上海双龍ラグビー倶楽部

上海にてラグビーを愛する者達の活動報告です。

(Vol.610) レフリー呑み

2012-01-23 05:49:43 | レフリー日記

122日は花園ラグビー場へ。トップリーグ第11節。秩父宮の「府中ダービー」は 

しびれる内容だった様ですが、花園の2試合も点の取り合いで面白かったですよ。

 

      (←生駒山を借景に、聖地 花園。お馴染みのショット)

 

 

トップリーグも終盤、"崖っぷち" に在るチームの試合は白熱するし、レフリングも 

難しい。 

 

 

ところでこの日、花園でのレフリーは第1試合がツァオ久保さん……;

 

    

  

 

そして第2試合が大槻卓さん……; 

 

      

 

 

という訳で、図らずも2011年上海セブンズメンバーが顔を揃えました。

 

 

お二方とも、比較的ソフトムードのレフリングで、観戦していてもジャッジの意図が

共鳴出来るところが多かったし、自分的には心地好い時間でしたね。 (「えぇ~っ!?

とかボヤいてるオッサンも居るには居たけど。)

 

      (←マアさん、アウト!) 

 

 

アドバンテージ解消のタイミングやブレイクダウン或いはセットプレーからオープン

への視線の向け方とか、そんなところをテーマに、色々と勉強させてもらいました。

うーん、上手に吹くなぁ。

 

     (←この時の  "あく"さんの心中は…)

 

 

そしてファンクションは鶴橋にて。

 

    

(左から"あく"さん、第2試合のARを務めた宮本さん、筆者、ツァオさん、同じく第2試合のAR西田さん。)

 

 

改めまして、祝您春節愉快! 

 

 

先ずは滑り出し上々。では、これから進路を南へ!(←ひなPじゃないよ)

 

 

Michael

 

     (おまけ。何か、こんな花園もイイ。①)

    

 

 

     (おまけ。何か、こんな花園もイイ。②)

    

 

     (おまけ。何か、こんな花園もイイ。③)

    

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(Vol.591) 200分+20分+60分

2011-11-22 02:19:40 | レフリー日記
11/19(土)。先ずは朝一番から、この秋、何度か参加させてもらっている SISAC/U19(10's)の
トーナメント(Final day)に、BISS(浦東校)へ。
 
ここを訪れるのは今シーズン2度目、通算すると3度目になるけど、虹橋からだとタクシーで
100元ちょっと。でも所要時間は意外と短くて30分掛るか掛らない位。遠いのか近いのか?
 
  
 
参加校はいつもと同じで……;
 

 ・BISS PD

 ・SRIS

 ・BISS PX

 ・DCS

 ・LFS

 ・SCIS HQ

  

…の6校。この顔触れでは、BISS PD、DCS(DULWICH)、SRIS(REGO)の3校が3強で、その中

でも BISS PD と DCS(DULWICH) が頭1つ抜きん出ていると見て良い。これに、当シリーズ

には参加していないが SAS(Shanghai American School)を含めて3強、或いは4強という事に

なるだろう。

 

  

  

 

 
★ Alex が来ないッ!! 
 
ま、奴が来ないかも知れん(?)というのは前日に察しが付いてたんだけど、本当にスッポカシ
やがった。。。。  
 
で、第1試合から連続8試合(@10分ハーフ×前後半/試合)、ぶっ通しで吹きましたよ。
 
こないだの China Cup の時も当初はそのつもりだったし、今回も、まぁ行けるとこまで行き
ましょ的に、体力的には全然問題ございませんでした。脚も攣る気配すら無かったし。これ
には、マラソンに向けてのトレーニング効果がやっぱり大きいと思う。スタミナ抜群。
 
ただ、お天気は最悪に近かった。霧雨かと思いきや時折それが強い風に煽られて頬を刺す様に
降ったり、モワ~ンとした暖かい風が吹くかと思えば、急にシベリア寒気団からのお裾分け~
みたいな寒風になったりと、そういうところでのコンディションは、ちょっとキビシかったね。
 
