飲兵衛の酔写アルバムPartⅡ

毎週1回月曜日に更新します

香港・マカオ旅行(その7)

2018-01-29 00:00:01 | 2018年正月 香港・マカオ

聖オーガスティン広場を左に曲がった所にあるドン・ペドロ5世劇場です。
1860年にマカオに暮らすポルトガル系住民が主導して建設された、
アジア初の西洋式の劇場です。
ポルトガル国王ペドロ5世に敬意を表して、この名前がつけられました。
当初は男性専用の社交場でしたが、その後は劇場として使用され、
「マカオ劇場」と呼ばれたこともありました。









こちらが内部です。















ドン・ペドロ5世劇場から聖ローレンス教会と坂道を右に半円を描くような
形で下って行くと聖ヨセフ修道院及び聖堂に入り口があります。

1746年から1758年にかけてイエズス会によって建築された教会です。
イエズス会の修道士が追放された後、ラザロ派の聖職者たちに引き継がれ、
1800年には「レアル・セミナリオ」と呼ばれるようになりました。








石段を上がると聖ヨセフ聖堂が見えて来ました。

























香港・マカオ旅行(その6)

2018-01-25 00:00:01 | 2018年正月 香港・マカオ

セドナ広場に戻った後は、観光客の余りいない東の歴史地区を
訪れてみました。
セナド広場の正面にある民政総署の角を入り、坂を上がり、
一つ目の角を左へ曲がります。
聖オーガスティン広場にでたら、左へ曲がります。
ドン・ペドロ5世劇場の下の坂を下って、まっすぐ進むと
聖ローレンス教会が見えてきました。

1558年から1560年に間に建立された、マカオ三大古堂のひとつです。
昔、この教会から海が見え、帆船時代は風の善し悪しが航海の安全
につながったので、
ポルトガル人はここからよい風が吹くようにと祈っていました。
それで、この教会は「風順堂」と呼ばれるようになったそうです。
















教会内部には聖ローレンスと聖母伝説のステンドグラスがありましたが
残念ながら内部での撮影は禁止でした。








教会の前庭はとても綺麗で所々にキリストや天使の像が飾られていました。





























香港・マカオ旅行(その5)

2018-01-22 00:00:01 | 2018年正月 香港・マカオ

聖ドミニコ教会を見学した後はその横の路地を南へ、
マカオで最も有名な名所・聖ポール天主堂跡(大三巴牌坊)へ
向かいました。









路地の先に聖ポール天主堂跡が見えてきました。








聖ポール教会はイエズス会によって1602年建てられた教会で、
すぐ横にはモンテの砦があります。
1835年の火事で大部分が消失し、現在は教会の前壁と68段の階段
だけが残存となっていました。








68段の階段を上がって真下からパチリ。








階段の上から先ほど通った小路をパチリ。








聖ポール天主堂跡の後は再びセドナ広場に戻りました。

セナド広場の一角に建つ、仁慈堂大楼(Santa Casa da Misericórdia)
です。
現在は公証役場として使われていますが、もともとは1569年に
カルネイロ司教によって設立された仁慈堂の施設です。
初期マカオを代表する医療・慈善活動を目的とする建築物であり、
後には孤児や海で行方不明となった船員の寡婦が身を寄せる場所
となりました。









セドナ広場の道路を隔てた正面に民政総署大楼があります。
1784年に建築された建物は、マカオ初の市議会所有のものであり、
現在もその機能を果たしています。
民政総署は新古典様式で、壁、レイアウト、裏庭に至るまで当時
のまま残されていました。








こちらが建物内部です。









香港・マカオ旅行(その4)

2018-01-18 00:00:01 | 2018年正月 香港・マカオ

セドナ広場を東に向かうと聖ドミニコ教会があります。
16世紀後半のバロック様式の教会でカトリックマカオ教区
の教区教会です。

1587年に完成し、3人のスペイン人ドミニコ会聖職者に
よって監督されました。
修繕と再建により、現在の構造は17世紀前半のものです。
マカオ歴史地区としてユネスコ世界遺産に登録されている
29の場所のうちの1つです。
















正面の祭壇です。








祭壇上部には左右の天使に守られて幼子・イエスキリストを抱くマリアの像が飾られていました。








下部には馬小屋で生誕したイエス・キリストの像です。








十字架にかけられたイエス・キリスト像。








こちらは大天使ガブリエルの像と思うのですが、
飲兵衛キリスト教には詳しくないので、違っていましたらご容赦のほど。







香港・マカオ旅行(その3)

2018-01-15 00:00:01 | 2018年正月 香港・マカオ

香港二日目はMRT上環駅からマカオ行きフェリー乗り場(海天客運碼頭出入境管制站)へ向かい、
高速フェリーで約一時間、マカオへ出かけてみました。
マカオは入国審査を簡略化しているため入国カードは不要、パスポートの提示だけで入国できま
した。
帰りの香港再入国のときは入国カードが必要ですので帰りの船中では必ず書き込んでおきましょう。
未記入を入国審査官に指摘されて、再び長い入国の行列に並ぶ破目になった人たちを何人か見かけ
ました。

