上海双龍ラグビー倶楽部

上海にてラグビーを愛する者達の活動報告です。

(Vol.41) 小道具シリーズ【5】サングラス

2007-11-29 18:50:19 | 小道具シリーズ



お天気の好い日は、夏冬を問わず、サングラスのお世話になる事が多い。
あまり高価なものは持っていない。高くても良いからキチンとしたのを
買いたいなと、眼鏡屋さんの前を通る度にチラッと覗いてみたりもする
のだが、未だしっくりしたデザインのものには出会えていない。

そんな訳で、スーパーのワゴンセールみたいな場所で売ってる、数十元
のものを買っては、とっ換えひっ換えしています。

よく落としたりもするしで、まぁ、安いので十分ですね。

サングラスは、練習の時やタッチラグビーのレフリーの時に使いますが、
コンタクトラグビーのレフリーの時は外す様にしています。レフリーを
やり始めの頃、コンタクトラグビーの時にサングラスをしたままピッチ
に立っていたところ、師匠のデイヴに「サングラスは外し給え」と説教
を受けた。そりゃそうですよね。

夏場、土・日が好いお天気だと、月曜日は「逆パンダ」の顔をして上班
するのが慣例となっています。



今週の【オチ通】(480号)はこうなってます(↓)。


Michael.



****************************************************************


代打(*)です。


(*)「代打」と言えば、我々世代では阪急の高井ですな。


さて今週。泣いても笑ってもAJRCに向けて最後の練習日。スケジュール的
には下記の様になっていますが、どれもこれもAJRCを意識した動きで参り
ましょう。

それにしても今週末にはもう12月になってるんですねぇ。


12月1日(土)

11:00 - 古北ローソン前集合

11:45 - 上海アメリカンスクール(SAS)集合~適宜アップ開始
    ★SASの場所はこちら
     (↓)(↓)(↓)。
    http://www.saschina.org/downloads/files/maps/Puxi_map.swf

12:00 - 双龍単独での練習開始(SASのピッチを使わせてもらえます)

14:00 - 10's の試合。双龍、SAS、SUS(上海体育学院)の3チームで。
    ★総当りのリーグ戦(各2回戦)です。
      ①双 龍 vsSAS 10分
      ②双 龍 vsSUS 10分
      ③SASvsSUS 10分
         (休 憩)
      ④双 龍 vsSAS 10分
      ⑤双 龍 vsSUS 10分
      ⑥SASvsSUS 10分
★お怪我無き様に!!

16:00 - 近所のバー(?)で、SAS主催の(簡単な)レセプション
    ★シンガポールで、より質の高いキングコング 及び ドレミ(お尻)
     を披露出来る様に、リハーサルの場としたいものです。

19:00 - AJRCへ向けての決起集会!
    ・場所:日本料理/港 (住所:古羊路527号/電話:5477-3298)
     ⇒大吉プロップ店の並びです。
    ★AJRCに向けての士気を高める目的でやります。
      (イ)この日「昼の部」は参加出来ないという方も、
      (ロ)普段「夜の部」は中々参加出来ないという方も、
      (ハ)AJRCには残念乍ら参加出来ないという方も、
   ……今回はちょっと特別。是非とも「港」にお集まり下さい。特に、
     (ハ)の方へ。「遠征's」は今回「留守番's」の皆の気持ちを持って、
     シンガポールに赴きたいと思ってます。アツイ気持ちを伝えに来て
     下さい。


集合ネットはこちら ⇒ http://www.syugo.net/team/?soryu

では、お後が宜しい様で。


●おまけ(幸夫君へ);

