岐阜市議会議員 柳原さとる 公式ブログ(SY blog active report)

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政党とは

2012-06-27 07:04:11 | 国際・政治

 社会保障と税の一体改革関連法案が昨日衆院で可決した。とりわけ消費税増税法案は民主党から57人が反対、欠席・棄権16名という大量の造反が出た。
 地方の民主党に属する一人の議員として、民主党とは何と情けない政党であり、ガバナンスが働かないバラバラな組織なのだと言葉を失うばかりである。
 二大政党政治を日本に定着させるのは当面困難ではではないかと確信した。政治は現実を直視し社会の時の潮流にも対応しなければならない。しかし政治はロマンが語れなくなったら終わりである。「国民のため」といって政治に関わりながら結局は自分の保身(選挙での当選)のために行動する愚かな人々がいる限り日本の政治は変わらない。
 信念を持って行動するなら信念を貫きとおすべきである。政権維持のために玉虫色を良とする政治手法は長年の自民党政治そのもの。時代を前に進めるために議会制民主主義の原理に従えないなら政治家を辞めるべきである。
 政党として何を目指し、どの様な日本をつくるのか、そのためにどの様な行動をとるのか、明確な「党としての綱領」を早急にまとめ、総選挙に臨まなければ民主党は再分裂することになる。そして何よりも地方から政党離れが加速していくことになるのでないかと思う。政界再編も結構だが、派閥を基軸とした政党政治を早く終焉させるべきである。
 昨日の民主党・・・随分と嫌気がする!





6月定例会閉会

2012-06-26 06:35:25 | 国際・政治
 梅雨の中休みか穏やかな気候の中、岐阜市議会6月定例会が閉会した。
提出議案数が少なく、我が所属くする「産業委員会」では附託案件もなく委員会審査が1日で終了するなど、大きな混乱なく終了した。通常6月定例会は年度が始まって日が浅く、国の内示による補正予算審議が中心だが、昨今のように国の財政状況からしてその金額は小額で絞り込みが厳しく、補正予算も縮小傾向だから仕方ないことかもしれない。
 さて今後は久しぶりの「国体」イベントが目白おしで、短い夏になりそうである。
 そんな中、8月1日には「長良川ミュージアム」がオープンすることになっている。議会内外でも様々な議論が交わされたたが、国体の開幕に併せてお披露目がされる。管理運営上の問題や施設位置、料金、集客、リピーター対策等懸念が種々指摘されているが、結果はオープン後に明らかになるだろう。しかし一度は施設をしっかりと自分の目で見てくることが重要だと思い、オープン前の内覧会に行こうと思う。






闘う男の顔

2012-06-23 17:14:09 | 国際・政治
 今日は亡父の13回忌法要。近親者だけ招いてささやかに執り行ったが、久しぶりに甥の「棚橋」が髷をして我が家に来てくれた。相撲界で頑張っている彼は間もなく始まる名古屋場所のため来岐。部屋の宿舎が近いので法要に出席してくれたようだが、先場所の番付は三段目上位、今場所での活躍が期待されている。久しぶりに見た彼は、体も大きくなり(身長186㎝・体重170k)、顔つきも勝負師の風格が出てきた。
 現役では現在、岐阜県出身で十両以上の力士はいない状況だけに今後の活躍に是非とも期待したい。その時が来たら必ず「応援団」や「後援会」をつくるので是非とも皆さん応援してやって下さい。木瀬部屋所属「棚橋」です。宜しく!
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政権交代は夢幻

2012-06-23 07:30:15 | 国際・政治
 長年の自民党政権に終止符。民主党が政権奪取。二大政党化への序章。日本が変わる・・・・・と大騒ぎした日がまだ昨日のような気がする。
 しかしいつの間にか民主党内でも派閥やグループ間の覇権争いが顕著となり、何かが起こる度に時のリーダーが短期間で変わる。民主党が議員党であることは承知をしていた。勿論国会議員が中心なのはある部分仕方が無いことだとも思っていた。しかし、残念ながら多くの国会議員には「明日の国家論」や「国民目線」が欠如している気がしてならない。自分が次の選挙で勝つために行動をすることを否定するものではないが、立法府に位置する国会議員は自分の明日よりも国の明日を最優先にするべきである。
 自分たちだけが国を動かしているという錯覚は特権意識や既得権益を打ち破る行動の妨げになっていることは確かである。例えば、たいして使わない(大半は車移動)私鉄の鉄道やバスの無料乗車パスを今でも支給されているのにやめられない。領収書のいらない文書交通費を一律100万円支給。その他、3人の公設秘書や政党交付金等などかなりの厚遇は昔とあまり変わらない。(ちなみに岐阜市でも10数年前までは電車やバスの無料乗車パスがあったが、早くから廃止している)
 さて、政権j交代した意味が消えそうな最近の国政情勢だが、政治不信は最大ピークに達している。次の総選挙は覚悟する必要がありそうである。頭が痛い。





明日から本会議質問

2012-06-13 09:00:47 | 国際・政治
 明日から6月定例会の本会議質問が始まる。
 今日は発言通告の締切日。今回の登壇者は20数名が予定されているが、議案が付託されない(提出議案無し)委員会もあり、補正予算額もあまり多くない。そんな中でどの様な質問が行われるのかわからないが、どうも似通った質問内容が多くあるようである。
 質問のため登壇することは重要なことだが、質問をしたという実績づくりのために登壇することはあまり意味のないことである。誰がどの様な質問をし、執行部がどの様な答弁をしたのかをしっかりとチェックして質問に立つことに心掛けないと同じ質問内容や同じ答弁を何回も聞くことになる。最近の質問戦を見ているとそうした意識が欠如しているようなところが時折見受けられる。また、禅問答のように聞いている側にはまったく質問内容が理解しにくい内容もある。
 議員の評価は登壇回数だけではない。質問内容や一定の成果を得るものでなければ時間の浪費そのもので、まさに形骸化した議会になってしまう。本会議でに質問を議員活動の発表会と勘違いし、自己宣伝に終始する人もいる。これは質問ではない!
 いずれにしても明日からの質問をしっかりと聞きとりたいと思う。