飲兵衛の酔写アルバムPartⅡ

毎週1回月曜日に更新します

台湾旅行(その7・林百貨)

2018-05-31 00:00:01 | 2018年5月 台湾

孔子廟の次は林百貨に向かいました。

1932年(昭和7年)山口県出身の実業家である林方一氏が、台南市末広町二丁目
(現在の台南市中西区忠義路二段付近)にハヤシ百貨店を創立。
当時台南で最もモダンなビルで、台北市栄町の菊元百貨店と並び、
南北二大百貨ビルとして注目を集めました。

終戦後は一時、国民党政府の台湾製塩総工場や塩務警察総隊の事務所として使用
されましたが1980年代以降は空きビルとなっていました。
しかし今から8年前の2010年に大規模な修復が行われ、3年後の2013年に現在の林百貨
に生まれ変わりました。

林百貨では台湾各地のご当地グルメや台南地元のファッション、ギフトなど、
MIT(メイド・イン・タイワン)の文創商品(クリエイティブグッズ)を中心に
取り扱っていて、
店内は多くの観光客で賑わっていました。
















館内は日本からの観光客が一杯。





























夜景です。


















台湾旅行(その6・台南孔子廟)

2018-05-28 00:00:01 | 2018年5月 台湾

府中街を散策した後は台南孔子廟を見学しました。
台南孔子廟は、鄭氏王朝の1665年に陳永華によって創建された
台湾で最も古い孔子廟です。

門には台湾の最高学府であることを示す「全臺首学」の大額が
掲げられていました。











































1階は四角形、2階は円形、3階は八角形という不思議な構造になった建物です。
2階には楴潼帝、3階には魁星帝君という神様がまつられ、
「文昌閣」もしくは「魁星樓」と呼ばれています。
昔は科拳の合格を祈願する場所だったそうです。








昔、学生さんたちがお腹がすいた時に、そこから取って食べられるように
との配慮から、
孔子廟には沢山の果物の木が植えられていました。
今は台湾リスの天国となっていました。








台湾旅行(その5・府中街)

2018-05-24 00:00:01 | 2018年5月 台湾

国立台湾文学館を見学した後は南門路を南に進んで孔子廟へ向かいました。















孔子廟の左手に府中街という通りがありましたので、先にそちらを覗いてみました。















府中街に入ってすぐ左にあるこちらの店で西瓜ジュース飲みました。
後で調べたところこの店はマンゴーアイスが評判だそうで、注文しそこないました。
残念!







府中街中ほどを右に曲がった所にある全台開基永華宮という道教寺院です。








祈願のお札でしょうか?
凄い数ですね。









台湾旅行(その4・台南)

2018-05-21 00:00:01 | 2018年5月 台湾

台南にやって来ました。急に暑くなりました。
こちらが台鉄台南駅前です。
この駅前ロータリーの感じが浜松駅そっくりでびっくりしました。
台南駅は白塗りのクラッシックな2階建て駅舎で観光客の撮影スポットの一つ
だったのですが改築中で撮影できませんでした。
残念!







ホテルにチェックインして荷物を預けた後は、
中正路にある擔仔麵(たんつーめん)の元祖・度小月原始店本舖(本店)で擔仔麵
(たんつーめん)を注文しました。
こちらは小吃(シャオツー)と呼ばれる台湾の軽食の代表でこれだけでは量は少ない
ので、他にもう1~2品注文するのがベターです。















昼食の後は直ぐ近くの民生緑園のロータリーにやってきました。
ひときわ目を引いたのが国立台湾文学館です。
日本統治時代にレンガとコンクリートを主に、日本人建築家森山松之助
さんによってデザインされた建物で、
以前はは台南州庁(現在の台南市政府)として使用されていた重厚感溢れる
建物です。





























広々とした館内はまるで別天地、静かで穏やかに時間が流れていました。















台湾旅行(その3・台湾高速鉄道)

2018-05-17 00:00:01 | 2018年5月 台湾

台湾旅行二日目は、今回の楽しみの一つ、台湾高速鉄道(新幹線)に乗り台南へ向いました。
まずはMRT台北駅から高鉄(新幹線)台北駅へ向かいます。









高鉄(新幹線)を利用するには外人専用の高鉄(新幹線)3日日間フリーパスを購入すると
3日間高鉄(新幹線)が乗り放題でとても便利です。
料金も台北~左営(高鉄高雄)往復料金より割安です。

このフリーパスは高鉄の窓口では販売していませんので、前日にJTB台湾支店で購入しました。
購入にはパスポートの提示が必要なのと、購入の翌日から当使用可能(購入日は使用不可)な点
注意が必要です。

