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上海双龍ラグビー倶楽部

上海にてラグビーを愛する者達の活動報告です。

(Vol.522)香港セブンズ2011

2011-03-31 17:50:38 | レフリー日記
(このフレーズでの始まりが多いですが) そんな訳で、香港セブンズに行ってました。
 
役どころは「Pitch Marshall」。
 
 
Marshall(マーシャル)とは、整列とか案内とか、そういう意味ですが、お馴染みなところでは、
空港で飛行機を駐機スポットに誘導する、シャモジみたいなのを両手にして「こっちこっち~」
ってやってる人。あれがマーシャラー。空港のそれは、結構な人気職業らしいです。
 
ご存知の通り、セブンズの大会では沢山のチームが短い時間の試合を1日に何度もこなす訳で、
スムーズな大会の運営には「ダイヤの安定」が非常に重要となります。プログラムは分刻みで
組まれており、各チームはそれに合わせて休憩を取ったりミーティングやアップに時間を使う
んですね。香港セブンズ位のレベルになると大会の運営がどうこういう以前に、帯同する一流
のスタッフが選手のコンディションを考えK/O.の時間から逆算して仕上げて行くのが普通で、
その辺りの規律は殆ど問題有りませんでしたが、稀に時間厳守にルーズなチームが見受けられ
ると「そろそろお時間ですよー」と声を掛けるんですね。
 
 
それでインカムとかを使って、タワー(管制塔に相当)と「どこそこのチーム、ロッカールーム
に今戻る最中っす」⇒「じゃあ、5分後に整列させて」⇒「Roger, Over」みたいな感じですね。
 
 
しかし、コチラも仕事とは言え、試合前に円陣とか組まれているところに急かしに行くという
のはちょっと気が引けますねぇ。ぶっ飛ばされるんじゃなかろうかとビビる事も有りましたが、
そこはやっぱり一流の皆さん、ちゃんと理解してくれて「直ぐ行くから」と。お陰様で各試合
とも、1分以上の遅延無しという好成績で、こういう時に、参加選手やスタッフ、勿論観客も
含めてだけど、皆でこの香港セブンズを作り上げているんだなぁという事が実感出来ましたね。
 
 
(1チーム4名)×2チームの体制で大体4試合分を担当して4試合分は休憩。休憩時は基本的に自由
なので、観客目線で試合を観たり、控え室でトップレフリーの方々と交流させてもらったりと
得がたい経験もさせて頂きました。
 
 
時節柄、ジャパンが出場する時の大歓声は尋常ではなく、それが「vsチャイナ」の時でも同様
な事に、香港セブンズの、というか香港そのものの成熟度が伺えましたね。
 
日の丸って、こういうデザインにするとどうしても目玉おやじみたいに…。
新聞の一面にも写真が大きく。
←Pray for Japan
←「イイの着てますねぇ」「ワタシ、イゼンニホンスンデマシタ」
 
 
また来年、こういう機会が有れば、是非参加したいですねぇ。
 
 
★閑話休題。Team Five を感じた場面……;
          
 ・Try or Touch in goal?
   
  (↓)(↓)(↓)
 ・ビデオでは…
   
  (↓)(↓)(↓) 
   ・トライっしょー、どうよっ?
  
  (↓)(↓)(↓) 
 ・Assistant Referee に「どうだった?」
 
  (↓)(↓)(↓)
 
 ・勿論、In-goal Judge にも。
  
  (↓)(↓)(↓) 
 ・果たして、今の判定は~♪ 「Try!」
 
 
  レフリーへの報告は、自分の目の前で起こった事、自分の目で見た事をそのままに、自信を
  持って。レフリーはその情報に信頼に寄せ、しかし冷静なる判断により最終の判定を下す。
  大会期間中幾度となく見られたシーンだけど、うーん、こういうのってイイなー。
 
 
★ここに掲載した以外の写真色々も、取り敢えず載っけておきます(上手く開ける?)
 
 
Michael.
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(Vol.514)7人制女子江蘇省代表と毛蟹の試合

2011-03-08 12:14:33 | レフリー日記
最初に個人メッセージ。奈央ちゃん、生日快楽~!
 
