STEP WORLD LL日進駅前教室

ステップワールド英語スクール LL日進駅前教室:講師のブログ

紙辞書と電子辞書:小学生の場合

2022-01-05 00:00:39 | 英語教室

 小学生の保護者様から、「英和・和英辞書を購入する場合、紙辞書と電子辞書のどちらが良いのでしょうか?」というご質問を頂きましたので、教室の全ての保護者様にその回答をお知らせします。

 結論から申し上げますと、「初めて使う辞書は、紙辞書が良い」と思います。出版社は敢えてここではお伝えしませんが、出来るだけ文字が色分けされていて、カラーの絵が沢山載っているものが良いです。多くの出版社は工夫をこらしているので、書店にある辞書で、保護者様とお子様が「これが良い」と思ったものが良いと思います。

 電子辞書は、私としては初心者にはお勧めしません。もちろん、電子辞書のメリットは沢山あります。しかし、デメリットもあります。

 ネットの買い物を想像して頂くと良いと思います。デジタルは、検索するのは早いです。しかし、目的のものしか目に付きません。

 一方、アナログ(例えば、お店での買い物)は、目的にたどり着くまでに少々の時間がかかります。しかし、目的以外のものも目に付くので、思わぬ発見があります。

 高校生の生徒さん達も、いきなり電子辞書を使っている生徒さん達は、上の方に表示されている表面の意味しか見ておらず、他の様々な意味や用法・例文まで見ていない生徒さん達がいます。(そうならないように、高校生の皆さんには、電子辞書の注意点を伝えていますが。)

 つまり、紙辞書を使いこなしている上で、電子辞書やネット検索で英単語を調べるのは問題ありません。デジタル機器は、音声も聞くことが出来るので、紙辞書にはないメリットがあります。両方の利点を上手く利用すると良いと思います。

 なお、P2クラス以上で使用している英単語マスター1800は、辞書としては十分ではないですが、多少ならば辞書として使うことが出来ます。(また、電子辞書は高価なので、高校生になって本当に必要になった時に購入すれば良いと思います。)

 ちなみに、博学で知られている芦田愛菜さんが、TVで「子どもの頃、百科事典をよく見ていた」と言っていました。目的以外のものも目に入ってくるので、興味がわいたとのことです。

 以上、ご質問などがございましたら、教室までお問い合わせ下さい。

 よろしくお願い申し上げます。

(水野克哉)

 

 


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幼&小&中&高クラスの学習内容

2022-01-04 00:00:39 | 英語教室

「楽しい」から「力がつく」

 「楽しく学習する=力がつかない」vs.「厳しく学習する=力がつく」

 これらは相反するものではありません。

 「楽しい」から“やる気”が出て「力がつく」のです

 

 幼児&小1-2年 

 歌やゲームを多く取り入れて、楽しく英語を学習します。

 幼児や低学年から英語を始める最大のメリットは、単語を沢山覚えたということではなく音声面(リスニングや特に発音)です。左脳を使って読んだり書いたりする学習は、中学年(小3)以降に英語学習を開始した皆さんでも、教室でしっかりと学習していれば追い付いて行きますが、音声面で追い付くことは容易ではありません。

 文字については、アルファベットは学習しますが、単語や文の読み書きは、小3以上のクラスほどは学習しません。しかし、低学年クラスで学習する単語や表現は、英検ジュニアや英検5級の基礎になります。

 英検目標について

低学年で英検合格は目指していませんので、ご安心下さい。

合格&不合格のない英検Jr.[英検ジュニア]の受験を勧めています。

まずは、楽しく学習して、英語を好きになってくれることを目指しています。

 

 小3-6年

 小3(小2)~小6が対象のPrimaryクラスでは、幼児や低学年(小1~2)クラスとは異なり、右脳教育から徐々に左脳教育へ移行して行きます。8歳位がその転換期です。つまり、音声面は重視しつつ、低学年よりも文字指導が増えて、中学英語への橋渡しの役割も果たしています。LL教室(STEP WORLD)教室の特徴が色濃く表れているコースです。

 低学年と同様に、「聞く」「話す」という音声面を重視していることには変わりませんが、「読む」「書く」という文字面の練習もバランスをとって行います。文法については、“文法学習”という形では指導していませんが、テキストは文法的な体系に並んでいます。テキストに沿って学習していれば、文法を意識せずに文法の基礎は身に付いて行きます。(文法用語は指導しません。)

 「楽しい」と「力がつく」は両立します。「楽しいから実力が付く」のです。「楽しいから実力が付く」のです。

 英検目標について

小5までに入学の場合→最低5級

小4までに入学の場合→4級3級の可能性もあり)。

小3までに入学の場合→4級3級の可能性は小4入学よりも高い)。

なお、2020年度から小3で英語が教科化されました。LL日進駅前教室では、小学校の英語授業に自信をもって取り組んでいくことが出来るように、これからも新しい英語学習の動きに注視して行きます。そして、今まで通り、お子様が、英語が好きになり、その結果、実力を付けてくれるような質の高い指導を目指します。

 

 中学生&高校生  

 小学生クラス以上に、英語活動の基礎を培う「4技能」を育成し、これからさらに大切になってくる「発信力」を養います。

 もしも、「学校のテストでは“書く”ことや“文法”が大切だ」と言って、それらの勉強ばかり行っていたとしたら、それは大きな間違いです。教室で学習しているように、音声面を大切にした方が、「読む・書く・文法」の力も伸びるはずです。

 まともに読むことが出来ないのに、書く練習ばかりしても効果は薄いです。また、英文が頭に入っていないのに、文法の理屈ばかり覚えても、その理屈は役に立ちません。

 確かに、書く練習や文法の勉強を沢山やっていると、“勉強をやっている!”というある種の満足感を得ることが出来るかもしれません。しかし、「書く練習」や「文法」と共に、とにかくCDを何度も聞いて音読をして、英語を頭に入れてしまうべきです。

 なお、2020年度開始の「大学入学共通テスト」では、リーディングが100点、リスニングが100点です。これは教室が力を入れていることで、教室が行っている学習が非常に役に立つはずです。

 入試にも将来にも役に立つ英語力育成

 英語学習は、音楽やスポーツと似たところがあります。理論を知っているだけ(勉強だけ)では出来るようになりません。多くの練習が必要です。

 そのように学習していけば、高校入試のみならず、4技能化が加速している大学入試にも非常に有効です。そして、“将来にも役に立つ英語力”も身に付きます。

 英検目標について

中1までに→4級、出来れば3級

中2までに→3級、出来れば準2級

中3までに→最低3級、目標は準2級2級の可能性もあり。

高2までに→2級

高3までに→最低2級準1級も視野に入れよう

(水野克哉)

 


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英検の勉強 何をがんばる!?

