前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

鈴鹿レポその2 エンデューロ編

2009年09月01日 | Weblog
個人ロードレースが終わり、しばらく脚がガタガタで歩くのもヒョッコヒョッコ歩く
ような始末で、フラフラな状態で何とも情けない状況だったけど、やっと自分の
チームのいる3甲斐にたどり着き、しばらく休憩をする。落ち着きを取り戻し、今度は
エンデューロに備える必要があった。

去年は、ずっと暫定2位で走っていたものの、最終結果は3位と4位を行ったり来たり、
結局残念ながら4位に終わってしまい、今年こそは絶対メダルをとってやる!と
はりきっていたものの、今の状態じゃどうかな~というぐらい本当にフラフラだった。
普段走っていても、レースともなればかなりの体力消耗につながるんだなーと改めて
実感した瞬間だった。 

そして、下の写真のように、この背中だけを見ながら日々の練習を繰り返していたことを
思い出す。いつも前には旦那の背中。そしてペダルをどのように回しているか、どんな
走りをしているかを見る。目標にするも、結局登りになると離れていき、どんどん背中が
遠くなる。本気で走ったらあっという間に見えなくなる後姿。その姿をちょっとでも
見える位置で頑張ってついていこうとするも、あえなく撃沈する私。

ちょっとでも、少しの間でも長く、できるだけ後ろについて走る・・・それが日々の
日曜練習だ。葛城並みの登りになると、旦那は手を抜いて私について走ってくれる。
もしくは、見える位置を保ちながらある程度距離をおいて走る。私はちょっとでも
追いつこうと必死にもがく。けど、力の差があまりにも離れているため、旦那は必死に
追いついてきた私をあざ笑うかのようにわざとターボをかける。そう、登りなのに
アタックをかけ、思いっきりスピードを上げてまだまだ走れるんだぞ~と言わんばかりに
つきはなして遊ぶのだ。
そんなこんなを繰り返して、向かった先がこの鈴鹿なのだ。
 






走っている途中の写真がないからレポになるけど、向かえた15時45分、ポー・・・と
言う音と共に第一走者が皆一斉に飛び出す。去年のスタートを教訓に早めにスタート地点
に並んだ私と旦那。実は、鈴鹿のエンデューロは1000組ほどエントリーするほどの
凄く人気が高いレース。それだけあって前に並ぶのと列の後ろの方に並ぶのとでは
かなりのスタート時間に差が生じる。それを知っている私は、できるだけ前の方で
スタートしようと15時過ぎにスタート地点へ。それでも結構既に並んでいる人がいた。
見ると前に女性の姿も・・・

エンデューロは個人レースの駆け引きというより、むしろ自分のペースで走れる所が
いいところ。個人レースだと、もっと走れるとわかっていながらもスピードを抑えて
走ったりするものの、エンデューロはそんなことはおかまいなしで、とばしたいときは
目一杯行って、しんどいときにはある程度休憩もできる。もちろん、スリップストリーム
を利用できた方が楽なため、走りながら自分と近い力の持ち主を瞬時に見つけ、後ろに
つく。単独一人旅ほどしんどい走り、無駄な走りはないのだ。 

私たちは2周交代で走る。スタートすると、ガタガタだった個人レースが終わった
身体はうそみたいにシャキッと動くのにはびっくりだった。
私が走り終わって暫定の結果を見ると、何と2位だった。けど、まだまだレース展開は
わからない。周り人も必死で走っている。 
私たちはレディースクラス。
旦那は3人で組むオープンクラス。2チーム作って出走していた。
2周で大体20分弱で戻ってくるが、ピットはどうしてもゆっくり進む必要がある為、
時間のロスがある。時間を見計らってそろそろ戻ってくるかがわかるのだ。
自分のチームがどのくらいで走っているのかが気になる私は、しょっちゅう電光掲示板を
見に行く。

すると、3位やら4位やらを行ったり来たり・・ 
要は、あまり差がなく、かなり接戦を走っているのがわかる。
順番が私に近づいたときは4位だった。3位とは30秒ほどの差しかなく、頑張れば
追い抜ける範囲だ。そこで自分の限界近くで目一杯走る。1周目、身体の大きい男の人を
うまく見つけ、スリップストリームに入れたのが幸いだった。どんどん人を追い抜き、
女の人もかなり抜く。
個人レースよりもかなり走ったのか、普段腰や背中をいためることのない私だけど、
今回ばかりは疲労困憊状態になったのにはびっくりした。そして北○さんにバトン
タッチ。 
すかさずタイムと順位を見に行く。見ると暫定3位に浮上し、ライム差は1分
よっしゃ、このまま行こう。頑張ろう!
しかし、そう甘くはなかった。 
4位に位置するバルバは強豪チーム。そのバルバがジリジリと追い上げを始める。
最後の走者、さとちゃんに望みを託す。頑張って!

けど、結果は4位で、3位との差は30秒に終わった。
しかし、1位のターミネーターチームや3位のバルバと言ったチームは、本当の強豪揃いの
選び抜かれた人たちで組まれた人らしい。チーム人数も多く、何度も表彰台に輝いた
経験の持ち主が走っていたらしい。それを考えると、出るにもギリギリの人数しかいない
私たちのチームが、対等に戦えたこと自体が凄いことなんじゃないかな~とチームメートに
言われる。考えたらそれもそうなんだ・・・とちょっと納得。苦笑
目指すはメダルだったけど、自分の限界を超えて走れたこと、鈴鹿を目一杯走れたことに
喜びを感じる。



そして、エンデューロ出場メンバーで記念撮影。
もう6時近くだったため、かなり暗い。
けど、皆走りきったときの満足な顔が忘れられない。目一杯鈴鹿を走れた満足感。
そのすがすがしい顔を皆していたよ。喜




そしてチーム全員で撮った記念写真。これもかなり暗くなっていたときに撮ったため、
殆どわからないかも~~~ 苦笑
エンデューロでは惜しくも4位と去年同様の成績で終わったものの、楽しく走れて、
皆活気にあふれてたし、満足のいく走りが出来、何もトラブルなく追われたことに
喜びを感じずにはいられなかった。
そして、又来年、必ずリベンジを果たすべく、目標を兼ね揃えてトレーニングに励むことにした。

そして、今度の投稿では何とサプライズな投稿があるのだ。
ビッグニュースと言ってもいい。驚
詳細は又今度・・・
まだレポは続く・・・