クタベ…。

帰省して、2日目。午前中は、雨になることもなく用事を済ますことができた。昼過ぎまで時間があるので、少し足を伸ばして自然の空気を吸いに出かけることにした。

途中、何度か訪ねてことのある博物館に立ち寄った。この博物館も開館から来年で30周年をむかえるらしい。オープンして間もなく、訪れてからずいぶん歳月が経ったものだ。私も歳をとる訳だな。二階の展示室の窓から外を見ると本降りの雨が降り出していた。もう少し後に降ってくれればと、思ったが計画通り自然の中を歩くことにした。

この右下にある変わったオブジェは何だと思いますか？越中立山の予言獣のクタベです。立山に薬草を探しにきた人の前に現れ、疫病が流行るのを予言し、クタベの姿を見た人は疫病から逃れられる。姿を見れない人には、絵を描いて知らせれば同じように逃れられると言われている。文政10年（1828）冬〜文政11年春に流行ったとされている。コロナ禍にも現れて早く不安をなくしてほしいものです。

立山から流れ落ちる称名滝を観るため、雨の山道を歩いてきた。滝の上部は雨で煙っていたが、水量が多く迫力があった。来た甲斐があったな。

雨の中を歩いて冷えた身体に染みる、温かい味噌ラーメンに煮卵と餃子で、元気回復。

雨上がりの夕日と富岩運河環水公園の天門橋。ちょっと国内とは思えない景色だ。公園内のStarbucksは、異国の雰囲気だ。

今夜は、晩酌も控えめに満寿泉で旬のお刺身をつまむ。

ブリとサスの刺身は定番だが、ツブ貝やイカ、ノドグロも飽きないあてだ。

厚焼き卵もフワフワで日本酒には合う。

野菜を中心とした天ぷらも釜飯セットについてくる。

最後は、釜飯でしめることにしました。

今日は、雨の中歩いて心地よい疲れになった。