2021-12-29 02:09:39 | 英語教室

英検の筆記問題を“がんばる!?”

 教室に長く通っている皆さんの多くは、英検のリスニング問題の方が筆記よりも易しく感じるはずです。それは問題ありません。もちろん、筆記もリスニングほどでなくても、出来た方が良いです。

 以下、小学生クラスの生徒さん達とよくあるやりとりです。

私:「筆記はリスニングよりも難しいでしょどうすれば良いのかな

生徒:「がんばって筆記を勉強する

私:「どうやってがんばるの

生徒:「たくさん読む

私:「でも読み方が分からない単語が多いんじゃない?

生徒:「じゃあ、書いて覚える・・・。」

私:読み方の分からない英語を書いても意味があるのかな

 「大切なのは、いつものテキストやCDを使った日頃の勉強だよ。いつものテキストやワークに出て来る英語は、英検に出てきている問題と似たような英語が出てきているよね。英検の練習問題ものっているでしょ。」

 

まず日頃の学習が大切です!

 日頃の学習(いつものテキスト&CDなどを使用した学習)を確実に行っている皆さんは、いきなり英検の過去問題に取り組んでも、合格基準に達する位に出来ています。

 

過去問題も取り組みましょう! 

 もちろん、過去問題も取り組んだ方が良いです。問題のパターンに慣れるという意味では、より確実になります。

 特に、リスニングのCD(音声)を繰り返し聞いて、覚えてしまう位に何度も台本を読む練習をしましょう。リスニングに出ている単語&熟語は、筆記にも沢山出ていますので、リスニングの音読練習をすれば筆記にも強くなります。

 しかし、過去問題ばかりやっていても、英語力が飛躍的に伸びる訳ではありません。日頃のテキストを使った学習を抜きにして、過去問題ばかりやっても、しっかりとした実力は身に付きません。

 

さらに詳しいことは、教室で配布している「教室NEWS」やブログなどに掲載しています。

「英検のために何を勉強するのでしょうか?」

https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/73dab401352674069163361faecff68f

 

(水野克哉)

 

 

 

 


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英検のために何を勉強するのでしょうか?

2021-11-27 02:55:39 | 英語教室

「英検のために何を勉強するのでしょうか?」と度々質問されます。

 

 まず日頃の学習が大切です!

 日頃の学習(いつものテキスト&CDなどを使用した学習)を確実に行っている皆さんは、いきなり英検の過去問題に取り組んでも、合格基準点に達しています。

「CD学習を続けよう!」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/0e2626e10ecabbb092b4a440e0a9a893

 

 これらも取り組みましょう!

 過去問題集

  過去問題集(旺文社版)も取り組んだ方が良いです。リスニング試験のためには、CDを入手したり、音声をネットでダウンロードして、繰り返し聞いて下さい。(学習方法は、教室で指導しています。)

「英検5/4/3/準2&2級を受けよう!」プリント

  LL日進駅前教室オリジナルプリントです。授業でも繰り返し口頭練習をしていますが、自分でもおさらいをして完全に暗記して下さい。(準2&2級は難しいので、☆印を特に学習して下さい。)

 英検協会HPのスタディギア

  英検に申し込んだ皆さんは、無料です。

LL日進駅前教室の英検ライティング個別添削

  ライティング試験は、合否に大きく影響します。良くも悪くもとても大きいです。3級以上を受験する場合は、教室独自で実施している添削指導を受けて下さい。

「英検ライティング試験の対策」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/189e09a85895db760d603e3f8bc7235b

LL日進駅前教室の英検講習

 英検講習を受講することによって、飛躍的に英語力が伸びる訳ではありません。繰り返し伝えているように、大切なのは、日頃の学習(いつものテキスト&ワークやCD学習など)です。しかし、過去問に取り組みますので、英検の型式に慣れるという意味において、効果的です。

LL日進駅前教室の面接試験対策 個別練習

 通常の授業でも、英検面接試験を想定した練習を行います。しかし、それはクラス全員で行うものなので、一対一の本番とは少し異なります。そこで、授業時間外に、希望者には、本番を想定したシミュレーションを一次試験合格者を対象に行います。

「英検面接試験で大切なこと」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/26efabd886a451ee3a8afeefdf00cf41

 

 やることを絞りましょう!

 

 上記以外には、英検単語熟語集、英検教本など、様々な教材が発売されています。特に英検の単語熟語集(“でる順”が良い)はしっかりと学習することが出来れば理想です。それらもこなすことが出来れば、取り組んで下さい。

 しかし、英語以外の科目や普段の英語学習(これが大切)があり、そんなに沢山こなすことが出来るのでしょうか?

