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東証大引け 600円高で2万9000円台回復 米景気期待、需給懸念後退が追い風 国内株概況2021年5月28日 15:19

2021-05-28 20:50:47 | 日記
東証大引け 600円高で2万9000円台回復 米景気期待、需給懸念後退が追い風
国内株概況2021年5月28日 15:19

28日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発し、前日比600円40銭(2.10%)高の2万9149円41銭で終えた。終値ベースで2万9000円台を回復するのは10日以来となる。米景気の先行き期待に加えて、日本株の需給悪化懸念が後退したのも追い風となった。
米景気の力強さが継続するという見方から機械や鉄鋼など景気敏感株を中心に買いが入った。ホンダやトヨタ、いすゞといった自動車株の上昇も目立った。一方、食品や医薬品株の一角には売りが出た。
前日にMSCIの銘柄入れ替えに伴う指数イベントを通過し、需給不安が後退したのも短期筋の買いを誘った。株価指数先物主導で現物株は上げ幅を拡大する展開となった。
JPX日経インデックス400は反発した。終値は前日比336.36ポイント(1.95%)高の1万7615.67だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、36.42ポイント(1.91%)高の1947.44で終えた。
東証1部の売買代金は概算で3兆1088億円。売買高は13億5662万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1847と、全体の約8割を占めた。値下がりは315、変わらずは30銘柄だった。
ファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)、東エレク、KDDI、オムロンが上昇した。一方、アドテスト、花王、サイバー、キリンHDが下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕




米国株、ダウ続伸 雇用回復の観測で景気敏感株に買い 米国・欧州株概況2021年5月28日 5:08 (2021年5月28日 5:35更新)

2021-05-28 05:40:15 | 日記
米国株、ダウ続伸 雇用回復の観測で景気敏感株に買い
米国・欧州株概況2021年5月28日 5:08 (2021年5月28日 5:35更新)

【NQNニューヨーク=戸部実華】27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比141ドル59セント高の3万4464ドル64セント(速報値)で終えた。朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数が市場予想より少なかった。雇用回復の観測を後押しし、景気敏感株を中心に買いが優勢だった。

新規失業保険申請件数は40万6000件と前週から減り、市場予想(42万5000件程度)も下回った。新型コロナウイルスの感染が広がった昨年3月以降で最低を更新した。ワクチン接種率が高まるなか、経済活動の正常化で景気回復が続いているとの見方が強まった。

個別銘柄では航空機のボーイングの上げが目立った。欧州の同業エアバスが増産計画を発表し、航空機需要の回復期待を誘った。機械のハネウェル・インターナショナルや建機のキャタピラーなど資本財株のほか、金融のJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスも買われた。ダウ平均の上げ幅は朝方に一時285ドルに広がった。
朝高後は伸び悩む展開。米長期金利が上昇し、相対的に割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株は売られやすかった。顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムやスマートフォンのアップル、ソフトウエアのマイクロソフトが下げた。