長年の自民党政権に終止符。民主党が政権奪取。二大政党化への序章。日本が変わる・・・・・と大騒ぎした日がまだ昨日のような気がする。
しかしいつの間にか民主党内でも派閥やグループ間の覇権争いが顕著となり、何かが起こる度に時のリーダーが短期間で変わる。民主党が議員党であることは承知をしていた。勿論国会議員が中心なのはある部分仕方が無いことだとも思っていた。しかし、残念ながら多くの国会議員には「明日の国家論」や「国民目線」が欠如している気がしてならない。自分が次の選挙で勝つために行動をすることを否定するものではないが、立法府に位置する国会議員は自分の明日よりも国の明日を最優先にするべきである。
自分たちだけが国を動かしているという錯覚は特権意識や既得権益を打ち破る行動の妨げになっていることは確かである。例えば、たいして使わない(大半は車移動)私鉄の鉄道やバスの無料乗車パスを今でも支給されているのにやめられない。領収書のいらない文書交通費を一律100万円支給。その他、3人の公設秘書や政党交付金等などかなりの厚遇は昔とあまり変わらない。(ちなみに岐阜市でも10数年前までは電車やバスの無料乗車パスがあったが、早くから廃止している)
さて、政権j交代した意味が消えそうな最近の国政情勢だが、政治不信は最大ピークに達している。次の総選挙は覚悟する必要がありそうである。頭が痛い。
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