  自分の様々な条件を考えて、無理のないようにやることを絞って、繰り返しおさらいをして、確実に学習を進めて下さい。

 

(水野克哉)


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英検面接試験について

2021-10-31 00:00:39 | 英語教室

大切なこと

 

 沢山の英語をインプット

 英語で「発信」することが出来るようになるためには、英語そのものが頭に入っていなければ、話したり、書いたりすることは出来ません。そのためには、沢山の英語をインプット(入力)することが大切です。豊かな入力があって、アウトプット(出力)することが可能になります。

 

 発信するための内容

 面接試験では、以下のような質問がされます。

3級では、身近な日常生活レベルでの話題です。例えば、自分の予定や好きなことについてです。

準2級になると、日常レベルに多少の社会性が加わった話題になります。

2級になると、より知的な要素が入った社会性のある話題になります。例えば、インターネットや環境問題などについてです。

準1級になると、2級よりもさらに踏み込んだ話題になります。

 3級では、日常的なレベルですので、一見簡単なように思われます。しかし、自分の予定や好みでさえ、答えるのにとても時間がかかってしまう場合があります。

 さらに、2級以上になると、日常レベルでの会話ではないので、世の中の様々な事について知っていて、それについての自分の意見がなければ、答える事が出来ません。

 つまり、いくら沢山英語をインプットしても、日本語でさえ発信することが出来ないのであれば、英語で伝えることが出来るはずがありません。

 これは、人から教えてもらうものではないと思います。「決まりきった答えのある問題を解く」ことだけに慣れていると、言葉に詰まってしまいます。こうした質問に対応するためには、本を読んだり、世の中の様々情報に触れて、それについて、家族・友達・先生など様々な人との交わりを通して、自分の考えを高めることが大切だと思います。

 

 知っている英語を使うこと

 上記のように英語を沢山インプットしたら、今度は、日本語では考えずに、英語で考えて表現することが大切です。難しい英語を使おうとしなくても良いです。(当然、試験では、辞書を使うことが出来ません。)

 もしも日本語で考えて、それを英語にしようとすると、皆さんの英語力は皆さんの日本語レベル以下ですので、日本語で考えたことを英語で表現することは出来ません。また、日本語と英語は、構造が全く異なる言語なので、根本的なところで無理があります。

 例えば、「私はかなづちだ」は、英語で何と言うのでしょうか?“I am a hammer.”でしょうか?全く違いますね“I can't swim well.”と言えば良いのです。

 これは、その日本語が表す内容をいかに自分が知っている英語に当てはめるかという想像力の問題でもあると思います。とにかく、今まで覚えた英語、習った基本文(Target)で表現してみて下さい。2級までならば、中学レベルの英語を駆使すれば、最低限のことは、話したり、書いたりすることが出来るはずです。

 

 論理性の問題

 論理的に成り立っていない場合がよくあります。ある問題について、「賛成なのか?反対なのか?」をはっきりすると共に、「その理由」を述べる必要があります。しかし、その理由が論理的にズレているのです。

 例えば、「白と黒では、どちらが良い?」という質問に対して、「白が良い」ということを言っているのに、「黒も良い」ということを書いてしまったり、根本的に話の筋とはズレている内容が入っていることがあります。

 自分が言いたい方向性以外のことは言わないようにすると共に、筋道を立てて話して下さい。

 

 態度も採点されます

 

 3級以上の面接試験の場合、“態度”も採点されます。これは、英語を積極的に使おうとする態度のことです。ただ、難しく考える必要はないと思います。皆さんは、“試験”ということを考えずに、日常生活ならばどんな人と気持ち良く話すことが出来ますか?

 聞きやすい大きさの声で話す人、 笑顔で挨拶や御礼を言ってくれる人、下を向いて(うつむいて)話すのではなく適度に視線を合わせてくれる人・・・・ですか?

 要するに、「この人と話していたら楽しいという態度を心掛けると良いと思います。

 

生徒の皆さん

 日頃の生活で大切なのは、笑顔"Hello""Thank you"

 面接試験でも大切です

(水野克哉)

 

<追伸>


面接試験と1次試験で課されるライティング試験には、共通点があります。「知っている英語を使うこと」「論理性の問題」などです。以下のブログもご参照下さい。

「英検ライティング試験の対策」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/189e09a85895db760d603e3f8bc7235b

 


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宿題についての考え方

2021-10-29 02:16:39 | 英語教室

 幼児と小学生クラスの保護者様に以下のようにお伝えしています。
                                                                              
宿題は確実にこなした方が学習効果が上がります。

 当教室では、CD学習やワークブックなどの宿題を出しています。共に、確実にこなした方が学習効果があります。特に、P1クラス:小3(小2の場合あり)以上の場合は、「楽しい」という部分だけではなく、努力の結果による得た「喜び」を味わうことも必要であると考えています。

 例えば、スピーチコンテストや英検のチャレンジによる達成感を味わうことにより、その後の大きな動機付けになります。(通常の英検はP2クラス=小4以上からのチャレンジとなります。それ以下のクラス、特にP1クラス=小3以上は、英検ジュニアをおすすめしています。)

 

しかし、最低限、喜んで授業を受けてくれれば、実力は付いてきます。

 しかし、必ずしもCD学習や宿題を確実にこなしていない生徒もいるのは事実です。それでは、それらを怠っていれば、全く学習効果がないかというと、必ずしもそうではありません。

 やはり基本は、まずは「楽しく元気に教室に通ってくれること」です。教室に来ることを嫌がらずに、喜んで授業を受けてくれれば、実力は付いてくるはずです。

 

「やっていないこと」ではなく「出来ていること」をプラスで考える。

  学習に限ったことではありませんが、マイナス法(マイナス思考)ではなく、プラス法(プラス思考)で考えた方が物事は好転することが多いです。「やっていないこと」をリストアップするのではなく、「出来ていること」をプラスで考えていった方が、良い効果が出るはずです。

 少なくとも、「楽しく元気に教室に通っているという事実」があれば、学習効果はあります。現に、小学生時代にCD学習や宿題をほとんどやらなかった生徒さんでも、中学生になって「英語だけ」は「得意」(他の科目よりも自信がある)という例はよくあります。つまり、「細く」ても良いので「長く」継続することによって効果があるということです。

 

無理強いをし過ぎない程度に、自主学習&自宅学習が出来るように導く。

 もちろん、確実にCD学習や宿題をこなした方が学習効果があるのは事実です。決してやらなくても良いと考えているのではありません。当教室では、上記のような「プラス思考」の考えに基づいて、無理強いをし過ぎない程度に、自主学習&自宅学習をこなしていくことが出来るようにすることを目指しております。

