飲兵衛の酔写アルバムPartⅡ

毎週1回月曜日に更新します

新緑(渓流一宮川にて)

2021-04-29 00:00:01 | その他

浜松市の東隣、周知郡森町・小国神社の境内には渓流一宮川
が流れ、その川岸の楓がこの時期見事な新緑を向かえます。

秋の紅葉も素晴らしいのですが、飲兵衛はこの新緑が大好き
です。

カメラを携え、この渓流・一宮川を川下から上流へと散策して
みました。

まずは神社入り口近くでパチリ。
赤橋が目を引きます。

 

 

 

 

上流へ向かいながらパチリ。

 

 

 

 

横位置でもパチリ。

 

 

全く人の気配がありません。
聞こえるのは鳥の声とせせらぎの音だけです。

 

 

上流に上るにつれ緑が深まってきました。

 

 

今回のお気に入りの一枚。

 

 

目の前に鮮やかな緑が広がり、
まさに新緑の世界です。

 

 

 

 

 

新緑を楽しんだ後には初鰹で一杯といきたいのですが、
この日(4月24日)は初鰹はまだ出回っていませんでした。
一番美味しいと言われる御前崎産が捕れるのはもう少し待た
なければ
いけないようです。

 

 


熊野(ゆや)の長藤

2021-04-26 00:00:01 | 四季の草花

4月18日(日曜日)、天竜川のほとり磐田市池田の行興寺へ
長藤を見に出かけました。
行興寺境内では長藤の薄紫の花房が風に揺れ、甘い香りに溢れて
いました。

この長藤は熊野(ゆや)の長藤と呼ばれ、平安時代末期に
平宗盛の寵愛を受けた熊野(ゆや)御前の手により、この地に
植えられたと伝えられています。

池田荘の荘司を父に持つ熊野御前は、その美しさを遠江国(とおとうみ
のくに)国司として磐田に着任した平宗盛に
見初められ、
彼に仕えました。
宗盛帰京の折は共に都に上がりましたが、
故郷に残した病身の母を思い帰郷。
その後は母に孝養を尽くし、母の死後この地に草庵を結び、
十一面観音像を信仰して余生を送りました

行興寺本堂には熊野午前が祭られていました。

 

 

 

 

風に揺れています。

 

 

当日はかなりの風で、長藤の花房が飲兵衛の顔を打ち、
甘い香りに酔いしれました。

 

 

 

 

 

 

上の画像をトリミングでアップ。
やはり長藤には和服の女性が似合いますね~。

「男は愛嬌」を地で行く飲兵衛、声掛けして即席のモデルさんに
なってもらおうと思ったのですが、
生憎な事に藤の香りにむせて咳き込んでしまいました。
この時期咳き込む人間程嫌われる人はいません。
周りの人達がさっと避け出し、
残念ながら諦めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


浜名湖ガーデンパーク(その2)

2021-04-22 00:00:01 | 四季の草花

前回に引き続き浜名湖ガーデンパークより、
花の美術館では八重桜やチューリップが満開を迎えて
いました。

 

 

八重桜をアップで。

 

 

薔薇のアーチ。
今年は開花が早まりそうです。

 

 

日陰のチューリップはとても柔らかな感じに撮れるの
ですが・・・

 

 

 

 

直射日光下では鮮やかな赤色や黄色のチューリップは
色飽和を起こしてしまい、ヘボ飲兵衛上手く撮ること
ができ
ませんでした。
(涙・・・)

 

 

春の陽に白いチューリップがきらめいていました。

 

 

 

 

ベンチがお洒落ですね~。

 

 

綺麗な青紫の花です。
「ペルシャバイオレット」だと思うのですが?

 

 

最後に、
昨年台風で駄目になったと思った我が家のハナミズキが今年も
綺麗な花を咲かせました。
飲兵衛ハナミズキから、たとえ小遣い五百円の逆境にあろうと
めげずに頑張って生きていこうと、励まされた思いです。

全国の亭主諸君!
小遣い千円を目指して頑張りましょう。

 

 

 

 


浜名湖ガーデンパーク(その1)

2021-04-19 00:00:01 | 四季の草花

先日、石原さとみ主演のテレビドラマ「恋はDeepに」
を見ていたら
何と!飲兵衛と同じ昼食代に五百円しかもらえない人が
登場していました。
小遣い五百円は飲兵衛だけでは無かったのですね~。
全国の虐げられた亭主諸君!
一致団結して女房殿の暴虐に立ち向かおうではありませんか!