三八婦女節だけど、オバチャンはフルタイムで働きます。
 
 
 
3月5日(土)は、昨年末の VAJIRAVUDH CENTENARY RUGBY SEVENS (@バンコク)
以来、約2ヶ月半振りの実践でのレフリー。
 
正直、ちょっとボロボロでしたね
 
先ずは、地元上海の女子チーム/Sharks vs 7人制女子江蘇省代表。Sharks は昨年(?)、
チームとして正式に発足したチームで、徐々に参加人数を増やし、それ也にスキル
の有るメンバーも入っている。一方の7人制女子江蘇省代表メンバーが見据えるのは
勿論、2016年リオ五輪に中国国家隊(代表)の一員として出場する事。他の色々な競技
からの転向者の集まり。未だ数ヶ月程のラグビー歴という事で、ラグビー選手として
今は未だ見るべきところは無いけれど、見るからに運動能力の高い人達である事だけ
は確かな様だ。中国はもう完全に、7人制と15人制を全く別の競技として捉え、強化
しているらしい。
 
ゲームは7分ハーフの前後半/セット × 3セットで 僕は真ん中の第2セット目を担当。
ミス(主にノッコン)が多いので、アドバンテージを取っては短い目に解消……の繰り
返しでこれに対応。
 
さて、この日のメインは男子の15人制で毛蟹レギュラー(Green) vs その他(Colors)。
春節も終わって、ようやく暖かさの兆しも見えて来たので、ここらでひとつ開幕の
花試合でもしましょうかーという感じの主旨。
 
試合は40分の前後半(20分でウォーターブレイク)。僕はその内の前半(40分)と 後半
ラスト10分をレフリー担当。
  
 
うーん、キツかった。今日はカッコイイところ、何も無かったわーーって言ったら、
マネジャーのNさんは「(今日に限らず)カッコイイところなど望むべくもないです」
とのコメント。キビシイね。二の句が告げない。一方のマネジャーSさんは「今日
はなんか手 上げてばっかだったよ」と。このコメントは或る意味マトを得ていて、
開始早々から反則の多い事多い事。
 
(長めの笛) 
 
ブレイクダウンの周辺、上手く捌け(裁け)なかった。試合後に、片方のキャプテン
から「俺らも久し振りだし新人も多いから反則も多かったけど、段々と慣れて来る
から」と、労いのひと言が嬉しかった。
 
(軽めの注意も、Green キャプテンはちょっと不満そう)
 
レフリーコーチからは「ボールキャリアよりタックラーの反則をもっと見るべき」
とのアドバイス。タックラーのノットロールアウェイやノットリリースが、ボール
キャリアー(アタック側)の次の攻撃チャンスをことごとく妨げているのに、そこを
見逃しているケースが多い。防御側によるターンオーバーは出来なくてもまぁ±0
みたいなところが有るが、攻撃側が次にボールを活かせないダメージはそれどころ
ではない。だからストレスも貯まるし、レフリーへの注文も多くなると。クリス、
どうも有難う!
 
 
双龍からは、立田キャップ、イッチー、山ちゃん、カッキー、マッキーイママキの
5名が途中から出場。立田キャップはゴール前のノッコンとノットリリースの反則
でトライ×2本、取り損ねた~(残念)。イッチーはラストでナイスフォロー&トライ。
双龍のメンバーは総じて、ボールを持てば確実にゲインしていたし、守っては相手
の前進をしっかりと止めていた。フィジカル的にも全然劣っていないし、イッチー
のステップなんか、毛蟹の連中には止めにくいんだろうなーと思う。
 
 
Ushi-sanもメールの方で書いていたし、森田⑥号も練習レポート書いていますが、
「TWIN DRAGONS、いつも遠くで練習しているけど、もっと日常的に気楽にね、
10分とか20分とかの短時間でもイイし、10人制でもイイので、ゲームやろうよ~」
と、これは毛蟹のキャプテンである James からのメッセージです。お伝えしとき
ます。
 
 
レフリー陣も、徐々に試合勘を戻して、来るべき上海杯に臨む事としよう。
 
(Thanks Sakie to take photes!)
 
 
Michael. 
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(Vol.492)VAJIRAVUDH CENTENARY RUGBY SEVENS(2日目=最終日【後編】)

2010-12-15 19:11:21 | レフリー日記

ところで、タイ語では「L」の文字が「n」と同じ様な発音になるらしく、従って Michael.
というのを、タイ語的に発音すると「マイクン(クンにアクセント)」となる。だからタイ人
レフリーからは、(たまにミッシェルとか言ってしまうおっちょこちょいも複数居たけれど)
マイクン、マイクンと親しく呼んでもらっていた。

