教室では、小学生・中学生・高校生それぞれのレベルに応じて、音読練習(文章・長文など)を沢山行っています。スピーチコンテストは、この一環です。
それには、以下のような目的があります。
英語を「使える」ようにするため
英語が「わかる」ということと「使える」ということは、全く別の問題です。「使える」ようにするための多くの練習が必要です。モデルの英語を聞いて、何度も何度も声を出して言ってみる(音読をする)ことが大切です。
「リスニング力」を付けるため
CDなどを聞きながら、正しい発音とリズムを心がけて音読の練習をしていると、リスニング力も向上します。カタカナ発音の平坦(へいたん)なリズムで練習しているよりも効果的です。
「読解力」を付けるため
上記 のように練習をしてると、読解力も身に付きます。
その際、繰り返し音読をして、暗記をしてしまうくらいにすることが大切です。そうすると、日本語訳ではなく、英語が英語としてスラスラと頭に入ってくるようになってきます。
試験にも強くなる
何回か音読をして満足をしてはいけません。とにかく何十回、何百回と徹底的に音読をして下さい。そうすると、英語の単語や様々な言い回しを覚えることが出来るので、書く力にも良い影響を及ぼします。
つまり学校のテスト、入試、そして英検にも非常に良い効果をもたらします。
例えば、大学入試共通テストには、非常に多くのリーディング(100点満点)とリスニング(100点満点)が出題されます。音声を大切にした学習は、非常に有効です。
(水野克哉)