々の力作が飾ってあります。

 

 

見事でしょ。

高齢者や障がいをお持ちの方々の様子をお聞きするのも大変勉強になります。

 

 

ここは境南町の「花時計」です。

フィンランドでも紹介されたテンミリオンハウスで、小さな子どもさん連れのお母さん方も多く利用しており、明るく元気のある施設です。

もちろんご高齢の方々もいらっしゃいます。

 

 

今回は東鶴さんの軸(半切の半分)です。

子どもさん向けで表千家の茶道教室も行われています。

掛け替え前は、萬鶴の半切の軸です。

 

 

そして、西久保の「川路さんち」です。

こうして、ご高齢の利用者さんが手芸などを楽しんでいました。

また、武蔵野大学看護学部の学生さんお二人が研修生として参加されています。

看護と言うと病院などを想像しますが、これからはこのような場面での活躍も期待されます。

ここには藤井岑鶴さんの軸です。

 

 

同じく、川路さんちですがここには大巨先生の軸を掛けさせていただきました。

こうして、私たちの書(軸や額)が福祉施設に飾らさせていただくのも活動の一つになっています。

書を通じての地域の福祉との関わりをご紹介いたしました。

 

萬鶴

 


ロハスな一日...(東鶴)

2011-10-30 | 書道

今日は第59回武蔵野市民文化祭茶会にご招待いただきました。

武蔵境駅南口徒歩5分ほどの「若竹亭」です。

香筒(左)と盛りもの(右)

床の間も華やいで見えます。

今日は広間席でお煎茶をいただきました。

恒川佳芳先生(左)

二間の床の間なので全紙の軸も小さく見えます。

恒川先生から頼まれた夏休みの宿題がようやく出来上がりました。

 

さて、この後は光が丘公園で開かれているロハスフェスタへ...。

200程のブースが出展しているそうです。

わが二女 WAQWAQのブース

バッグを始め、皮革製品全般をすべて手作りしています。

小物もいろいろあります。

吉祥寺の中道通り商店街の近くにWAQWAQのアトリエがあります。

よろしかったら、あらかじめWAQWAQにご連絡の上、お立ち寄りください。

http://www.waqwaq.jp/mindex.php

 

今日は曇り空でしたが、昨日と今日で約25,000人ほどのお客様が

ロハスフェスタにいらしたそうです。

 

なんとなく東鶴も、ロハスな一日を過ごしたような...気がしました。

 

 

 

 


『第1回 むさしの墨友会書展』開催日が決まりました

2011-10-29 | 書道

東鶴さんを除いて、書道歴1~3年程度の仲間が集まり「むさしの墨友会」を立ち上げたのは、1年半くらいまえですかね。

いまでは仲間も増え、10名になりました。

あと、秋山彩翆さんもご参加(入会)いただけるようです。

そして・・・

ひょんなことから、“墨友会”の書道展をやらないかとの話になりました。

とりあえず幹事的な人が集まり、勝手に日程等の調整に入りました。

 

 

とりあえず平成24年5月18日(金)の夕刻に飾り付け。

19日(土 11時ごろから書展開催。

サンドイッチやクッキー、ソフトドリンクなど軽食も用意します。

夕刻はオープニングパーティも予定しています。

20日(日) 同じく11ごろから書展開催。

軽食も用意いたします。

夕刻には片付けて(撤収して)別の場所で反省会も予定しています。

障がい者が心を込めて作ったクッキーをお土産にお出しする予定です。

 

 

 

会場は安藤鶴城さんが関係する社会福祉法人武蔵野の七福(nanahuku)です。

会員一人が2点の作品を持ち寄る小さな書展です。

昨日(28日)、現場調査に行ってまいりました。

(東鶴さん、鶴城さん、岑鶴さん、萬鶴の4人です)

 

 

詳細な打合せはまだまだ必要です。

日程と場所だけを決めた感じです。

 

もう少し打合せをしようと・・・

2分ほど歩きました。

 

 

立ち寄る所は決まっています。

武蔵弁慶でなく、「むさし弁慶」です。

 都合で岑鶴さんは帰られました。

 

 

美人のお姉さんから女将さんになっていました。

お互いにね・・・!