  
 
それと、ちょっとダレて来るというか、そこんとこらへんも、切り替えせずに「ハイ、次、
またその次…」となるので、やっぱり適度なインターバルも必要かなぁとは思った。そんな事
も有って、9試合目(ボールの決勝)だけ「レフリー出来るよ」という学校の先生にお願いして、
10試合目(プレート決勝)と11試合目(カップ決勝)を、リフレッシュした気分で担当。
 
  
 
さて、結果は、DCS が先回のリベンジを果たし、BISS PD を破って優勝。未だイマイチこの
トーナメントのシステムが解っていなんだけど、ひとシーズン通しての優勝とかも決めていた
みたい。
 
 
そんなこんなの表彰式を途中で抜け出し、午後の3時過ぎに SRFC へ。
 
Yellow Sea Cup (上海毛蟹vs北京デビルズ) の、後半20分からタッチジャッジ。レフリーは北京
から来られていた何とかさん(←お名前失念)でした。終盤、僅差での攻防ゆえか、両チームとも
ちょっと乱暴なプレーが目立ってたね。ギャラリーも含めて白熱し過ぎ。結果は10vs7(たぶん)
でデビルズの勝利。そりゃ、白熱するわね、この点差。
 
それが終わって、当初は 双龍vsHermits とかが予定されていたはずなんだけど=だから SRFC
まで移動して来たのに=それはキャンセル。でも毛蟹とデビルズの試合に出なかったメンバー
や、出てたけど「未だやり足らんわい」というのが、一旦はクラブハウスに引き上げてたのに
ウジャウジャ出て来て、結局15人制を30分×前後半でレフリー担当。終盤の15分位は、完全に
日没の状態だったけど、とにかくやり切りました。達成感は充分。
 
この日の課題;
・ブレイクダウンのポイントへ出来るだけ早く近付く。
・余裕が有れば、ブレイクダウンの状況を左右から見る。
・ラックの際の「ハンズオフ!」のコールを適切なタイミングで行う(←先週の反省点)。
  ⇒この日は特に守備側のハンズオフに注力した。「ボールから手を離して」を意識させると
   不思議と身体ごと上向こうとするので、倒れ込みの反則予防にもなった(?)気がしたのは
   思わぬ副産物であった。
 
 
という訳でタイトルの数字はレフリー&タッチジャッジの、この日の就業時間でした。恐らく
自分の中では最長記録です。
 
で、きんきん主務へのお願いは、11/19のエンマ帳、また「公欠」の扱いでお願いしや~す!
 
 
Michael. 
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(Vol.585) Hermits戦と関西女子ラグビー大会

2011-10-27 00:55:39 | レフリー日記
先ずは先週の試合を、レフリー目線で。
 
想いの外点数が開いてしまったが、80分間を通じて双龍メンバーの、気持ち的なものは切れて
いなかった様で、それが救いと言えば救いかな。
 
前半の前半、アンラッキーな事に、ちょっと反則やミスをする場所が悪過ぎたね。自陣であれ
敵陣であれ、やっぱりゴール前というのは前者なら直ぐ失点に結び付き、後者は「あ~あ」感
倍増やからね。
 
今回も、後半からスクラムがノンコンテストとなったが、勿論安全面でノンコンテストとする
事自体は当然としても、そこに何某かのルールは作った方が好いかも知れない。例えば今回の
様に「PR経験者が怪我の為」という事でノンコンテストにするなら「スクラムは出来なくても
他のポジションなら出来るとかいって当該選手をピッチに立たせ続ける事は不可」という様な。
双龍の様な「スクラム命」のチームにとっては、これをノンコンテストにする事は、得意技の
3つ4つを封印させられるに等しい死活問題だと思うし、ましてや15人制、キチンとスクラムを
組める選手をリザーブにも用意して試合に臨むところから公式戦は始まっているのだとすれば、
安易にノンコンテストを言い出す事に何らかのペナルティが有って然るべきだと思う。上海杯
主催者に提訴でもしてみたら?
 
