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大学入試センター試験『英語』の後継

2017-08-19 00:00:39 | 英語教室

 大学入試センター試験英語の後継は、どのような試験になるのかをまとめてみます。

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 ★以下、旺文社 教育情報センター資料(29年7月11日)抜粋★
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 文科省は29年7月10日、センター試験に代わって32年度実施から導入する「大学入学共通テスト」(共通テスト)の「実施方針」(案)を有識者会議に提示し、英語の試験について、35年度までは「認定試験と共通テストの併存」(B案)とする実施案が了承された。

英語の“4技能”評価

高校学習指導要領における英語教育の抜本改革を踏まえ、大学入学者選抜においても、「読む」「聞く」「話す」「書く」の“4技能”を適切に評価するため、「共通テスト」の枠組みにおいて、民間事業者等により広く実施され、一定の評価が定着している“「資格・検定試験」を活用”する。

具体的には、以下の方法により実施する。

「資格・検定試験」のうち、試験内容・実施体制等が入学者選抜に活用する上で必要な水準及び要件を満たしているものを大学入試センターが認定し(以下、認定を受けた資格・検定試験を「認定試験」)、その試験結果及びCEFR(※)の「段階別成績表示」を要請のあった大学に提供する。
※ CEFR (Common European Framework of Reference for Languages : Learning , teaching , assessment)の略称。外国語の学習・教授・評価のためのヨーロッパ共通参照枠。

国は、活用の参考となるよう、CEFRの段階別成績表示による対照表を提示する。

大学入試センターは、受検者の負担、高校教育への影響等を考慮し、「高校3年の4月~12月の間の2回までの試験結果」を各大学に送付する。

A案/B案の検討結果→B案

「共通テスト」の英語試験については、制度の大幅な変更による受検者・高校・大学への影響を考慮し、認定試験の実施・活用状況等を検証しつつ、平成35年度までは実施し、各大学の判断で「共通テスト」と「認定試験」のいずれか、又は双方を“選択利用”することを可能とする。

各大学は、「認定試験」の活用や「個別試験」により“英語4技能”を総合的に評価するよう努める。

なお、「認定試験」では対応できない受検者への対応のための「共通テスト」の英語試験の実施については、別途検討する。
         (「大学入学共通テスト実施方針(案)」<29年7月>より)
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 (ここから下は水野)
 上記を補足すると以下のようになります。

2019年度まで(2017年度高1以上)
・・・現行の「大学入試センター試験」→翌年より廃止

2020年度~2023年度(2017年度中3~小6)
・・・移行措置として、「共通テスト」と「認定試験(民間試験)」両方またはいずれか一方を各大学の判断で選択活用

2024年度以降(2017年度小5以下)
・・・民間試験に完全移行

皆さん

 大学入試は、当教室が目指している「読む」「聞く」「話す」「書く」の“4技能”を高める方向に進んでいます。そのため、従来以上に英検を受験しようという動きが強くなっています。皆さんも積極的にチャレンジしましょう

 但し、試験のためだけに英語の学習するのは悲しいことです。英語は、世界中の人とコミュニケーションするための手段です。英語学習そのものが目的ではありません。英語を使って自分の考えを「発信」することが出来るように、楽しみながら英語の学習を続けてゆきましょう

(水野克哉)


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