 

 

いやぁ~懐かしいなぁ~。

この店は30年ぶりくらいです。

昔から焼き物が美味しく、“適当に焼いてください”とお願いしました。

 

 

美味しそうでしょ!(美味しいんです!)

ほとんどが手づくりです。

いいねぇ~(GOOD!GOOD !)

 

 

ところで何の話をしたのか忘れました。

誰か加筆してぇ~。

開催に向けて、何度か打合せ?が必要です。

是非ご参加ください。

 

 

女将さんは出口まで見送ってくれました。

風邪気味なんですが、これで直りそうです。

 

(萬鶴)

 

 


書道家11人 お宝映像(昭和35年頃) 萬鶴

2011-10-26 | 書道

また投稿に空きが出来ましたので、こんな題材にしてみました。

吉野大巨秘蔵 「書道家11人 お宝映像(昭和35年頃)」です。

 

 

先日、鶴嶺さんからご相談があり、大巨先生から古いビデオを預かったとのことです。

もちろん、これをDVD化することです。

ここから分業が始まります。

鶴嶺さんはビデオをDVD化する。

鶴嶺さんの奥さまが、必要枚数をコピーする。

そして、私(萬鶴)が表装する役割です。

この中で、一番手間ひまかかるのが、鶴嶺さんの奥さまでしょう。

いつもいつもご苦労さまです。

 

 

表装はプリンターのソフトを活用して作ります。

音楽を聴きながら、グラスを傍に置いて・・・

表装を考えます・・・

イメージが湧いてきました。

今回は白黒のグラジェーションを選びました。

あとは11人のお名前を張り付けることに。

書体です。

いろいろな書体を探しましたが、隷書風が一番似合っていました。

 

豊道春海 (ブンドウ シュンカイ)
西川 寧  (ニシカワ ヤスシ)
熊谷恒子 (クマガイ ツネコ)
桑原翠邦 (クワハラ スイホウ)
松井如流 (マツイ ジョリュウ)
手島右卿 (テシマ ユウケイ)

上田桑鳩 (ウエダ ソウキュウ)
岡部蒼風 (オカベ ソウフウ)
井上有一 (イノウエ ユウイチ)
森田子龍 (モリタ シリュウ)
比田井南谷(ヒダイ ナンコク)

 

失礼ながら、私には存じ上げない名が多くあります。

後日、先生にご説明いただくのも良いのかも知れません。

 

 

いつもの土曜日のお稽古場です。

秋山彩翆さんと先生。

超早い忘年会もこの時にお誘いいたしました。

先生は筆を持ちながら・・・

坂上二郎さん見たいに、“話が飛びます。飛びます”

先ずはこのDVDです。

昭和35年頃、比田井南谷(ヒダイ ナンコク)が米国で書道を教えることになりました・・・。

そこで11人が映像を紹介することになって・・・。

あと先生加筆をお願いします。

 

 

いまルーマニアのブラショフ市から来ているユリアさんに飛びます。

大久保宗鶴さんがユリアさんのご紹介はするとか・・・。

ユリアさんを「百合亜」と書いているそいうです。

写真を持っていただいているのは彩翆さんです。

この他にもいろいろなお話がありました。

そうだ、この日はお月謝を納めに行っただけでした。

これで宿題が60枚以上になりました。

いつ頑張れば良いのだろう。

話は飛びますが、本日は新潟へ行ってまいります。

(萬鶴)

 

 

 

 


JAZZについて(岑鶴)

2011-10-22 | 書道

 

 

