(このフレーズでの始まりが多いですが) そんな訳で、香港セブンズに行ってました。
役どころは「Pitch Marshall」。

Marshall(マーシャル)とは、整列とか案内とか、そういう意味ですが、お馴染みなところでは、
空港で飛行機を駐機スポットに誘導する、シャモジみたいなのを両手にして「こっちこっち~」
ってやってる人。あれがマーシャラー。空港のそれは、結構な人気職業らしいです。
ご存知の通り、セブンズの大会では沢山のチームが短い時間の試合を1日に何度もこなす訳で、
スムーズな大会の運営には「ダイヤの安定」が非常に重要となります。プログラムは分刻みで
組まれており、各チームはそれに合わせて休憩を取ったりミーティングやアップに時間を使う
んですね。香港セブンズ位のレベルになると大会の運営がどうこういう以前に、帯同する一流
のスタッフが選手のコンディションを考えK/O.の時間から逆算して仕上げて行くのが普通で、
その辺りの規律は殆ど問題有りませんでしたが、稀に時間厳守にルーズなチームが見受けられ
ると「そろそろお時間ですよー」と声を掛けるんですね。

それでインカムとかを使って、タワー(管制塔に相当)と「どこそこのチーム、ロッカールーム
に今戻る最中っす」⇒「じゃあ、5分後に整列させて」⇒「Roger, Over」みたいな感じですね。

しかし、コチラも仕事とは言え、試合前に円陣とか組まれているところに急かしに行くという
のはちょっと気が引けますねぇ。ぶっ飛ばされるんじゃなかろうかとビビる事も有りましたが、
そこはやっぱり一流の皆さん、ちゃんと理解してくれて「直ぐ行くから」と。お陰様で各試合
とも、1分以上の遅延無しという好成績で、こういう時に、参加選手やスタッフ、勿論観客も
含めてだけど、皆でこの香港セブンズを作り上げているんだなぁという事が実感出来ましたね。

(1チーム4名)×2チームの体制で大体4試合分を担当して4試合分は休憩。休憩時は基本的に自由
なので、観客目線で試合を観たり、控え室でトップレフリーの方々と交流させてもらったりと、
得がたい経験もさせて頂きました。

時節柄、ジャパンが出場する時の大歓声は尋常ではなく、それが「vsチャイナ」の時でも同様
な事に、香港セブンズの、というか香港そのものの成熟度が伺えましたね。




また来年、こういう機会が有れば、是非参加したいですねぇ。
★閑話休題。Team Five を感じた場面……;
・Try or Touch in goal?

(↓)(↓)(↓)
・ビデオでは…

(↓)(↓)(↓)
・トライっしょー、どうよっ?

(↓)(↓)(↓)
・Assistant Referee に「どうだった?」

(↓)(↓)(↓)
・勿論、In-goal Judge にも。

(↓)(↓)(↓)
・果たして、今の判定は~♪ 「Try!」

レフリーへの報告は、自分の目の前で起こった事、自分の目で見た事をそのままに、自信を
持って。レフリーはその情報に信頼に寄せ、しかし冷静なる判断により最終の判定を下す。
大会期間中幾度となく見られたシーンだけど、うーん、こういうのってイイなー。
★ここに掲載した以外の写真色々も、取り敢えず載っけておきます(上手く開ける?)
Michael.