岐阜市議会議員 柳原さとる 公式ブログ(SY blog active report)

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総選挙結果から再認識した政治不信の要因

2017-10-23 12:54:51 | 国際・政治

<衆院選>民進・前原氏、希望の党会派所属へ

10/23(月) 6:41配信

毎日新聞
<衆院選>民進・前原氏、希望の党会派所属へ

テレビのインタビューに応じる民進党の前原誠司代表=東京都千代田区で2017年10月22日午後9時37分、佐々木順一撮影

 民進党の前原誠司代表は23日未明、党本部で行った記者会見で、自身は衆院で希望の党の会派に所属したいと同党の小池百合子代表に申し入れたことを明らかにした。

【衆院選タイムライン】開票結果を受けた23日の動き

 前原氏は「私自身はこの合流を進めた本人でもあるので、会派は希望の党に所属をし、時期はわからないが希望の党に合流して、外交安全保障政策は現実路線、内政については安倍政権と違う二大政党制を作るために共に頑張っていこうという話をした」と語った。

 記者会見の前に、パリに出張中の小池氏から電話があったという。
 
★ ヤフーニュースを見て、やはり、と思った。
選挙直前の「民進党」解体論。代表選での公約にもなかった行動は、公党としての自殺行為に繋がった。政界再編が政策合意なしに進むはずがない。
一強安倍政権の打倒なら、それ一点で選挙に臨んだ方が国民にも理解しやすいはず。共謀罪や安保法案反対のプラカードを掲げていた人間が、選挙に
当選せんがために、希望の党へ流れることは、己のこれまでの政治信条に反しても選挙に勝つためなら何でもOKよいう候補者だという誤解を招いたのも現実。
 これまでに積み上げてきた活動や実績を一瞬にして水泡に帰する結果を招いた責任は前原代表一人の責任では無いはず。こんな馬鹿げた合流(?)劇を止められ
なかった国会議員や各県連役員等にも責任がある。
 前原代表が希望の党へ入ることは結構だが、民進党に残る参院議員や地方議員、県連職員はどうなるのか。全てこれからのことのようである。
我が岐阜県は、5つの選挙区とも自民独占。非自民議員としては、比例復活した希望の党議員一人だけの状況になった。
地方議員が「希望の党」に入党するのか、県連が希望の党の地方組織として看板替えをするのか、支援者を惑わす結果だけにはならないで欲しいと
ひたすら願うばかりである!

総選挙中盤情勢分析結果の報道

2017-10-13 08:48:51 | 国際・政治
★大義なき解散総選挙の結末は、結局野党サイドのオウンゴールで自民・公明の与党勝利だと各マスコミが報じている。
 日本の行く末を決める重要な選挙だが、政策争点はかすんだまま、野党再編も不発に終わりそうである。
 とりわけ「希望の党」という幻影に惑わされた「民進党」は完全に分裂、比例の投票先を尋ねられても、岐阜一区の
場合などは返答に窮する現状である。
 長年政治に関わり、政党活動にも一生懸命取り組んできた一人としては情けないとしか表現できないのである。
地方組織に混乱を巻き起こし、選挙後のビジョンがまったく見えない政党は消える運命なのかもしれないが、少なくとも
これまで応援してきた党員やサポーターは行き場のない怒りを抱えたまま投票に行くことになる。
 政権奪取に焦りはなかったのか、民主党から民進党へと看板は変わったが、党が抱える課題を克服しようと努力したのか
選挙後はしっかりとした総括が必要だが、今の幹部にはその資質があるとは思えない。
 文字通り、ゼロからの出発が必要である。しかしこれまた困難なことばかり。
 ぶれない政治理念や信条を持つ組織が誕生するようなことがあれば、参画してその一翼になりたいと思う。


総選挙の行方

2017-10-07 10:04:07 | 国際・政治
◎10日に公示される総選挙に向け、マスコミ報道の過熱ぶりは、政策より政党の動きを優先させているのが残念である。
確かにわかりにくい解散・総選挙で大義が見えないのは事実。
 そして何より自らの保身に走る政治家たちの理念の無さが露呈し、日本の政治が長年、三流だと揶揄されてきた根源を
垣間見たような気がしてならない。
 何のために政治があるのか、権力を握らなければ物事が動かない現実は理解するが、己の理念まで捨てて政治を司る資質
が本当にあるのか、様々な視点から考えさせられることが多い、今回の総選挙である。
 そんな中でも、とりわけ民進党は情けない限り。誰の戦略かは想像できるが、一瞬にして野党第一党が無くなってしまった。
地方組織を混乱に巻き込み、地方議員も右往左往。選挙後はどうなるのかまったく想像が出来ない中で、自分の選挙区の選挙に
関わることになるのだが、分断して選挙に臨み組織として再生が出来るのか、誰もその答えを説明できない。
 どこに政権選択の余地があるのか、国民の不信感は募るばかり。
12日間という短い期間で将来にわたる国政のあり方が本当に判断できるのか、しらけムードが周りに蔓延している。