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東証大引け 3日続落で699円安 4カ月ぶり安値、コロナ感染増も重荷 国内株概況 2021年5月13日 15:38

2021-05-13 20:49:11 | 日記
東証大引け 3日続落で699円安 4カ月ぶり安値、コロナ感染増も重荷
国内株概況
2021年5月13日 15:38




13日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、前日比699円50銭(2.49%)安の2万7448円01銭で終えた。心理的な節目の2万8000円を終値で下回るのは1月29日以来。約4カ月ぶりの安値水準となった。前日の米株式市場で主要な株価指数が軒並み下落し、東京市場でも終日売りが優勢だった。アジアの主要な株価指数が軒並み下落するなか、投資家のリスク回避姿勢が強まり、下げ幅を広げた。国内で新型コロナウイルスの感染者が増え続けていることも経済活動の制約につながるとして内需関連銘柄の一部の売り材料となった。


前日の米株式市場では4月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びとなったことをきっかけに高PER(株価収益率)のハイテク株が売られた。東京市場でもハイテク株との連動性が高いソフトバンクグループ(SBG)や半導体関連銘柄の下げが目立った。


国内では新型コロナの感染増が続き、経済活動を抑制する地域も増えている。ワクチン接種に遅れが見られ、内需関連株の下押しにつながった。日本株の下げが続くなかでも日銀の上場投資信託(ETF)買い入れへの期待が後退していることも弱材料。アジア株安もあいまって、午後には下げ幅が一時760円に達し、日経平均が2020年末の水準(2万7444円)を下回る場面があった。


JPX日経インデックス400は3日続落。終値は前日比235.17ポイント(1.39%)安の1万6678.92だった。東証株価指数(TOPIX)も3日続落し、28.91ポイント(1.54%)安の1849.04で終えた。


東証1部の売買代金は概算で3兆523億円。売買高は14億835万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1800と、全体の8割強を占めた。値上がりは335銘柄、変わらずは57銘柄だった。


三越伊勢丹やJフロントが下落した。東エレクやアドテストも売られた。ファナックも安かった。一方、セブン&アイは上昇した。王子HDが買われた。丸井Gも高かった。


〔日経QUICKニュース(NQN)〕


米国株、ダウ大幅続落 一時700ドル超安 米長期金利上昇で 米国・欧州株概況 2021年5月13日 5:02

2021-05-13 05:35:08 | 日記
米国株、ダウ大幅続落 一時700ドル超安 米長期金利上昇で
米国・欧州株概況
2021年5月13日 5:02




【NQNニューヨーク=岩本貴子】12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落し、前日比682ドル09セント安の3万3587ドル07セント(速報値)で終えた。12日発表の4月の消費者物価指数(CPI)が市場予想以上に上昇したのを受け、米長期金利が1.7%に迫った。長期金利が上昇すると相対的な割高感が意識されやすいハイテクなど高PER(株価収益率)株が下げ、消費関連や景気敏感株にも売りが広がった。


CPIは前年同月比4.2%上昇し、市場予想(3.6%上昇)を大きく上回った。中古車など幅広い項目が上昇し、前月比でも大幅な伸びとなった。発表を受け、米債券市場で長期金利は一時、前日終値より0.07%高い1.69%に上昇した。


投資家心理を測る指標である米株の変動性指数(VIX)は一時前日比3割上昇し、28近くに高まった。投資家心理がリスク回避に傾き、株の持ち高を減らす動きが広がった。ダウ平均の下げ幅は一時700ドルを超えた。


ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落した。前日比357.745ポイント安の1万3031.681(速報値)で終えた。