株の掲示板を見ない人にはどうでもいい話なんですけど、先日パシのホルダーに「信者」がいないのが意外だったなんてことを書いたんですが、ヤフーは違いました。
パシに対する信仰というよりも、ある投稿者に対するものなんですよね。
いや、ちょっとネタみたいな人もいるんですが。
そのある投稿者というのは、12月26日の朝に登場しました。
12月26日というのは、社債分の270億が払い込まれる予定だった日ですね。
売り煽りを叩いてホルダーを安心させるような発言をしていて、そのうちだんだん話すことが大きくなってきたわけですね。
東京プリンスのお茶会であちこちの社長たちとパシの話をしたみたいな、そんな話とか、パシに世界中から資金が集まってくる、それも何十兆も、とか、自分p人脈は日本を動かしているぐらいの人たちだと思っているとかね。
具体的なこととか、調べればわかるようなことは一切言わないんですよね。
普通に見たら、頭の悪いほら吹きさんにしか見えないんですが、パシの一部のホルダーは信じちゃってる。
で、その人の投稿がないと不安になってくる。
安心したければ博打などしなければいいと思うんですけど。
詐欺師には会ったことないけど、人脈を強調するのは詐欺師の常套手段でしょう。
政治家や有名人とのツーショット写真とかをわざわざ見せて信用させるなどという話を、よくききますね。
そうして大言壮語を繰り広げる。
その人が詐欺師とまでは言わないけど、普通に考えたら嵌め込み屋さんか、ただのバカ投稿者のどちらかですよね。
なんでわざわざパシみたいな会社に世界中のお金持ちが投資しせにゃならんのだと。
パシに関しては、今回も、資金元が中国なのは、もう日本ではどこも融資してくれないからですよね。
アーバンがドイツ銀行やBNPパリバにCBを発行していたのは、日本の銀行が貸さなくなったからです。
パシが倒産すると断言はできませんし、27日には決算を出して有価証券報告書も期日までに提出できるかもしれません。
しかし、カリスマホルダーは危険です。
「樹海ツアー みんなで逝けば 怖くない」になるんですよね。
掲示板の場合、売り煽りも買い煽りもあるんですが、売り煽りをする人間は、単独行動なんですよ。
たくさんいても、それぞれ一人でやっている。
しかし、ホルダー同士の場合は仲間意識ができるんですよね。
仲間がいると安心できる。
安心しても株価が上がるわけではないんですけど、人間だから安心したいということでしょうね。
「地球人は実に非論理的ですね」(by スポック)
このあたりはアーバンのときに散々書きましたが、仲間意識ができると損切りがしにくくなるんですよ。
「わたしもがっちりホールドします」
「お互いにがんばりましょう」
何をがんばるのかわかりませんが、そんな世界になって行くわけですね。
下がるのがわかりきっていてもホールド。
下がるのがわかりきっていれば、売ればいいんですけど。
下がったところで買い戻せばいいのであって。(別に買い戻す必要もないけど)
ホルダー同士で仲間になれば、やはり、売るのは裏切り行為だ、みたいな意識が生まれるでしょうから。
嵌め込み屋さんにとっては、こんなおいしい人たちはいないでしょう。
このことが原因でパシが倒産するという話にはならないですが、これってやっぱり末期的な気がしてしまいます。
なぜ12月26日にでてきたんでしょうか。


トラコミュ 株ってどうなの!?
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