 あまり強制しすぎると、中学校に入る前に英語嫌いを作ってしまいます。特に、幼児や小1~2年生の場合は決して無理強いをしないようにお願い致します。実際、中学生や高校生の中には、英語だけに限らず、全教科において気力をなくしてしまっている「燃え尽き症候群」のような生徒を見かけます。管理のされ過ぎによる弊害のように思われます。

 保護者の皆様方も、当教室の方針をご理解を頂くと共に、お子様を長い目で温かく見守って頂ければ幸いに存じます。当教室では、お子様がより実力が付くように、楽しく質の高い授業を行うよう、講師一同、努力を続けて参ります。何かご相談等ございましたら、お気軽に教室までご連絡ください。

 今後ともよろしくお願い申し上げます。

(水野克哉)

 

<追伸>
関連事項は以下をクリック

「CD学習を続けよう!」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/0e2626e10ecabbb092b4a440e0a9a893

「CD学習を続けるコツ」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/754ab49d7790161180fd22f5cefd0ba6

 


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なぜ音読が大切なのでしょうか?

2021-10-02 02:05:39 | 英語教室

 音読には、以下のような目的があります。

 英語を「使える」ようにするため

 英語が「わかる」ということと「使える」ということは、全く別の問題です。「使える」ようにするための多くの練習が必要です。モデルの英語を聞いて、何度も何度も声を出して言ってみる(音読をする)ことが大切です。

「リスニング力」を付けるため

 CDなどを聞きながら、正しい発音とリズムを心がけて音読の練習をしていると、リスニング力も向上します。カタカナ発音の平坦(へいたん)なリズムで練習しているよりも効果的です。

「読解力」を付けるため

 上記  のように練習をしてると、読解力も身に付きます。

 その際、繰り返し音読をして、暗記をしてしまうくらいにすることが大切です。そうすると、日本語訳ではなく、英語が英語としてスラスラと頭に入ってくるようになってきます。

 試験にも強くなる

 何回か音読をして満足をしてはいけません。とにかく何十回、何百回と徹底的に音読をして下さい。そうすると、英語の単語や様々な言い回しを覚えることが出来るので、書く力にも良い影響を及ぼします。

 つまり学校のテスト、入試、そして英検にも非常に良い効果をもたらします。

皆さん

 将来、英語をカッコ良く使っている自分を想像して、しっかりとCD学習(音読)を続けて行きましょう

(水野克哉)

 

<追伸>
関連事項は以下をクリック

「CD学習を続けよう!」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/0e2626e10ecabbb092b4a440e0a9a893

「CD学習を続けるコツ」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/754ab49d7790161180fd22f5cefd0ba6

 

 


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2021スピコン教室大会を手伝ってくれた卒業生の感想

2021-09-30 00:00:39 | 英語教室

 2021年9月19日、東郷町民会館ホールで実施された「全国ジュニア英語スピーチコンテスト」LL日進駅前教室大会の進行を手伝ってくれた先輩達の感想です。

 

Marinoさん 社会人 

 『みなさん、スピーチコンテストおつかれさまでした。

 私がはじめてスピーチコンテストをお手伝いしたのは7年前 (2014年) でした。今回、この時Green Classだった生徒さんが中学2年生になって、堂々とスピーチする姿を見ることができたことがとても嬉しかったです。

 私がLLのみなさんと関わるのはスピーチコンテストだけではありますが、みなさんのスピーチしている姿や成長した姿をみて、毎回とても刺激を受けています。ありがとうございます。

 みなさんにとって、今回のスピーチコンテストはどんな経験になりましたか?

 本番で練習通りの力を出せた人もそうでない人もいると思います。結果は確かに大事ではありますが、その過程も同じくらい大事だと私は考えています。本番までにコツコツと積み重ねた練習は必ずみなさんの力になっているからです。

 これは英語に限らず、勉強、スポーツ、音楽などにも当てはまることです。「何か」に向かって日々がんばっている自分に自信を持って、みなさんにはこれからの人生を存分に楽しんでほしいです。』

 

S.S.さん 愛知教育大学 教育学部4年

 『2年ぶりに司会と写真撮影のお手伝いをさせて頂きました。

 お客さんがまばらな会場で行うスピーチコンテストは以前とはまた違った緊張感があり、自分が出場していたら緊張でガチガチになるかもなぁとみなさんのスピーチを聞きながらずっと考えていました。

 今はコロナ禍のためにできなかったことを数えてしまいがちですが、今年のスピーチコンテストはコロナ禍の今だからできる経験だと思います。

 みなさんがいつもと違う状況で何を思ったのか、そのありのままの気持ちを大切に持っていて欲しいなと思います。』

 

kaedeさん 大学1年

 『スピーチコンテスト、お疲れ様でした!

 今回初めてお手伝いをさせて頂いたのですが、自分がまだ教室に通っていた頃にいた年下の子が中学生として堂々とした面持ちで発表していたことに、良い影響を受けたように感じます。

 マイク調節をさせて頂いたのですが不慣れなこともあり多少手間どってしまった部分があったのですが、発表するみんなは時に笑顔で、時に緊張して、時に難しい顔をしてと言ったように表情をよく見れたように思います!

 声もできるだけかけたつもりです(笑)緊張して耳から通り過ぎてしまったでしょうが(笑)

 皆さんが一生懸命覚えて勉強した事は必ずしも直ぐに役立つとは限りません。こんな所で役に立つとは、と過去の自分を認める部分が出てくるかもしれません。水野先生が仰っていたようにスピーチコンテストの為に勉強をするのではなく近い将来自分の為に勉強をしておくということが大切です!!

