前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

土曜 雨降らぬ前にフラッとライド その1 鍋谷経由和歌山へ

2013年04月22日 | Weblog
天気予報を見ると、にっくき雨が日曜に来る?早ければ土曜の夕方から降り出す予報が出ていた。
ならば土曜にちょっとでも走りたい・・・日曜は運が良ければ朝にはやんでるかも・・との予測を立てるが、
ほぼ朝は無理だろう・・・との予感が働き、土曜にフラッと走ることに・・・

まともに長距離を行く回数も最近減っており、合わせて登りもまともに登ってないなー・・ということで、
とりあえず山を越えて和歌山方面走ろうか・・・ということになり、鍋谷をとりあえず登ることにする。

空を見上げると、典型的な雨の予感が・・・

というのも、下の写真、ちょっと分かりにくいかな?
実はこの白い物は、自然の雲ではなく、飛行機雲が飛び去ったあとの煙というか、蒸気。
かなり時間が立っていてもいつまでも蒸気が残っている。そして広がっているのだ。
これ、天気が良く、空気が乾燥しているとすぐに消える。いつまでも筋が残っているときは、必ず雨が
降る前兆なんだって。
だから朝、いくら天気が良く、太陽が照っていても飛行機雲で天気が崩れるかどうか、判断がつくんだって。
知ってた?
この日は、間違いなく雨が降るということがこれで実証されたわけなのさ。










天気が崩れると分かっていても、朝からはまぶしいぐらいの天気の良さ。

とは言うものの、4月も下旬にさしかかろうというのに、気温は低く、やっぱり異常気象を思わざるを得ないほどの
寒さだったね。
普通、この時期は、ほんと、合服ジャージを着るのが常だけど、しっかり冬ジャージに身をまとっていた。

そしてとりあえずコンビ二で水分補給。

さ~て、今日はどんなドラマが待ってるのかな~~~
楽しみだね~~

寄り添う自転車たちはそんなことでも話し合ってるのだろうか・・・・喜









そしてとりあえず、第一関門であるいつもの鍋谷の手前、桃坂の坂へとさしかかる。

この日の電工温度計は4月下旬ともあろうことに、10℃と低め。
真冬一歩手前・・・って感じ。驚

走ってても若干足が冷たいのがわかったもんね。汗

そして、普段、私たちは真剣に登りのトレーニングをするでもなく、登れる自分のペースでゆっくり
えっちらおっちら登って行く。
しかし、旦那は、最近の2回のヒルクライムレース参戦で、少し自分の力のなさを実感したのか?自分で言う。
ちょっと登りの練習もせーなあかんなー・・・と・・・・
ん?珍しく何を言い出すん?と私は思った。
いつもなら楽しく走ってたら自然と速くなる・・と豪語する旦那。珍しくまともなこと言ってるわ・・と
逆に驚く私。それだけ旦那の発言が旦那に似合っていなかったように思えた。笑

まあ、私はいつでも、いくら機材が良くても、一番大事なのは要は自分の脚力だというのはよく分かっている。
それにいきなり速くなれるかというと、自転車はそんな甘くはない。地道に努力に努力を重ねて、やっと
少し速くなり、それを積み重ねていくことによって、本当の力がついてくるというもの。
それだけ自転車を嘘は付かないというのは、身をもってわかっている。
だから今、どうあがいても急に速くなるなんてことはありえないのさ。


