前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

鳥羽志摩線大会 走行125km その2

2010年09月14日 | Weblog
パールロードの最初のエイドステーションから見える景色。
本当にこの日は申し分ないほどの素晴らしい天気。だが、この容赦なく照りつける太陽が、
さすように身体にあたり、どんどんサイクリストの体力を奪っていく。
景色は凄く綺麗だった。
右を見れば海、左を見れば山・・・・そして登ったり下ったりの永遠と続く厳しいコース。






エイドステーションで補給を取った私たち。さあ、これから又頑張るぞー!と意気込みを入れて
再スタート。

背中から刺すような日差しを受けながら私たちはたんたんと鳥羽に向けて走る。
おっと前で旦那がビデオ撮影しながら走行。
そして私は後ろからカメラ撮影。
うん、いい連携プレイだね。喜 って決して申し合わせてたわけじゃないんだけど・・・汗

しばらくパールロードを走り、着々と距離を重ねていく私たちだけれど、なんかさっきのエイドで
休憩してから再出発後、何となくおなかが張ってるなー・・という違和感を感じるように・・・汗
まだこの先は長いのに・・・汗 そしてこの後、長くダラダラと続く登りでついに力尽きたのか?
身体が思うように動かない・・・ みるみる旦那やジンさんの姿が遠くなる。

あの人たちに無理についていこうものなら、後でもっとヘロヘロになる・・と思った私は、
私の自分のペースでゆっくり登っていくことにする。





どうもさっき食べたゼリーの影響でか?妙におなかの張った状態が続く。
んー、調子悪い・・・けど、登らないと・・・私はあまり前を見ず、(坂を見るとそれだけで
しんどくなると思って・・・)自転車を進める。
まだ続くの?まだ登るの?と思いつつ、時折見える景色を見ながら登る。
って、そんな余裕はあったんや・・って?だって、せっかく来てるんだもん。しんどくても
景色は見ないと損でしょ。笑

そして展望台の看板が見えてきた。やっとここで休憩や・・とホッと胸をなでおろす。
すると、展望台の少し手前で旦那たちが待ってくれていた。喜
私は、体調不良のことを早速話し、頭がボーっとしていることも言って、旦那に持って
もらっていたシャツクールを頭や首のところにスプレーする。すると、少しましになった。

どうも私は暑さに弱いみたい・・・ははは、日頃涼しいところで仕事してるから・・・
とはいうものの、結果的にこの日、三重県は猛暑日、35℃という最高気温の中、
私たちは走っていたのだ。そりゃ過酷だよ。汗

そしてやっとのことでエイドステーションに到着。良かった。何とか登ってこれて・・・
と、しばしの休憩をとる。



とにかく日陰で少し休み、水分補給をとりながら足休め。
展望台の景色も綺麗だったよ。

125km走行のコースを選択した私たち。まだ、ここまで来た時点では折り返し地点
ではなかった。もうちょっと先の鳥羽、商工会議所まで行っての折り返し地点となる
のだった。



ここにあった看板で、鳥羽の折り返し地点まで約18kmぐらいということを知る。
地図であらかじめ旦那がコースを確認したところによれば、この先、下るけれど
又折り返し地点で同じルートを帰ってこないといけないはずだから、今から下るところを
又登ってこなければならないとか・・・ヒエ~~~~ 下りは嬉しいけど、それならもっと
別の道を行くコース設定にしてくれたらいいのに・・・・北○さんも苦笑

そんなんやったら行く意味ないやん・・・って感じ。ほんま・・・
GF吉野や福井も過酷なコースだけど、行った道を帰るのではなく、違う道を走るから
新鮮さもあるし、色んな道行けるからそれなりに面白いんだけど・・・今回の
鳥羽志摩線はほとんど行った道を帰ってくるコース設定とのこと。しかもアップダウンの
多い道を・・・汗 そう思ったらいくのが嫌になるけど、行かなくちゃ仕方がない。

しばらく休憩してから私たちは又4人揃って再出発。
この頃には、無事私のおなかの張った状態も消えて、又なぜか元気に走り出すことが
できた。不思議だね。驚 やっぱり暑さに参ってしまっていたのか?そう考えるともっと
暑さに強くならないと・・・って思うよね。



