3月の定例議会が閉会した。
しかし岐阜市の予算規模は本当に多額だといつも審議の際は感じる。
億という単位に慣れてしまい、一つの事業予算規模に対する感覚が麻痺をすることがある。しかし、財源は貴重な税金であるということを忘れれてはなららいと可能な限り厳しい視点で予算書を読む。
今回、柳ケ瀬の高島屋南再開発事業で議会は決議を可決した。10年近く前にも一度「決議」を行ったことがあるが、その時は7項目の課題整理をしない限り予算執行NOという厳しいもので、結局翌年にはその事業が撤回となった。
今回の場合は、再開発ビルの床を役所が購入して、小さな屋内プールを作るということを設計に盛り込むための予算が問題となった。
水中歩行が出来る健康増進施設だというが、年間維持費が1.6億円と臆せず説明があった。さすがこの維持メンテ料、そして来場者数見込み、中心部の公共施設配置計画が出来上がっていないのに、ビルの床を買う計画性の無さ・・・いくつかの課題・問題があるので計画の再考をという決議である。議会として当然のチェック結果であるが、何人かの方々はそのことが理解できないのか、理事者に頼まれたのか、よくわからないが、決議に反対した。しかし明確な理由は明らかになっていないのである。
良識ある判断を放棄したら議会という仕組みは不必要である。
もうすこし真剣に行政施策の中身をしっかりとチェックしてほしいものである。市民の代表というなら、後世に恥じない結果を追及する姿勢を示してもらいたいと思う。
議会人の良識とは何か?考えさせる議会であった。
しかし岐阜市の予算規模は本当に多額だといつも審議の際は感じる。
億という単位に慣れてしまい、一つの事業予算規模に対する感覚が麻痺をすることがある。しかし、財源は貴重な税金であるということを忘れれてはなららいと可能な限り厳しい視点で予算書を読む。
今回、柳ケ瀬の高島屋南再開発事業で議会は決議を可決した。10年近く前にも一度「決議」を行ったことがあるが、その時は7項目の課題整理をしない限り予算執行NOという厳しいもので、結局翌年にはその事業が撤回となった。
今回の場合は、再開発ビルの床を役所が購入して、小さな屋内プールを作るということを設計に盛り込むための予算が問題となった。
水中歩行が出来る健康増進施設だというが、年間維持費が1.6億円と臆せず説明があった。さすがこの維持メンテ料、そして来場者数見込み、中心部の公共施設配置計画が出来上がっていないのに、ビルの床を買う計画性の無さ・・・いくつかの課題・問題があるので計画の再考をという決議である。議会として当然のチェック結果であるが、何人かの方々はそのことが理解できないのか、理事者に頼まれたのか、よくわからないが、決議に反対した。しかし明確な理由は明らかになっていないのである。
良識ある判断を放棄したら議会という仕組みは不必要である。
もうすこし真剣に行政施策の中身をしっかりとチェックしてほしいものである。市民の代表というなら、後世に恥じない結果を追及する姿勢を示してもらいたいと思う。
議会人の良識とは何か?考えさせる議会であった。