これが玄人が麻雀をしたがらない、一つの大きな理由ではないだろうか?
玄人であればある程、順位点のやり取りは麻雀の面白さであり、肝であることを熟知しているからである。
そもそも、クソな順位点の設定ってどんなものなのか?
1、ウマ廃止型
過去にこういうルールを採用してる雀荘があった気がしたが、シンプルに素点だけをやり取りするだけ麻雀。
これでは、高い放銃だけを避け、高い手ばかりを狙うだけの麻雀になる。
それでも、そんな単純な事を意識するだけで、何も考えてない素人よりは勝てるとは思うが、これじゃ、あまりにも安い手に価値がないし、賭け引きがなくなる。
2、素点を全く加味しない型
1とは全く対照的であり、順位点だけでやり取りするといったものである。
とは言え、1みたいなゆとりが好むルールよりは全然戦略性があって、面白いが、
手役やドラの価値が下がるし、何より、順位さえ守れれば、いくら安い手になろうが、いくら放銃しようが関係ないなんてこともなりかねない。
玄人路線を追求しすぎなのが、かえって選択肢を狭め、味気をなくし、麻雀の本来の魅力からも遠ざかってるようにも思える。
だったら、単純に素点も順位点も両方、入れればいいのである。
それもそれで難しくはなるが、それくらいの複雑さはあった方がベスト。
3、ラス回避型
これは賛否両論ありそうだが、あまりにもゲームバランスが偏っており、何よりネットでしか採用されてないという点である。
大抵の麻雀のルールは、祝儀と素点と順位点か、素点と順位点で優劣が決まる。
故に実践では、ほぼ役に立たないルールであり、むしろ、こういう打ち方をし続けることで、悪い癖が付くこともあるだろう。
4、微妙な順位点型
5-10とか。これではあまりにも順位点に旨味がなさ過ぎる。
また、ウマはあってもトップ賞がないとかw
順位点にはある程度適正はあると思ってる。
10-30,10-20,5-20など。で、絶対トップ賞は必要である。
5、トップにしか価値がない型
これもこれで面白そうには見えるが、意外に単純すぎてつまらない。
また、トップを獲れば次の半荘もタダで出来るみたいなシステムもこれと同じである。
結論:
結局、独自性なんて最初からない方がいいのでは?
大体、麻雀を商売にしようとする人は、やたら他所とは違うルールなどを取り入れ、客を得ようとする。
しかし、大抵の打ち手は、そんなこと1ミリも気にしてない。
むしろ、そういうアホな人が多いことで、独自性がないことが独自性になる。
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