自身の反省を幾つか。
 
×アドバンテージ解消のタイミングの誤り。
 ⇒コヂロー君、すまなんだ。因みに、15人制という事もあったので、アドバンテージは若干
  長い目に。アドバンテージをコール中に反則しなかった側がキックした場合は、キック即
  オーバーではなく、そのキックの結果までを考慮に入れた……んだけど、プレイヤーには
  その辺の意図が、イマイチ伝わってなかったかも知れない。ちょっとチグハグした雰囲気
  を感じた。
 
×プレイヤーの進路妨害。
 ⇒これはフロントローの皆さんにすまなんだ……かな? 恐らくスクラムからだったと思う
  けど、第1陣、つまり3列/2列の選手を意図的に先に送り出し「ウロウロしてた」ところを
  「ちょっと邪魔!」ってなったんだと記憶しているが、如何?
 
×その他に、腕の上げ間違い等々。
 
○久し振りの15人制(北京戦以来)だったけど、体力/集中力とも切れずに済んだ。
 ⇒80分間はあっという間だった。
 
ま、そんなところでしょうか?
 
 
さて、タイトルのもう1つの方。
 
今週の日曜日(10/30)に、名古屋は瑞穂競技場にて、関西女子ラグビーの決勝戦が行われます。
⇒一部の方に「会場は花園」と誤報していた様ですが「会場は瑞穂」でした。お詫びして訂正
 します。
 
対戦するのは……;
 
 名古屋レディース/阿倍野HOLLY'S vs 兵庫県RSレディース/SCIX (11:00 Kick-Off)
 
ここまでの戦いぶりを得失点差だけで見ると、やっぱり関西の中では名古屋がちょっと抜きん
出とるんかなぁ~って感じだけど、対する兵庫は完全アウエーの中でどこまで普段の力を発揮
出来る? 双龍OGの貴恵ちゃんも張り切ってるよ! ガンガンいわしたって下さい。
 
  
  
尚 この試合はトップリーグ開幕戦(トヨタヴェルブリッツvs東芝ブレイブルーパス)のカーテン
レイザーとなります。名古屋近辺の方もそうでない方も、是非会場へ足を運んだって下さい。
それで、たぶん、現場には特派員としてひなPが駆け付けるはずなんで、行けない方はひなP
レポートをお楽しみに~♪
  
・コチラ、兵庫RSレディースのブログ:http://blogs.yahoo.co.jp/yoshie36326/MYBLOG/yblog.html
    (ところが、中国のパソコンからは開けないんよね~。オレのパソコンだけか?)
・そしてコチラは、名古屋レディースのブログ:http://nagoyaladies.tuna.be/
  (こっちは、開けました) 
 
元気ハツラツな、日本のラガールを応援しよう!
 
  
 
 
ひとりごと……;
 木曜日と金曜日の2日間はまたまたU19の大会のレフリー。平日にラグビー大会とは、全く、
 生徒諸君はちゃんと勉強しとるのか……というアタシは仕事を休みまして、今月は国慶節に
 レフリー講習に病欠と、1ヶ月の半分も出勤しておりませんです、ハイ。んで、土曜日には
 China Cup なんで三連荘。夜更かししている場合じゃない! 
 
 
Michael.
 
【追】 双龍FWの皆さん、昼間に金橋は Dulwich School に来れば、高校生がスクラムの相手
    になってくれますよん。
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(Vol.583) 上海ラグビーフェステバル/その② (Referee's Report)

2011-10-20 08:12:07 | レフリー日記

"急性胃炎"という病気らしいです。

 
月曜日の朝からどうも「胸クソ悪い」感じがして、昼前には呼吸するのもしんどくなって来ました。
病院に行ったら病気になってしまうので行きたくはなかったけど、診断書が無いと「ズル休み」の
扱いになるので、仕方無く病院に行って来ました。胃の上半分を四六時中鷲づかみにされている様
な不愉快さで、月曜日~火曜日の朝に掛けてはベッドの上をのた打ち回っておりました。
 
