記念日
○オレンジデー
愛し合う二人がオレンジやオレンジ色のものを贈り合って愛をさらに深める日。オレンジは樹にたくさんの実を成らせる「繁栄」「多産」のシンボルであり、「花嫁の喜び」という花言葉を持つことから愛の記念日にふさわしいと、日本を代表する柑橘類の産地であるJA全農えひめ(全国農業協同組合連合会愛媛県本部)が制定。
日付は2月14日の「バレンタインデー」、3月14日の「ホワイトデー」に続く意味から。
※orangeの語源: 「orange」は「香り高い」を意味するインド南部のドラヴィダ語「naru」に由来し、サンスクリット語に入って「narangah」となり、「みかん」を意味するようになる。 その後、ペルシア語、アラビア語を経て、スペイン語で「オレンジの木」を意味する「naranja」となった。「naranja」がふらんすのプロヴァンス語に入ると、その果実の色からラテン語で「黄金」を意味する「au-」が付され「auranja」となり、フランス語で「金」を意味する「-ou」に置き換えられて「orenge」に変化して「orange」となった。
これらの変化を総合すると、orangeは「香り高い黄金の果実」の意となる。
※オレンジの花言葉:オレンジの花言葉の「花嫁の喜び」「結婚式の祝宴」「純粋」は、西洋の結婚式でオレンジの花が花嫁の髪飾りに使われることにちなむ。オレンジの木の「豊富」「物惜しみしない」「寛大」の花言葉は、オレンジの木にはたくさんの果実がみのることに由来する。
○パートナーデー
佐賀県佐賀市が1998年に制定。
2月14日がバレンタインデー、3月14日がホワイトデーであることから、その一ヶ月後を「パートナーデー」とした。
家庭・職場・地域等で互いを思い遣り、男女が共に参画する社会を目指す日。
○フレンドリーデー
新学期、新入学、新社会人など、新しくスタートを切る4月。その2週間後のこの日を友人との絆を深め、新たな友人づくりの日にと、株式会社スーパープランニングが制定。
日付には4と14で「友達ってよいヨ(414)ネ!」の意味もある。また、同社ではその名称から地球上のすべての人々も、自然も、動物も「みんなが仲良くする日」として活動を行っている。オリジナルキャラクターの「MR.FRIENDLY」も人気。
○良い年の日
森下仁丹が制定。
4(よい)14(とし)で「よいとし」の語呂合せ。
○椅子の日
人間に最も近い存在の家具であり、背骨を支え、快適と安楽を与えてくれる椅子。座り心地の良い椅子と出会うことは、健康で幸せな気分を与えられるとの考えから、オフィス家具などを手がける東大阪市に本社を置くオフィスレット株式会社が制定。
日付は4と14で「良い椅子」と読む語呂合わせから。また、新入学、就職、転居などで新しいスタートを切る時期に当たることから、座り心地の良い椅子を贈る日となることを目指している。
いすの語源:いすは「倚子」と漢字表記し、「いし(「し」は漢音)」と呼ばれていた。 「倚」の漢字は「よりかかる」という意味があり、「子」は「帽子」や「冊子」などと同じく、物の名に添えられる接尾語である。 禅宗の伝来以後、「倚子」は「椅子」と表記されるようになり、「子」を唐音読みで「いす」と呼ばれるようになった。
○柔道整復の日
全国柔整鍼灸協会が2003年に制定。
1970(昭和45)年のこの日、「柔道整復師法」が公布された。
○タイタニックの日
1912年のこの日、初航海中のイギリスの大型客船タイタニック号が、北大西洋ニューファントランド沖で氷山に激突し、翌日未明に沈没した。
乗客乗員2208人のうち1513人の儀牲者を出した。事故の原因や被害には、救命設備・流氷の監視・無線電信等さまざまな問題が関連しており、その後の船の安全確保について多くの教訓が得られた。
※タイタニック (Titanic):ギリシア神話に登場する巨人の神「ティターン(タイタン)」に由来する、巨大剛健無双なものを表現する言葉。
○ポスト愛護週間(4月14日~4月20日)
全国郵便切手売捌協会が1963年に制定。
「逓信記念日」までの一週間。
各地でポスト感謝祭やポスト清掃等が行われる。
誕生花:セイヨウヒルガオ(コンボルブルス) field bindweed
【花言葉】「絆」「縁」「失望」「優しい愛情」「和やかさ」「楽しい思い出」「依存」「飽きっぽい」「失望」
【概要】