先日、教室に行ったとき、先生の息子さんがジャズをやられるということで、先生もしばし筆を休められJazz談義をしました。

先生もお好きのようでとても詳しいです。

先生の息子さんも横浜まで練習に行って帰ってくるのが深夜になることがあるということでした。

わたしも、ほんの少しテナーサックスを嗜むのでその大変さはわかります。

ということで毎年出か けている横浜ジャズプロムナードに今年も10月9日に出かけてきました。

 

 

 関内ホール前では、横国のジャズ研が練習を兼ねて演奏していました。

若々しく爽やかでした。

横浜は、開港記念会館など旧い建物の中で演奏するのでなおさら演奏がすばらしく聞こえるのです

吉祥寺も歴史を重ね全国版になるとよいですね。

(写真もjazzyにしてあります。?)


得所 (萬鶴)

2011-10-15 | 書道

先日、東鶴さんが長野の山荘で書いた内容で「得所」について触れられていました。

偶然にも、お教室でこの「得所」が話題となりましたのでご紹介いたします。

 

 

ここは東鶴さんの執務室です。

壁(かべ)面には軸装・額装・書の楯?などが飾られれいます。

ちょっとした画廊気分です。

何故、ここにあるのかは存じ上げませんが、出来ましたら東鶴さんに加筆していただければ幸いです。

「これは、私が今の仕事をすることになったとき、吉野大巨先生から、桑原翠邦先生の作品「得所」を

お祝いに頂き、それを廣悦堂さんに頼んで額装したものです。」(...東鶴)

 

 

秋山彩翆さんがお持ちの教本「爨宝子碑」(さんぽうしひ)です。

「爨」(さん)・・・

*こんな字は中々探せませんが、パソコンの何処かに弁当箱みたない表示があります。

ここをクリックすると、“IMEパッド”と言うものがあって、手書きで字を検索できるのです。

便利な世の中ですね。

難しいいろいろな字も、ほとんど出てきますよ。お試しあれ。

 

 

吉野先生から・・・

“隷書から階書に移った時の過渡期”とのご説明でした。

吉野先生、ファックスいただければ加筆いたします。

 

 

さて、もう一額装です。

「水流月不動」

“水流の月は動かず”

91歳 西望塑人 と書かれています。

「北村西望氏は武蔵野市の名誉市民の一人です。ポピュリズムに走る政治家が、

国政、地方政治を通じて多い中、ぶれずに一点を照らし続けることの大切さを教えて

もらっています。」(...東鶴)

 

うむぅ~、唸るばかりです。

段々、奥深い意味合いに、興味を持ちつつある萬鶴です。

面白い!


超早めの忘年会開催 (なんとなく幹事)

2011-10-13 | 書道

早いもので今年もあと77日となりました。

いろいろなことがあった年でしたね。

また、年末までに何があるのか?起きるのか?分かりません。

まぁ~ちょっと落ち着いている間に、超早めの忘年会を開催しようと企画いたしました。

 

 

今回(秋季)検定試験で昇段された方、少し踏みとどまった方、それぞれが悲喜こもごもだと思います。

昇段された方は、祝ってくれる方もいらっしゃらないと思いますので、「自分で自分を祝う会」も合わせて行います。

 

 

少し踏みとどまった方は、残念会としてご理解ください。

 

 

ようは、“むさしの墨友会”メンバーにお集まりいただき、持ちっぱなしの筆をグラスに持ち替えて、歳忘れ(スミマセン年忘れでした)の会を開くものです。

*鶴城さんと萬鶴は、筆をず~っと置きっぱなしです。

 

 

美味しいお料理(広東料理)と楽しい会話をお楽しみください。

 

 

今年も、昨年と同様にジャンケン大会も計画しています。

あの人(豪鶴さん)には負けたくないと、みなさんのお気持ちは推測できます。

今年最後の運勢を占うためにも、豪鶴さんに負けないためにも頑張ってみてください。

 

 

昨年を思い出しました。

腹が痛くなるほど笑いましたね。

(参加者のみ知る)

 

 

誰もが諦めかけていた一瞬ですが・・・。

豪鶴さんがチョキ!他の全員がパァー!