胃腸系の病気としては比較的メジャーらしいですが、別に不衛生なモノを喰った訳でもなし、今後
どの様に予防すれば好いんでしょうかねぇ。。。
 
さて、Assessor へのお披露目となった上海10'sでは 初日(15日/土)にレフリー×4試合(女子の1試合
を含む)とTJ×2試合、2日目(16日/日)はレフリー×2試合とAR×1試合を担当。
 
初日/午前の2試合は、判断ミスを幾つか犯してしまい、選手同士の乱闘シーンも。滑り出し絶不調。
然し乍ら Assessor は「マネジメントに関しては問題無い。選手が勝手に暴れてるだけ」みたいな
所感でやや拍子抜け。身の回りの、目に見える部分と見えない部分をリセットして午後に臨む事に。
[※]
 
午後の2試合は、ブレイクダウンへのアプローチ/位置取りと、危険なプレーへの厳格な対処を重点
項目として設定され、午前の2試合に比べれば何とかソツ無くこなせたかな…と。
[※]
 
2日目の1試合目(Cup準決勝/毛蟹vsHermits)が自分にとってのベストゲームかな? 実力有るこの
2チームがクリーンな試合運びをしてくれると、元々がハイスピードなんだし、非常に好いリズム
とテンポになる。前後半20分間はあっと言う間だった。ボウル決勝の 東北 vs Hermits 戦も、まぁ
ソツ無く吹けたかな(?)というところで、2日目は自分なりのノルマを大体はクリア出来たつもり。
後は Assessor氏 が、どの様な評価を持って香港にお帰りになったか。。。
[※]
 
尚、決勝は戦前の大方の予想を覆して毛蟹の大勝(43-0)。実力№1と見られた広州Ramsは、攻守に
精彩を欠く内容で、前の晩に相当飲み過ぎたか???
 
トーナメントは2日間とも好天に恵まれ、ことラグビーする事だけに於いては絶好のコンディション
だったけど、幕間の音楽やマイクパフォーマンスも無く、またギャラリーも少なくて、何か淡々と
試合を消化して行くだけで、ラグビーフェステバルと銘打った割には静かな、盛り上がりに欠ける
大会ではあったね。
 
 
([※]Photo by KY企画様、谢谢!)
 
 
 
Michael.
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(Vol.581) REFEREE COURSE

2011-10-13 08:16:10 | レフリー日記

国慶節明け、先週の土日(10/8と10/9)は IRB の REFEREE COURSE(LEVEL2)を、

Steve(上海レフリーズ/SASの先生)、James(毛蟹)と3人で受講。密度の濃い2日間
を過ごした。

 
先ずは今週末 上海10'sでのレフリングが実技テストの第一関門となる。その後も
カリキュラムは続き、先は長い。
 
アップ代わりのタッチフットだろうと、フレンドリィな練習試合だろうと、これ
からは1回1回のレフリングチャンスが非常に大きな意味を持つ。これまでもその
つもりだったが、より高い意識を持ってピッチに立たねばならない。勿論週半ば
の体調管理、そして体力の維持、ルールの研鑽など、生活の全てが勝負の場所と
なる。そしてそんな環境に身を置ける事を嬉しくも思っている。
 
笛を持つ手にも力が入る。
 
いや、でも肩の力は抜いて行こう。レフリーの視線は出来るだけワイドに。周り
を見渡すにはリラックスも必要だ。
 
この際、行けるところまで行きますよ。この際だからネ!
 
Michael.

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(Vol.573) ツァオ!