で、マッチ№43を終え、ひと休みしているところに掛った声が「マイクン CUP FAINAL」。

そう、マッチ№50、参加15チームの頂点を決める CUP FAINAL のレフリーを 僕に任せて
くれるというのだ。これは勿論 僕がゲストレフリーだという事も有るけれど、前日からの
パフォーマンスも評価してくれとの事だと、僕は僕で そういう時はそういう風に考える事
にしている。AJRC後も、もうひと踏ん張りしてシッカリ準備をして来たし、今大会でも、
レフリーだけでなく、ARやインゴールでも気を緩める事は無かった。「最後まで集中」を、
今大会に参加するに当っての、キーワードとしていた。



ところで、予選での戦い振りから見て、優勝候補は、NELSON COLLEGE(NZ)と 建国中学
(台湾)、そしてホストチームである VAJIRAVUDH COLLEGE(A) の3チーム。この内、予選
を全勝で通過して来たのが、VAJIRAVUDH(A) と 建国中学。NELSON は、ちょっと脆い
部分も見え隠れして、予選では PRINCE ROYAL'S COLLEGE に一敗を喫している。

因みに、NELSON COLLEGE はNZ南部の方に在って、ALL BLACKS のメンバーも輩出して
いる(らしい)名門校。準決勝からは、試合前に迫力のハカも披露してくれた。

★こちらは準決勝、VAJIRAVUDH COLLEGE(A)戦を前にして。連続でどうぞ。









★こちらは、迎え撃つ VAJIRAVUDH(A)。



また建国中学は体格に優れた選手が多く、15人制だったら花園に出てもかなりイイところ
まで行くんじゃなかろうか(?)という感じだった。ところでここのコーチは先週、河川敷で
行われた ASIAN DRAGONS(OVER 40's) の試合にも来ていて、僕の顔を覚えてくれていた。

まぁ、そんなこんなでマッチ№50までの時間を、リラックスして過ごす。且つリラックス
しながらも、100年の伝統の重みを感じ、緊張し、自分を追い込んでみる事をもまた、楽し
んでみる。キンさんギンさん……。

決勝前の大一番は準決勝の1つ、NELSON vs VAJIRAVUDH(A)。ホームの大声援で、会場は
多いに盛り上がったが、結果はワンサイドで NELSON が勝利。一方の山からは、建国中学
が危なげなく勝ち上がって来た。因みに、NELSON のジャージが白で、建国中学のそれが
ALL BLACKS なのは、何かの因縁か?

★決勝を前に…;


★カメラ目線?


各カテゴリーの決勝のみ、10分ハーフで行われる予定が、日没間際となった為、7分ハーフ
に短縮され……なくても、ガンガン走りまくるつもりではあったけど、前後半14分、選手も
僕も、よー走った走った。

先取点は建国中学。直ぐに NELSON が逆転、そして一度は建国中学が追いすがり、ボール
は右へ左へ、前へ後ろへ、ピッチを何往復しただろうか(?)。それにピッチは益々暗くなり、
蛍光色的に光る NELSONの白ジャージーとは逆に ALL BLACKS の建国中学の動きが見辛く
なって来る。「最後まで集中」……を何度も唱える。

結果、NELSON(3T+2C=19)vs(12=2T+1C)建国中学。

NELSON COLLEGE のみんな、おめでとう! 建国中学もまたアッパレ!! 本当に、両チーム
の健闘を、心から称えるべく、僕も花道を構成する1人として立たせて頂いた。

★戦い終えて--Cat's Eyes?


★レフリー仲間とも;



**********************************************************************************************

以下、ファンクションパーティの模様を。それぞれが、チーム歌や校歌を披露したりして、
爽やかなひと時を過ごした。

★NAKARAさん(=呼んで頂いて有難うございます!);


★タイ協会トップにして、ASIAN RUGBY FOOTBALL UNION(ARFU)のPRESIDENTでもある ADISAK HEMYOOさん、
 そしてシモさんと。


★立派な楯を頂きました。


そして「宴」はそれだけでは終わらず、翌日、競馬場を見下ろす BANGKOK SPORTS CLUB
にて……。




最後に、この大会に参加するキッカケを簡単に紹介しておこう。その為には、2008年末の
AJRC @バンコク が、タイ国内の騒動によって中止になったところまで遡らねばならない。
折角のAJRCがキャンセルになった事を受けて、ホストチームだった BKK JAPANESE(BJ) の
ふるちんが「2月にこんな大会が有るけど参加してみないィ?」といって教えてくれたのが
コチラ⇒(Vol.236) RBSC7's@バンコク
http://blog.goo.ne.jp/souryushanghai/e/871a981ceba08254b4a645a71d94f005

