岐阜市議会議員 柳原さとる 公式ブログ(SY blog active report)

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適材適所

2018-05-15 05:57:39 | 国際・政治
☆ 今月18日、岐阜市議会臨時会の開催が予定されている。
 今年度の所属委員会やその正副委員長の選任等を行うためだが、関心は
正副議長人事の動向。
 これまでの流れで、議長は最大会派から選出されるのが慣例化している。
これは議会の仕組みのなかで異を唱えることは難しいが、問題は自治法上
4年任期の職責を1年で交代してきた長年の慣例が、いよいよ難しい時代に
突入してきた現実をどの様に是正できるのかが注目されている。
 議員として一定の経験を積み重ねた人物が「議会を代表する議長」に選出
されることは当然であるが、ここ数年、明らかに経験不足と感じられる現象が
見受けられるようになった。
 二元代表の一翼を担う正副議長が、事務局任せで出来るのならそれは誰でも
良いことになる。己の責任と信念で議会運営や他自治体(県下の市議会会長)に
対する発信力や威厳を示す重要な職責を認識する必要がある。
 順番でこうした重責を決めていく最近の最大会派の流れは不安である。
 他会派にも適任者は存在するが、残念ながら多数決が原則の議会においては
最大会派がイニシアチブを握ることは仕方のないこと。
 だからこそ、己の会派内の問題だけではなく、他会派からも支持が得られる
様な人選をすべきではないだろうか。順番制みたいな安直な結論は出してほしくない。
 新しい市長にふさわしい市議会のあり方を再考すべきタイミングだと思う。


野党再編は無理かな?

2018-05-08 07:20:30 | 国際・政治
☆民進党と希望の党が合流して「国民民主党」なる政党が発足した。
 しかし、立憲へ行く人、地域政党設立に向けて無所属になる人、様子眺めで無所属になる人・・・
様々な動きの中で、強大な与党勢力に対抗すべき野党勢力が離合集散、国民視線から更に遠くなった
気がしてならない。このタイミングで合流すべき明確な理由は見当たらないのに、やはり目先の選挙
が気になるようである。
 今回のこうした動きは完全に地方組織を分断させ、組織的な弱体化は避けられない現状である。
特に、岐阜県においての動きは、明確な方針や目標もなく、ただでさえ少ない地方議員が種々の支援
組織や利害関係に縛られ、右往左往している姿は情けない限りである。
 立憲民主党の地方組織立ちあげの動きがあるが、拡大する要因は少ない、むしろ立ち上げ機運や
これまでの人間関係を無視するかのような阻害要因については話し合いの機会もなければ、独りよがり
か己の保身が見え隠れする。(近寄りがたい気分)
 政治の道に携わってきて長いが、今ほど嘆かわしい現状は見るに堪えない。
 信念だとか政治家としての矜持がどうも失われている気がする。
 いつからこうした見えない政治の流れが出てきたのだろうか?いまこそ原点に戻るべきだと私は思う!