上海双龍ラグビー倶楽部

上海にてラグビーを愛する者達の活動報告です。

(Vol.572) SISAC Rugby 10s - League (Day-4) その他

2011-09-28 08:05:03 | レフリー日記

*もうさすがにそんな必要はないと思うけど、CANADA vs JAPAN の試合内容/結果には触れて

  せんので、録画をお楽しみの皆さんも、安心して最後までお読み頂けます。

  
  
  
  
  
 
先週に続いて、SISAC league (U19)。今週は、浦東は康橋に在る英国国際学校(BISS)のグラウンドで
レフリーして来た最終日となるこの日も試合数はトータルで10試合。仕事の都合で「朝は駄目」
のALEX君に代わり、先ず朝一番からの3試合をこなして3試合レスト。そして2試合と合計で5試合。
  
BISSのピッチは縦方向に若干距離が短く、従って点の取り合りになると予測されたが、蓋を開けて
みると、40点以上が3試合、30点以上が2試合と、それ程顕著な結果にもならなかった。ファイナル
とあってか、プレーのひたむき度は先週よりも高く感じられたかな?
 
SISAC league, Final ;
 (1)BISS PD (ポイント211)
 (2)SRIS (ポイント203)
 (3)DCS (ポイント26)
 (4)BISS PX (ポイント-53)
 (5)FLS   (ポイント-104)
 (6)SCIS (ポイント-288)
  
前週から、BISS PX と FLS の順位が入れ替わっただけで、その他は変更無し。
 
 
或る試合の後に、敗けたチームの選手の何人かが「ルールの確認をしたい」と言って近付いて来た。
「ラックの際にボールをシーリングするとは?」に付いての事。彼等が試合中に「これはシーリング
だろう」と思っていたプレーを、どうやら僕が見逃していた様で、その確認がしたかった様だ。彼等
が指摘するプレー自体を憶えていた訳ではないが「そうゆうプレーが有ったんやったら、そら完全に
シーリングや。誰やねん、その試合のレフリーは? あ、オレか?」でミスを認め、和んでもらえた
(フランス人の少年にも関西アッサリ味の1人ボケツッコミが通じた事は収穫)。試合後の、この様
なコミュニケーションは勿論、敗戦チームからの感謝と労いが、レフリーとしては一番嬉しい。それ
にも増して、選手自らが訊きに来てくれたお陰で、間違った認識のまま次のステップに進んでしまう
のが阻止された事に安堵した。若い世代へのコーチやレフリーの責任、本当に重大です。
 
尚、このリーグ戦はここでひと区切りとなるが、この結果を踏まえ、また次へと駒を進める事になる
らしい。あまり詳しい事は分からないんだけど、今後も色んなトーナメントが予定されているので、
「またレフリーさせてもらうよ」とセールスだけはしておいた。問題は学校行事だけに平日の開催も
有り得る事。有給休暇は完全に Sold Out だ。
 
ところで、彼等の中にはKids時代から顔見知りのプレイヤーが何人か居て「お互い永いねぇ」という
様な会話が普通に交わされる事が何だか可笑しい。会う度に身体はデカクなって、フレンドリーな中
にも礼儀正しい振る舞いをされると、本当に頼もしく思えて来る。遠くNZでは今、RWCがたけなわ。
そして目の前のU19世代は2015年のイングランド、更には2019年の日本での主役となるべき世代が
彼等。RWCまでの距離はとてつもなく長く険しいと思うけどどうしてもそういう風に繋げて考えて
しまうね。
 
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上海のベストシーズンって本当に短い。秋晴れの空の下、SRFCへとタクシーを飛ばして午後は 双龍
×毛蟹×Hermits=3チームによるフレンドリーマッチを3試合。ピッチに入り、先ずはジュニアから
シニア対応へモードチェンジしてスイッチオン!
 
双龍の試合内容に付いては……、ここで多くは書きませんが、気付いた点を幾つか;
・毛蟹(Hermits)との差は、1人がビッグゲインした際にフォローするプレイヤーが居るか居ないか。
 足、止まってない?
・スクラム。西洋人相手でも充分に通用するが、ただやみくもに押すのではなく…。それと、これは
 どのチームにも言える事だけど、4段階コールのタイミングを早く掴んで欲しい。「ポーズ」で、
 そこはグッと耐えなきゃ(この時間を利用して力を貯め、爆発寸前に持って行く)。
・フロント陣、やっぱりよく仕事してる。前に「スクラムがコンテストになったら、さあどうか?」
 と疑念を示したが、撤回せねばなるまい。
 
反省を1つ。赤田君のトライ判定をミスったのは申し開きの出来ない事。アドバンテージ解消を急ぐ
必要は無かった。セオリーも何も有ったもんじゃない赤田君の走りにまた1つ、好い勉強をさせて
もらったと感謝している。有難う、そして、すまなんだ。
 
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夕方、シャワーを浴びるのももどかしく、RWC(プールA)の The Biggest Match、NZ vs フランス。
何とかギリギリで「ハカ」に間に合う。フランス相手には「カパオパンゴ」かぁ。あんだけボールが
サッササッサと動けば、あんだけバッキングしなくて好いんなら、ラグビー楽しいやろなーっていう
のが感想。
  
TV観戦を終えて外に出ると、SRFCの周辺は虫の音も耳に心地好い秋の夜長の始まりでした。土曜日、
朝~晩まで丸1日ラグビーにどっぷりと漬かれて(疲れて?)、至福の週末……でしたネ(♪)
 
 
Michael.
 

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