政治不信の煽り

民主党政権の誕生は何だったのか。今もその答えが出てこない。むしろ世論の風当たりは強くなるばかりか、既に見放されているのではないかと感じてしまう。

先頃、市政報告「ほうれんそう」を支持者の方々に送付したが、総選挙も予想されるので、国会議員の国政報告も同封して送ったところ、匿名とはいえ民主党への怒りを殴り書きした国政報告が返送されてきた。同時に市政報告には「君が好きだから忠告するが民主党と縁を切れ」という文言が赤鉛筆で書かれてあった。今回の市政報告の送り先は、これまでにも幾度となく送付してきた支援者であるが、こんなケースは初めてで戸惑っている。

こんな事態を招いた要因は明らかである。国政が機能不全、政局や選挙を意識して何も前に進まない国会、党の綱領さえない未成熟な党を引っ張っていくリーダーの欠如、国家観を語ることの出来る政治家が見当たらない、相変わらず永田町界隈での政治から抜けきっていない国会議員の資質・・・・・いくつもの要因があげられる。

日々、直接に市民、有権者と接する機会が多い一地方議員として今の政治状況をマスコミ等の報道内容しか知らずに市民・有権者に接しなければならない苦悩を国会議員の面々はどの程度知っているのだろうか。

選挙制度が変わって小選挙区制になって以来、国・地方の議員間の連携が与野党問わず薄くなったと言われている。人間関係が希薄な状況で活動の連携は図れない。

国政に携わる方々はしっかりと日本の将来像を語って欲しいと希求する。

尊敬する先輩

　森しん各務原市長の出版記念パーティが各務原市内で開催された。2000年に一冊目の「エメラルドネックレス　21世紀都市戦略」を出版されて以後、今回で4作目となる出版物は「都市国家への道」というまた興味湧く表題が付けられている。今年の正月に執筆を思いつき書きあげたということだが、多忙な市長職務の中での出版、そのバイタリティには驚かされる限りである。元来勉強家で何事にも積極的な方、しかし年齢を重ねられ丸くなられたところは見受けられるが、政治が好きでたまらない姿勢は尊敬すべきところである。時として読むべき本の紹介や国家・自治体論を教えて頂くことが多いが、何よりも「政治にはロマンが必要」という教えは私の議員活動の大きな柱になっているので、またしっかりと本の内容を勉強させて頂こうと思う。

しかし、森市長の人脈の多彩さにはいつも驚かされる。県下各界の著名人がパティーに参加されているが、人徳がある証拠。見習わなければならいと思う。余興ではないが、音楽のまちを目指す各務原市にふさわしい演奏を自ら一緒（財界人や文化人有志と）にされる姿は実に楽しそうでした。健康に留意され、新たな活動に臨まれることを期待してやまない！

 

ダイエットにチャレンジ

　年齢を重ねると体の新陳代謝量が衰えると主治医からアドバイスをもらい、体重が増えないように注意をしてきたが、体重減を図ることは難しい。しかし確実にメタボ体型であることは現実であり、今後の健康を考えると真剣にダイエットに挑戦する必要がある。

　身近なところで、ランニングで3カ月で12㎏減を実現した姿や、食事に配慮し5㎏痩せたとかいう方の姿を見ると何となく希望が湧いてくる。

　これまでに何度かフィットネスクラブの会員になり運動をしようとしたが、目標がいい加減でとん挫してきた。有言実行がモットーだが、ダイエットだけはどうも上手くいかない。

　食への欲望や時間のタイトさにかまけて、いつの間にか厳しさを失っていたのだと思う。

　焦らず、すこしづづダイエットに挑戦することを公約にする必要があると思うので、ブログ上で宣言します！　メタボ解消　！！

高齢者パワーに脱帽

校区の「グランドゴルフ大会」が今日実施された。参加者は１３０名。参加者の大半はマイボールにカーボンのマイスティック持参。つまり普段から地域の各地でグランドゴルフを楽しんでおられる方々が参加者の中心。

家族連れも若干見受けられたが、ほとんどは高齢者。優勝スコアーは男女とも３６ストローク。運営担当当番として、早朝６時半にコース設定等に頑張った一人としては、コースを難しくしたにも係らず、簡単に攻略されて残念だが、日頃の成果だから当然かな。しかし高齢者パワーは素晴らしい。大会運営をした体育振興会の委員の皆さんが少々お疲れ気味に見えるほど参加者の皆さん方の元気さは驚きだが、今後は子どもや若者にも参加してもらえるような工夫も必要だと感じた。

地域行事の盛り上がりは地域の団結力の証。有意義な日だったが関係者の皆さんお疲れ様でした。感謝します。

新年度の議会構成決定

　昨日臨時議会が開催された。新年度所属する委員会等への割振りや正副議長の選出が行われた。

　自治法上では議員の任期である４年が正副議長の任期だが、長年、毎年交代することが慣例化している。同じ有権者から議員として選出された以上、権利も義務も同じであるが、こと役職となると、当選回数や年齢に重きが置かれる。そして何よりも弊害なのが、会派は別なのに、自民党という枠で各会派が結束し議長の選出を行うという長年の慣例を未だに踏襲している現実があるからである。４年の議員任期をローテンション化し、次は誰の番、その次は誰誰の番と勝手に決まったように人選が行われる。

多くの議員が色々と役職を経験することは良いことだと思うが、正副議長という議会の顔となるポストが単に当選順や年齢で決まるとしたら情けない限りである。

今回選出された新たな正副議長は私どもの後輩だが、それなりに立派な方々で、十分役割を果たしてくれるものと思うが、課題である議会改革は未だ道半ば。各種行事での挨拶要員に終わることなく、議会内の抱える種々の課題を少しでも解決する努力を果たして欲しいと願う。１年はあっという間だよ！