「ありがとう」と言ってくれた子がいました。私こそありがとうと言わせて欲しかったくらいです。今回のお手伝いを経験して、私はこれからの皆さんが繋がりのある良い未来を英語を通して送ってくださることを願っています!!』

 

S.F.さん 岐阜大学 応用生物科学部 1年

 『皆さん、スピーチお疲れ様でした。

 今年、初めて司会を務めさせていただき、皆さんのスピーチを聞かせていただきました。
 
 人前で話すこと、しかもそれを外国語で行うことは、とてもハードルが高いことです。特に今年は観客がいないことで、どこに視線を向けるか迷ったりして、やりづらかったと思いますが、皆さん立派に発表を終えられていて、とても素敵でした。たった数分の本番のために、たくさん練習をこなしたということだけで、立派なことだと思います。

 スピーチコンテストは、自分のスピーチを他の人に聞いてもらえると同時に、他の人のスピーチを聞くいい機会にもなります。

 他の人の発表を聞いて、発音や表現、身振りなど、なんでもいいので、こういうところがいいな、だとか、かっこいいな、というところを見つけたら、ぜひ積極的に真似をして、自分の英語を上達させるヒントにしてみてくださいね。

 そして、また来年、もしお手伝いをする機会があれば、さらに進化したスピーチを聞かせてもらえるのを楽しみにしています。』

 

 


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2021スピーチコンテスト教室大会が終わりました

2021-09-26 02:01:39 | 英語教室

 2021年9月19日(日)、東郷町民会館ホールで「全国ジュニア英語スピーチコンテスト」LL日進駅前教室大会が開催されました。

 

今年も特別なスピーチコンテスト

  昨年はコロナ禍でホールが休館していたため、教室で実施して、YouTubeでLIVE配信をしました。しかし、今年は幸いなことにホールで実施することが出来ました。

 もちろん、感染対策は必須です。そこで、「開会の挨拶」と「入賞者表彰&閉会の挨拶」は、保護者様も生徒さん達もいない教室で行ったものをYouTubeで配信、そして、皆さんの発表は、“ほぼ無観客”のホールで実施することにしました。つまり、スピーチ発表の時にホールにいるのは、原則として、ステージ上で発表中の生徒さん・順番待ちの生徒さん達(5~6名程度)と保護者様、および教室スタッフだけ(合計約30名程度)です。つまり、ホールの定員が約600人ですので、定員の5~7%程度しか人がいません。

 

コンテストの部

 P1(小3)~中学生の皆さんが参加しました。観客は非常に少ないとはいえ、多くの皆さんが緊張したようです。しかし、すばらしい発表することが出来ました

 入賞した皆さんも、惜しくも入賞することが出来なかった皆さんも、その差はほんの僅かです。賞を取ることが大切なのではありません。いかに努力して、過去の自分よりもどれくらい進歩したかが大切です。そして、自分史上最高のスピーチが出来れば、十分です これからもCD学習などの日頃の学習をコツコツとやり続けて下さいね

 

クラス発表の部

 今年は、 Greenクラス(小1-2年生)の皆さんと共に、P1クラスの有志の皆さん(低学年からの英語学習経験者)が応援してくれました。そして、一斉に歌“Are you sleeping?”をうたった後、1人ずつ“何をやることが好きか”を発表しました。とても上手に発表することが出来ました もっと上達するように、これからも楽しみながら英語の学習を続けて行きましょう

 

卒業生のお手伝い

 今年は、2年ぶりに卒業生(大学生・社会人)の4人のお姉さんたちが、コンテストの進行と司会を手伝ってくれました。依頼した時には、全員快く引き受けてくれました。そして、とても機転が利いた動きをしてくれて、安心して任せることが出来ました。Thank you

 

「感謝」の気持ち

 教室大会では、皆さんに毎年このように伝えていました。

 「自分が教室大会に出場することを当たり前だとは思わないで下さい。そして、与えられた機会に感謝する気持ちを忘れないで下さい

 今年は、LL日進駅前教室大会としては24回目(全国は44回)ですが、コロナ禍2年目の今年は、例年以上にこのことを強く思いました。

 昨年に引き続き異例の大会でしたが、無事に終えることが出来たことに、講師一同、安堵すると共に、皆様方には心より感謝申し上げます。

 

 生徒の皆さん

 これからも、さらに英語力表現力を身に付け、相手に自分が言いたいことを伝える「発信力」を身に付けて行きましょう

(水野克哉)

 

<追伸その1>
スピーチコンテスト教室大会出場者の感想は、教室HP以下の部分クリック
後日掲載予定→ http://llnisshin.com/

<追伸その2>
その他関連事項は以下をクリック

「2021スピーチコンテスト教室大会を終えて」

https://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/e/1040f89c2c2d56d6395f419b606d65ec

「今年も特別なスピーチコンテスト」
https://blog.goo.ne.jp/mizuno-katsuya/e/365bff9da382ed89ccb1b7af30ba5eae

「2021スピコン教室大会を手伝ってくれた卒業生の感想」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/c14b6dba1c8308cc35c1c4589a140e1f

「2021スピーチコンテスト教室大会の出場者決定」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/79c3d1f4b7cbaaceb2073dd737474a57

 


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英検の勉強は何をすれば良いのでしょうか?

2021-08-16 01:09:39 | 英語教室

「英検のために何を勉強するのでしょうか?」と度々質問されます。

 

 まず日頃の学習が大切です!

 日頃の学習(いつものテキスト&CDなどを使用した学習)を確実に行っている皆さんは、いきなり英検の過去問題に取り組んでも、合格基準点に達しています。

「CD学習を続けよう!」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/0e2626e10ecabbb092b4a440e0a9a893

 

 これらも取り組みましょう!