この模様が です。

ふぅ~、ほぼ全員からため息が流れ、爆笑の渦に巻き込まれました・・・とさ。

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。

大事な事項です。

 

タイトル : 「超早めの忘年会」

サブタイトル : 自分で自分をお祝い(昇段)・反省する会

日時 : 平成23年11月11日(金)先勝 18時~

場所 : 広東料理 「翠蘭」

参加費 : 五千両+二百文(ジャンケン用景品代として)

 

 ご参加いただける方は、コメント欄に意思表示をお願いします。

やり方がわからない方は、誰かにお願いしてください。

 

以上、告知を終わります。

 

 

 

 


穏やかな秋の信州...(東鶴)

2011-10-09 | 書道

今日、10月9日も信州は穏やかに晴れ。

さわやかな秋の一日となりました。

どうだんつつじも紅葉が始まっています。

ななかまどの実も真っ赤...。

 

高峰方面の山々も少し色づき始めました。

 

秋の夜長は、書に専念!

というわけで

こちらは美人董氏墓誌銘(597年)

 

さらに爨宝子碑(405年)も書いてみました。

最初の「得所」は、桑原翠邦先生の作品を

額装して、私の仕事部屋に飾らしていただいています。

「爨宝子碑」の原帖を見ると、また一味違うように見えます。

 

そんなわけで、左から、謝鯤墓誌(323年)、劉懐民墓誌銘(464年)

美人董氏墓誌銘(597年)、爨宝子碑(405年)と4つ並べてみました。

1400年から1700年前の人々の呼吸が

わずかに感じられた(ように思えた?)

二日間でした。

 

 

 

 


土曜日のお教室アラカルト (萬鶴)

2011-10-09 | 書道

昨日と同様に土曜日のお教室をご紹介します。

しかし、東鶴さんが食べている佐久平の「草笛」の蕎麦とかき揚げが美味そうでしたね。

これに蕎麦焼酎があれは、言うこと無し!です。

 

 

お教室に入るやいなや、先生が珍しくパソコンを操っています。

筆を持つ手捌きとは、明らかに異なります。

パソコンでは、私の方が師範格かもしれません。

何をしているのかな?と思っていましたら、ユーチューブでジャズ音楽を流しています。

???

息子さんが関係している内容のようです。

 

 

 「アラカルト その1」

秋山彩翆さんもジャズを聴きながらの習い事でした。

 

 

すると先生は、手を止めて今度はジャズのお話です。

息子さんがご出演するコンサートのご紹介がありました。

TAMA TOKYU ジャズコンサート2011

11月6日(日)

14:00開演

17:00終演予定

無料です。

場所は亜細亜大学3号館講堂です。

お時間のある方は是非、お出でいただければ・・・と先生がおっしゃっていました。

 

大巨先生より 16時41分 追加のFAXが入りました。

息子さんのバンドについてです。

MF Tribute Band はトランペット奏者 故メイナ―ド・ファガソンを熱く私淑している者の集まりで。2005年7月に横浜で結成。(息子の和孝カズタカは只今育休中です)

それまで企画、プロデュース、4thトランペットそして司会を担当していました。

今度は顔を出すと思います。是非ファガソン、MFバンド、エリック宮城さんを、案内宣伝して下さい。

ホームページ、You Tubeでも見て下さい。

大巨先生よりのFAXでした。

 

 

 

続いて、「アラカルト その2」

今日の先生は決まっていると思いませんか?