セイヨウヒルガオ (西洋昼顔、Convolvulus arvensis) は、ヨーロッパを原産地とするヒルガオ科コンボルブルス属のつる性多年草。園芸植物としては、コンボルブルス・アルベンシスという学名で呼ばれることもある。現在では世界各地に帰化している。日本へは20世紀の初頭に観賞用として渡来した。昭和年代に輸入農産物に混入した種子が鉄道輸送で各地に散布された。
近縁種の昼顔(ヒルガオ)と見分けるポイントは苞の位置である。昼顔(ヒルガオ)は萼の上に大きな苞が2枚あり、本種は花柄の中間に小さな苞がある。
属名の Convolvulus はラテン語の「convolvere(巻きつく)」からきている。この属の植物の大部分が蔓性であることから名づけられた。
種小名の arvense は「原野に生える」という意味である。
【特徴】
つるの長さは1mから2m。地下茎を持っているので、庭や畑などに生えると除去するのが大変である。
葉は矢じり形ないし糸状で、互い違いに生える(互生)。
開花期は5月から9月。花径3cmくらいの白ないし淡い紅色をした漏斗形の花を咲かせる。花には5つの少し濃いピンクの放射状の帯がある。雄しべは5本、雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
近縁種の昼顔(ヒルガオ)と見分けるポイントは苞の位置である。
昼顔(ヒルガオ)は萼の上に大きな苞が2枚あり、本種は花柄の中間に小さな苞がある。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/3b/Convolvulus_arvensis.jpg
・葉
http://agroscience.com.ua/sites/default/files/herba/Convolvulus_arvensis5.jpg
http://keys.lucidcentral.org/keys/v3/eafrinet/weeds/key/weeds/Media/Html/images/Convolvulus_arvensis_(Field_Bindweed)/convolvulus_arvensis5.jpg
・花
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/37/Convolvulus_arvensis_01_by-dpc.jpg
https://www.uni-marburg.de/fb17/fachgebiete/botanik_mykologie/spezbot/bilder/convolvulus_arvensis
【主な原種・園芸品種】
コンボルブルス・トリコロール〔Convolvulus tricolor〕(トリカラー種)
サンシキアサガオ、サンシキヒルガオとも呼ばれる一年草。花径4〜5cm。園芸品種に‘ロイヤルエンサイン’があり、青紫のほか、桃花や白花もある。本種をさして、コンボルブルスということが多い。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/8b/Convolvulus_April_2010-1.jpg
コンボルブルス・サバチウス〔Convolvulus sabatius=C.mauritanicus〕
常緑の半耐寒性多年草。4月から6月に花径2cmくらいの青い花を咲かせる。茎は這うように横に長く伸び、マット状に茂る。別名ブルーカーペット。
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Convolvulus_sabatius#/media/File%3AConvolvulus_sabatius_01_ies.jpg
コンボルブルス・クネオルム〔Convolvulus cneorum〕
銀白色の葉が美しく、枝分かれして低木状に育ち、コンテナの寄せ植えなどに向く。5月から6月に花径3cmくらいの白い花が咲く。園芸品種に‘スノーエンジェル’がある。
http://www.findmeplants.co.uk/picsinfull/convolvulus.jpg
・'Snow Angel'
https://farm5.staticflickr.com/4130/5083781965_88bc335683_z.jpg
コンボルブルス・アルタエオイデス〔Convolvulus althaeoides〕
つる性の常緑多年草。銀白色の小さく細い刃のような葉で、5月から6月に花径3cmくらいの桃色の花を咲かせる。根から不定芽を出してふえる。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/09/Convolvulus_althaeoides01.jpg