そこに「レフリー要らんかぇ~」という事で、BJさん経由で話を通して頂き、レフリーで
参加。そこで、その大会をオーガナイズされていた NAKARAさん と出会う。時は過ぎて、
今年の7月頃だったか、BJのシモさん(=本当に、何から何までお世話になりました。非常
感謝!) から「VAJIRAVUDH CENTENARY RUGBY SEVEN で Michael.にレフリーの話が
有るけど~」との連絡が入り、これを快諾。そんなご縁です。

人生、何が災いして何が幸いなのかは分からないけど、少なくともAJRC @バンコクがキャ
ンセルになった災いを、これで100倍返し位にして「福」と成す事が出来た。この過程では、
勿論、色々なラッキーが重なっているんだけど、1つだけ、ラッキーなんかじゃなく、自分
から何かを仕掛けたからだと言える事は、それは「レフリー要らんかぇ~」と、自分を売り
込んだ事(自分なりに、レフリープロフィールとかも書いたんですよ)。今も尚、かつて あの
よろちゅうが口にした「ラグビーって、天から降って来るもんじゃないんだよ」の言葉と、
上海の寒さが身にしみる、そんな今日この頃です。



★2010年のレフリー活動は、1月末の 廈門(タイフーン)vs成都(パンダ) の定期戦 @廈門 に
始まり、青島や北京への遠征、AJRC@台北、そして VAJIRAVUDH SEVENS、勿論、上海
での活動と、今年も、とても充実したものだった。当然乍ら、好い思い出ばかりではない
 けれど、ともあれ各地で出会った愛すべき RUGBY MAD な皆さん、本当にアリガトー!
 さようなら、2010年!(←紅白の最後か?)

 …あ、という事でエンマ帳管理責任者のきんきんさん、先週末も「公欠扱い(高血圧かい?)」
 でお願いしや~すっ!


Michael.
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(Vol.491)VAJIRAVUDH CENTENARY RUGBY SEVENS(2日目=最終日【前編】)

2010-12-14 18:18:36 | レフリー日記
★12月11日の練習内容3つ前(Vol.488)です!
 (↓)(↓)(↓)
http://blog.goo.ne.jp/souryushanghai/e/dc13bc3473ae23a279fffd45f4dc41b4




2日目(12/12)もバンコクは晴れ。朝から気温は高く、湿度も前日よりは高い目な感じ。

この日は予選の残り3試合と、決勝トーナメントの20試合が組まれており、先ずは「朝二」の
マッチ№29をレフリー担当。

その前に、今大会に付いて少し。

VAJIRAVUDH COLLEGE は、今年(2010年)の12月29日に創立100周年を迎える、バンコクでも
指折りの歴史有る伝統校で、早くからラグビーを教育の一環として取り入れており「ここの
ラグビークラブの歴史=タイのラグビー史」と言っても過言ではない。


★決して古くはないんだけど、校内の建物の造りがことごとく厳か。雰囲気有るぅ~。


100年の歴史って、どんなんだろうか? 今年は、同志社大学のラグビー部が同じく100周年。
キンさんギンさんがメジャーデビューするのに必要とした年数……。


★この大きな池も学校敷地内

とにかく、VAJIRAVUDH COLLEGE にとって正に「世紀の大イベント」の為に、各地の主要な
高校に大会への参加を呼び掛け、タイ各地の他、NZ、マレーシア、スリランカ、そして台湾
から、総勢15チームが参加(ホストとなる VJIRAVUDH COLLEGE は年齢別に A/B/C の3チーム
でエントリー)。当初のリストを見ると、日本では伏見工業とかにも声を掛けていたみたい。

さて、マッチ№29 HISHAM ABDEEN(スリランカ) vs THE PRINCE ROYAL'S COLLEGE(タイ)。
後述するが、この THE PRINCE ROYAL'S COLLEGE は今大会のダークホース的存在で、面白い
ラグビーをやっていた。結果は THE PRINCE ROYAL'S COLLEGE の快勝(24vs5)。尚 この試合
では僕自身1枚目、また大会を通じては2枚目のイエローカードを出した(HISHAM ABDEEN)。
理由は襟を掴んでのハイタックル。前日にも同様のケースが散見されたが、タイのレフリーは
その辺の基準が甘いのか、僕なら「シンビン+認定トライ」というケースでも流してたので、
朝の早い目の試合で「基準の修正」をする事が出来た。

それとは別に1つ キック時のオフサイドを見落とした。いや正直に言うと認識は有って、でも
ちょっと迷い乍らも、そのまま流してしまったんだけど、アシスタントレフリー(AR)から
アピールが有ってそれに従う事に。早い話がレフリー自ら判定を覆した訳だが、同時に、AR
との信頼関係みたいなものを感じる事が出来たのは怪我の功名か(?)。