 過去問題集

  過去問題集(旺文社版)も取り組んだ方が良いです。リスニング試験のためには、CDを入手したり、音声をネットでダウンロードして、繰り返し聞いて下さい。(学習方法は、教室で指導しています。)

「英検5/4/3/準2&2級を受けよう!」プリント

  LL日進駅前教室オリジナルプリントです。授業でも繰り返し口頭練習をしていますが、自分でもおさらいをして完全に暗記して下さい。(準2&2級は難しいので、☆印を特に学習して下さい。)

 英検協会HPのスタディギア

  英検に申し込んだ皆さんは、無料です。

LL日進駅前教室の英検ライティング個別添削

  ライティング試験は、合否に大きく影響します。良くも悪くもとても大きいです。3級以上を受験する場合は、教室独自で実施している添削指導を受けて下さい。

「英検ライティング試験の対策」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/189e09a85895db760d603e3f8bc7235b

LL日進駅前教室の英検講習

 英検講習を受講することによって、飛躍的に英語力が伸びる訳ではありません。繰り返し伝えているように、大切なのは、日頃の学習(いつものテキスト&ワークやCD学習など)です。しかし、過去問に取り組みますので、英検の型式に慣れるという意味において、効果的です。

LL日進駅前教室の面接試験対策 個別練習

 通常の授業でも、英検面接試験を想定した練習を行います。しかし、それはクラス全員で行うものなので、一対一の本番とは少し異なります。そこで、授業時間外に、希望者には、本番を想定したシミュレーションを一次試験合格者を対象に行います。

「英検面接試験で大切なこと」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/26efabd886a451ee3a8afeefdf00cf41

 

 やることを絞りましょう!

 上記以外には、英検単語熟語集、英検教本など、様々な教材が発売されています。特に英検の単語熟語集はしっかりと学習することが出来れば理想です。


 しかし、英語以外の科目や普段の英語学習(これが大切)もあるのに、そんなに沢山こなすことが出来るのでしょうか?

  自分の様々な条件を考えて、無理のないようにやることを絞って、繰り返しおさらいをして、確実に学習を進めて下さい。

 

(水野克哉)

 

 


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2021スピーチコンテスト教室大会の出場者決定

2021-07-20 02:46:39 | 英語教室

コロナ禍のスピーチコンテスト

 9月19日(日)東郷町民会館ホールで、「全国ジュニア英語スピーチコンテスト」LL日進駅前教室が実施されます。昨年は、コロナ感染予防のために、ホールではなく、いつもの教室で実施して、YouTubeでLIVE配信となりました。今年は、何とかホールで実施することが出来る見込みです。無事に終えることが出来ることを願っています。

 

クラス大会の様子

 7月12日の週、P1(小3)~中学生の該当クラスで、スピーチコンテストの“クラス大会”を実施しました。そして、9月19日(日)実施、LL日進駅前教室大会の出場者が決まりました。

 大勢の皆さんが緊張しながらも、しっかりと暗記で発表すること出来ました。都合で教室大会に参加することが出来ないのに、しっかりと暗記で発表してくれた皆さんも沢山いましたその姿勢は立派です

 

本番で緊張するのは普通です

 本番は、1人で練習しているのとは違います。教室大会では、クラス大会よりも遥かに多くの人が目の前にいます(@_@)。出場者、ご家族の皆さん、運営スタッフを合計すると、150~200人位です。

 「本番では、緊張なんかしないよ」とは言いません。緊張するのが普通です。

 だから、とにかく、沢山練習をしてくださいどんなに頭の中がまっ白になっても、何も考えなくても、英語が口から出て来る位に練習をして下さい!

 100%覚えたで満足してはいけません。300%以上は覚える位に練習して下さい。「もう飽きた」なんて言ってはいけません。何十回どころか、何百回、たぶん千回以上、数えることが出来ない位に練習して下さい

 そうすると、練習が自信に繋がり、緊張が恐くなくなります。そして、それくらい沢山練習をするから上達するのです。

 さらに、本番では練習では分からないことを経験します。例えば、会場の独得の空気感、お客さんの表情&反応などです。そのように本番を重ねている生徒は、発音だけではなく、観客に語りかける表現力も上達して行きます。

 本番に出ることは、とても大きな意味があります

 

前の自分よりも進歩することが大切

 スピーチコンテストは、“順位”を付けて、賞を取るために行っているのではありません。

 「英語力」を付けるため、「発信力」を付けるためなどの目的があります。

 そして、本番まで努力して、その結果、「前の自分よりも進歩していること」が一番大切です

 

“あこがれの存在”になって下さい

 教室大会で、上級生のスピーチを見て、「あんなスピーチが出来たらなあとあこがれた皆さんは多いはずです。

 何度も出場している皆さん今度は、自分が後輩の“あこがれの存在”になるような発表を目指して下さい

 そうすることが、自分自身の未来につながります

(水野克哉)

 

<追伸>
関連事項は以下をクリック

「スピーチコンテストを行う目的」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/c38774402ab78910a9136046db0c71d9


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英検ライティング試験の対策

2021-07-18 02:43:39 | 英語教室

 英検ライティング試験は、良くも悪くもとても大きいです。「ライティングが良かったので、なんとか合格できた」という例がある一方、「他は出来ていたのに、ライティングが出来なくて残念だった」という例もあります。筆記やリスニング以上に、こうした極端な例がよくあります。

質問される内容

3級では、身近な日常生活レベルでの話題です。

準2級では、日常レベルに多少の社会性が加わった話題です。

2級&準1級になると、より知的な要素が入った社会性のある話題になります。

 3級では、日常的なレベルですので、英語で表現することが出来るかどうかを除けば、内容的には一見簡単なように思われます。しかし、自分の好みでさえ、なかなか「発信」することが出来ない場合があります。その理由を答えなければならないのでなおさらです。

 さらに、2級以上になると、日常レベルでの話題ではないので、それについての自分の意見がなければ、答える事が出来ません。

 しかし、いくら完全な英文を書いていたとしても、伝えたい「内容」そのものがなければ、その英文は何の意味もありません。まず“伝えたい「内容」ありき”です。

 

知っている英語を使うこと

 難しい英語を使おうとしなくても良いです。当然、試験では、辞書を使うことが出来ません。知っている英語の範囲内で表現してみて下さい。2級までならば、中学レベルの英語を駆使すれば、最低限のことは、話したり、書いたりすることが出来るはずです。

 

論理性の問題

 論理的に成り立っていない場合がよくあります。ある問題について、自分の意見を述べると共に、その理由が2つ必要です。しかし、その理由が論理的に飛躍していたり、ズレているのです。

 例えば、次の解答例の改善点が分かるでしょうか?

