岐阜市議会議員 柳原さとる 公式ブログ(SY blog active report)

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地域での政党活動のあり方

2013-10-26 06:37:48 | 国際・政治
 民主党の地域支部の考え方は組織論から見ても実に情けないものである。政党として未成熟な部分は多々あるが、根本的に国会議員を中心に考えているので、地方組織はその国会議員の後援会的機能が一番重要視され、地方議員も後援会役員の一部としか扱われないのである。
 先の衆参選挙で国会議員が激減した。それに伴い時期国政選挙への出馬を断念、離党をする連中が増加。これによって各選挙区の総支部長が不在になった場合、原則的に総支部は解散し、新たな総支部を立ち上げろという規則があるらしい。しかも会計は引き継がず、繰越額の有無に係らず、その人間にくれてやるというのである。
 残された地方議員や党員・サポーターは新たな支部をまたゼロから作るのがルールだという。何と馬鹿げた規則ななのか!しかも暫定総支部長は国会議員が原則。岐阜県の場合は参議院議員が1人しかいないので、複数支部の暫定総支部長ということになる。国会議員がゼロの場合は地方議員でも認められるようであるが、何とも足腰の弱い政党組織なんだろう。地方議員では各地域の総支部長になって支部活動が出来ないとでも思っているのだろうか?本当に理解に苦しむ規則である。
 岐阜県第1区総支部(岐阜総支部)も総支部長の離党により解散して新総支部を立ち上げるという。素直に「はいそうですか」とは言い難い。総支部長が変わる度に解散しなければならない支部は政党支部では無く、〇〇議員後援会と一緒ではないだろうか?民主党の物事の決め方はほとんど上意下達で地域の声が党運営に反映することは無いように感じてきたが、こんな党運営で再生が果たせるなんて真剣に党中央役員は考えているのだろうか?「本部の決定だから仕方ない」という人間もいるが、現場で党活動を支えているのは紛れもなく地方の議員や党員である。永田町で物事を考えていると「権力」をどの様に獲得するかということばかりに目が行きがち。地域で先頭になって頑張っている人たちのモチベーションを下げるような仕組みや考え方を改めなければ永久に「政権」なんて取り返せないと思う。
本当に情けない・・・





選挙の戦い方

2013-10-24 05:58:02 | 国際・政治
 市長選の想定された候補者の顔触れが出揃った。恐らく水面下での戦いは始まっているだろうが、世論は低調である。
 岐阜市の課題は無いのだろうか?具体的将来ビジョンが語れないのは何故?夢のある施策を望むのは難しいのかな?
 何となく任期満了の争点に欠けた選挙が始まってしまう気がする。
 だからと言って候補者同士の非難・中傷合戦は有権者にとって非常にわかりづらい戦い方では無いかと思う。
 「究極のコストカッター」という言葉が紙面に載った。究極の基準が難しいが、行政をチェックする立場として言ううならば、これまでにそれ程厳しい行財政改革が実施されてきたかというと首を傾げたくなる。
 言葉と言うのは誤解を招きやすいので慎重に選ばなくてはならない。
 政策的違いや手法に問題があるならそこを自らの主張の中で、私ならこうするという対案をしっかりと提示するのが本来の選挙の戦い方ではないだろうか!
 候補者の皆さん、公開討論会で政策課題をしっかりと論議してはいかが。





どうする市長選

2013-10-20 11:45:18 | 国際・政治
岐阜市長選・市議補選の日程が決定した。
 来春1月26日告示、2月2日投票という日程で行われる。予定候補者は複数名、選挙戦は間違いなく実施となる。現職と数名の新人候補という構図だが、争点が明らかになっていない。今後の市政がどの様になるのか、重要なテーマがどうも見えてこない。選挙ムードが高まれば何か変化があるかも知れないが、現状は候補者名しかわからないのである。
 私にとっても名前が挙がっている方々は面識もあり、付き合いの濃淡はあれど知らない方はいないだけに、誰を応援するか迷ってしまう。市長として誰がふさわしいのかという判断基準は今回ばかりはどうも難しい。しかし、岐阜市政のかじ取りに欠かせないのが政策・市政運営の考え方ではないだろうか。現時点でその違いが明らかになっていないのは残念である。
 どこかの段階でそうしたものは公表されるのだろうが、争点は何か・・・そこが一番肝心だが、選挙まで3カ月という短期間で市民に周知が可能なのか心配である。
 巷も今は何となく囁き声が聞こえる程度で関心度が低いような気がする。こんなムードでどうすべきか悩みは尽きない。





久しぶりに言いたいこと!

2013-10-03 09:16:39 | 国際・政治
 来春に行われる岐阜市長。ここにきて複数の予定候補者の顔触れがちらほら囁かれるようになってきた。
 マスコミは誰にどの陣営がつくのか、議会の動きは、どの様な選挙構図となるのか・・・という側面を気にしているようであるが、本当は市政の将来ビジョンや課題解決方法、県都としてどうしたら他自治体の先導役になれるのか、といった所謂立候補者の政策的な違いをもう少しアピールして欲しい。当然、候補者が出そろった段階でそういう内容を報道することになると思うが、記者の視点で岐阜市政の現状と課題を紙面に掲載してもいいのではないかと思う。低投票率を克服する手法は簡単には見いだせないが、一定期間、市長選に向け、投票率向上のためのキャンペーンをしてもいいように感じる。当然立候補を予定している方々は、公の場で「自分が市長になったら何をするか」「現状をどの様に評価するのか」少なくとも公開討論位はやるような選挙戦であって欲しい。
 岐阜市政がどうなるのか・・市民にとっても無関心ではいられない大事な選挙。利害や既得権に縛られることなく選挙戦が盛り上がればいいなと思う!