前後半14分の短い中に、色んな事が凝縮したゲームで、何か朝から色々有るぞーっ!という、
スタート。

次のレフリー担当はマッチ№43でプレートの準決勝。KING'S COLLEGE vs ROI ET は、共に
タイの学校。KING'S COLLEGE もまた歴史の古い学校らしく、VAJIRAVUDH COLLEGE との
定期戦(15人制)は、タイ版のバーシティマッチとも言える(高校生だけど)伝統の一戦で、例年
4万人収容の国立競技場が使われるとの事。スゴイねぇ。そしてそれがちょうど今週の金曜日
(12/17)なんだとか。結果は 22vs0 で KING'S COLLEGE の勝ち。



それにしてもタイ人の高校生は、何か注意やアドバイスをしても、必ず合掌のポーズで謝意を
示してくれ、ホントにとても心が和んだ。どこかの国のプレイヤーにも見習って頂きたいものだ。



そろろそ引退軍曹が何か言って来そうだけど、まだまだ続きます。お楽しみに。



★こちらは、熱心に試合観戦をされていたバンコクジャパニーズOB の平田さん


Michael.
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(Vol.489)VAJIRAVUDH CENTENARY RUGBY SEVENS(初日)

2010-12-12 10:03:23 | レフリー日記
★業務連絡/森田⑥号へ ⇒「先に行くねぇ」




バンコクは快晴。気温は高いものの湿度が低く過ごし易い。


大会の初日は予選リーグを27試合。2日目も予選リーグの残り各レベルの決勝トーナメントで
23試合、トータルで50試合が組まれている。




         (↑)(↑)(↑)
コチラ、女性レフリーの Supapornさんは、7月の「IRB Asian Rugby Women's Sevens」にも
参加されてました⇒(Vol.442)女子セブンズ。
         (↓)(↓)(↓)



マッチオフィシャルは、僕以外は全員がタイ協会の皆さんで、僕を入れて15名の大所帯。


今回のこの大会の何であるかは、また後で述べるとして、ともかくそんな訳で、何かスゴイ所
でラグビーさせてもらってます。





では、これから出掛けて参ります。

Michael.
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(Vol.487)コチラ、今が一番好い時期らしですぅ~♪

2010-12-10 19:48:35 | レフリー日記
★【オチ通】「611号」1つ前(Vol.486)です!
 (↓)(↓)(↓)
http://blog.goo.ne.jp/souryushanghai/e/865d37d658bc626a04ffeae13a9c8fef





……で、こんなところでバスを降りて…;


河を渡って…;


船に乗って…;


お寺の横を通り過ぎれば…;


そこには屋台。



Michael.
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(Vol.484)浦東空港①号楼の天井は、よく見りゃトタンか?

2010-12-09 20:39:34 | レフリー日記
パーポーピーポ~♪


……スーチーハオ、ダンチーコウダンチィ!
(17号、登机口登机=お急ぎ、17番ゲートよりご搭乗下さい)





ゲート…、ゲート……、あ、ゲ~ト・イン♪


Michael.
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(Vol.474)SISACトーナメント

2010-11-03 08:50:37 | レフリー日記
「公欠」扱いとして頂いた以上、キチンとレポートせねばなるまい。あまり
考えたくないけど。

先週土曜日(10/30)は、SICACのトーナメントにレフリーとして参加した。
これは、上海の米国系を除いたインターナショナルスクール各×4校による
大会で、年齢層はU17~U19。


場所は、お馴染みの人にはお馴染みの金橋。今は DULWICH上海校の運動場
になっている。先のチャイナカップ@北京の試合会場は、この学校の北京校
という事。


さてU17~U19ともなると、身体付きはシッカリしているし、プレーも相当
激しい。ただ、ルールの認識度や感情のコントロールなんかにはやはり難が
有るので、実は結構難しいし、故に自分としても、変に「教育者的思考」に
陥りがちで、使わなくても良い神経を使ってしまう。


そんなこんなのトーナメントで「10分×2本」×3試合を担当したが、最後の
試合で、あーやってしまったーっ! 大失敗!!