QUESTION:What country would you like to visit?    

解答例1:I would like to visit Italy. I have two reasons. First, I like delicious food. Second, I like pizza very much. But I don't like spaghetti.

 まず1つ目の理由ですが、イタリアに行きたい理由が「おいしい食べ物が好き」となっています。しかし、おいしい食べ物は他の国にもありますね。2つ目の理由は、「ピザが好き」と言っていますが、1つ目の理由の続きになっています。さらに、「スパゲッティは好きでない」というのは、前に述べたことと矛盾して(ズレて)います。これは書かない方が良いです。

これをどう直せば良いのでしょうか?

解答例2:I would like to visit Poland. I have two reasons. First, I like piano music very much. I like Chopin. Second, I play the piano every day.

 まず、ポーランドに行きたい1つ目の理由ですが、「ピアノ音楽が好き」「ショパンが好き」と言っていますが、ポーランドとそれらの繋がりが分かりますか?ピンとくる人は多くはないと思います。論理的に飛躍しています。2つ目の理由は、1つ目の理由の続きになっています。

2つ目の例は、1つ目の例よりはまとまっている思います。しかし、さらに良くするためにはどうすれば良いでしょうか?

 

 ライティング試験の対策

毎日の生活でも、筋道を立てて話したり、筋の通った文を書くように心掛けましょう。日本語での日常生活で何を言っているのかよく分からない人は、英語でも何を言っているのか分かりません。(但し、日本語で考えた内容を直訳的に英語にするのは良くないです。奇妙な英語になります。)

特に準2級&2級+準1級は、世の中の様々な社会的な問題に興味を持ち、自分の考えを持つようにしましょう。そのためには様々なニュースに接するようにしましょう。(ネットニュースだけでは危険です。)また、読書をすると様々な情報を得ることが出来て、自分の考えを深めることが出来ます。

英検3級以上を受験する場合には、教室独自で行っている「ライティング試験の添削指導」を受けましょう

日頃からしっかりと授業を受けて、CD学習や宿題をコツコツとやり続けること、これが一番大切です

(水野克哉)

 

 


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CD学習を続けるコツ

2021-06-17 02:27:39 | 英語教室

「がんばる!」という“根性論”だけでは、長続きしません

「歯磨き」と似たところがあります

 工夫をすれば、「時間がなくて聞くことが出来ない」というのはありません

 

楽(らく)をすること

  =面倒な作業は長続きしない

 歯磨きをするのに、「がんばって」はいないですよね CDを聞くたびにCDプレイヤーをどこかから持ってくる、CDプレイヤーの使い方が子供には難しいなど、毎回いちいち面倒な作業をしなければならないような場合は、CD学習が長続きしません。(歯磨きをするのは、洗面所に行けばすぐに出来るようになっていますね?)

 つまり、英語学習に直接関係のある部分以外は、楽をするように工夫をすると良いです。

 そして、お子様でも簡単に使うことの出来るCDプレイヤーがあれば理想です。さらに、CDのコピーをとって、車の中やCDプレイヤーなどの中に入れっぱなしにしておくなど無理をせずに簡単に続けられるように工夫をすると良いです。

じぶんでCDプレイヤーをつかうことができるようにしましょう

 

習慣づけること

  =歯磨きの時間は決まっている

 毎日同じ時間に聞くことが続けるコツです。必ずしも毎日テキストを見ながら、そして机の前に座って聞く必要はありません。体は動かしていても「頭はあまり使っていない時」「耳が空いている時」に聞けばよいのです。 例えば、お家の人に車に乗せてもらっている時、服を着替えている時など・・・。こんな時に聞けば、毎日、しかも日によっては30分でも1時間でも聞くことが出来るのではないでしょうか?

 実際、机の前でないと英語を聞くことが出来ないようであれば、使える英語は身に付かないと思います。外国の人と英語を「使う」(話す・聞く)のは、食事をしている時、歩いている時、一緒に仕事をしている時、スポーツをしている時などのはずです。

ただし、他の科目の勉強中はダメですよまた、本やマンガを読みながらというのもいけません。

あくまでも、体は動かしていても、頭は使っていない時(言葉の脳みそを使っていない時)です

 

P1クラス(小3)以上は、週に何回かは落ち着いてテキストを開いて言っているところに指をさして、声を出しながら聞く(音読)と効果的です。(意識を英語だけに集中して練習することは、もちろん大切です。)

 ごはんを食べながらの音読練はダメですよ

 

保護者様へ:お願い

 CDのコピーをとる、お子様でも簡単に使うことが出来る機器を準備するとう準備段階までは、お子様だけで行うのは難しいと思います。

 そこで、CD学習を軌道に乗せるまでは、保護者様のお手伝いが必要です。ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

CDのコピーとは、ディスクをもう1枚作るという方法以外には、MP3やその他の方法でも問題はありません。また、教材にはQRコードがついていますので、スマホやPCにダウンロードすることも出来ます。

(水野克哉)

 

<追伸>
関連事項は以下のクリック

「CD学習を続けよう!」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/0e2626e10ecabbb092b4a440e0a9a893


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スピーチコンテストを行う目的

2021-06-15 02:33:39 | 英語教室

 LL日進駅前教室では、英検と共に、スピーチコンテストに力を入れています。

 その主な目的は、以下の5つです。“コンテスト”として順位を付けることが目的ではありません。

 

 英語を「使える」ようにするため

 英語が「わかる」ということと「使える」ということは、全く別の問題です。「使える」ようにするための多くの練習が必要です。そのためには、モデルの英語を聞いて、何度も声を出して言ってみる(音読をする)ことはとても大切なのです。そして、頭で考えなくても英語が口から出てくるくらいに「体で覚えてしまう」ことが大切です。