 先日、君の母校;国立富山大学のOBの方(某氏、37歳)と、お話する機会が
 有りました。

  Michael.「私の上海の友人に同じ富山大学のOBが居りますが、ご存知?」
  某氏  「そうですか? 私は未だ上海に来て半年ちょっとですので、知ら
       ないです」
  M.「大学時代はアメフト部やったそうです。今年39歳位です」
  某 「アメフトですか? 体育会ですか? ウチの大学にそんなクラブ有り
     ましたっけ?」
  M.「練習してるところとか、見た事無いですか?」
  某 「そう言えば見た事が有る様な無い様な…。練習とかしてたとしても、
     それはかなり珍しい事だったと思いますよ」
  M.「哈哈哈~富山だけに、蜃気楼みたいなクラブですなぁ」…デンデン♪



Michael.
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(Vol.40) 進入部員さん紹介のコーナー【5】(プロップ愛)

2007-11-27 18:47:22 | 進入部員さん紹介のコーナー
●川島要一(かわしまよういち)さんです。


(↑)(↑)(↑)
例によって携帯の写真に付き、画像不鮮明ですみません。


・生年月日 :1977年8月22日(←乙女座に僅かに及ばず)
・出身地  :横浜市
・ラグビー歴:(このブログでは何かとお馴染みの)桐蔭学園中学でラグビーを初め、
       そのまま同学園高校へと進学。大学時代は、青山学院大学(*1)の
       サークルにて、楕円球追い続けた(*2)。因みに幼稚園~小学校も
       桐蔭学園らしいです。
・愛 称   :特に無いそうです。
・現在の状況:横浜銀行から語学研修派遣という事で、2007年9月に復旦大学
       へ留学。留学期間は「無期懲役」(本人談)。そして実のところ新婚
       さんなのです。
・ラグビーをする上でのモットー:
       軽快で華麗なプレーを心掛けています。

 (*1)青山学院大学で川島さんと言えば「なお美さん」。最近、結婚されたそう。
    血管には赤ワインが流れているし、もらった指輪は宇宙一甘いんだとか。
    代表作に「お笑いマンガ道場」や「カンニング事件」など。
 (*2)誤「楕円球を追い続けた」
    正「スクラムを組み続けた」


………という訳で、近年高齢化の進むプロップ陣に一服の清涼剤。若い力が入って
来ました………といっても、見た目だけなら Over 40's の資格十分に有りですが。

プロップの勲章=現在の体重は95㎏。因みに上の写真はスタミナ苑での歓迎之宴
でのスナップ。ご飯テンコ盛りのドンブリが似合い過ぎ(幸せそうだ)。また何故か
大汗をかいていた。実はこの時、横に座っていたのが安部親方。2人だけを見ると
殆ど高砂部屋だった。

絵に描いた様なプロップ川島君。栄光の双龍最前列の未来を、君に託したぞ!


プロップな人達をこよなく愛する(*3)
Michael.


(*3)未だ構想の段階ですが「チーム・双龍プロップ(仮称)」を旗揚げし、何某か
   の社会貢献に役立って行こうかと思っております。アイデア募集中。
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(Vol.39) 近くて遠くて近い南通

2007-11-26 19:56:26 | 試合結果・練習内容
11月24日(土)、天候:快晴、気温:20℃位(?)、場所:南通職業大学

北京原人隊のHPには「最高気温;3℃」と書いてありました。先週末は上海
 も南通もポカポカ陽気でした。大自然の恵みのお陰様(*1)。

(*1)お陰様の気持ち((C)サンゴリアス/曽我部選手。最近のマイブームです。)


さて南通。仕事ではちょくちょく訪れる場所ではあるがラグビーでは勿論初めて。

長江(揚子江)越えには、いつもは太倉からのカーフェリーを利用するが、今回は
チャーターしたバスがフェリーには載れない(?)という事で、ちょっと遠回りな
「江陰大橋」まわり。まぁ、それはそれで良かったんだけど、途中で何ヶ所か、
事故やら何やらによる渋滞も有って、往路は約5時間のバス旅行となりました。
因みに正常で運行された場合は3時間(強)の道程。

