前進あるのみ

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29日走り納めツーリング 葛城経由黒沢牧場 前編

2011年12月30日 | Weblog
チーム練としては25日が最後の走り納めだったわけだけど、年末の休みが29日から突入した
私たち。まず、どこ行く?という話し合い。喜
というのも、年末は29日だけ唯一走れる時間を設ける日だったからだ。
ちなみに30日は親戚総出の餅つきへ、31日は掃除や買出しなど、家事に追われるわけだから、
自転車としては29日が最後の走り納めになる日となっていた。

葛城は雪が25日にドサッとあったみたいで、ロードで行けるのか心配だったけど、晴れた日も多く、
なんとかいけるやろうということで、葛城山を越えて和歌山に入る計画を立てた。

この前の(23日)の明日香山に行ったときは、脚が最初から重く、絶不調だった私。
これは果たして本当に不調だっただけなのか?それとも私の歳で、私の力でこれが限界だったのかは
定かではなかった。多分この日もヘロヘロになって帰ってくるのかなーと半ば不安になりながら
出発したのだった。

けど、明日香山のときと比べて、走り出しは好調である。あのときと比べて、足取りは軽く、
踏んだらしっかりペダルに力が伝わっている感覚で、射撃場を超えられ、旦那に離されることなくついて
いけるではないか。良かった・・・ちょっと安心。喜


そして塔原のバス停へと到着。

そして気合を入れるため、一旦止まって記念撮影。
写真だけ撮って、あまり休憩せず登っていくこととなった。






塔原からの登頂。考えたら今までここから葛城に何回登っただろうか?
全然数えてないから、検討もつかない。
最初、初めて葛城を登ったのも塔原からだった。何回か経験を重ね、牛滝からのルートや粉河からのルート、
そして神通からのルートも登るようになった。けど、圧倒的に多いのは塔原ルートと牛滝ルート。

この日も塔原から和歌山方面へと繰り出していく予定。

ここは、最初の登り始め、約2km地点ぐらいかな?左に石碑がある所があるんだけど、ここの勾配がきつい。
下の写真の右にカーブするところのすぐ左手に石碑があるんだけど、ここがきついんだよね。汗

写真ではわかりにくいけれど、結構登ってる。
そんな中、走りながら後姿を私がカメラで撮影。

うーー、しんど・・
ここからカメラを直し、必死に私もペダリング・・・

旦那の姿はいつの間にか消えていた。笑
そう、旦那は旦那のペース、私は私のペースで登って行く。





塔原ルートもそんなに道幅は広くないけれど、車の通るのも少ない走りやすい道である。
牛滝ルートの方が交通量は多い。だから、私たちはどちらかというと塔原ルートが多いかな。

ひたすら曲がったりまっすぐだったり、勾配が少し緩くなったりきつくなったりの道が続く。
けど、塔原からは何回も登っているため、次にこういう道が続く・・・ここを超えたら勾配がきつくなる・・と
いうのは把握しているから登りやすい。しんどい所、楽な所が全てわかっているからだ。
初めて走る道ならしんどくかんじるけどね。その点、葛城は全体的にはきついんだけど、私の庭みたいなもの
だから楽しくも感じる。そう、登りはしんどいと思っては登らない。楽しいと思って登ることが大事なのさ。喜

え?よほどの自転車馬鹿だ・・・って?そうだよ~ 私は旦那の上を行く自転車きちがいなのさ。

どこでも道がある限り、私は進み続けるのだ。
ときには自分に負けて、しんどいなー・・なんでこんなしんどいことしてるんやろう・・・って思うときもたまには
あるけれど、大抵私は走れる自分が幸せ・・と思いながら走っている。その気持ちが大切なんだよね。

そして、登山道と合流している道へとさしかかった。
そこから少し行った先に、ちょっとしたプチサプライズが私を待っていた。喜






寒波がきたときにかなり降っただろう雪が、路肩に少し残っているのが確認できた。
この時点で、旦那が私を待っててくれ、一緒に再び登りだしていた。
そしてさらに進むと・・・
かなり雪が路肩に残っているところにさしかかる。

ワーイ、雪残ってるな~ と喜ぶ私。
果たして上まで行けるんやろうか?・・・と心配する旦那。

ウエ○ヤシさんの情報ではロードで行けるって書いてたけどな~ と私。
そう、前日、岸和○ツー○ングのHPを確認していた私は、さほど心配していなかった。行く道の端に
雪は残ってる可能性はあるものの、路面はいけるだろうという予測を立て、葛城ルートにした私たち。

けど、もしかしたら前日の夜中の冷え込みで、溶けた雪がもう一度凍ってる可能性だってありえるのだ。

恐る恐る登って行く私たち。

そして・・・・









山頂までもう少し・・あと、約2km弱の地点ぐらいかな?
路面は完全に凍結・・・

ワー、凄いなー・・・
嬉しい反面、本当にこの先ロードで行けるのかな?という不安がこみあげる・・・
私が脚をついているところ、路面が光ってるのが確認できるかな?
これ、実は完全に凍結して氷状態になってるんだよ。
注意しながらここに脚をおいて、旦那に撮影してもらったんだ~

何回も雪山に行ってる私たち。雪が降った・・とわかれば、即座に寒いのも忘れ、MTBで喜んで雪山に
レッツゴーする私たち。しかし、この日はロード・・・葛城はあくまでも通過地点と考えていたため、
これ以上雪深くなることはあまり期待していなかった・・・

当然ここから先はしばらく路肩を自転車を押しながら歩いて登っていった。汗
ロードじゃ無理!

