いち年ゆみ組のブログ

アーチェリーと、うちの植物たちと、読んだ本のことなどをのんびりと...

佐渡紀行 in 2014 その2

2014-09-20 19:01:46 | 旅行

9月14日、佐渡2日目。この日は、法事があったので、朝からお寺さんに行きました。浄土宗のお寺さんです。南無阿弥陀仏を10回唱えます。「なむあみだぶ」と8回唱え、9回目は「なむあみだぶつ」と言い、最後はまた「なむあみだぶ」で締めくくります。ボクはお寺さんで読経を聴くのが好きで、唱えるのも気持ちいいし、本当にお迎えが来そうな感じがします。

法事が終わってから、ボクはいっこさんと一緒に、長谷寺(ちょうこくじ)と清水寺(せいすいじ)を拝観しに向かいました。長谷寺と言えば、奈良の長谷寺(はせでら)を思いますし、清水寺と言えば、もちろん京都にある清水寺(きよみずでら)が頭に浮かびます。都から佐渡に配流された人が都に思いをはせて、奈良や京都のお寺に似せて作らせたとか。漢字は同じでも読み方が違うのは、遠慮でしょうか...

実際に、京都のお寺と見比べると、まず清水寺は足組みの部分が似ています。長谷寺も、長い階段を上ったところにひっそりとお寺があったり、牡丹を植えているところから、雰囲気はよく似ています。今でも佐渡は遠いですが、はるか何百年も昔のこと、もっと遠く感じたでしょうし、いつ都に戻れるのかと思うと、さびしかったでしょうね。

ところで、長谷寺にはなぜか、ウサギが放し飼いになっていました。境内から逃げる様子もなく、雑草を食べたり、人が近づくと跳ねて逃げたり、なかなかかわいいです。それから、誰でも持って帰ることができるように、お寺の説明書が置いてありました。なんと25ヶ国語で書かれていました。英語や中国語はもとより、クジャラト語、ウルドゥー語までありました。そんな国からも観光客が訪れるのかと思うと驚きました。

長谷寺(ちょうこくじ)です。長い階段を上ったところにあります。

こんなウサギたちが出迎えてくれました。駐車場にも1羽いました。

大きな本堂には、「ねがえちゃん」というお地蔵様がいらっしゃいました。

こちらは清水寺(せいすいじ)です。足組みのところが京都の清水寺によく似ています。

夕方には宿泊地に戻ってお風呂に入り、夕食をとりました。この日の夕食は、早朝に海で獲れたサザエとイナダでした。佐渡でなければ、こんな贅沢は叶わないなあと思いながら、堪能しました。いっこさんは、普段は絶対にお寿司や刺身を食べさせてくれません。なぜなら、佐渡で獲れた魚介には絶対にかなわないからです。だからボクも、新鮮な魚介をいただける佐渡に行くのが楽しみです。

 きれい!! 多くて、さすがに1日では食べきれませんでした...

 立派なサザエです。もちろん刺身と、壺焼きでいただきました。

それと、佐渡で最も小さな酒蔵が仕込んだ「至(いたる)」というお酒と、「湧水(わきみず)」というお酒をいただきました。「至」は香りがとても華やかで、甘口で、でもすっきりした、すばらしいお酒です。「湧水」は、「至」よりずっとすっきりした、辛口の澄んだ感じのお酒です。

 

「至」と「湧水」です。「湧水」は350mlの小瓶しかないそうです...「至」も手に入りにくいとか...

佐渡2日目は、こんな感じで過ごしました。


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