トラベルはトラブル。遠征にトラブルは付き物。少々の事に動じてはいけません。

←携帯の写真に付き、画像不鮮明ですみません。

今回は「上海杯」の最終節で、試合スケジュールは以下の通り。

第①試合:毛蟹(黒)vs上海体育学院 14時~
第②試合:毛蟹(緑)vs南通職業大学 15時15分~
第③試合:双龍vs上海体育学院   16時30分~ (*2)(*3)

(*2)何かの事情(?)で、上海体育学院はダブルヘッダーとなりました。
(*3)双方の事情(?)により、このカードのみ10人制(10分×3本)でした。


●では、第①試合と第②試合の結果と簡単な講評を………。


 *第①試合=レフリー:Michael.
  
  【前半】毛蟹(黒)  :4T1C=22点
      上海体育学院:0T0C= 0点
  【後半】毛蟹(黒)  :4T4C=28点
      上海体育学院:0T0C= 0点
  --------------------------------------
【合計】毛蟹(黒)  :8T5C=50点
      上海体育学院:0T0C= 0点

   ・シンビン:前半26分、毛蟹(黒)/③番。
         ⇒故意の反則(ラック上をダイビング)。
         前半14分、上海体育学院/⑦番。
         ⇒暴力行為(モール内でのキック)。

  23日(金)のラグビー早慶戦は慶應が一昨年同様、完封を喫してしまった。
  勝負事だから、どちらかに白黒が付くのは仕方無いけど、チーム力としては
  今季の方が期待感が有ったはずだけに「負けるにも負け方が有るだろう」と
  いう思いがする。上田昭夫元監督の言葉を借りると「ラグビーの試合で完封
  されるのは、実力がかなり違う同士の試合」なのだそうだ。

  上海体育学院、なんでこんなにチーム力が落ちてしまったんだろうか?FW
  はスクラム、モール、ラックの全てに於いて劣勢。BKもただボールを右左
  に散らすだけで、ゲインどころか後ずさりして行くだけ。タックルも甘い。
  元気が無い。上海のラグビーシーンに於いて「強い中国人チーム」は不可欠
  だと思う。何とかならないものか………。
   

 *第②試合=レフリ:Alex

  【合計】毛蟹(緑)  :19T13C=121点
      南通職業大学: 0T 0C=  0点

  これ迄の何週か、上海まで通い続けてくれた南通職業大学ラグビーにとって、
  今回は大学のクラスメートなどに「ラグビー」を初お披露目する絶好の機会。
  カッコエエところ見せなきゃ………なんだけど、相手が悪かったなぁ。最後
  はもう陽も暮れて来そうだったし「辞めたら?」とも思いかけたけど、でも
  最後まで手を抜かないというのもラグビープレイヤーとしての礼儀。そして、
  毛蟹(緑)は決して最後まで攻撃の手を緩めなかった。これもアッパレな事。
  スクールウォーズじゃないけれど、諦める事無く、そして「悔しい」という
  気持ちを持って、ラグビーを続けて欲しい。

  それと、今後こういう試合の後には、何らかの形で「ラグビークリニック」
  みたいなものを開いて、南通の選手達に「ラグビー、基礎の基礎の基礎編」
  辺りから教えて上げる機会は作れないものだろうか?



●第③試合=レフリー:Aaron(小林君)

 (敬称略)

 【1本目】スタメン:FW/①尾関 ②田村 ③川島 ④尾藤 ⑤永松
           BK/⑥榎本 ⑦佐野 ⑧須賀 ⑨和田 ⑩チャーリー
           ⇒総長、CTBでの出場ですが、背番号的にはやはり
            №⑧ですね。

   ・01:30(体)[T](状況不明)。
   ・05:58(双)敵陣左中間ラックから左へ順目で展開し和田が[T]。
   ・07:52(体)和田がラックから抜けるもゴール前で捕まりターンオーバー。
         そのまま一気に走り切り右中間へ[T]。
   ・10:44(双)ラックから須賀がポイントを作り、出たボールを和田が持ち
         込み右中間へ[T]。
   以上【1本目】(双龍)10対10(上海体育学院)