 

「リスニング力」向上のため

 CDなどを聞きながら、正しい発音とリズムを心がけて音読の練習をしていると、リスニング力も向上します。カタカナ発音の平坦(へいたん)なリズムで練習しているよりも、リスニング力向上には効果的です。

 このような練習をしていれば、話す力も伸ばすことが出来ます。読解力も身に付きます。当然、発音も良くなります。結果的に、書く力にも良い影響を及ぼします。

 

「人として成長する」ため

 練習の際に、「ストーリーの言いたいことは何か?主人公の思いは?気持ちは?」ということを自らの頭と心で想像しなければなりません。つまり、スピーチが、物を見る目、感じる心を育むきっかけになります。

 さらに、一生懸命に練習をして、その結果、「嬉しさ」だけでななく、「悔しさ」など様々な想いを経験します。

 つまり、スピーチコンテストは、人としての成長に繋がります。

 

「発信」することが出来るようにするため

 スピーチコンテストは、英語で自分の意見を「発信」することが出来るようにするための有効な手段です。
 課題文が言いたいことと、自分の意見が同じであれば、気持ちを込めて自分の意見を「発信」することが出来ます。

 さらに、ファイルステージ(全国大会)に出場することになった中学生は、オリジナルの英語スピーチを発表しますので、自分の考えをさらに深めて、英語で「発信」することが出来るとても良い機会になります。

 また、大勢の人の前でスピーチをする経験は、英語であろうとなかろうと、様々な部分で生きてきます。例えば、学校代表のスピーチコンテストに出場することになった時、生徒会に立候補した時など、大きな自信になるはずです。

 

 スピーチを「楽しむ」ため

 「英語が上手になっていくのを感じることが出来て楽しい」さらに「人前で話すのが楽しい」・・・など、スピーチを「楽しむ」ことが出来るといいですね。

 

学習指導要領「英語」

 小学校・中学校の学習指導要領「英語」では、従来の4領域(聞く・話す・読む・書く)のうち、「話すこと」を『やりとり』『発表』に分け、5領域として位置付けています。これは「話すこと」に指導のウェートが置かれるということを意味しています。

 スピーチコンテストは、これらの力を付けるのに役立ちます。 

(水野克哉)


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小学3年~6年の教材について

2021-05-11 02:22:39 | 英語教室

小3~6クラスの使用テキスト=LLセンター(STEP WORLD)オリジナル教材の学習の留意点についてです。

☆幼児と小1~2は、小3以上とは別の教材を使用しています。詳細は、別途お知らせします。

以下のように学習を進めれば、英検に強くなるだけではなく、将来にも役に立つ実用的な英語力が身に付きます


 Primary Course   

<小学3年~6年の教材について>

 4技能5領域(「聞く」「話す:やりとり」「話す:発表」「読む」「書く」)をバランス良く学習します。

 

 TEXTBOOK(付属CD有り)は、以下のような構成になっています。

 Model Conversation  Targetの文が含まれた状況のリスニングを行います。ここでは、英語の一語一句が分かることを目標としているのではありません。ザックリと内容を把握することが出来れば良いです。

教室では、テキストに合わせたDVDを使用して、音声だけではなく視覚的にも分かるように学習します。(生徒用DVDはありませんが、P1とP2の映像と音声は、STEP WORLD本部のホームページにアップロードされています。さらに、P1クラスの教材は、電子書籍化されています。P2/3/4クラスの教材の音声はダウンロード可能です。)

 Target Sentences  そのLessonで覚えておきたい重要文です。教室では、何度も口頭練習(音読練習)を行います。実際の場面でも、「使う」ことが出来ることを目指しましょう

 Rhythm Practice  文字を見ながら、Targetの文をリズムにのって練習します。英語は、個々音と同じ位にリズム・音の強弱が大切です。

 Word Study  覚えておいて欲しい大切な単語です。(最低限、読めるように。)Targetの文に変化を付けて、「使う」ことが出来るようにしましょう

 Reading Practice    まとまった内容の「文章を読む力をつける」ことを目的にしています。

 Listening Quiz    「英検にチャレンジ」することを意識して、英検の出題形式のように作られています。

 Expressions  表現を増やすことが目的で、文で学習するようになっています。ここでは、最低限モデルの後について発話することが出来れば良いです。もちろん、可能ならば完全に覚えて、「使う」ことが出来れば理想です。

 Look and Say  単語や表現を増やすことが目的です。留意点は、Expressionsとほぼ同じです。

 Communications  教室では、ゲーム形式で会話(やりとり・発表)の練習をします。

 その他  英検を意識した練習問題があります。

「読む」「書く」力は、教室が指示している程度(下記)にワークブックが出来るのが、おおまかな目安です。

 

WORKBOOK(付属CD有り)は、主に宿題となります。

 Listen and answer  付属CDを使用します。リスニングの練習ですので、この段階では、必ずしも文字を読むことが出来なくても、絵をヒントにして解答することが出来ます。

 穴埋めや並べ替え問題など  必ずしも全て出来なくても、心配は不要です。特に、「チャレンジ」のページは簡単ではありません。まず自力でやってみて、分からなければ、テキストなどを見ながら解答しても良いです。

 英検準備ミニ問題&英検チャレンジ問題  英検を意識して作られています。必ずしも全て出来なくても、心配不要です。

 

<留意点>

テキスト&ワーク共に、「全てを完全に」と考えなくても良いです。嫌気がさして、かえって出来なくなります。ある程度内容を絞って学習した方が、より定着が良くなります。

 

 なお、手前味噌になって恐縮ではございますが、Primaryコースの指導マニュアル(全国のSTEP WORLD教室が使用するLesson Design)は、私(水野)が書かせて頂いております。LL日進駅前教室の全講師も、その方針を理解して授業を進めておりますので、ご安心頂ければ幸いです。

 (水野克哉)


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