1、手が入ったが、大きく失点。
おそらく、これが一番最悪の展開であり、割とよくある。
アガりに向かわされて、放銃に回ってしまう、小さい失点ならまだいいが。
2、自分以外の3人全員に手が入る。
放銃することはないし、苦労する割にはラスを引くという展開。
立直や鳴きに対応させられるので、1よりも疲労感が溜まるし、一番、努力が報われない展開。
3、自分以外の二人に手が入る。
1着VS2着、3着VS4着という展開になる。
ラスと競うだけならまだ簡単だが、、、
2着以上はキツくラスは避けたいので、
トップ目と2着目とは勝負できない、という展開になりがちである。
4、たった一人にだけ手が入る。
トップ目がひた走る展開。
これも3と同じで3着4着落ちが嫌なので、
トップ目と勝負するのは不利という展開になりがち。
トビありルールなら即刻、全員トビとか、一人トビとかで、決着が付くことが多い。
こういう展開に陥ると、失点をするだけのことが多いので、
感情的になりがちでミスをしがちだが、こういう時こそミスをしないよう心がけるべきである
(もちろん、常にミスは避けるべきなのだが)。
なぜなら、もし、運が平等にあるとするなら、こういう所で踏ん張れるか、踏ん張れないかで、
戦績に大きな差が出るのは間違いないからである。
そして、実際は踏ん張れない人間の方が多いし、
失点したああ悔しいじゃなく、こういう時こそ、
相手との差を付けられるチャンスであると考える必要があるのである。
それこそ間違いなく、麻雀の実力の部分であり、凄く大事な性質でもある。
それは次回、詳しく解説したい。