岐阜市議会議員 柳原さとる 公式ブログ(SY blog active report)

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梅雨入り

2012-06-09 12:23:25 | 国際・政治
東海地方も梅雨入りをしたというニュースを耳にした。
 近所では「田植え」作業が連日行われるようになり、夜は蛙の鳴き声が賑やかで睡眠不足になりそうである。我が家でも間もなく自家消費分の稲作(田植え)作業を行うことになるが、小さな耕作面積での農作業は大変非効率である。しかし美味しいコメが食べられることには違いないので少々コスト高でも仕方がないと諦めている。
 しかし近所の田植え作業を観察していると、作業従事する人の高齢化は顕著で担い手不足は超現実的課題であることを再認識させられる。
 国の農業施策をあれこれ考える時、国では現実の農業実態や地域実態を把握したものになっているとは到底思えない。
 TPP問題も今や消費税論議の影に隠れ、どうなっているのかさっぱりわからない。
 日本の明日がどうも見えない。政治は何のためにあるのか。政党とは議員とは、最近とみに考えることが多い毎日である。






経験を積み重ねた者の立ち振る舞い

2012-06-08 07:14:39 | 国際・政治
人は自分自身が老いることをどの様に捉えるか。自分が50代になってから時々考えることがある。人生や仕事においても沢山の経験や多くの人との出会いをし、体力の衰えを徐々に感じながらも充実した日々を送ろうと懸命に頑張ろうともがいている。
しかし、一般社会の中では確実に自分より若い世代が中核となりつつある現実があるので、様々な経験をどの様にそうした世代に伝えていくのか真剣に考えている。
サラリーマンなら定年が近づいている、自営なら後継者を探さなければならない、そんな年齢であることには間違いない。ところが議員社会はこうした一般社会では常識的な意識がなかなか働かない。当選回数や年齢が何かにつけて重要視され、同じフィールドで選挙をして議員になったのに、こうした偏重や慣例を打ち破ることが難しい。
また大概は、そした長老は「自分が一番」でなければ気がすまない人たちが多い。
口では若いものを育てる立場と言っても、現実は若い世代に乗り越えられることを恐れ、慣例や独自理論を正論化して何かにつけて口を挟むのである。
自分自身の戒めとしてこうした「老害」的対応には気をつけなければならないと思う。
経験を積み重ねた者の立ち振る舞い方の理想は、若い世代の意見にも謙虚に耳を傾け、大局的見地から言動を行う、普段は温厚で無口、など理想と言われるかもしれないが、本当の意味で頼られる立場になりたいものである。





6月定例会間近

2012-06-02 07:29:02 | 国際・政治
6月7日から「6月定例議会」が始まる。会期予定は6月25日とのこと。
補正予算案等が議案の中心となるだろうが、国政の混迷状況下により請願や陳情も多いことが想定される。
さて私は、市民生活に直結する基礎自治体として岐阜市の行政運営に何が重要なのか。その視点を忘れずに審議をしなければならないと常々思っている。政党や団体間の利害にウエートを置くとかえって真実が見えなくなってしまうことが多々ある。また現実をしっかりと認識した上で議論に参加しないと机上の空論に陥りやすい。感情論や偏見にも気をつける必要がある。
毎議会、緊張感を有し、細心の注意を払っていることをどれ程の方が理解されているか心配ではあるが、その疲労度は言い表せないものがある。
良好な体調と安定した精神状態で定例議会に臨みたいと思う。