【2本目】スタメン:FW/①安部 ②田村 ③金澤 ④尾藤 ⑤永松
           BK/⑥榎本 ⑦佐野 ⑧エリック ⑨ニック ⑩チャーリー
            
   ・00:31(体)何か(K/O.から?)中央突破されて[T]⇒[C]。
   ・05:58(体)敵ボールラインアウトを獲得し右へ展開して[T]。
   ・08:36(双)スクラムからサイド攻撃でラック形成。更にサイドを付いた
         エリックが右中間へ[T]⇒佐野[C]。
   ・10:30(双)敵ボールラインアウトがノットストレート。アドバンテージ
         継続中のラックから永松が真ん中を抜け出し[T]⇒佐野[C]。
   以上【2本目】(双龍)14対12(上海体育学院)


【3本目】スタメン:FW/①②③④川島・尾関・中・田村 ⑤永松
           BK/⑥榎本 ⑦佐野 ⑧松谷 ⑨ニック ⑩チャーリー
            
   ・00:30(体)ノッコンのボールを拾い、アドバンテージ継続のまま[T]。
   ・02:00(体)[T](状況不明)。
   ・05:00(体)自陣ゴール前の敵ボールラインアウトを獲得。そのままスル
         スルと持って行き独走で[T]⇒[C]。
   ・07:15(双)尾関がゲインラインして永松へ。追い付かれるもラックから
         出たボールを和田が持ち込み中央に[T]⇒佐野[C]。
   ・10:28(双)敵陣22m付近で得たPKからFWがラックにし、更に尾関
         がインゴールへ入り込み[T]⇒佐野[C]。
   以上【3本目】(双龍)14対17(上海体育学院)


 【合 計】(双龍)38対39(上海体育学院)  

  *双龍が喫した失点の原因の1つはミス(ノッコンなど)から。もう1つは、
   敵陣ゴール前まで攻め乍らも1つのターンオーバーからスルスルっと抜か
   れて長距離の独走を許してしまうというもの。上海体育学院級のスピード
   ランナーが、果たしてAJRCで対戦する相手にどの程度居るのか「?」
   であるが、何れにしても10'sや7'sの怖いところである。一生懸命攻め
   込んで来たのにぃ…と、精神的ダメージを受けるか、スコーンとやられる
   のでアッケラカンと切り替えられるか、これは大切な事だと思う。今回は
   後者に近かった(?)。

  *それにしても2本目と3本目の両方。終盤になってよく2本を取り返した
   と思う。結果として「全体的に見ればシーソーゲーム」となった。双龍は
   最後まで勝負を諦めない、好ゲームを作れるチームになった。この試合の、
   例えば田村とか尾関のプレー振りを見ていてふと思い出したというのは、
   石塚武夫(現)常総学園監督が合宿で教え子達に飛ばした「激」。田村とか
   尾関って、やっぱり強豪だと言われる大学で揉まれている訳だ。基礎編も
   応用編も。そこへ行くと上海体育学院なんかは未だ小手先でチョゴザイな
   ラグビーをやっとるんやなぁ………と。まぁ若いんだから多少は動けるし、
   体格も双龍の面々よりは恵まれている。でもラグビーってそれだけのもの
   ではない。タックルマン氏が練習後の円陣で言い放った「なめんじゃねぇ
   よお前ら、ラグビーを!」。若干ニュアンスは違うんだろうけれど、田村
   や尾関が相手のタックルを吹き飛ばす度に、そんな叫びが聞こえる様に、
   僕には思えた。
   