【詳しい育て方】
■主な作業
切り戻し:伸びすぎたものは、切り戻しをして形を整える。
誘引:つる性のものは、必要に応じてつるの誘引を行う。
■栽培環境
温暖で日照量の多い、比較的乾燥した気候を好む。梅雨期の高温多湿や日照不足で株が弱るので、できるだけ水はけと風通しをよくしておくことが大切。冬期-5℃以下になる寒冷地では防寒が必要である。アルタエオイデス種は、乾燥気味であれば、かなりの寒さに耐える。また、直根性なので移植を嫌う。
■水やリ
多湿状態が続くと根腐れしやすいので、用土が乾いてから水やりをする。
■肥料
春の生長期と秋に化成肥料を施すが、夏の高温期には肥料分が残らないようにしておく。一年草のトリカラー種は生育中に定期的に液体肥料を施す。
■用土
鹿沼土や軽石などを主体とした、山野草向けの用土が安心で、夏越しも容易になる。一年草のトリカラー種は、水はけがよければ、一般の草花向け培養土で育てられる。
■植えつけ・植え替え
4月から5月、または9月下旬から10月ごろが適期である。コンテナ、吊り鉢、石垣の上から垂らすような使い方ができる。花壇では、レイズドベッドのような水はけのよいところが適している。つる性のものはトレリスに絡ませることもできる。
■ふやし方
さし芽:多年草のサバティウス種やクネオラム種はさし芽でふやす。9月から10月が適期であるが春も可能。
タネまき:一年草のトリカラー種は、通常4月から5月にタネをまいて育てる。暖地では秋まきもできる。ポットか花壇に直まきし、根を切らないよう注意する。
そのほか:アルタエオイデス種は株分けと根伏せでふやす。
■病気と害虫
日によく当て、水はけをよくしておけば、ほとんど見られない。
■まとめ
https://www.youtube.com/watch?v=SfjMgLuUl0A
年中行事・祭・イベント
○大滝博子創作人形展 ただいま心のふるさと(山形県天童市・天童市美術館、4月14日(木)~5月22日(日) 9:30~18:00 最終入館17:30(17:00までの入館を推奨) ※期間中の開催日:月曜を除く)
天童市出身の創作人形作家・大滝博子の展覧会。大滝の人形は古布やちりめんを用いて制作されており、その独特の風合いが人形の表情となって見る人を魅了する。本展はふるさとでの開催ということもあり、これまでの活動を回顧する形式で開催。約150体の作品を展示する。
□山王まつり(新潟県佐渡市・新穂[にいぼ]日吉神社周辺 7:00~20:00)
「山王さん」とは日吉神社の通称で、地区住民から尊崇され、親しまれている。800余年の由緒をもつこのお宮のまつりは庶民の暮らしと密着し、少年の射手による流鏑馬、ダイナミックな鬼太鼓の舞、見事な神輿、下がり羽などが奉納される。
○【桜・見ごろ】河川緑地たちばな公園(新潟県長岡市・河川緑地たちばな公園、4/14(木)~22(金)※開催日は見ごろの目安 気候等により期間は前後する場合あり 例年4月中旬から下旬が見ごろの時期だが、27年度は4月24日の時点で葉桜)
地域を流れる旧黒川沿いにある細長い公園「河川緑地たちばな公園」。恐竜の滑り台やスペースコロニーなどの遊具が充実していて、子どもたちは一日中楽しめる。春の桜や梅雨に映える花菖蒲がとても美しいスポットとしても紹介されており、子どもたちだけでなく、休日を家族で過ごす姿もあちらこちらに。お弁当持参で、お花見を楽しむのもおすすめ。
○【桜・見ごろ】栗山沢さくら広場 しだれ桜(新潟県長岡市・栗山沢さくら広場、4/14(木)~22(金)※開催日は見ごろの目安 気候等により期間は前後する場合あり 例年4月中旬から下旬が見ごろの時期だが、27年度は4月24日の時点で葉桜)
栗山沢(くりやまざわ)集落にそびえるしだれ桜は樹高約15m、幹囲2.25m、樹齢100年を超え、春の満開時には見事な姿を見せてくれる。その絢爛さを楽しみに、カメラをもって訪れる人もいるおすすめのスポット。もとは仙台藩の奥庭にあった御止桜を、日露戦争当時、仙台砲兵隊に所属していた村人が種を持ち帰って育てたと伝えられている。
○青森産直市「あおもりプロモーションマルシェ」in浦和駅(埼玉県さいたま市浦和区・浦和駅東西自由通路「あおもり産直市」、 4/14(木)~21(木) 11:00~20:00※最終日は17:00終了)