お洒落ですよ。

 

 

えんじ色のベスト(昔はチョッキ、その昔はちゃんちゃんこ?)に赤縞の縦線が入ったシャツをおめしになっています。

また、筆を持つ手が止まりました。

 

 

先生の還暦展で、どなただったかなぁ~?プレゼントしていただいたものだと・・・。

*先生、詳細をご連絡ください。

 

早速先生よりFAXが入りました。(16時31分)

3月の還暦個展の折に雙暢書道会の皆さんから還暦記念の赤いチャンチャンコのかわりにプレゼントして下さったものです。

ありがとうございました。

祝賀会で披露するはずが、自粛で中止に・・・

その後、暑くなってしまったもので、今それを着て感謝しています。

大巨生

 

あの大震災の影響で、これが着れなかったとか・・・。

本日、ご披露させていただきました。

 

「アラカルト その3」

いつもの時間に、中田仙鶴さんがご登場しました。

開口一番。

萬鶴さん、ブログをいつも見させていただいていますよ。

そこで、疑問に思っていることなんですが・・・。

むさしの墨友会のタイトルに下に書かれている、説明で・・・

「現代書道の父、比田井天来先生の門下である吉野大巨先生を師として、武蔵野の地で書を愛好する仲間の会です。」 

と書かれていますが、 吉野先生は門下では無いんじゃないかなぁ~と疑問に思っているんです。

*小さな紙にメモを持っていました。

 

門下であれば、我々も門下ですよね。

 

三度、先生は筆を休めて・・・

先生は、メモされました。

「現代書道の父 比田井天来先生を私叔(シシュク)し、桑原翆邦先生の門人の吉野大巨・・・」

ありがとうございます。

こうして、みなさまが隅々までご愛読していただているのが良くわかりました。

中田仙鶴先生。これからもいろいろとご指導とご感想をいただければ幸いです。

 

さて、この説明文は全角で60字以内になっております。

よって、私叔(シシュク)・・・を門流にさせていただき、書きなおしました。

私叔・門流・門人・・・

また、一つ勉強になりました。

もっとありましたが、とりあえづ土曜日のアラカルトでした。

(萬鶴)


やっぱり信州の秋は...(東鶴)

2011-10-08 | 書道

むさしの墨友会の皆さま、検定試験合格おめでとうございます。

また、再挑戦される方も気持ちを新たに頑張りましょう!

私も今年は自由研究の一年を楽しんでいます。

さて、この三連休は長野で過ごしています。

おなじみ八島湿原の秋。

湿原は一面が草紅葉しています。

 

一方、こちらは霧ケ峰からみた車山方面。

一面の薄野原に大きく青空が...

空気は冷たく澄んでいます。

霧ケ峰の西の方では、グライダーの姿も。

 

さて、おなかがすいて、信州と言えば、そば...ですよね。

今日は、昨年の天来祭りの時、むさしの墨友会で行った「佐久の草笛」です。

左が「そば米(まい)豆腐」右がご存じ「かきあげ」

かきあげは何と、190円!!びっくりー。

〆はやっぱり「もりそば」。

午前11時の開店を狙っていったので、ゆで方や締まり方も上々。

 

帰り道、岩村田の寒竹酒造に寄って、やっぱり信州の秋に欠かせない一品を。

 

あ、でも飲んで食べてばかりではありません。

いつも「集王聖教序」を練習するのですが、今回は墓誌銘から

左が「謝鯤(しゃこん)墓誌」、右が「劉懐民墓誌銘」

いずれも四世紀から五世紀のもの。

一気に千五百年以上も時空を超えられるのは、書の醍醐味かも...。

 

 

 


墨華秋期検定試験結果 速報! (萬鶴)

2011-10-08 | 書道

墨華秋期検定試験【一般部】の結果が発表されました。

土曜日 久しぶりにお教室に行きました。

道路が空いていましたので、かなり早くにドアを開けました。

一番は秋山彩翆さんで、私が二番目です。

BGMにパソコンからJAZZが流れています。

そして、中田仙鶴さんがお出でになりました。

息子さんが関係するジャズバンドの曲です。

ジャズを聴きながら書を習うなんて、乙なもんですね。

 

ご挨拶するやいなや、いつもの茶封筒(会報など)が手渡されました。

開けてみると・・・。

↓(こんなものが)入っていました。

 

エッ!いただけるのですか?

