岐阜市議会議員 柳原さとる 公式ブログ(SY blog active report)

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政界再編?

2014-05-30 08:56:55 | 国際・政治
 維新の会が分党?
日本の政治は「政党助成金制度」が出来てから、理念や政策で政党が作られることはほとんど皆無の状態が続いている。
 とりわけ地方にいると永田町の動きがまったく理解しがたいことだらけである。政党は何のためにあるのか、しっかりと考える必要がある。確かに人の好き嫌いは避けて通れないが、政治に個人の感情を持ち込んだら組織として成立しない。
 巨大与党に対抗するために野党再編は確かに必要である。しかし、政権交代一点で政党が成立しないことは民主党の失敗で明らかである。
 橋元人気も陰りがある中、個人に頼るような政界再編はやるべきではないと思う。全ての政策が一致することは不可能化もしれないが、自分たちが目指すべき最大公約的将来像を示して、この指とまれと我々にも呼びかけて欲しい。
 民主党の偉い方々、どうするのかメッセージを発して欲しい・・・!






リーダーの資質?

2014-05-23 09:32:24 | 国際・政治
 午前10時開会予定が午後3時30分に!昨日開かれた「岐阜市議会臨時会」での事実である。
 原因は議長選出の人選にあるようである。自民系会派の話し合いが堂々巡り、結局議長選は6月定例会に持ち越しになった。地方自治法によると議長の任期は議員と同じ4年が原則。しかしこれまで、私役交代で毎年この時期に議長選挙が実施されてきた。多くの議員が議長を経験するために「一身上の都合」で議長職を辞して新議長を選ぶのが慣例化して今日に至っている。良い悪いは別にして、円満な議会運営は必要である。役職も偏ることなく平等に各議員が経験することはそれなりに意義はある。しかし何故か議長職は岐阜市政では自民系議員しか就けないという現実がある。岐阜県議会のように圧倒的に会派構成議員数が多く、正副議長独占が続いている議会もあるようだが、岐阜市議会は自民系議員が過半数以上いても一定の条件のもと非自民会派でも副議長に就任してきた経緯がある。しかし議会は多数決が原則。自民系会派が一つで議長選に臨めば非自民会派から議長の選出は不可能だから仕方ない現実だが、最近は自民系会派が3つあり、普段は別々の議会対応をしているのに議長選になると何故か「話し合い」と称して自民系から議長を出すという不可解な出来事が生じている。議長は岐阜市議会の代表で顔。本当は誰でも良い訳がない。ましてや自民系議員専用ポストではないはず。百歩譲って、自民の中から選出したいなら、議会前の話し合いできちんと決着を図ってもらいたいものである。議会当日まで話し合いがもつれて、開会を遅らせるなんていうこと自体反省すべきである。
 何が大きな要因なのか。やはりリーダーの資質が欠如しているのではないかと猛省して欲しいものである。
 何時間も待たされる立場を考えて欲しい・・無理な注文でもないはず!





臨時議会間近

2014-05-03 09:26:22 | 国際・政治
 5月22日の臨時議会開催が決まった。
 無効1年間の所属常任委員会や正副委員長を互選するために開催される恒例化した議会であるが、例年もめるのが正副議長選挙である。
地方自治法上の正副議長の任期は4年であるが、多くの自治体ではポストを効率的に回すため暗黙の了承のもと、単年度で正副議長を交代するという慣例として行われてきた。最近では定数削減や自治体合併に伴い、2年任期や複数回議長になる自治体も目につくようになってきたが、岐阜市では従前どおりの慣習が続いてきている。
 しかし、今年はこれまでと違い議長の適齢者がいない(関係者の話)ということで、簡単に話がまとまらないようである。岐阜市の場合、自民党籍を有する議員の中から議長が選ばれてきているが、三会派に分かれている現状から、なかなか一本化が困難のようである。本来なら議会を代表する議長職、もう少し重みがあるべきだと思うが、最近では、人格だとか統率力という視点で選任が行われていないのが残念である。
 二元代表制である議長が市長の顔色をうかがって議会運営に臨むなら議会は形骸化してしまう。
 威厳と二元代表制を堅持できる議長の誕生を望みたい!