それはスクラムの場面。スクラムがちょっと回り掛けた時、こぼれ出たボール
に反応した「黄色チーム」の選手がそれを拾い上げ、そのまま独走してトライ。
しかしこの選手はBKで、スクラムの解消前に既にスクラムエンドから5m内に
入っていた事になる訳で、即ちオフサイド…というアピールも有ったんだけど、
それを見逃していた次第。判定を覆す事は出来ない。実際問題、色んな試合の
中で、大小様々なミスジャッジは有るものだが、それが得点に結び付く結果と
なるとマイナス点は大きい。そしてそのトライが、試合の流れにも大きく影響
したとなれば尚更。事実、終わってみれば得点差こそ開いたが「疑惑のトライ」
で盛り上がる「黄色チーム」に対して、取られた「紺色チーム」はコントロール
が効かなくなってしまっていた。

全く、取り返しの付かないミスだった。将来有る若い選手達には本当に申し訳
無い。こういう時は、自分自身もまた、限られた試合時間の中で立て直す事が
必要だし、そして試合中、及び試合後の選手達への接し方も非常に大事である。
まだまだなんだなぁと、ちょっとガックリと来るし、同時に良い勉強をさせて
頂いているとも思う。


写真のレフリーは、毛蟹で現役プレイヤーも務める クリスチャン・ルドルフ君。
たしか、生まれは今年の話題賞:チリだったはず。

さー切り替えて……とは言わず、今週~来週は暫く、この重苦しい自己嫌悪の
に纏わり付かれるのも良しとするか。

★今週は労働強化週間ーー



Michael.(97XX)
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(Vol.460)ヒーローに成り損ねた男の話

2010-09-21 12:35:20 | レフリー日記
テンプレートっちゅうんですか?(「背景」って言えばイイのに)それが秋色に
なりましたねぇ。

夕焼けがキレイな季節になりました。こちらは弊社事務所から撮った夕暮れ。





ちょっと時期が外れたけど、上海セブンズ2010も無事終了。いや「無事」
ではなくて、ウラでは色んな事が有った様だね。IRBレベルの方はスタンド
でご覧にもなっているかと思うので、僕からはクラブレベルの様子をレフリー
日記としてレポートしよう。

レフリーズも全員、選手と同じホテルに宿泊。勿論、上海在住のレフリーも。
ホテルの前は長風公園。
←出陣の朝を祝うご来光。

先ず今年は昨年よりレフリーの人数がいささか減少。それでもお馴染みさんや、
「久し振りィ~」な顔触れ、或いは「初めましてェ~」な面々も居て、彼らの
レフリングに「アイツ、腕上げよったなー」とか思ったりして、そして大会が
終わると、それぞれが散らばって行く。この一期一会感が何とも心地好い。



さて、ピッチは、昨年「2」だった場所がゴルフ練習場に成り掛けているので
使えず「1」だけ(?)なんて事も言われていたけど、一体こんな所にいつ造っ
てたの(?)って場所に、綺麗に芝生が張られていて(昨年は2日目なんか芝生
が剥がれて 殆どビーチフットのピッチみたいだった)、ただ試合数そのものは
昨年と同レベルで、いきおい、担当する試合数は増えた事になる。



昨年は「1」「2」が近かったし、クラブレベルの試合も「1」で組まれたり
していたので、ピッチ間の移動が結構頻繁に有ったが、今年は「2」が花園の
第1と第2の距離以上(?)に離れていたので、我々も、ほぼ「2」に浸り切り
になってしまった。「1」のスタンド最上段ではためく出場チームの国旗や、
時折風に乗って聞こえて来る観客の声援に「随分遠いなぁ」と感じたものだが、
それは物理的な距離だけでなく、精神的にも遠くに感じた距離感だったーーー
そう、最後の最後に。



さて、僕の担当は、初日が3REF/8TJ, 2日目が4REF/5TJ。走った走った。
ラグビーを、十分過ぎる位に堪能させてもらった。試合間の限られた時間で脚
のケアーも十分に行い、脚がつったりする事は無かった。大会終了後は、結構
よく食べたけど、それでも月曜日の夜時点での体重は前週木曜日より約4kgs
も軽かった。

←おっ、Flying……!?

今年の印象としては、参加したどのチームも規律がしっかりしていて、不用意
なラフプレーが無かった事。どの試合の後もプレイヤーとマッチオフィシャル
が作り上げた信頼感みたいなものがピッチ上に充満していて、Three Cheers
も気持ち好く聞く事が出来た。



2日目は複数のチームの棄権や、レフリーもまた都合で人数が減るなど、大会
のスケジュールに少なからずの混乱が見られた。クラブレベルも、一部の決勝
は「1」での試合となる為、そちらの方の試合の進行との調整も大変だった。



