岐阜市議会議員 柳原さとる 公式ブログ(SY blog active report)

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強大な権力が社会全体の仕組みすら変えてしまう恐怖

2017-05-27 04:27:01 | 国際・政治
☆森友学園から家計学園問題へと、安倍政権を巡る種々の疑惑は拡大の一歩。
文科省前事務次官の発言が波紋を呼んでいる。
内閣府VS文科省という行政内部のパワーバランスも官邸サイドが絶対的権力を握っているのが良くわかる。
忖度という今年の流行語にもなりそうな言葉をどれだけの人々が知ったことか。
直接的に指示がなくても、官僚たちが権力を持つ議員の影をちらすかしただけで、正面から何回も突破できなかった
問題が、いとも簡単に解決する。なんとなくかつての日本の政治を思い浮かべさせる。
コンプライアンスが厳しくなり、地方議員にとっては議員の力なんていうものを感じる機会が皆無になったが、国では
逆にその威力を増加させているようである。
 一強多弱の議員構成は残念だが、与党内で暴走に歯止めをかける勢力が声を潜める風潮が見受けられるのが残念である。
議員も選挙に勝たなければ政治の表舞台には立てない。公認がなければ資金も支援も得られない。小選挙区制はまさに強大な
権力を誕生させる温床になっている。
同一政党内の競い合いや、執行部に対しても是々非々を貫く気概ある政治家が誕生してくることを待ち望みたい!

議長の権威とは?

2017-05-18 18:48:11 | 国際・政治
☆ 岐阜市議会臨時会が開催された。新年度の所属委員会と正副委員長の互選。
 そして正副議長の選挙が行われた。岐阜市の議長は県内の議長会の会長になるわけで、
いわば岐阜市議会の顔。議長は、最大会派からの選出が慣例となっており、当選回数の
多い人から順に就任するようである。しかし、定数削減や世代交代により現在は三期目の
人々が議長になるケースがみられるようになってきた。
 経験や議会のルール精通者という一定のハードルが低くなってきたのである。
 しかし議会は何が起こるかわからないのである。そうした状況にも適格に判断し、議会運営
をスムーズに行うためには、本人の努力とセンスが求められるのである。
 日々、議会や市政に目を配り、議長としての資質を磨く気概が必要である。
 事務局まかせでは、シナリオ通りの対応しかできない。
 経験だけが必要ではないが、しっかりとした議長の権威が感じられる議長像を見せて欲しい!


国会議員の資質

2017-05-16 05:52:39 | 国際・政治

受動喫煙対策まとまらず=今国会提出、厳しい情勢―自民部会

時事通信 5/15(月) 21:11配信

 たばこの受動喫煙対策を強化する法改正をめぐり、自民党は15日、厚生労働部会を開いた。

 小規模スナックやバー以外は原則禁煙とする厚生労働省案と、一定面積以下の小規模店に「喫煙可」「分煙」といった表示義務を課す妥協案について協議したが、意見集約できなかった。

 妥協案も規制推進派の反対で事実上の白紙に追い込まれ、改正法案の今国会提出は厳しい情勢となった。

 部会には90人近くが参加。塩崎恭久厚労相が自ら厚労省案を説明したのに続き、田村憲久政調会長代理が妥協案を示した。妥協案は、望まない受動喫煙を防止▽飲食店はひとくくりに扱う▽表示義務を課す▽面積基準を設ける―の4点で、慎重派、規制派双方の幹部が8日に合意していた。

 しかし質疑でいずれの案にも異論が噴出し、特に妥協案に対して厚労省案を推す議員からの反発が相次いだ。渡嘉敷奈緒美部会長は会合後、2020年東京五輪・パラリンピックに間に合わせるには今国会での成立が必要との認識を示し、「合意案(妥協案)で一任いただきたかったが、振り出しに戻った。自民党でまとめられないと今国会で提出することはできず、かなり厳しい」と述べた。 

☆ 受動喫煙防止法を作った国会で、受動喫煙対策がまとまらないとは情けない。国際基準に合わせるために東京オリンピック・パラリンピックまでに受動喫煙対策を
 強化しようとする厚労省の意図が結局実らず、国会議員の喫煙者の数、声によって骨抜きにされてしまうことになりそうだ。
 政治の二流が完全に露呈。地方議会のほうがずうっと前をいっている。少数の意見を大切にしなければならないことは当然だが、非喫煙者にとって副流煙被害は深刻だというデータも無視できない。健康被害防止に必要ならば、そこに所属(厚生労働部会)する委員としてもう少し自我を抑えて大局的見地をもって判断すべきではないだろうか。日本の国家議員の資質が問われている問題だと思う。

郵便料金値上げは痛い

2017-05-13 08:58:04 | 国際・政治
★6月1日から、郵便はがきの料金が値上げとなる。
52円が62円、10円の値上げは正直厳しい。
郵政民営化問題の中で想像・指摘された現実がこれからも起こりうる流れだろうが、
メールやラインが簡単に利用されている最近の通信事情から「郵便離れ」が当然経営を圧迫する
ことは、これまた当然のことかもしれない。
 宅配も通販の拡大等により、値上げや配達時間の制限等が堂々と公表される時代を迎え、企業として
利益追求や労働者を守るためにはやむを得ないことだと理解できるが、従来の概念を利用者側も変えなければ
ならない時代であることは間違いのないこと。
☆郵便というユニバーサルサービスが変化していく中での今回の料金改定。一方で日本郵政が不動産部門まで
手を伸ばすためにTOBをかえるという報道を目にしたが、事業の多角化=リスク増加は少し懸念材料である。
 それにしても6月から切手10円を貼付する手間だけは間違いなく増える。
 何百枚も郵送する場合には大変な作業だね・・・!


連休明けの休息?

2017-05-11 08:41:41 | 国際・政治
☆世間で言うほどゴールデンウィークはここ何十年も実感がない。地域行事が結構あり、連続休暇がなかなか取れない。
 したがって、特別な意識無く行動してしまうと世間とのずれを感じる場面に遭遇する。
 少し時間が出来たから、公園にでもと出かけると駐車場待ちの車の渋滞に遭遇。ファミレスで家族で食事をと来店すると
席の予約で30分待ち。考えることは誰もが同じか・・・・
★連休明けに役所へ溜まった仕事のために出庁するが、議員はまばらで、臨時会が18日に予定されているというのに、何となく
静かな雰囲気。近頃は議会の役職も順番に回ってくという風潮が当然のようになっている感が否めない。
 緊張感やわくわく感が湧かない状況がなんとなく寂しい。
 国政も一強多弱で国会論議も盛り上がりに欠如しているが、地方議会にもそんな、ムードが蔓延してはダメだと思う。
 連休明けの休息だと割り切れない自分が何となく虚しいが、思い切って1日ぐらい家族サービスに徹してみよう!