高鉄窓口でこのフリーパスとパスポートを見せて指定席を決めます。
又改札口では必ず駅員のいる所でこのフリーパスとパスポートを提示して入出することになります。








プラットホームで高鉄(新幹線)を待ちます。








いよいよ日本の700系と同じボディーの高鉄(新幹線)がやって来ました。








高鉄(新幹線)の室内も日本の新幹線と同じ、とても落ち着きました。








車内販売も日本と全く同じです。








台北駅から1時間46分で高鉄(新幹線)台南駅に到着しました。
高鉄(新幹線)台南駅は台南の郊外にありますので、
ここで沙崙(さろん)線に乗り換えて台鉄台南駅にむかいました。
ちなみに高鉄台南駅=台鉄沙崙(さろん)駅となり、
高鉄と台鉄では駅の呼び方が違います。












台湾旅行(その2・十分)

2018-05-14 00:00:01 | 2018年5月 台湾

瑞芳(ルーファン)で平渓線に乗り換え十分(シーフェン)に向かいました。
途中、猴硐(ホウトン)と云う有名な猫村がありましたが今回は省略しました。

こちらが鉄道ファンや観光客に大人気の十分。
線路すれすれに土産物屋や食堂が並ぶ十分の街中を平渓線の電車が進みます。















電車が十分の街中を過ぎ去っていきます。








上り下り共に1時間に一本の電車が過ぎ去った後は、線路内で記念撮影やランタンを飛ばして楽しみます。
杓子定規な日本の鉄道会社の職員が見たら卒倒しそうな風景ですが、
飲兵衛こうしたおおらかな慣習が大好きです。





























十分駅の横には西安橋という吊橋が掛かり渓流の対岸とをつないでいました。
渡ってみましたが対岸には特別観るものはありませんでした。












十分駅から歩いて20~30分ぐらいの所に台湾のナイアガラと呼ばれる十分瀑布がありましたが、
今回は取り止めました。







台湾旅行(その1)

2018-05-10 00:00:01 | 2018年5月 台湾

皆さんはゴールデンウイークは如何お過ごしでしたか?
飲兵衛は5月2日~5日と3泊4日で台湾を旅行しました。

昨年の8月に続き2回目の台湾旅行です。
台湾の人は親切で、食べ物も安くて美味しい、その上日本語も
けっこう通じる、
何度でも行きたくなる国ですね。

さて台湾に到着したら早速1万円を台湾ドルに交換し、
昨年使用したイージーカードに200台湾ドルをチャージしました。
イージカードはMRT(地下鉄)や台湾鉄道、バスなどほとんど交通機関
で利用できとても便利、
また料金も2割程安くなりますので台湾旅行には必須です。








自販機では最初にLANGUAGEの表示が出ますので日本語を選択、
後は指示に従ってカードの購入なりチャージなりと、
頭の固くなった年寄りの私でもとても簡単に操作できました。








飲兵衛が泊まった台北市・西門町のホテルの近くに阿宗麺線という麺線の有名店が
あったのでそこで軽く食事を取る事にしました。








なんと麺線がカップ容器に入って出てきました。しかも箸ではなくプラスチックのスプーン。
更に座る所が無く立ち食いではありませんか。
コレにはもうがっかり!

こんな事ならMRT龍山寺駅近くの陳記專業大腸カキ麺線にすればよかったと大後悔でした。








さて台湾初日、昨年は九分を訪れましたので、今回は十分(シーフェン)を訪れる事
にしました。
まずは台北から花蓮(ファーレン)行きの自強172号(特急)で瑞芳(ルーファン)へ
向かいました。
自強号の車内は全席指定なのですが台湾では「自願無座席」といって指定券無しでも空
いている席なら自由に座れます。
もし指定券を買われた方が来たなら席を立てば良いだけで、杓子定規な日本と違って
実におおらかな慣習に感心しました。

ただしこのような乗車方法が出来るのは、自強号(特急)と莒光(きょこう)号(急行)、
それにかなり本数が少ない復興号(準急)だけです。

太魯閣(たろこ)号と普悠瑪(ぷゆま)号は自願無座席という乗車方法は利用できません。
座席指定乗車券を購入しないで乗車するとペナルティーとして50%を加算した料金を取ら
れますので注意が必要です。








十分(シーフェン)に行くには瑞芳(ルーファン)で平渓線に乗り換えます。
ちなみにこの駅を降りて左に曲がり、暫く進んだ所に九分行きのバス停があります。















瑞芳(ルーファン)まで乗ってきた自強号(特急)です。








こちらが平渓線です。
かっては石炭を運ぶための専用路線として施設されました。
しかし炭鉱業の衰退で一時は廃線の危機もありましたが、
現在は自然豊かな、魅惑のローカル線として多くの鉄道ファンや観光客に人気の路線となっています。