そして桃坂の登りにさしかかったとたん、旦那は急にスピードを上げ、一瞬にして見えなくなった。
まあ、私はいつも通り、マイペースで上がって行った。









ヒーフー言いながら何とか桃坂を通過。
しばらく息を整えるように走り、やがて鍋谷へとさしかかる。

おっと、鍋谷の林道横は大々的に工事をしていた。

なんか、新しい道を作るとかで、作業員がたくさん作業していた。

木をばっさり切っていた。驚

これからもどんどん木を伐採していくのだろうか?驚









そしてさらに進む。

横も確か結構木が茂っていたような気が・・・・・・・










あれ?確かここの左側もたくさんの木が茂っていたような気が・・・・汗

見ると、下の方に青のビニールシートがかけられている。

紛れもなく、ここにあった木も伐採されていたのがわかる。

オイオイ、鍋谷をどうしていこうというのか?
何年か後には鍋谷にトンネルが出来、そこを車が通るように工事を進めていくという情報がある。
だから、今私たちサイクリストがよく登っているここの道は、車が通らなくなり、しまいに荒れてくるだろう
との旦那の発言。車が通らなくなったら、もし崩れたとしても補修工事もしなくなるから、ガタガタになって
くるだろう・・とのこと。
そうなったら嫌だな~~~
大好きな鍋谷なのに・・・しかも多くのサイクリストがトレーニングとしてとても利用している峠だというのに・・









しばらく走り、工事の箇所を越えると私の大好きな木漏れ日が見れる箇所へとやってきた。

旦那はしばらく私の後ろをまったりゆっくり走る。

その様子を私は撮影。









天気のいい鍋谷の朝は素晴らしいほど木漏れ日が綺麗。

思わず吸い込まれそうにならない?喜

私は綺麗な鍋谷の木漏れ日がとっても大好き。
真夏でもここ、夕方4時ごろ通ったら薄暗く感じるんだよね。
それだけ木が密集しているってこと。
その分真夏でも影が多くて助かる場所でもあるんだけどね。








そんな中を旦那は気持ちよさそうに走っていた。

当然私も・・・・

少し肌寒いときの方が登りに関しては助かる。登って体が熱くなるから、丁度いい体温になるからね。








そして私も走ってる姿を撮影してもらう。

鍋谷に登るのはいつ振りだろう?
最近葛城に登ったのは覚えてるけど、鍋谷って長いこと登ってなかったんじゃないかな?
最後、いつ登ったか覚えてないぐらい・・・・

それだけあまり長距離も走ってなかったことになるんじゃないかな・・・・汗
今年は吉野もタイミングを逃して結局行かなかったし・・・梅の季節、賀名生(あのう)梅林も広橋梅林も
行かなかったし・・・汗
皆目長距離走ってないもんな~~ 汗









私は登りで、恐る恐るダンシングも取り入れて登ってみる。
とは言うものの、まだ100%力を出せないでいた。
ほんと、恐る恐る・・・
やっぱり角度によっては少し痛い。
日常生活でもまだ支障がある。しかし、かなりましにはなってきている。

最近までは、ドアを開くのに圧が手にかかるだけで痛いときもあった。車のドアを左で開けるときとか・・・
最近ではその動作も痛くなくなったからね。
って、逆にそんな動作でも痛かったん?って驚かれそうだけど、ひどいときはそのぐらい症状があったのだ。
だから自転車でも支障があるのは当然だよね。汗

今でも様子を見ながら、これぐらいが限界かな・・と、痛くなる前に分かるから、自分でセーブしながら
腕や肩を使っている。

今回の鍋谷もそうして登って行った。

半分ぐらいまで来たとき、旦那に私は、先行ってくれていいで・・と声をかける。
すると、旦那は、うん・・と言って、一瞬で見えなくなった。
あらら・・・ほんまに行ってもた・・・みたいな・・・・・苦笑

まあ、私は私で自分の登れるペースで登るつもりでいたから良かったんだけどね。

私は伊吹山の登りを思い出していた。
というか、鍋谷の登りの距離は伊吹山の2.5倍短いんだなー・・・と考えながら・・・
しかし、貧脚な私は鍋谷の登りも長く感じたね~~

登る確率の高い峠、知り尽くしているはずの峠なのに、やっぱり足が重く感じたから長く感じたのかも・・・汗


けど、どうにかこうにか関門を突破。

久々に峠の頂上へとやってきたのだ。喜

私は思わず、1の表示をしながら記念のポーズを決めて撮ってもらった。喜









けど、この日はこれで終わりではなく、さらに距離を稼ぐため、あまりゆっくりもしていなかった。
少し休憩し、すぐに和歌山側へ下山開始。

この下りの気持ちいいこと・・・
風は冷たかったけど、なんか爽快感を感じたね。

それに新道のトンネルを越えてからドドーンと下る道・・・
ここでは私が先頭を走り、とばすとばす・・・
平地及び下りなら任せて~~といわんばかりに結構なスピードをキープしながら走っていた。

