飲兵衛の酔写アルバムPartⅡ

毎週1回月曜日に更新します

浜松エアーパーク(その2)

2021-01-21 00:00:01 | 浜松エアーパーク

前回に引き続き浜松エアーパークより、
今回は展示資料館横の展示格納庫に展示された航空機を御紹介いたします。

 

 

資料館に展示されていたF-1支援戦闘機がこちらの格納庫にも
展示されていました。

ところで「支援戦闘機」とは聞き慣れない言葉ですね。
かって自衛隊は「戦闘機=敵機との交戦=戦争」のイメージを避け
たいがため、

敵機との交戦を目的とせず、あくまでも艦船や陸上部隊の支援のため
の戦闘機という、苦し紛れにこじつけた名称の様です。

自衛隊が国民から認知された現在、後続機のF-2は支援の文字が外れ、
はばかることなく「F-2戦闘機」と名づけられました。

 

 

 

 

コクピット(操縦席)は想像以上に狭いです。

 

 

こちらの機体は、ブルーインパルで実際に使われた、T-2超音速高等練習機です。
飲兵衛飛行機オタクではありませんが、こうしてブルーインパルの機体を直近で
見られて感動しました。

 

 

 

 

座席は縦に2列。
練習時には前席に訓練生、後席に教官が乗るとの事でした。

 

 

最後にこれぞ自衛隊!
災害時に大活躍、国民から最も信頼されている救助ヘリをご紹介します。

まず最初にH-19救難ヘリコプターです。
かっては救難ヘリの花型とも呼ばれていましたが、S-62、V107と順次世代交代
しました。

 

 

H-19に代わり登場したのがS-62救難ヘリです。
機体の大型化により運搬力が飛躍的に向上しました。

 

 

最後に登場するのがV-107救難ヘリです。
ガスタービン使用により大幅な馬力の向上が計られました。

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浜松エアーパーク(その1)

2021-01-18 00:00:01 | 浜松エアーパーク

今回と次回の2回に分けて、航空自衛隊浜松基地内に設置された
浜松エアーパークをご紹介いたします。

反戦・平和を信条とする飲兵衛、長年に渡り自衛隊の存在には馴染めず、
違和感を抱いてまいりましたが、
東北大震災などでの自衛隊の目覚しい救助活動を目にし、衣食住(トイレまで)
を全て自前で
賄える完全な自己完結型集団のその能力の高さに感服しました。

又近年、中国が西沙諸島や南沙諸島などを一方的に占有・支配するにあたり、
抑止力の必要性を認識。
自衛隊に対する考え方を改めるに至りました。

とまあ~前置きはここまでにして、
こちらが浜松エアーパークです。

 

 

展示資料館に入るとすぐにF-2ジェット戦闘機が展示されていました。
F-2はF-16を大幅に改造した機種で、2000年より部隊配備され、
現在日本の主力戦闘機として活動しています。

 

 

 

 

F-16自体が小型で敏捷、それを改造したF-2は日本の国防にピッタリの
世界最高レベルの防衛能力を
有しているのですが、
残念ながらステルス性(レーダーに感知されない能力)がありません。
ステルス性を有した次期戦闘機F-22が待たれます。

 

続いてこちらはF-1支援戦闘機です。
戦後最初の国産ジェット戦闘機で、配備期間は1977年~2006年。
ブルーインパルスで有名な国産超音速高等練習機T-2を母体に改造された
ジェット戦闘機
です。

 

 

 

 

 

 

 

 

展示資料館2階。
戦闘機に搭載されるミサイル群です。

 

 

同じく戦闘機に搭載されている20mm機関砲です。

20mm機関砲の威力は凄まじく、かって海上保安庁の警備艇が
国籍不明の船舶より銃撃を受け、防衛のために止むを得ず応戦
したところ、
僅か数発で相手の船を撃沈させるほどの威力を発揮しました。

 

次回は資料館の隣の展示格納庫をご紹介いたします。