まず、この質問は変えた方が良いのかも知れない。
枚数は意味づけが大事でも触れた通り
http://blog.goo.ne.jp/spacemj/e/3f403d704d12bd9553e7ec9d6c88df58
ツモ切り手出しもそうだが、どのように生かせるかどのような意味付けが大事である。
単にツモ切り手出しをチェックするだけでは、何の意味もないことは分かっておくべきだ。
手出しというのは自分の手牌構成を変えるだけとは限らない。空切りもあるからである。
空切りとは、ツモった牌と自分の手牌と同じ牌を手出しでやるテクニックである。これで相手に警戒させたり撹乱させたりする。
よくある例として、染め手ぽい捨て牌で鳴いた後の字牌の手出しとか余った数牌の手出しとか。
ブラフで使うこともあるが、こうなると聴牌か一向聴であろうと考えられることが多い。実際そういうことが多いように思う。
あとはツモ切りリーチとか手出しでリーチとかは重要な情報だ。
最終手出しがどれで、ツモ切りがどれくらい続いて回してリーチとか。
当り牌見逃すのはリスクが高いので、最終手出しからリーチまでに通った牌が通ることが多い。
それを逆手に取って討ち取る場合もあるが。
例えばドラがで
手出しでドラが重なってるように見えるとか。
これらは単なる一例に過ぎないが、このように、それぞれツモ切り手出しにどのようなメッセージ、意図を見出すかが大事である。
最後に、テーマの質問に対する答えだが、出来ることなら全ての手出しツモ切りを把握できるに越したことはない。
ただ、全ては無理だし、目を凝らして全部把握しろと言ってる訳ではない、そんなことをしたら、そこだけに目が行って、
他の大事なことを見落とすことになるだろう。
一点にだけに視点を見るのではなく、全体で俯瞰的に見る癖を付けることが大事である。
慣れればそこそこのツモ切り手出しを何となく把握できるようになる。別に何となくで全然構わない。
これは訓練しかないのかも知れない。ただ、皆、無意識にやってることに思える。
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