2011-10-02 22:41:29 | レフリー日記

★ 暫く、【オチ通ブログ】私物化します。

 

……って訳で、日本協会公認A1レフリー;ツァオ久保さんと、ユルくもアツいひと時。

 

2019年に向けて僕らが出来る事は、いや、それは「しなければいけない事」なのかも
知れない。。。
 
2011年シーズン、久保レフリーの試合に遭遇したならば是非とも「ツァオ!」とお声
掛け下さい。レフリーにもご声援を、どうぞお願い致します。
 
何で「ツァオ!」なの?……は、ご本人にお尋ね下さい。
 
この日の結論としては「せやかてラグビー(&レフリー)、すっきやもん!」でした。
 
京橋のぉ「明ごころ2」はぁ、ええとこだっせぇ……♪
 
では、これから名古屋へ。
 
 
Michael.
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(Vol.572) SISAC Rugby 10s - League (Day-4) その他

2011-09-28 08:05:03 | レフリー日記

*もうさすがにそんな必要はないと思うけど、CANADA vs JAPAN の試合内容/結果には触れて

  せんので、録画をお楽しみの皆さんも、安心して最後までお読み頂けます。

  
  
  
  
  
 
先週に続いて、SISAC league (U19)。今週は、浦東は康橋に在る英国国際学校(BISS)のグラウンドで
レフリーして来た最終日となるこの日も試合数はトータルで10試合。仕事の都合で「朝は駄目」
のALEX君に代わり、先ず朝一番からの3試合をこなして3試合レスト。そして2試合と合計で5試合。
  
BISSのピッチは縦方向に若干距離が短く、従って点の取り合りになると予測されたが、蓋を開けて
みると、40点以上が3試合、30点以上が2試合と、それ程顕著な結果にもならなかった。ファイナル
とあってか、プレーのひたむき度は先週よりも高く感じられたかな?
 
SISAC league, Final ;
 (1)BISS PD (ポイント211)
 (2)SRIS (ポイント203)
 (3)DCS (ポイント26)
 (4)BISS PX (ポイント-53)
 (5)FLS   (ポイント-104)
 (6)SCIS (ポイント-288)
  
前週から、BISS PX と FLS の順位が入れ替わっただけで、その他は変更無し。
 
 
或る試合の後に、敗けたチームの選手の何人かが「ルールの確認をしたい」と言って近付いて来た。
「ラックの際にボールをシーリングするとは?」に付いての事。彼等が試合中に「これはシーリング
だろう」と思っていたプレーを、どうやら僕が見逃していた様で、その確認がしたかった様だ。彼等
が指摘するプレー自体を憶えていた訳ではないが「そうゆうプレーが有ったんやったら、そら完全に
シーリングや。誰やねん、その試合のレフリーは? あ、オレか?」でミスを認め、和んでもらえた
(フランス人の少年にも関西アッサリ味の1人ボケツッコミが通じた事は収穫)。試合後の、この様
なコミュニケーションは勿論、敗戦チームからの感謝と労いが、レフリーとしては一番嬉しい。それ
にも増して、選手自らが訊きに来てくれたお陰で、間違った認識のまま次のステップに進んでしまう
のが阻止された事に安堵した。若い世代へのコーチやレフリーの責任、本当に重大です。
 
尚、このリーグ戦はここでひと区切りとなるが、この結果を踏まえ、また次へと駒を進める事になる
らしい。あまり詳しい事は分からないんだけど、今後も色んなトーナメントが予定されているので、
「またレフリーさせてもらうよ」とセールスだけはしておいた。問題は学校行事だけに平日の開催も
有り得る事。有給休暇は完全に Sold Out だ。
 
ところで、彼等の中にはKids時代から顔見知りのプレイヤーが何人か居て「お互い永いねぇ」という
様な会話が普通に交わされる事が何だか可笑しい。会う度に身体はデカクなって、フレンドリーな中
にも礼儀正しい振る舞いをされると、本当に頼もしく思えて来る。遠くNZでは今、RWCがたけなわ。
そして目の前のU19世代は2015年のイングランド、更には2019年の日本での主役となるべき世代が
彼等。RWCまでの距離はとてつもなく長く険しいと思うけどどうしてもそういう風に繋げて考えて
しまうね。
 
**************************************************************************************************
 
上海のベストシーズンって本当に短い。秋晴れの空の下、SRFCへとタクシーを飛ばして午後は 双龍
×毛蟹×Hermits=3チームによるフレンドリーマッチを3試合。ピッチに入り、先ずはジュニアから
シニア対応へモードチェンジしてスイッチオン!
 