そして無事折り返し地点に到着し、影で一休みし、水分補給をしてから又再度、
出発。本当に登りと下りとの繰り返し。
さすがにジンさんも結構登り下りがきついなー・・・と言っていた。
男の人でもきついんだもん。そりゃ、か弱い?私にはもっときつかったよ~~
え?誰がか弱いって?笑 けど、根性だけは負けない自信がある。気だけは元気。

元気になった私は又写真を撮った。これから橋にさしかかろうとする遠くの方に見えるのが
ジンさんで手前にいるのが旦那。北○さんは私の後ろを走っていた。

写真で見てても雲ひとつない青空ってわかるでしょ。ちょっとぐらい曇っててくれても
いいのに・・・・汗



そして再度展望台に登るため、さっき下ってきた道をダラダラと登るはめになった
私たち。きつい・・・きつすぎる・・・・
ズルズルと後退していく。いいわ。私は私のペースでいくもん・・・
どうせ、又どっかで待っててくれるし・・・と半ば安心しきっている私。ま、登りで遅れる
のはいつものことだから慣れっこになってるという点もある。笑

疲れてきているのと暑さの影響で足も廻らず、しかも登ったと思ったら下って・・の繰り返しの
為、脳が拒絶反応を起こしているかのような感覚だった。無理せず、軽いギアでクルクル廻し、
できるだけ足の負担を軽くする。
トリプルギアのインナーを使い、後ろのギアも軽いのから2番目か3番目にしてクルクル・・・
クルクル・・・・



ほんとに長く感じた。登り坂・・・もうええっちゅうねん!と思いつつ、ひたすら前だけを見つめて
自転車を確実に少しずつ進ませる。

見ると、遠くの方で明らかに止まって木陰で休んでいる見覚えのあるジャージのサイクリスト。
ははは、やっぱり暑さのせいで休憩している?ん?それとも私を待っててくれてる?
北○さんも疲労困憊状態で自転車を支えにピクリとも動かない。
私たちはまだしゃべっていたけど、本当に疲れていたのだろう。北○さんはずっと下を向いた
状態だった。

旦那は来年来るとしたら100kmコースにしようっか・・・と言っていた。
私は、来年も来るんかな~?しんどいな~・・と言うと、え?来年は来ないの?と
ちょっと物足りなさそうな発言。ははは、ちょっと弱気になっていた私。
しばらくすると、しんどいことも忘れて、又来年も来る気になってるんだろうね。笑
しかし、見事なまでの登ったり下ったりの過酷なコース。
又違った意味での過酷さを経験してしまった。

だって、GF吉野もたいがい過酷だけれど、あそこは登るなら永遠と登る、
その替わり、長いこと下りがあると思えば平坦な道もある・・と行った道。
今回は平坦がまずない!登ったと思ったら又下り、又登る・・下る・・と登るか下るか?
しかないんだもん。そりゃ足に応えるよ。汗



そしてやっとの思いで2回目の展望台に到着。
ふ~~~ やっと着いた~~~とホット胸をなでおろすと同時に、倒れこむように
座り込む。
写真には映っていないけど靴もぬいでリラックス状態。
そして昼食タイム。実は1回目の展望台のところでも昼食を取れるんだったけど、私たちは
後から・・・ということで先に折り返し地点まで行ってから昼食をとるようにしていた。

疲労困憊状態だったけど、少しでも食べとかな・・・ということでご飯をほおばる。
嬉しそうに食べる写真を旦那が撮影。酢飯だったため、意外と食べれたのには嬉しかった。
普通、疲れていたら私は食べれないんだけど、酢飯だったから助かった。
ここでわりと長い時間休憩を取った。



シャツクールをし、トイレも済ませて、十分休憩を取った私たちは再度出発し、
あと約40kmぐらいの道のりを帰ることになる。

ここで影で長い時間休憩をとったおかげでか?調子の悪かった私が又再度元気を
取り戻し、グングン前を引っ張れたのには驚きだった。

まだまだレポは続く・・・