そんなこんなでレフリーにタッチジャッジに頑張り、2日目午後の割当てでは、
クラブレベルの「BOWL決勝」のレフリー、そして「CUP決勝」のアシス
タントレフリー(AR)が伝えられた。「CUP決勝」は毛蟹①vs北京農大。
ピッチ「1」。この試合、マッチオフィシャルで純粋に「2」から上がるのは
僕だけだったので、2日間頑張った甲斐も有ったと、とても嬉しく、光栄な事
だと思った。

その前の「BOWL決勝(毛蟹フランスvs廈門台風)」も難しいと思われた試合
だったけど、両チームともクリーンな試合運びで終了(毛蟹フランスの勝ち)。
試合後の何やかんやを終え、僕は「1」へと走った。そう、走ったのだ…が、
「1」に近付くにつれ聞こえてくる無情なる場内アナウンス「毛蟹がどうの、
農大がどうの…」。

「CUP決勝」既に始まったいたのだ。

これはまぁ、誰を恨んでも仕方ないんだけど、つまりはスケジューリングが、
ちょっとばかしズレてしまったという事。

もうこのピッチは自分の立つ場所じゃないんだという事を思い知らされた時、
僕の中で、上海セブンズ2010は静かに幕を閉じた。取り敢えずVIP用の
テントでギネスを求めメインスタンドへ。日本の皆さんが陣取る場所へと登る
途中で、試合を終えた何人かの選手から声を掛けられたけど、本来ならタッチ
ライン際で背中に受けているべき声援。スタンド受けするパフォーマンスも、
少しばかりは考えていたんだけどなー。

←マッチオフィシャル全員で(実は失意の最中でした)

尚、日本協会からは岩下さんと大槻さんも参加されました。岩下さんはIRB
レベルの試合をアセッサーとしてほぼ皆勤(?)、大槻さんは決勝のホイッスル
を担当されました。お疲れ様でした。




以上、光栄の頂き寸前から挫折のどん底へと転げ落ちた、或るレフリー人生の
一頁でした。

Michael.


【おまけ】その前の青島10'sの時から、何故か僕がピッチに立つと大賑わいで
     声援を送って頂いたお嬢さん(?)の面々。マダムキラー、アジアに
     留まらずか?? コヂロー君とも珍しく意見が一致しそうだけど、
     昨今はレフリーも人気商売、ファンは大切にしなくちゃね。
     
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(Vol.450)青島"猛鯊杯"国際橄欖球邀請賽(10人制)

2010-08-23 20:37:01 | レフリー日記
先週(21日)の練習内容は1つ前(Vol.449)です!
 (↓)(↓)(↓)
http://blog.goo.ne.jp/souryushanghai/e/7d18d64c4f04592db31a4b628d209df7




青島に行って来ました。青島は6年半振り位かなぁ。海はイイねぇ~。


目的は「第11回 2010青島"猛鯊杯"国際橄欖球劇邀請賽(10人制)」に、
レフリーとして参加する為。「国際」なんて謡っているけど、そんなに大層な
ものではなく、極めて手作りでフレンドリーなトーナメントだった。

ホストは猛鯊杯橄欖球倶楽部で、中国の他の都市に有りがちな「西洋人西洋人」
していない純国産型カラーが嬉しい。しかしKidsやジュニア等、ラグビー
の裾野を拡げ、青島を「ラグビーどころ」にしようという熱意が感じられる。

貴賓席には青島市長ほか、エライさん(…なんでしょう)らの姿も。


もともと青島でのトーナメントの存在は知っていたけど、先月、たまたま広州
女子セブンズを観に行った際にオーガナイザーと知り合い、ご招待を受けた
次第。有給休暇というものは、こういう時の為に取っておくべきもの。



カテゴリーはシニアの部、男子U17、女子中学生、男女合同でU12の4つ。
シニアの部は地元青島から猛鯊隊が2チーム、上海から毛蟹が2チーム、厦門
から台風隊、そして北京農大OB隊の合計6チーム。女子のチームは青島には
1つしか無く、紅白戦の形で初日(土曜日)と2日目に1試合ずつ。そのの女子
セブンズ観戦以来、個人的には「女子ラグビーのこれから」への関心も高まっ
ているんだけど、ここ青島も逸材揃いだと見た。


僕は初日にレフリーが4試合(10分ハーフ×2)、2日目はレフリーが1試合
とTJが3試合。2日目はちょっと運動不足だったので、コンバージョン後に
「ゴールポスト⇒ハーフウェイラインを全力で走る」のパフォーマンスをやっ
てみたら(6~7本は走ったか)、結構ウケてくれたので浮かばれたね。