ちなみに飲兵衛、テレビドラマは、ネットの無料動画「Gyao」
や「TVer」でCMをカットして見ています。

それはさておき、
1週間前の4月10日土曜日、
久しぶりに浜名湖ガーデンパークへ出かけました。

晴天の週末とあって、いつもはガラ空きの浜名湖ガーデン
パークの駐車場(1,800台収容)がほぼ満杯なのには驚き
ました。

ガーデンパークでは目の前に広がったネモフィラ畑が、
訪れた
人達を楽しませていました。

 

 

 

 

 

 

ネモフィラ畑を後にして中国庭園へ向かいました。
左に見えるのが中国庭園です。

 

 

丸い形の入り口がお洒落ですね。

 

 

中国庭園の中は春爛漫!

 

 

 

 

 

 

 

 

池には鯉がおよいでいます。

 

 

中国庭園の横には「黄花が一杯、キバナイペー!」なんて、
駄洒落でごめんなさい。

ちなみに「キバナイペー」はブラジルの国花だそうです。

 

 

 


天宮神社十二段舞楽(その3)

2021-04-15 00:00:01 | 舞楽

天宮(あめのみや)神社では
「田心姫命」(たごころひめのみこと)
「湍津姫命」(たぎつひめのみこと)
「市杵嶋姫命」(いちきしまひめのみこと)
の三柱の女神様が祀られています。

天照大神と素戔男(すさのお)命とが天の安河で誓約のとき誕生され、
宗像大神と称されます。
およそ千五百年前に筑紫国宗像から神霊を迎えて斎(いつ)き祀ったと
伝えられています。

 

 

こちら本殿では小学校低学年のお嬢さん達4名の「乙女の舞い」や、
小学校高学年のお嬢さん2名による「浦安の舞い」が奉納されました。

写真を撮られている方もいましたが、部外者の飲兵衛本殿での撮影は
遠慮しました。

 

 

 

それでは前回に引き続き十二段舞楽より

十番「抜頭」(ばとう)
当日は稚子の「一人舞い」でした。
翌日は「座頭の坊」と称する子供と大人の争うさまを舞うそうです。

 

 

暗くなりシャッター速度が落ちて来たため、こうしてパソコンで見ると
この辺りから被写体ブレが
出始めていました。
ヘボ飲兵衛、撮影時には気付かず、
もうトホホホです。

 

 

十一番「納蘇利」(なっそり)
裲襠装束で恐ろしい緑色の面をつけ桴を持って舞います。
その動きは活発で「走りもの」と呼ばれています。

神社によっては、女性や少年少女が舞う場合もあり、
その場合は、舞楽面を着けずに山吹の挿頭花を挿した前天冠を着け、
歌舞伎舞踊と同様の舞台化粧をする場合があるそうです。

 

 

 

 

 

 


十二番「獅子」
俗に”獅子伏せ”と言います。
悪魔払いとも五穀豊穣の祈りとも伝えられる祝儀舞です。

大きな榊を持って登場。奉納殿を清めます。

 

 

周りはもう真っ暗。
普通の撮影ではブレブレになるので、
ストロボ嫌いの飲兵衛も止むを得ずストロボを使用しました。
ストロボ効果で動きがピタリと止まって画面が鮮明、
もっと早めに使えば良かったと大反省です。

 

 

そして獅子退治。
獅子退治を終えた武人が半紙で鼻をかみ、その紙をばら撒き
ます。
それを拾った人は今年一年無病息災といわれ、大勢の観客が押し
寄せましたが、
残念ながらその場面は撮り損なってしまいました。

 

 

 


天宮神社十二段舞楽(その2)

2021-04-12 00:00:01 | 舞楽

皆さんは時代劇や浪曲などに登場する「森の石松」をご存知でしょうか。

天宮神社で舞楽十二段が奉納された日に、この天宮神社の境内で迷子
になった
7、8歳の森の石松が、森の五郎親分に拾われて、
神社門前の旅館新屋の養子になったと伝えられています。

成長した森の石松は、幕末から明治時代にかけて東海道一の大親分
と呼ばれた、清水次郎長の子分となりました。

それでは前回引き続き天宮神社十二段舞楽より、

七番「安摩」(あま)
紙の仮面に巻纓の冠を被り狩衣に笏を持って舞います。
楽器は太鼓と鉦鼓で、唱歌により拍子をとって舞います。
本来二人舞ですがが天宮神社では一人舞でした。

 

 

 

 

 

 

八番「二の舞」
安摩の答舞で、安摩に引き継い
て舞います。
番舞(つがいまい)で翁媼(爺さん婆さん)が安摩の真似をコミカル
に演じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