ここは普段でもあまり日が当たらず、雪が溶けるのが一番遅いんだろう・・・とふんでいた。
さらにこの後も私たちは進んでいく。

そしてやがて日当たりのいい場所まで行き着き、やっぱり雪は溶けていて再び自転車に乗り始める私たち。







そして山頂まで約300m地点のところ。
この地点の雪も綺麗だったよ~~~~

山の斜面に雪が残っていて、まるで私たちを歓迎してくれているかのようだった。

太陽に照らされて凄く綺麗に光っていた。
思わず、私の顔がニンマリ。
待ってました!この光景を・・・喜

そして私たちが登ってくるまで、雪を残してくれていてありがとう~~~~~
雪も私たちに見てもらおうと、頑張って溶けずに踏ん張っててくれたのかな・・・喜

しかし、この周辺の路面は・・・というと・・・・






まだ完全に雪が残っていた・・・・

そして私たちは2人ともロードで走る・・・

道路が雪でキラキラ・・・そして凍結・・・

そんな中を果敢に走っていく・・・驚
ははは、そんなことは出来るまい・・・当然この後は、注意しながら自転車を押して行ったよ。苦笑

けど、直前まで私は自転車に乗って進んでいった。驚

あまり人が来ないのか?路肩の雪はまだ少し柔らかいぐらいだったよ。一旦歩いて通った雪は、溶けて又凍る
から硬くなるんだけど、ちょっと確認するとまだ柔らかい雪だった・・・ということは、あまり人が歩いていない
証拠である。
まあ、日曜以降あまり皆来てないんだろうね。





そしてすっかり山の斜面の雪の綺麗さに魅了され、私は旦那との2ショットを是非撮りたいという希望で、
自転車にカメラを設置し、セルフで撮影した写真が下の写真。

ロードの自転車と雪。んー、絵になるね~

普通雪山来るときはMTBでしょ・・・ってね。喜
少なくとも年末にこういう風景が撮れてよかった。喜






そして山頂は日当たりがいいため、路面の雪は完全に溶けているけれど、横の店付近はまだかろうじて雪が
残っていた。
それをめがけて撮影したのが下の写真。

この日は茶店も完全休みで、人っこ一人としていないではないか。
普通、葛城に登ってくれば大抵サイクリストの人に会うか、登ってくるのを見かけるんだけど、さすが年末とも
なれば、皆さん家の用事で大忙し・・・私たちぐらいかな?のんきに走ってるのは・・・汗

ほんと、この日の登頂は確か10時何分かに登ったんだけど、私たちが最初の登頂者・・・だったのには
驚いた。





店も閉まってるし、自販機も直されているから、下った先でコンビニに寄ることにし、写真を撮って
すぐに下山することにした。

登頂してから下るまでの時間、今までの最短時間だったんじゃないかな?山頂での滞在時間・・・

登頂記録に名前を残し、私たちは持ってきていたウインドブレーカー2枚、そしてネックウォーマーを身につけ、
完全防備で下山した。




やがて紀の川に突入し、そこから木曽川の河川敷を走る。

天気も良く、風は少々冷たいけれど、淡々と走る。
ひたすらまっすぐの道・・・

永遠と続く河川敷・・・





何キロもまっすぐの道が続くところをひたすら前を向いて走り続ける。
最初は30km/h弱ぐらいの無理のないペース。楽に走れていた。

やがて向かい風になり、無理なく走れていたペースなのに段々きつく感じるように・・

やがて旦那もペースを落とし、25km/h強ぐらいのペースに・・・
ん?さっきよりペースが遅くなってるのにかなりついていくのがしんどいよ~~~~~

まともな風を受けながら、信号のない道をひたすらまっすぐ進み続けるのって結構疲れるんだよね。汗
といいつつ、まだ私は旦那の後ろについて走るから楽なはずなんだけどね。汗
風にめっぽう弱い私。汗


けど、周りの景色はやっぱり冬ってわかるよね。
春や夏には周りにも青々とした草木が多いこの河川敷も今の季節は、そんな青々とした色が全然なく、
ちょっと寂しい感じにも見受けられる。汗