海の幸も山の幸も美味しい上質な青森が味わえるイベント。青森県産のりんごをふんだんに使用して醸造した話題のアオモリシードル、産地直送の青森の特産品や、好評の黒にんにくなど、青森の名産品が多数揃う。
○新潟ふるさとの味めぐり(東京都渋谷区・表参道・新潟館ネスパス、4月14日(木)~17日(日) 10時30分から~18時
※初日は13時~※最終日は16時まで)
県産米を使用した焼サバ棒寿司や、明治から続く老舗のみそ、山桜でいぶした燻製品や骨付きモモハムを販売。かぐら南蛮味噌や、昔懐かしい五平餅の販売も行う。
○名探偵コナン in JOYPOLIS~20年目の邂逅(エンカウンター)~(東京都港区・東京ジョイポリス、4月14日(木)~5月29日(日) 10:00~22:00)
東京・台場の屋内型テーマパーク「東京ジョイポリス」が放送開始20周年を迎え、劇場版第20作目が4月16日に公開される大人気アニメ「名探偵コナン」とコラボレーションしたイベント「名探偵コナンin JOYPOLIS~20年目の邂逅(エンカウンター)~」を4月14日(木)から5月29日(日)まで期間限定で開催。謎解きゲームや、限定グッズやコラボメニューの販売など、館内を「名探偵コナン」一色に染める。
○岡本太郎と音楽―響き・不況和音」展(神奈川県川崎市多摩区・川崎市岡本太郎美術館 常設展示室、4/14(木)~7/3(日) 9:30~17:00※休館日:月曜日、5月6日(金) ※入館は16:30まで)
岡本太郎は若い頃、音楽と絵画とどちらの道を選ぶか迷うほど、音楽が好きだったという。音楽を本業にすることこそなかったが、アトリエには与謝野晶子から贈られたピアノを置き、全くの独学ではあるものの、制作の合間にショパンの「雨だれ」などを弾いて楽しんだ。岡本の絵画にも、共感覚にも似た、色やかたちの響きを感じるものが数多くある。岡本太郎の作品に響く音に、耳をすませてみよう。
○【桜・見ごろ】戸倉宿キティパーク(長野県千曲市・戸倉宿キティパーク、4/14(木)~30(土)※開催日は見ごろの目安 気候等により期間は前後する場合あり 例年4月中旬から下旬が見ごろの時)
山の斜面を利用した広大な公園「戸倉宿キティパーク」。放し飼いのウサギやヤギ等の小動物もいて、自然の中、楽しい休日を過ごすことができる憩いのスポット。まるで温泉街を見渡すようにそびえ立つ高さ8mの巨大な千曲天狗像が目印。ローラー滑り台をはじめとした子供向けの遊具も充実している。
○【桜・見ごろ】松本市 城山公園(長野県松本市城山公園、4/14(木)~24(日)※気候により見ごろの前後あり ※例年の見ごろは4月中旬~下旬)
松本市内や安曇野、北アルプスを見渡せる高台の桜並木が美しい公園。展望台もあるので、訪れた際は絶景を楽しんでほしい。市民を中心に人気の高い定番の花見スポット、お弁当を持って家族や仲間と訪れよう。
○【桜・見ごろ】ザ・ハーモニーホール(島内公園)(長野県松本市・ザ・ハーモニーホール(島内公園)、4/14(木)~22(金)※気候により見ごろの前後あり ※例年の見ごろは4月中旬~下旬)
音楽芸術の拠点として市民に親しまれているザ・ハーモニーホール。広い敷地内には沢山の木々が植えられており、春になるとピンク色の桜が咲きそろう。元紡績工場の跡地で古木が多く、ゆったりした雰囲気を味わえる。赤レンガと桜のコントラストも美しい。
○【桜・見ごろ】薄川堤防(長野県松本市・薄川堤防、4/14(木)~20(水)※気候により見ごろの前後あり ※例年の見ごろは4月中旬)
川沿い2km近くに渡って続く見事な桜並木。特に下流の辺りたくさんの桜が植えられている。ポカポカ陽気の中、河川敷にシートを広げてバーベキューを楽しむこともできる。遠く槍ヶ岳の穂先を眺め、春の訪れを感じてみては。
○【桜・見ごろ】弘法山古墳(長野県松本市・】弘法山古墳、4/14(木)~24(日)※気候により見ごろの前後あり ※例年の見ごろは4月中旬~下旬)
松本市の市街地より南西部の弘法山(標高650m)の山頂に位置する弘法山古墳。山すそから山頂付近までソメイヨシノ、ヤエザクラなどが約4000本植えられており、その淡い桜色が景観に彩を添える。桜のグラデーションの変化も見事。
□春の高山祭(山王祭)(岐阜県高山市・日枝[ひえ]神社周辺、4月14日(木)~15日(金))
高山祭は、春の山王祭(4月14・15日)、秋の八幡祭(10月9・10日)のふたつの総称。豪華な屋台12台の曳き揃えのほか、御巡幸とよばれる祭行列が町を巡る。3台の屋台では、見事なからくり人形の妙技が披露される。また、4月14日の夜には各屋台がそれぞれおよそ100個もの提灯をつけ、夜の町を巡る夜祭が行われる。
