飲兵衛の酔写アルバムPartⅡ

毎週1回月曜日に更新します

そうだ京都に行こう(その4・祇王寺)

2019-12-05 00:00:01 | 2019年11月 京都

常寂光寺から「落柿舎」の横を通り「祇王寺」へと向かいました。
「落柿舎」は松尾芭蕉の弟子・向井去来の別荘として使用されていた場所で、
その名は、嵐のため庵の周囲の柿が一夜にしてすべて落ちたことに
由来しています。





「祇園精舎の鐘の聾、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことはりをあらわす。
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。」

「平家物語」に登場する、平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王と仏御前
が出家のため
入寺した尼寺として知られている祇王寺です。















 

 

 

 

 

侘び寂びとは無縁の飲兵衛ですが、楓と苔に覆われた草庵からはそこはかとなく
寂しさ、もののあわれさが漂ってくる祇王寺でした。


四回に分けてお送り致しました「そうだ京都に行こう」は今回で終了しました。
次回からは11月1日~4日に行われました「大道芸ワールドカップ in 静岡2019」を
お送り致しますので引き続きご覧ください。

 


そうだ京都に行こう(その3・常寂光寺)

2019-12-02 00:00:01 | 2019年11月 京都

天龍寺を後にして竹林の小路から小倉池を抜けて次の目的地「常寂光寺」
を訪れました。

山門をくぐると目の前に真っ赤な紅葉が広がり、まるで紅葉の国に迷い込んだ
様な気分にとらわれました。



仁王門です。

 


仁王門から本堂へ続く末吉坂の斜面は一面苔に覆われていました。



碧の苔の上の紅い落ち葉がとても鮮やかでした。



本堂の横を通り多宝塔へと向かいました。



丘の上から望んだ多宝塔です。



鐘楼。





まるで紅蓮の炎、休憩所付近は赤く萌え上がっていました。




 

女坂を下る途中、先ほどの鐘楼が紅葉に紅く包まれていました。
まずは縦位置でパチリ。



続けて横位置でパチリ。

 

常寂光寺ではちょうど紅葉見頃と重なり、実に見事な紅葉を堪能することができました。
次回は祇王寺へと続きます。


 


そうだ京都に行こう(その2・天龍寺)

2019-11-28 00:00:01 | 2019年11月 京都

宝厳寺に続いて臨済宗天龍寺派大本山「天龍寺」を訪れました。
天龍寺は足利尊氏が夢窓国士を開山として創建された禅宗の寺院です。
京都五山第一位の寺格とされ世界意文化遺産にも登録されています。

こちらが曹源池です。











晩秋(初冬)の陽を受けてまるで燃えている様に赤く輝いていました。



水面に映り込んだもみじ。







丘の上から望んだ天龍寺の伽藍です。



北門を抜けあの有名な「竹林の小路」へと進みました。
石畳とかでは無く、アスファルト舗装なのにはちょっとがっかりしました。





「竹林の小路」から御髪神社横の小倉池を通り次の目的地「常寂光寺」へ向かいました。
こちらが小倉池です。


 

 


そうだ京都に行こう(その1・宝厳院)

2019-11-25 00:00:01 | 2019年11月 京都

紅葉の季節になりました。
そこで飲兵衛、11月23日(土)に始発の新幹線(6時32分浜松発~7時56分
京都着)
に乗り紅葉の京都へ、日帰りで嵯峨野を訪れました。

紅葉見頃には若干早めでしたが、浜松では見られない様な素晴らしい紅葉が随所に見ら
れました。
今回より数回に分けて京都の紅葉をご紹介したいと思います。

浜松駅でパチリ。こだま693号新大阪行きです。



渡月橋から見た嵐山方面。
やっと色づき始めたといったところでしょうか。



桂川に沿って最初の目的地の天龍寺塔頭「宝厳院」へ向かいました。

 


宝厳院の庭園は「獅子吼の庭」と呼ばれる名園です。
「獅子吼」とは仏が説法すると言う意味で、庭園内を散策し、人生の
真理、正道を肌で感じる、無言の説法の庭といわれています。







庭園内を流れる清水には趣がありますね。





碧岩です。


 

 

 

 

 

目にも鮮やか真っ赤な紅葉。



落ち葉にも風情がありますね。



茅葺の塀が京都情緒を引き立てていました。