メーターが壊れてるから何キロ出てたかは定かではないけれど・・・汗


そしていつものお決まりの笠田のコンビ二で小休憩。


私はワッフルのパンを、旦那はミルクフランスパンをチョイス。
ほっとレモンは2人で分けた。











そしてやっぱり春を感じながら私たちは走っていた。

高野方面へと向かう道の前に見える山の景色がとっても鮮やかな色をしていた。







ワッ!
あの山、綺麗・・・

ステムのlesserも喜んでいるような・・・そんな気がしたね。









そして右へ曲がって、この橋から見える山の景色も鮮やかでしょ~~~~


思わず走りたくなるでしょ~~~~

私たちはこんな所を走ってたのさ。喜 フフフ・・・楽しさ2人じめ。笑







しかし優雅に走っていられるのもつかの間。

というのも、ここから先が、又、長くダラダラした登り坂が私たちを苦しめるのだった。汗

フルーツの村・・・・

聞こえは確かにいいよね。
って、前からこんな看板あったっけ?

高野山方面への道・・・(美嶋温泉に通ずる道)に・・・?

ま、いいっか・・・・苦笑










なが~~く先が見える道・・・
ここもダラダラと登っているけれど、写真で見るとそんなきつくもないように見えるね。汗










なら、この下の写真なら登ってるのがわかるでしょ。

旦那は又元気良く上って行き、一瞬で見えなくなった。
今日は旦那頑張ってるな~~と思った。

けどね、後から聞く話では、スプロケ(ギア)を別のものと変えたのを忘れてたみたい。驚
この日、付けてたのは平地用の小さいギアだったらしい。
そして鈍感な?旦那は鍋谷を登ってたときは、小さいギアのことは完全に忘れてて、いつものギアと思いこんで
走ってたみたい。
で、ここ、美嶋温泉に行く登りの途中でギアを確認し、あれ?と思ったというから驚きだ。

昔、旦那は言ってたことがあった。
それは、このギアしかもうない・・と思ったらそのギアで登れる・・とのことだった。
軽いギアがあると思うから軽くしたくなる・・と・・・
本当はもう1枚軽いギアがあったとしても、今位置してるギアが一番軽いと思い込むと、意外とそのギアでも
登れるものだ・・・と・・・・

私は登りがきつくなったらついつい一番軽いギアに入れてしまう。
だから重いギアで登れなくなるんだよね。汗
物は考えようだね。









そして私たちは高野方面へとどんどん進んで行った。

あー、しんど・・・・汗








ふと見ると、高野山の看板が・・・・

けど、今回の目的地は高野山じゃなかったわけだけど・・・・汗

高野山まで行ってたら完璧雨に降られてただろうね。汗









かつらぎ町、日高、480号線の看板・・・・

ここを私たちはひたすら走っていた。








うううううう ひたすら登りが続く道。
そんな道を悲壮な顔をしながら走り続けていた私。

マイペースでえっちらおっちら・・・・









そしてどれだけ長く感じられただろう?
貧脚な私にとっての試練の坂・・・

そしてついに美嶋温泉の看板が見えてきた。

ここまで来ると、あと一押しで登り坂は終わる。
あー、やれやれ・・・・


けど、せっかくここまで来ても美嶋温泉に入るでもなく、ただの通過点に過ぎない。泣
いつか寄ってみたいね。
さぞ、温泉で癒されることだろう。










そして途中まで迎えに来てくれた旦那。

ゆっくりと私の前を走る。

温泉を越えて少し行った所まで登りは続くのだ。

頑張れ頑張れ!
ステムのlesserが勇気付けてくれる。
うん、頑張るよ・・・あともうちょっとだもん。登りは・・・
と自分に言い聞かす。

かなし脚には疲労が蓄積されているのがわかる。







そしてまだまだレポは続くけど、今日はここまで。

又ね~~~