双龍の試合内容に付いては……、ここで多くは書きませんが、気付いた点を幾つか;
・毛蟹(Hermits)との差は、1人がビッグゲインした際にフォローするプレイヤーが居るか居ないか。
 足、止まってない?
・スクラム。西洋人相手でも充分に通用するが、ただやみくもに押すのではなく…。それと、これは
 どのチームにも言える事だけど、4段階コールのタイミングを早く掴んで欲しい。「ポーズ」で、
 そこはグッと耐えなきゃ(この時間を利用して力を貯め、爆発寸前に持って行く)。
・フロント陣、やっぱりよく仕事してる。前に「スクラムがコンテストになったら、さあどうか?」
 と疑念を示したが、撤回せねばなるまい。
 
反省を1つ。赤田君のトライ判定をミスったのは申し開きの出来ない事。アドバンテージ解消を急ぐ
必要は無かった。セオリーも何も有ったもんじゃない赤田君の走りにまた1つ、好い勉強をさせて
もらったと感謝している。有難う、そして、すまなんだ。
 
**************************************************************************************************
 
夕方、シャワーを浴びるのももどかしく、RWC(プールA)の The Biggest Match、NZ vs フランス。
何とかギリギリで「ハカ」に間に合う。フランス相手には「カパオパンゴ」かぁ。あんだけボールが
サッササッサと動けば、あんだけバッキングしなくて好いんなら、ラグビー楽しいやろなーっていう
のが感想。
  
TV観戦を終えて外に出ると、SRFCの周辺は虫の音も耳に心地好い秋の夜長の始まりでした。土曜日、
朝~晩まで丸1日ラグビーにどっぷりと漬かれて(疲れて?)、至福の週末……でしたネ(♪)
 
 
Michael.
 
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(Vol.569) SISAC Rugby 10s - League (Day-3)

2011-09-20 18:56:24 | レフリー日記
先週土曜日(9/17)は、金橋の DULWICH SCHOOL で行われたU19のトーナメント(10人制)にレフリーとして
参加して来た。その前の週末に誕生日を迎えて45歳でのレフリー初仕事がU19のゲーム。むやみに年齢差を
考えてはいけません。
 
この大会、9/3~9/10~9/17~9/24と、1ヶ月を通しての長丁場で、参加チームは;
 ・SRIS (Shanghai Rego Int'l. School)
 ・BISS PX (British Int'l. School, Puxi)
 ・BISS PD (British Int'l. School, Pudong)
 ・DCS (Dulwich College Shanghai)
 ・SCIS (Shanghai Community Int'l. School)
 ・FLS (Lycee Francais Shanghai)
…の6チーム。
 
この日は朝の8時から10試合が行われ、ALEX君と半々で5試合ずつを…って事だったんだけど、実はALEX君、
仕事柄(←お酒類の営業マンらしいんだけど、実のところ何やってんだかねー)早朝は駄目なのよ~って事で、
8時発の1番列車から4番列車までをぶっ通しでレフリー担当。10分ハーフだったので80分間、丁度一試合を
吹いた計算ですね。その後、ALEX君と交代し乍ら、結局この日は6試合を乗務担当した。
 
気温はともかく、思いの外湿度が高い感じだったけど、まぁまぁのコンディションでした。この夏は双龍の
練習にも実戦が取り入れられ、レフリーとしての実戦勘も養わせてもらっているのはとても有難い事。欲を
言うなら、若いんだからもう少しスピード感の有るラグビーをして欲しいなぁというのが、彼等のラグビー
に久し振りに接した感想。それと、イージーミスも多く、出来るだけアドバンテージで流そうとしたけれど、
それにも限界が有りましたね。
 
第3日(9/17)を終えての順位は……;
 (1)BISS PD (ポイント136/8試合)
 (2)SRIS (ポイント117/7試合)
 (3)DCS (ポイント52/8試合)
 (4)FLS   (ポイント-68/7試合)
 (5)BISS PX (ポイント-38/7試合)
 (6)SCIS (ポイント-204/7試合)
…という事で、優勝争いは上位の2チームに絞られた感じ。
 
来週がいよいよ最終日。SRISが底力を見せて大逆転なるか?
 