一仕事終えた木々はやがて土に返り、次世代へと繋げていく。
そんな季節の移り変わりを私は何回も見てきたのだ。
そう、草木も生きているのだ。





そして河川敷も超え、しばらく車の通ってる道を越えた後、再び私たちは山の方へと向かうべく、
静かな道へと入っていく。

まだまだ平野部で、周りは田園風景が立ち並ぶ。

そんな中をひたすら前を見続けて走っていく私たち。
旦那も気持ち良さそうである。
勿論私もこうして走っているのが楽しくて仕方がないのだ。喜





空を見上げると同じ鳥たちが一斉に揃って一生懸命はばたいているのが見えた。

チーム練を走る私たちみたいに、同じ方向に向いて先頭が向きを変えれば後続の鳥たちも向きを変え、
ついていく・・・・

この鳥たちにもリーダー的役割の鳥がいるんだろうね。喜





しばらく町並みを外れ、平地を走っていた私たちは、やがて緩やかな勾配の続く黒沢牧場につながる道へと
さしかかる。

まだ旦那の背中が近いうちに・・・と撮ったのが下の写真。

そしてこのあと、ゆっくりそして確実に勾配がきつくなり、山道へとさしかかるのだった。

私は自分のペースでえっちらおっちら・・・・
この黒沢に行く道から見える景色も素晴らしいんだ~~~

それを知っている私は、それを楽しみにマイペースで走るのだった。







旦那の姿は遠くの方で見え隠れ・・・
そんな中、やっぱり綺麗な景色を堪能しながら、しかしながらペダルはちゃんと踏みながら、確実に
前へと進む私。

その右手に広がる綺麗な景色が下の写真。
かなり黒沢に近づいた時点・・と言えど、まだまだゴール地点までは遠い道のり。
しかし、しっかりとこんな景色を見れたら、疲れている足もなんのその・・・

又元気にペダリングできる要素でもある綺麗な景色。
そう、山の景色が私に頑張れエールを送ってくれていると言っても過言ではないのだ。
そして、こんな景色を見ると、又走らずにはいられないという気持ちになるのが不思議だね。




かなり登ってきた右手に、太陽の丘と書かれた看板。
そう、ここまでくるとしめたものだ。

ここまで来るとゴールの黒沢牧場までは近いのだ。





太陽の光を力に変え、ズンズン進んでいく私。
この先のカーブを左に折れ、しばらく行くとゴールは近いのだ。それを知っている私はしっかりと
一歩一歩踏みしめる。

この日の私は、そりゃ登りはしんどいんだけどね、なぜか楽に感じたね。
この前の明日香のときはやっぱり不調だったのかな?

この日も葛城という山を一山越えてのもう一つの登りだというのに、息は上がるけれどペダルの踏みが
自分の力に負けてはないのだ。
いつもはね、一踏み一踏みがよっこらしょ、よっこらしょ・・という感じで、踏むのが大変・・という
感じなんだけど、この日はペダルに力がしっかり伝わる感じっていうのかな?わかるかな?
自分の力がしっかりペダリングに出来ている・・という感じだった。喜












調子良かったのかなんだったのかはわからないけど、実際黒沢についたときでもそんなヨロヨロじゃなく、
無事到着した私に気付いた旦那も、あ、もう着いた・・と驚いていた。

そう、旦那ももうちょっと私が着くまで時間がかかるだろうと予想していたそうな・・・苦笑

私は、しっかりペダルに力が伝わってる感覚があった・・・と伝えた。
そう、楽に登れてきたのだ。

決して時速にしては速くないんだろうけど、それでも調子良さは自分でもわかった。
だからある意味、嬉しかったな~

いつもはね、黒沢牧場に着く時点でヒーコラヒーコラいいながら、疲れた~~~となるわけなんだけど、
この日は違ったもんね。
まだ走れるよ~~~という余裕の感じだったもん。







黒沢牧場の看板をバックに2台の自転車を並べ、記念撮影。
ここのソフトクリームはおいしいんだよね~
ってこの日は、行かなかったわけだけど・・・汗

幾度となく訪れるこの場所。かつて皆と一緒に来たことのある場所。
確かあれは夏だった。いや、ゴールデンウィークだったかな・・・そうそう、連休だったね~
あのときは生石高原まで行ったんだった。

この日もこれから生石まで行くかどうしようか迷っていた。
しかし、時期的に日がすぐ暮れるこの時期は、素直に帰るが正解と判断し、ここから帰路へと向かうことに
した。日の長いときには是非生石高原まで行きたい。あそこから見る景色も絶景だから・・・







そしてセルフで記念撮影し、持ってきていたクランキーチョコを旦那と半分分けして糖分補給し、私たちは
ここから帰路へと向かうことにしたのだ。

帰るルートをどうするか?
犬鳴?それとも山中渓?それとも鍋谷?と聞かれ、旦那は冗談半分で鍋谷と言ったみたいだけど、私はまだ
力が残っていたため、別に鍋谷から登って帰ってもいいよ・・という返事に少し驚いた表情で、僕としては
山中渓がいいかなーと思ってる・・とのこと。

うん、だったらそうしようっか・・・と素直に同意。
まだまだ走れる余力がここで残っているのが不思議だったね。(私が・・・ね。)






山中渓から帰るんだったら日のまだあるうちに帰れるかもしれない・・とあり、家を目指してペダルを踏む
私たち・・・

そこでも何枚も写真撮ったから、又続きのレポをお楽しみに~~~

今日はここまで~
又ね~