こちらが香港・マカオを往復する高速フェリーです。






マカオに到着。
フェリーを降りて入国をすませるとすぐ前にバスターミナルがあり、各ホテル(カジノ)が
無料の送迎バスを運行させています。
ホテルやカジノ利用者でなくても自由に乗車できますので飲兵衛も利用させてもらいました。








ホテルに到着。
せっかくですので豪華絢爛なホテル内部を見学して、世界遺産の見学に出かけました。








マカオの世界遺産巡りの基点、セドナ広場です。















ちょうどお昼になりましたので、CAFE OU MUN(澳門咖啡)というポルトガル料理の店で昼食をとりました。
メニューが英語で記載されていて一安心しました。

ポルトガル料理の代表・魚介類が一杯の海鮮鍋とタラが一杯入ったポルトガルオムレツです。








こちらもポルトガル料理の定番、タラとポテトのグリルです。








香港・マカオ旅行(その2)

2018-01-11 00:00:01 | 2018年正月 香港・マカオ

ビクトリアピークの次は九龍で最も賑わう旺角エリアにある女人街へ
向かいました。
女人街という名の響きから飲兵衛の様な男性の観光客には興味深々の
スポットでしたが、
早い話が女性用の安物グッズの店が所狭しと並んだ露店街でした。

まずはMRT(地下鉄)の旺角駅を出た所です。







旺角駅を出てネイザンロードを渡り東に二本入った路地に南北約1キロ
に渡り露店がビシっと店を連ねていました。








女人街のあとは尖沙咀(チムサーチョイ)からフェリーで香港島へ渡り、
船上から香港の夜景を楽しもうと尖沙咀駅で降りたのですが、
もの凄い人混に加え交通規制で全く身動きができず、どうしてもフェリー乗り場に
向かう事が出来ませんでした。

実はこの日(大晦日)は年越しを祝うために尖沙咀(チムサーチョイ)では
有名歌手達の屋外イベントが行われ、年越しの瞬間には大掛かりな花火大会
が海上で行われたのでした。

尖沙咀(チムサーチョイ)のペニンシュラホテル前です。








フェリーは諦めMRT(地下鉄)でホテルのある香港島の銅鑼灣(コーズウェイベイ)へ帰りました。
銅鑼灣(コーズウェイベイ)駅の時代広場(タイムズスクウェアー)です。








ホテル近くの広東料理の大衆食堂で夕食。
この店は壁一面に料理の写真が貼ってあり、メニューが全く読めない飲兵衛でも何とか注文
する事ができました。
皮がパリパリのローストチキンを肴にビールで乾杯。

店にはチンタオビールとブルーガールの二種類のビールがあったので飲み較べてみようと二種類
注文したのですが、何故かチンタオビールが2本。
言葉が通じないので文句は言わず、諦めました。







翌日はホテル近くの店で朝粥の朝食。
トッピングに牛肉ソボロを注文したつもりが何と牛肉を米粉の様なもので巻いたお餅が出て来ました。
ちなみに翌々日は蒸した青菜を注文したつもりが甘いタレのついた大根餅が出てきてあせりました。
いや~広東語のメニューは難しいです。








朝粥を食べた店の近くの市場です。










香港・マカオ旅行(その1)

2018-01-08 00:00:01 | 2018年正月 香港・マカオ

新年明けましておめでとうございます。
皆様は年末年始はいかがお過ごしでしたか?
飲兵衛は12月31日より1月2日までの3日間を香港で過ごしました。

香港の印象としては、
①日本よりも物価が高い。
②サービスが悪く、おもてなしの精神が完全に欠如。
③言葉が通じない。
 
日本語が通じないのは当たり前としても、英語もほとんど通じないのには
閉口しました。
飲兵衛は観光客用の店は避け、地元香港の人達が集まる食堂を選んだため
メニューが広東語のみで英語の記載が無く、あてずっぽうで注文、
届いた料理に一喜一憂するハメになりました。

香港通の方ならもっと楽しめたかも知れませんが、一般のビジターにはなかなか
難しい所でした。

ビジターには余り優しくない香港でしたが、一つだけ良い事がありました。
MRT(地下鉄)など香港の交通機関共通で使えるオクトパスカードに65歳以上を
対象としたシニアカードが用意されていて、
地下鉄、トラム、バスなど料金が大人の半額、香港島と九龍半島を結ぶスターフェリー
は無料で利用でき、大感激でした。

まずは香港島北部を横断する二階建て路面電車・トラムです。





































12月31日(日)の中環(セントラル)ではフィリピンなど東南アジアから出稼ぎに来た住み込みの
家政婦さんたちが、同郷の人たち同士集まって、おしゃべりや食事、ゲームなどに興じているのが所々
で見られました。









香港初日、最初に向かったビクトリアピークより望んだ香港の高層ビル街です。
手前が香港島の中環(セントラル)、対岸が九龍半島の尖沙咀(チムサーチョイ)
です。
近年は、ご覧の様に年中霞んでいて、見晴らしは余り良くは無い様です。