１０月もあと１週間

タイトなスケジュールに追われた１０月も残すところ１週間となった。

そして気がつくと、クールビズで着用していたポロが朝晩どころか日中でも肌寒い季節に突入しているではないか。清々しい秋の風情が知らぬ間に終わり晩秋から初冬のような感じがする。

１１月も週末を中心に種々の行事日程が入っている。どこかで気分転換しないと２０１２年も終わってしまう。さりとて巷は閉塞感に覆われ、明日が見えない厳しい状況が続いている。多くの方々から耳が痛くなる様な声が届いているが、それを誰に伝え、ぶつけたらいいのか・・・・。

国政に携わる方々は何を考えこの国をどうしようと思っているのか、聞く機会もあまりないが、早い時期に一度尋ねてみよう！

秋の収穫に思う

近所の田んぼでは稲刈りが最盛期を迎えている。

　大きなコンバインであっという間に作業が終了する風景を見ると機械化が進み人出で作業していた時代風景と随分と違ってきたが、水田の面積は少しも変わらず、大きな機械が苦労しながら小さな耕作地を動いている非常に非効率な農作業が行われている。

　畦を取り除き、一定水準の耕作面積を確保して農作業をすれば機械化に対し十分に対応できるのにと考えてみるが、我が家にしても１反弱の水田しかなく大きなことが言える立場でもないが、農業を守るなら現在のシステムを大きく変えて行かなければ衰退は目に見えている。

　　

　

産業委員会視察

産業委員会の視察で山口県宇部市と長崎県佐世保市を訪ねた。宇部市では地元の小さな酒蔵を訪ね、地場産の材料で作った酒を宇部市の特産として売り出す状況をしっかりと見学したが、販路を拡大するにも製造が追いつかない零細企業ならではの苦労話を聞かされ、行政としても何とか地場産業育成のための方策を一生懸命考えている市の説明を聞きながら、岐阜市なら何が可能なのか何となく参考になるようなことがわっかた。

翌日は佐世保市の日本一長い（約１㌔）アーケード街を持つ商店街を現地を歩きながら見たが、平日にも係らず人通りの多さに驚き。また空き店舗もごくわずかで、一年中何らかのイベントが開催され、元気な中心市街地にするために行政は側面的支援だけで、全てが商店街や地元市民の皆さんのパワーだと説明を受け納得と同時に岐阜市と比較して行政や議会の姿勢が根本的に違う点に気付いた。行政依存を脱却しなければいいアイデアが浮かぶはずがない。３０万弱の人口しかないのに佐世保市の元気の良さは
きっとそこに住む人々が街を愛しているからだろうな・・・・

＜商店街＞

豪華料理に感謝

　恒例となっている地域の先輩方との親睦旅行がある。

「桜会」という名称だが、30余年以上の歴史がありメンバーは大半が旧体協（体振）経験者である。平均年齢は秘密だがオールドボーイの集まりでスポーツマン揃いである。口もうるさいが行動も早い。個性豊かな方々ばかりだが、月に1回の会食と年に数回の親睦ゴルフ、そして年1回の旅行が会の趣旨。今年は久しぶりに福井県の越前海岸に美味しい海鮮料理を食べに大型バスを貸し切り出かけた。食べきれないほどの料理に先輩方も大満足。「大正館」の女将さんの心遣いに感激の1泊旅行でした。

伝統と歴史を感じながら

「第50回市民運動会」が7日校区で開催された。小学校は間もなく創立140周年になるという歴史ある我が母校グランドで行われた。老若男女、7つの自治会（支部）が校庭狭しとテントを設営し、7色の旗のもとに力いっぱい様々な競技に多数の住民の方々が参加し運動会を盛り上げた。

天候にも恵まれ絶好の運動会日和、大きな怪我もなく無事に終了した。

地域コミュニティーの重要性が叫ばれる昨今、50年という歴史を積み重ねてきたのは住民の理解のもと関係者の周到な準備と目に見えない努力の賜物だろうと思う。時々うっとおしくなる地域関係だが、他に誇れる団結力や住民の協力度合いは十分他に誇れる財産である。

こんな運動会に幼い頃からそして裏方・役員として同じような歴史を経験してきた自分にも何となく自賛したくなる50回記念大会であった。

来年も頑張るか・・・・・