６月定例会終了

岐阜市議会６月定例会が本日閉会した。

東日本大震災に関連し、防災対策のテーマに質疑が集中したが、種々の課題にはこれから取り組むことになる。しかし、台風シーズンを控え、河川や排水路改修は喫緊の問題であるし、いざ災害時の避難場所にもなるで学校の耐震化は早急に取り組むべきことである。民主党も新年度に向けて各団体や自治体からの予算要望等のヒアリング行っているが、しっかりと予算確保の努力を国会議員先生方にお願いしたい。

先行きが不透明な今だからこそ、地に足が着いた行動をしてほしい。党内抗争はうんざりである。

老害

人間誰もが年をとる。体力も気力も衰えるのは仕方のないことだが、そのことをどの様に自覚するかが肝心である。

「硬直した考え方の高齢者が指導的立場を占め、組織の活力が失われること」（広辞苑）を老害というそうだが、世の中にはこうした場面が数多くある。政治の世界は特にそうした傾向が強くでるところである。年齢や当選回数が物を言うのである。確かに経験は重要だが、自らそれを披歴するのではなく後輩にその経験を教え、育てる気概がなければ変革は望めない。いつまでも自分がボスで在り続けたいという願望は理解できるが、大局に立って後輩たちを見守るという姿勢が必要ではないだろうか。

衰えていく体力や気力に焦りを感じたら早めに引退をしていく。そうした生き方をしたいものである。

最近の（国・地方問わず）日本の政治を見ると「老害」が相変わらず横行している気がするが、それに気づかない人たちが多いのも気がかりである！

本会議質問終了

４日間の本会議質問が本日終了した。

多くの登壇者が東日本大震災関連の質問をした。

初日に代表質問に立った私も多角的に関連質問をしたが、従来の震災対策を質・量ともにレベルアップするために大変な作業量が課題としてあるのは事実である。英知を私たちも一緒になって絞り出す必要がある。

今回は多くの新人議員たちも質問戦に登場したが、素材的に素晴らしい人もいたが、総体的には勉強不足の感は歪めないと感じた。質問の視点に鋭さが欠如しているのはただ単に経験不足というマイナス要因を差し引いても残念な気がした。

新人独特の初々しさを望みたいが、議会の形骸化に馴染んでいる言動が見受けられたのは議会運営にも問題があるような気がした。真の議会改革に取り組まねばならない！

明日代表質問

暑さをしのぎながら明日の代表質問に向け準備が完了した。

副議長在任中は質問を控えるという暗黙のルールにより一年間沈黙をしていたが、久しぶりの登壇が代表質問という大役で少々張り切りすぎた感がある。

質疑合わせて６０分の時間制限の中、質問はなんとかまとめ上げたが、答弁時間が気がかりである。まあ出たとこ勝負かな！

それにしても岐阜市議会は質問者が多い。質問項目の重複もかなりあるようだが、答える理事者側も同じ答弁は出来ず苦慮しているとのこと。何やら登壇することが目的で，内容はあまり関係ないようである。質問回数を自慢しても何にもならないのに。要は何のために質問するかが肝心で、それが市民生活の向上や市政発展に繋がらなければ何の意味もない。岐阜市議会の二元代表制・・・真価が問われる議会！

６月定例会開会日

梅雨入り時期で不安定な天候が続く日々である。

政局は未だ混迷をし、震災復興への道筋は見えていない。情けない国情である。国難を真摯に受け止めている国家議員が本当に何人いるのだろうか。不満は募るばかり。こんな中今日から岐阜市議会の定例会が始まる。会期は２７日までであるが、震災の影響により交付税がどの程度削減されそうなのか、市内の雇用・景気状況は、市民生活に震災の影響は及んでいないか、岐阜市の防災対策は万全か，etc......課題は山ほどあると思う。市議会は国会のような党利党略が先行するような運営にならないよう真剣に議論する場にしなければと思う。