来週もレフリーとして呼ばれているので、今度は熱いハートとスピードとスキルの歯車が上手く噛み合った、
ナイスゲームの数々を期待したいですね。自身、昨年は少し苦い経験もしたU19の大会の、反省点の色々を
思い出し乍ら、オッサン(オバサン?)レフリーは冷静且つ教育的にホイッスルを吹くのであります。
 
★以上、レフリー活動レポートの提出に付き、きんきん主務殿、この日の公欠扱いをお願い仕ります。
 
Michael.
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(Vol.550)上海レフリーズより、募集広告。

2011-06-29 17:57:06 | レフリー日記
土曜日(6/25)の試合、ま、ちょっと担当したレフリーにも泣かされたと思うんだけど(2試合目ね)、
それは両チームとも同じ事で、お互い様。
 
実は、彼は今回が始めてのレフリーだったんですね。
 
上海レフリーズも、チャーリー(ブラウン)君がこの7月にアメリカへ移住する事になったり、今度
香港から新しいのが来るとか言ってたのが中々来なかったりで、いささか品薄感が否めません。
 
そんなこんなの事情の中で、本人からの「やってみたい」という言葉に、これは好い機会という
事で笛を持たせた訳です(それが双龍の試合だったのは、意図したものではなくて)。
 
そこで、意志有る双龍メンバーからも是非「レフリーをやってみたい!」という人を募集します。
 
勘違いしないで欲しいのは「レフリー=プレイヤーを引退した人がする」では、必ずしも無い
いう事。しかし「ほたら Michael.もプレイヤーに復帰せぇや」とか、そういう事を言ってはいけ
ません。
 
ラグビー先進国では 若い内(それこそ中学生くらいから)からレフリーを兼務するケースが珍しく
ありません。(自称/他称を問わず)現役バリバリの諸君こそ、最適任なのです。
 
・適 性: 出来れば我慢強い人。自己陶酔型の人。どちらかと言うと、やはりM系かな?
・特 典: ラグビーに対する造詣が深まります。ラグビー仲間が世界規模で拡がります。
 
先ずはタッチフット辺りから。
 
そんな訳で、レフリーになろう! (村上さんのブログと、完全に被ってしまってますが orz )
 
    
 
 
Michael.
 
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(Vol.540)女子セブンズトーナメント

2011-06-02 12:43:13 | レフリー日記
先週   SRFCに向かうバスの窓からお墓みたいな風景(?) が現われたので「お墓がどうの~」
って会話をしてたんですよ。そしたら後部席に座ってたKidsの誰かが「カマテ・カマテ…」
って歌い出したんですね。墓⇒ハカ⇒カマテ と来たか。。。双龍Kids、恐るべし。
 
  (なんだ、こりゃ?)
 
 
さて、中国女子ラグビー事情に付いてちょっと触れてみましょうか。
 
先週は朝の9時から午前中は男子U13とU17の、午後は女子セブンズのミニ・トーナメント
が開催され、僕はレフリー×6試合、TJ×4試合を務めた。お天気は暑くもなく寒くもなくで、
まぁ一日中走り回るには絶好のコンディションやったね。
 
   
 
女子の部の参加チームは以下の6チーム;
・上海Sharks:地元上海の西洋人を中心としたチーム。そこそこやるが、エースのクララ
       は欠場だった。
・Devils(A):北京の西洋人を中心としたチーム(初級クラス)
・Devils(B):同 上 (こちらは上級クラス)
  (Devils-B)
 
・江蘇省代表:後 述
  (江蘇省代表)
 
・安徽省代表:後 述
  (ピンク:Sharks、グリーン:安徽省代表)
         