初日は結構晴れ間も出たけど、上海の様な節操の無い暑さじゃないし、ピッチ
が小高い山の中腹に在るので、吹き抜ける風がとてもキモチ好かった。

2日目は逆に曇り空で今にも一発大きいのが来そうなお天気だったけど、全て
の試合がグッドコンディションの内に終了。午後、ちょうどファンクションの
時にゲリラ的雷雨となり、少なくとも僕ではないけど、参加者の中にソートー
な晴れ男が居たんだろう。因みに天気予報では2日とも芳しくはなかった。

マッチオフィシャルはコチラ。

左2人目から、李丹さん、筆者、Qiさん、Timothy Taoさん、Gene Tongさん、
そしてその隣の(実際に見ると)ひときわデッカイ人が、今回、誘って頂いた
青島猛鯊隊の穆涛(Mu Tao)HC。


シニアの試合を担当したのは、Timothy Taoさん、Qiさん、李丹さん、筆者の
4人で、Qiさん、李丹さんの2人は、未だレフリーの初心者。実はこの大会は
レフリーの教育的チャンスの場でもあった訳だ。

因みに Timothy Taoさん はシンガポールのレフリー指導者で、僕がレフリー
駆け出しの頃の2005年に上海セブンズに来られている。この時はレフリー
としての出番こそなかったけど、一応、公的に「上海レフリーズ」の仲間入り
が出来た思い入れ有る大会で、Timothy Taoさん とは何かのご縁を感じている。

Qiさんは北京農大のOBで、レフリーの傍ら、同チームの試合にも出場。キレ
の有るステップを披露していた。李丹さんは瀋陽体育学院出身の女子レフリー。

両日とも、試合後にはその日の反省会。


そんなこんなで、予選リーグ上位2チーム(毛蟹と農大OB)によるファイナル
は、毛蟹がさすがの試合運びでワンサイドとなり見事優勝。毎週、結構キツイ
練習しているので、フィットネスは全く落ちなかった。
←ファンクションでの表彰

北京農大OBは、いわばそれがそのまま中国ラグビー史に重なる訳なんだけど、
つまらないラフプレーや、観客をも敵に回す様な不行跡には残念な感じがした。
子供達や父兄も見ている前で「負の遺産」を残してもらっては困る。
←同 上

大会は、レフリーズにも最大限のリスペクトが有って、全員にこんなペナント
も頂いた。記念にしまーす!


ともあれ、参加チームのレベルとしては毛蟹(1本目)が2つ3つ程 頭抜けて
いる以外は、まぁチョボチョボといったところだけど、シーズン前のレフリー
としてのゲーム勘を呼び戻すには好い機会だった。


さて、ここからは「夜の部(@土曜日)」。

青島と言えば青島ビール。ちょうど、年に1度の「啤酒節」が開かれていて、
これは普段は空き地か何かのスペースにアトラクションやテント小屋が立ち
並んで、あちらこちらがビアガーデンと化しているもの。青島ビール以外の
会社もテントを出しているので、ハシゴをしては色んなビールを呑み比べる
事が出来る。


先ずはガッツリと。ピッチャーからの直呑み(スマイル風)!

一緒に写っているのは Gene Tong さん(シンガポール)。IRBの、Regional
Training Coordinator。
この人は15元?

パッと見、男か女か判らなかった李さんだけど(失礼!)、シャコの皮を剥いて
くれる等優しい一面も。


ステージでは奇術やらダンスショー。

酔えば客のオバハンは踊るし………、

暑けりゃオッサンは脱ぐ。

従ってオバハンでオッサンの筆者も………脱ぐ!

そしてまた呑む!



青島の夜、アツかった!

おっと忘れてはいけない。こんなところにもDNAが………。


という訳で猛鯊杯橄欖球倶楽部の皆さん、本当にお世話になりました。謝謝!
それと、エンマ帳管理者/ひなP様、先週末の公欠扱い、ヨロシク!



Michael.(97XX)



【追】案の定、国内線の飛行機は往復ともに2時間(強)の遅れで、帰路、虹橋
   到着時は既に午前様。中国では最近、主要都市/地方都市とも、とても
   立派な空港ターミナルが出来ているけど、ソフト面は無茶苦茶やねぇ。    
   
   しかし、遠征にアクシデントは付きもの。トラブルはトラベルの語源
   とか。こういう経験をしてヒトは強くなって行く。最高のコンディション
   だけで終えられるなんて、有り得ないのだ。

    

★また復活軍曹が何か言って来そうだけど、双龍ブログは誰にも開放されてる
 ので私物化ご自由! なかなか伝統として根付かない芝刈り大会の顛末でも
 報告してみたらどう?
コメント (1)
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