九番「陵王」
中国南北朝の時代、華北で北周と覇を競った北斉の蘭陵王の舞いです。
蘭陵王は美しすぎて兵士の士気を下げてしまうため仮面をつけて戦った
と伝えられています。

ちなみにドラマ「蘭陵王」は現在無料動画GYAOで配信中です。
https://gyao.yahoo.co.jp/feature/press/drama/890512/

 

 

 

 

 

 

 

 

 


天宮神社十二段舞楽(その1)

2021-04-08 00:00:01 | 舞楽

4月3日(土)、浜松市の東隣、周智郡森町・天宮(あめのみや)神社で
十二段舞楽(国指定重要無形民族文化財)が行われました。

森町には当・天宮神社の十二段舞楽の他、小国神社の十二段舞楽、山名
神社の八段舞楽と三つの舞楽が国の重要無形民族文化財に指定されています。
人口約1万人の小さな町に三つもの国指定重要無形民族文化財が存在する事
は本当に素晴らしいことです。

ところで天宮神社の十二段舞楽はネットでは午後の3時半始まりと記載され
ていましたが、実際は2時間早く1時半から始まり、
飲兵衛が着いた時にはすでに4番までが終了していました。

それでは

五番「太平楽」(たいへいらく)
乱世を正すというめでたい舞です。
俗に”太刀舞”と呼ばれ、子供4人鳥兜に裲襠装束で勇壮華麗に舞います。

 

 

 

 

 

 


舞の最後に一人残り「太刀の一人舞」を演じます。
この「太刀の一人舞」は京都では既に消滅した古式の舞で、ここ森町の天宮神社と
小国神社に奇しくも継承されていた希少な舞いです。

両神社の十二段舞楽が国の重要無形民族文化財に指定された所以であります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて

六番「新靺鞨」(しんまか)
舞人は子供4人で樺色の布衣を着けて舞います。
渤海の靺鞨国の儀礼をあらわした舞とされます。

 

 

 

 

 


桜(その3・浜松城公園)

2021-04-05 00:00:01 | 梅・桜

3月27日(土)は浜松城公園に着いたのが朝の10時を過ぎて
いたため駐車場は満杯で空き待ちの長蛇の列。
その日は諦め、翌日の3月28日(日)の
朝の9時に再度浜松城
公園を訪れました。

曇り日と重なって駐車場はかなり空いていました。

駐車場から眺めた浜松城です。

 

 

浜松城へ繋がる道には大きな桜の木が満開!

 

 

浜松城を南側からパチリ。

 

 

 

 

桜の間から家康公の銅像をパチリ。

 

 

青空ならブログ映えするのですが、
生憎の曇り空で残念でした。

 

 

 

 

 

 

天主閣入り口の踊り場です。

 

 

天主閣の金網の間から下を眺めてパチリ。
ラブラドール・レトリーバーでしょうか?

 

 

天主閣入り口の踊り場をパチリ。

 

 

天主門。

 

 

こちらの庭園で桜を撮っていると・・・

 

 

新婚さんが記念写真を撮りにやって来ました。
付き添いのご両親から許可を貰ってパチリ。
(念のためにお顔をマスキングしました)

そういえば女房殿も結婚する前は優しかったなぁ。
それが鬼瓦に変身して・・・

もうトホホホです。

次回は4月3日~4日と浜松市の東隣・周知郡森町の天宮(あめのみや)神社
例大蔡で
行われました「舞楽十二段」(国指定民族重要文化財)をご紹介い
します。

 

 


桜(その2・佐鳴湖)

2021-04-01 00:00:01 | 梅・桜

3月27日(土)最初に訪れた蜆塚公園にはお弁当を食べる
様な適当な場所が無いので、
その近くの佐鳴湖を訪れました。

佐鳴湖にはベンチやテーブなどが設置されていて、お弁当を
食べるには
うってつけです。

周りの人は豪華な弁当を食べていましたが、
飲兵衛は380円の鮭弁当でも平気です。

「赤毛のアン」みたいな豊かな想像力の飲兵衛、
この弁当の鮭は「銀聖」と呼ばれる日高の最高級鮭!
この蒲鉾はヤマサの最高級蒲鉾!
ご飯も最高級の魚沼産コシヒカリ!
などと想像して、380円の超豪華弁当を楽しんだので
あります。

それでは、少し散り気味の佐鳴湖の桜をアップいたします。
左から2番目の男の子が投げた石が画面左下に写っているのが
お分かりでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に佐鳴湖の横の「ひょうたん池」でパチリ。
こちらは池の水が濁っていました。