・上饒師範大学:江西省の大学の同好会的なチームで、代表を目指す云々とかではないが、
        昨年5月にも上海に来ていて、その時のフニャフニャしたイメージからは
        大きく変身し、好いチームになっていた。 
  (上饒師範大学)
 
結果は、決勝で安徽省代表を1トライ差で凌いだ江蘇省代表が優勝。
 
ご存知の通り、ラグビー(セブンズ)が 2016年リオデジャネイロ五輪から正式種目となる事
を受け、各国とも強化に余念の無いところだけど、中国では昨年頃から男子も女子も省や
直轄市単位で代表チームを作り、それぞれの場所で朝から晩まで、ラグビー漬けの日々を
送っている。また男女とも、15人制は完全に捨てている。
 
女子の場合 上海に代表チームは無いが、近隣の江蘇省と安徽省が強化チームを持っている。
メンバーは、ほぼ全員が他競技からの転向で、ラグビー経験は数ヶ月~長くても2年位との
事。コーチも大変で、自チームから1人でも多くの選手を国家隊に送り出さねば評価が下が
ってしまう訳だ。
  
  
 
今回、この両チームを見て驚いたのは、強化というか進化の速度が無茶苦茶速い! 安徽省
は昨年9月の上海セブンズに、江蘇省は今年の3月に上海に来ているが…;
・安徽省:典型的な「安徽小姐」って感じだったのが、みんな凄いシャープな身体付きに
     仕上がっている。足も速いし、ステップもキレキレ。
・江蘇省:今の国家隊選手に見られる様な体格というか風格というか、ジャージィが黒色
     だった事も有り、一瞬、国家隊かいな? と錯覚しそうになった。
 
そして両チームともパススキル(ループ有り、オフロード有り)、キッキングスキル(キック
パス有り、長距離且つ鋭角なコンバージョンの成功有り)とも、とてもラグビー歴が数ヶ月
とは、思えない程であった。特に3月の時と比較しての江蘇省の急成長振りが顕著だった。
上述した様に、下部のチームにも国家隊が被って映るという事は、言い換えればそれだけ
強化の進め方やベクトルの方向が、上意下達で浸透しているという事だろう。
 
こんな赤丸急上昇の地方代表チームが、広い中国の各地に幾つも存在しているんだね。
 
ちょっと引いて考えてみると、例えばKidsラグビーに参加している子供達は、ラグビーを
嬉しく楽しく吸収してくれているんだと思うし、だから何か「拡がってるー」って感じが
するけど、こんな成長促進剤注入の突貫強化って、果たして選手達は、ラグビーをどれ程
まで楽しんでくれているんだろう? だから試合の合間とか、アフターファンクションで、
普通にケラケラと笑ってるところなんかを見ると、(大きなお世話だとは思うけど) あー、
この娘らも普通のお嬢さんなんや~ と何か変に安心したりね。それに上饒師範大学の様な
純粋に「ウチらラグビーが好きですねん」といったチームも在る訳で、やっぱり「拡がっ
てる」んだろうね。そう思いたい。
 
   
 
まぁ、突貫強化の良し悪しはともかくも、そんな異国の、事も有ろうに社会主義のお国が、
「メダル、取るんじゃっ!」とホンキ出したらこないなんねんという、ほんの端っこだけ
でも垣間見る事が出来て、またレフリーとしてトーナメントに参加する事で、その当事者
たり得たのも好い経験をさせてもらってると思うし、これからも関わって行きたい………
なーんて優等生なコメントで、〆ときます。
 
  (SRFC Newsletter より拝借)
 
 
★BJ大王へ;
   ⇒ ちゃんとやってまっしゃろ!
 
 
(Phote by おサキ☆さん & 森⑥号)
 
Michael.
 
 
★おまけ;
 「ヨシエ~異様にデカ過ぎへんかー? なんかイワシの群れにイルカが1頭って感じで、
  ワタさん、かすんでしもとるやないけ~!」
コメント
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