コズモと読んでください COSUMO

株式、債券、為替、投資信託を主に

日経平均大引け 反落し44円安 米金融引き締めに再警戒 国内株概況2022年6月2日 15:05

2022-06-02 15:11:17 | 日記
日経平均大引け 反落し44円安 米金融引き締めに再警戒
国内株概況2022年6月2日 15:05

2日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落し、前日比44円01銭(0.16%)安の2万7413円88銭で終えた。米金融引き締めへの警戒感から朝方には下げ幅を一時200円超に広げた。半面、円相場が1ドル=130円台の円安・ドル高水準にあることが投資家心理を支え、下値は限られた。業種別では医薬品や情報通信などの売りが目立った。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

JPモルガンCEO「ハリケーンがくる」 量的引き締め警戒 グローバルマーケット 2022年6月2日 5:17 (2022年6月2日 5:44更新)

2022-06-02 06:06:39 | 日記
JPモルガンCEO「ハリケーンがくる」 量的引き締め警戒
グローバルマーケット
2022年6月2日 5:17 (2022年6月2日 5:44更新)

【ニューヨーク=宮本岳則】米大手銀行JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は1日、投資家向け会合で「ハリケーンはすぐそこにある」と発言し、米連邦準備理事会(FRB)による量的引き締めやウクライナ危機といった経済の波乱要因に備えるよう訴えた。かねて先行きの不透明感を指摘していた同氏は、警戒トーンを一段と強めた形だ。
【関連記事】
  • ・緩和マネー、年2兆ドル収縮へ 世界の中銀が資産圧縮
  • ・干上がるマネー、波乱の予兆 FRB資産急減の9月に試練も
ダイモン氏は5月23日、JPモルガン主催の経営説明会で「嵐を呼ぶ雲が浮かんでいる」と語り、高インフレや金融引き締めに警戒感を示していた。わずか1週間後に開かれた今回の会合で、ダイモン氏は「楽観主義者なので嵐の雲と言ったが、大きな嵐の雲であり、ハリケーンのようなものだ」と述べるなど、経済見通しが悪化していることを示唆した。
ダイモン氏は市場の雰囲気について「今は晴れやかで、物事はうまくいっており、誰もがFRBが何とかしてくれると考えている」と表現した。「ハリケーン」がニューヨークに大きな被害をもたらした「サンディ」級なのか、小さいものなのか分からないとしたうえで、「覚悟をしておいたほうが良い」と述べた。JPモルガンは経済の波乱に備えて、保守的な財務運営に徹しているという。
FRBは1日、量的引き締め(QT=Quantitative Tightening)に着手した。新型コロナウイルス危機に対応した量的緩和によって総資産は9兆ドル(約1170兆円)規模まで膨らんでおり、資産圧縮は前例のない取り組みとなる。ダイモン氏は「50年後には歴史書に書かれるようなことを見ている」と話したほか、住宅市場の投機的な取引などを抑えるには、QTを進めるしか選択肢がないと語った。
ダイモン氏は国債市場の需給に懸念を表明した。2010年代は中央銀行や民間銀行、外国為替管理機関が買い手だった、と振り返ったうえで、今回は3者とも買い手にならないと警告した。政府の財政赤字の埋め合わせで国債を増発し、需給が悪化するとみているようだ。「世界の資金の流れに大きな変化をもたらす」と述べる一方で、現時点で何が起きるかは分からないと話した。