飲兵衛の酔写アルバムPartⅡ

毎週1回月曜日に更新します

蝶(その2)

2021-06-14 00:00:01 | 

前回に引き続き浜松近在の蝶々をアップいたします。

まず最初は「ナミアゲハ」です。
キアゲハと良く似ていますが、
キアゲハは翅の付け根が灰色のベタになっているのに対し、
ナミアゲハは、ご覧の様に、翅の付け根まで黒い線が伸びています。

 

 

 

 

 

 

通常、蝶は鳥に捕食されないよう、上下左右にヒラヒラと身を躱しながら
不規則に飛び回るのですが、
この黒い蝶は天敵の鳥達を恐れる様子も無く、ゆったりと飛んでいました。

画面には毒の元となる馬の鈴草らしきものは見当たりませんが、
おそらく体内に毒を持つ「ジャコウアゲハ」のオスかと思われます。

ジャコウアゲハに擬態したクロアゲハやオナガアゲハ、
あるいはアゲハモドキなど良く似た蝶や蛾もいますが、腹部に赤い
模様があるのはジャコウアゲハだけのようです。

 

 

 

 

 

 

最近は何処でも見かけるようになりましたね。
こちらは「ツマグロヒョウモン」のメスです。

メスは翅の先から1/3程度が黒と白の模様になっています。

 

 

 

 

 

 

オスは翅の縁だけが黒くなっていますので簡単に見分けられます。

 

 

最後に「ナガサキアゲハ」をアップいたします。

元々は近畿以西に生息していた南方種なのですが、温暖化に伴い中部、
関東、そして東北と分布を広げて来ました。
そのためナガサキアゲハは「温暖化の指標」種と言われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


蝶(その1)

2021-06-10 00:00:01 | 

花撮りなどしていますと時々蝶々を見かけてパチリする事が
あります。

そこで既出ではありますが、今回と次回の2回に分けて今まで
パチリした蝶々を再アップしようと思います。

ところで飲兵衛、浜松近在のトンボのことなら多少は分るのですが
蝶は詳しくありません。
オス・メスの違いもよくは分らず、又蝶の名前など間違えてご紹介
している
かも知れません。
もし御気付きの点ございましたら、宜しく御教示お願いいたします。

まず最初は「ベニシジミ」です。
近寄っても逃げないので、周囲をぐるっと回りながらパチリしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

「イチモンジセセリ」です。

 

 

「モンシロチョウ」
前翅の前部(翅の先では無く前方頭部側)の黒い模様の巾が狭いので
オスだと思うのですが?

 

 

 

 

 

 

こちらは巾が広いのでメスかな?

 

 

 

 


日本最大のアゲハチョウ「モンキアゲハ」です。
モンキ(紋黄)と呼ばれていますが、飲兵衛には紋の色は
黄色というより白に見えますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

さすがは日本最大のアゲハチョウ。
飛んでいる姿は実にダイナミックで迫力がありました。

 

 

 

 

 


モンシロチョウ&クマバチ&モンキアゲハ

2020-07-20 00:00:01 | 

7月11日(日)も雨が降っていませんでしたので、今回は
浜名湖ガーデンパークへ出かけました。

浜名湖ガーデンパークは、静岡県の運営で、入園料・駐車料金
共に無料です。
万年金欠病という重い病に罹っている飲兵衛にはとてもありがたい
所です。
一方、昨日訪れた浜松フラーワーパークは浜松市営で、
7~9月の間入園料は無料なのですが駐車料が200円かかります。
本当にセコイ浜松市ですね。

浜名湖ガーデンパークでは黄色のお花畑を飛んでいるモンシロチョウ
のメスを見つけて早速パチリしました。

 

 

いや~モンシロチョウって可愛いですね。

 

 

続いてヒマワリ畑より、
ヒマワリに集まるクマバチです。
クマバチは怖い顔?してますが、人は刺さないとても優しい蜂です。

 

 

 

 

 

 

 

 

黒い翅に鮮やかな白い紋、日本最大のアゲハ蝶でとても優雅な
「モンキアゲハ」です。
(残念ながら飲兵衛にはオス・メスの違いが分りません)

ちなみに飲兵衛の目には「紋黄」というより「紋白」にみえました。

 

 

 

 

 

 

 

 

飛び去る姿もとても優雅でした。

 

 

 

 


ツマグロヒョウモンその他&キンラン

2019-06-27 00:00:01 | 

最近公園などで良く見かける様になりました、
ツマグロヒョウモンです。

元々は南方系の蝶でしたが園芸植物に紛れて広まったのと、
地球温暖化もこの蝶の隆盛に影響しているようです。

まずはメスから。

 

 

 

 

こちらはオスです。
メスに見られる翅の左右の黒い帯状部分がありません。

 

 

 

 


続いてこれまた何処でも見られるモンシロチョウです。
この位置からは分かりにくいのですが、前翅前部の黒い部分が狭いのでオスと思われます。

 

 

 

 

モンシロチョウをトリミングアップ。

 

 

 

 

 

黒い蝶がゆったりと飛んでいました。
毒を持つジャコウアゲハ?あるいはそれに擬態したクロアゲハ?又はオナガアゲハ?だと思うのですが
よく分かりません。

 

 

 

 

 

 

 

最後に蝶では無く、野生の草花をアップいたします。
近頃ではめった見られなくなった「キンラン」です。

元々、日本ではありふれた和ランの一種でしたが、
1990年代ころから急激に数を減らし、1997年に絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト)
に指定されました。

(自生地保護のため残念ながら撮影場所はご勘弁の程)