○【桜・見ごろ】天狗平の御所桜(石川県能登町・天狗平、4/14(木)~27(水)※開催日は見ごろの目安 気候等により期間は前後する場合あり)
数百年に渡り、能登町に春の訪れを告げてきた巨木。町の天然記念物に指定される巨樹で、幹周り約3.4m、樹高約16m、樹齢約500年と推定されるエドヒガン。この地で「天狗椀」と呼ばれる古代椀を生産していた木地師が、職祖・惟喬親王が閑居した近江より苗木を持ち帰ったと言われており、現在は、地域の人たちの手により大切に保護されている。
□八幡祭(滋賀県近江八幡市・日牟禮[ひむれ]八幡宮、4/14(木)~15(金)※14日20:00~23:00、15日15:30~18:00)
1000年以上の歴史を誇り、八幡開町以前の旧村落で行われる祭で、毎年この両日に日牟禮八幡宮に奉納される。14日の宵宮祭は松明祭とも呼ばれ、国の無形民俗文化財に選ばれており、10m余の大松明をはじめとする合計30本以上の松明に火が付けられる。翌、15日は各町自慢の太鼓が宮入する。
14日は午前中に大松明結い、昼から子供松明の奉火、19時より神役太鼓が宮入し、20時から上之郷の松明からその年に定められた順に火が放たれ夜空を焦がす。
15日は10時から例祭、14時30分から太鼓渡り宿入り、16時から大太鼓の渡りが行われます。この渡りも昔からの決まった順番で宮入りするが、雨天の場合は、代渡りと称し役員と代表者で太鼓なしの渡りの時もある。また、鳴らされる太鼓の打ち方は各郷に伝わるものとされている。
○~みんな来い!来い!~ 「鯉の凧展」(滋賀県東近江市・世界凧博物館 東近江大凧会館、4月14日(木)~5月8日(日) 9:00~17:00※期間中の開催日:4月20日(水)、26日(火)・27日(水)、5月6日(金)を除く )
日本一の大きさを誇る100畳敷東近江大凧の実物をはじめ、日本全国、世界の凧を展示する東近江大凧会館で、こどもの日に合わせて「鯉」が描かれた凧を特集展示する。期間中は、鯉の歩行凧作りコーナーとペーパークラフトによる「鯉のぼり作り」コーナーも無料で楽しめる。
□白峯神宮春季例大祭(蹴鞠奉納)(京都市上京区・白峯神宮)
10時30分~淳仁天皇祭斎行、舞楽奉納。11時30分~蹴鞠保存会による奉納。奉納後、約30分蹴鞠体験ができる(自由参加)。
□熊野那智大社桜花祭(和歌山県那智勝浦町・熊野那智大社 9:00~)
ヤマザクラが咲き乱れる熊野那智大社で行われる。御神前で神様に桜を捧げ、神楽を奏する。花山法皇[かざんほうおう]が那智の滝近くで修行した時、桜の美しさを和歌に詠んだ故事を偲ぶ古式ゆかしい祭。
○笹倉鉄平 乗物が“名脇役”な作品展(兵庫県西宮市・笹倉鉄平ちいさな絵画館、4月14日(木)~6月27日(月) 10:00~18:00(入館は17:30まで)※開催日時に関する特記事項 休館日 毎週 火・水曜日 ※※G.W.中、4/28(木)~5/8(日)は開館、5/9(月)は振り替え休館)
閑静な住宅街にある私設美術館で、兵庫県出身の画家・笹倉鉄平の企画展を開催。雨降る夜の街灯に照らされ光るハンガリーの路面電車、フランス郊外の公園にやってきた移動式の回転木馬、夕暮れ時のイタリアの空に浮かぶ熱気球船や飛行船、スペインの港に浮かぶ漁師のボート、茜色に染まる英国中部の保存鉄道の始発駅、レマン湖畔のヨットハーバー、白壁が映える南イタリアの街の上空を飛ぶ複葉機・・・。ヨーロッパの街角に船やヨット、電車や自転車などが登場して、独特の味を醸し出しているワンシーンを集めてみた。
□藤田神社例祭 春まつり(鳥取県米子市藤田神社、 4/14(木)~15(金)※14日19:30~宵祭 15日10:00~本祭)
江戸時代には米子城の北の守りとして重んじられ、昔から米子の総鎮守として、「かんださん」の名で親しまれている勝田神社。商売繁盛をはじめご利益全般とされており、市民定番の初詣スポットとして毎年多くの参拝客が足を運ぶ。例年春と秋に行われる例祭は、参道から続く道に多数の露天が並び、たくさんの参拝者で賑わう。歴史ある神社の例祭へぜひ出かけてみよう。
○永 武 作品展(熊本県熊本市西区・島田美術館(ギャラリー)、4/14(木)~24(日) 10:00~17:00※火曜休館(祝日の場合は開館))
静かにそこに存在する冬瓜、瞳が印象的な人物など混合技法で描いた絵画約20点。また流木、廃材を使って創ったユーモラスな立体作品20点。ほか、木版画やオリジナル技法の版画1などを展示販売する。