先生“一つ上がりましたね。おめでとうございます”

良きライバル?でもある鶴城もランクアップです。

壁にA4のメモが張り付けてあります。

 

墨華秋期検定試験【一般部】 大巨支部

*我がむさしの墨友会のメンバーだけをリストアップしました。

安藤鶴城 初段 ⇒ 二段

 

大久保宗鶴 準師(原段位留置)

 

岸○禮子 3級 ⇒ 初段

 

佐藤昌翠 三段 ⇒ 四段

 

中野豪鶴 3級 ⇒ 初段

 

藤井岑鶴 3級 ⇒ 初段

 

三輪萬鶴 三段 ⇒ 四段

 

山崎鶴嶺 二段 ⇒ 三段

 

*50音順 敬称略

 

みなさまおめでとうございます。

 

 

先生のコメントです。

 

みなさん良く頑張りました。

 

ひとつひとつ上がって行くことを楽しんでください。

 

しかし、師範になるには大きな山を越え、時には壁があります。

 

今回、宗鶴さんは原段位留置でしたがこれも師範の道です。

 

沢山書いていただければ結果が出ます。

 

以上、検定結果を速報いたしました。

大巨支部では20名が検定試験を受けていますが、そのうち8名が墨友会のメンバーです。

次回、お教室に行く時は、1,050円の登録料をお忘れなく。

 

(萬鶴)

 

 

 


知・情・意 + 遊・随 (萬鶴)

2011-10-06 | 書道

投稿に間が空きましたので、題材を探してアップします。

そう言えば、宿題を持ってのお教室にはだいぶ行っていませんね。

先月も検定試験の作品も〆切り前日に滑り込みでお出ししたくらいです。

 

 

さて、教室にお伺いすると、先生といろいろな話になります。

特に、墨友会のメンバーの個性も含めていろいろな話題になります。

 

ある時、先生は「知・情・意」と題してのお話がありました。

 

 

先生のお仲間で四墨睦会?と言う4人がメンバーの会があったそうです。

それぞれ個性があり、Aとして(天才・感情)、Bは(文人趣味・墨?)、CとDとして(努力・ヤンチャ・カッテ)で、会も楽しかったとのことです。

ちなみに、大巨先生は「意」の努力家だったとか・・・

努力家・・・

負けず嫌い・・・

やがて、一人欠け、二人欠けると、会の意味が無くなったとも言っていました。

やはり、いろいろな人(個性)がいて面白いんだ。と昔話をお聞きしました。

 

ところで「むさしの墨友会」のメンバーも個性があります。

先日、松本へ行ったメンバーで言うと、東鶴さんは“知”かなぁ~。

岑鶴さんは…“情”かも?

鶴嶺さんは“意”でしょうね。

岸○禮子さんは、私は“知と情”だと思っています。

そう言えば、列車での会話の中で、気が付いたら朝4時まで書に没頭していたそうです。

新聞やさんの配る音で、朝だと気が付いたとのことです。

そうすると“意”なのかなぁ~。

高○京子さんは、+“遊”でしょう。

私は宿題は三枚までと先生に言っているの!

あの四角いハンコウみたいなものはなんと言うんだっけ?・・・

やはり、“遊”でしょうね。

 

さて、問題は鶴城さんと萬鶴です。

私は+「随」としました。

随とは、他人の後にそのままついていく。成り行きにまかせる。の意味があります。

やはり、二人は“随”がぴったりでした。

だから面白い「むさしの墨友会」なんでしょうね。

 

 

こんなものを作ってみました。

一合升を利用した筆置きです。

 

 

こちらは2本置き用です。

よろしければ通販しますよ。

会員は特別にお安くします。

タダでいいですよ。

 

萬鶴はやはり“遊”もありました。