2019年度第2回検定で英検準1級に合格した高2生にインタビューしました。
S.F.さん(高2女子)
Q1:「合格を知った時の感想は?」
A:「自己採点である程度点数の予測がついていましたが、合格が確定したときはほっとしました。」
Q2:「普段はどのように英語学習をしていますか?」
A:「教材のCDを聞いたり、興味のあるものを英語で聞いたりしています。」
Q3:「英検前には何をやりましたか?」
A:「準1級の過去問題集を5回分演習しました。」
Q4:「今回、準1級に合格したことについて、何が一番役に立っていると思いますか?」
A:「私は、試験対策は、過去問の演習だけに絞って行いましたが、形式に慣れておくという面において、過去問をいくつか行うだけでも、合格率が変わってくるな、と感じました。普段から英語の音声を聞いているので、リスニングについてはさほど苦労しませんでした。」
Q5:「これからの目標は何ですか?」
A:「受動的に英語を学んできたので、これからは能動的に発信できるスキルを身につけたいです。」
先生から
S.F.さんは、小学低学年の時から教室に通っています。英検については、小4で3級、中3で2級、そして、高2で準1級です。準1級は、大学中級レベルなので非常に難しく、合格したのは、本当にスゴイことです
インタビューでも答えてくれているように、準1級に合格したのは、普段からCDを沢山聞いていることがとても大きいと思います。その他には、小学生と中学生の時に、徹底的にスピーチコンテストの練習をしたのも、とても役に立っていると思います。
教室では、過去問を5回学習しましたが、それだけで飛躍的に英語力が付く訳ではありません。過去問に取り組むのは、S.F.さんも言っているように、“問題に慣れる”ためです。
繰り返し伝えているように、大切なのは、日頃の学習です。普段から英語学習の基本をしっかりとやって、「聞く」「話す(やりとり)(発表)」「読む」「書く」それぞれの力を伸ばして行きましょう。そうそれば、英検上位級に合格する英語力(つまり入試にも強い力)が付いて行きます
但し、英語力だけ高めても役には立ちません。ライティング試験(作文)や面接試験では、社会性の高い質問について、自分の意見を述べなければなりません。世の中のことについて興味を持って、ご家族の皆さん、友達、そして、先生と色々な話をして、自分の考えを深めておきましょう
そして、英検や入試のためだけではなく、自分の意見を「発信」することが出来るようにして行きましょう
(水野克哉)