そんなこんなで「上海杯」は全日程を終了。最終成績は優勝:毛蟹(緑)、②位:
毛蟹(黒)、③位:上海体育学院、④位:双龍、⑤位:南通職業大学(タイガース)。


上海への帰途は渋滞も無く、3時間(強)のスムーズな移動。夜の部はスタミナ苑
で、プロップ川島君の歓迎会。

★お名前既出者以外の遠征参加者(順不同);横田、音田、Michael.、そして南通
 に在住の近藤さん。


皆様、お疲れ様でした。




Michael.
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(Vol.38) カレンダー

2007-11-23 01:48:01 | その他
ちょっと、雰囲気を変えましょか。

これを高尚な芸術と見るか、ハイセンスなジョークと見るか、ただの悪ふざけ
と見るか、ご意見は分かれるところでしょうが………。

不快な思いをされる方も居られるかと思いますので、写真は一番下(↓)に掲載
します。

RWCの時にも、フランスの代表がこんなカレンダー作ってましたが、これは
毎年の事なんですかね?

「裸になりたがる」のは多くのラグビー選手に共通する事ですが、フランス系
の選手はこの傾向が強いのかも知れません。

で、2008年のカレンダーでは毛蟹(フランス軍)の奴らがやってくれました。

@100元/部。未だ在庫は残っている様です。ご希望の方は今直ぐ SRFC
のピッチまで。

因みに私は買っておりません。写真のは、Ondy師匠が購入されたもので、
ちょこっと拝借して写させてもらいました。

売上げの何%かをどこかの団体に寄付するらしく、おふざけをし乍らもチャリ
ティを兼ねる………という体質は見習いたいですね。

双龍でもやってみますか?

では、こういう写真です。




(↓)(↓)(↓)




もう少し。




(↓)(↓)(↓)




それでも見たい?




(↓)(↓)(↓)




しつこい様ですが、もう少し。




(↓)(↓)(↓)




お待たせしました。

  







Michael.



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(Vol.37) かけがえの無い時間(或る親御さんのお便りから)[③]

2007-11-22 01:07:11 | 試合結果・練習内容
本題に入る前に、過去のコメントへのレス、ここでしますね。

★レイチェル様へ;
 ⇒本当に有難うございます。心のリハビリ、順調に進行中です。いつ迄も
  茶どころ、いや、ウジウジとしててはアカン。ただ「お前さんはそれ位
  が丁度や」というご意見も有りました。



では、(Vol.36[②]より つづく)です。ズルズルと引き摺ってますが、今回
で終わりです。



合宿が終わり、大阪へ戻って来た。この年、阪南はシードされていたので、
予選への出場は11月に入ってから。つまり9月~10月の期間は激しい
レギュラー争いが繰り広げられた訳だが、事実上のチーム構想というのも
出来ていて、「ご自由に下克上」というものではなかった。

「2本目」というのも微妙だ。翌年度以降に残す「財産」という意味では、
スクラムは2年生に組ませて上げた方が良い。しかし、自身の「未だこれ
からでも1本目へ」という気持ちがそれを許さない。いや「翌年度の事も
考えて」なんては言ってられないのだ。浮か浮かしてたら、背番号⑯さえ
2年生に持って行かれかねない。ここのところは「目の上のタンコブ」に
徹さねば………。

そんなこんなでその年、2年連続の出場となった全国大会では、地方大会の
成績などが評価され「Bランク」乍らシード入りとなり2回戦からの出場。
対戦相手として1回戦から勝ち上がって来たのが、皮肉にも同じ大阪代表の
淀川工(*10)。大阪ダービー。練習試合等でお互いによく知った者どうし
な訳だ。果たして結果は10対10の引分け。そして抽選。3回戦へと進む
「封筒」を引いたのは、残念乍ら相手のキャプテンであった。

(*10)当時も現在も、参加高校数の多い大阪は、春~夏の地方大会の成績
    を元に全体を3ブロックに分け、各ブロックの優勝チームが花園へ
    の切符を手にする。つまり大阪からは3校が全国大会に出るのだ。

ロッカールームへと続く狭い通路(*11)へ引上げて来る選手は既に泣いて
いた。引き分ける相手ではない、勝てる試合だったはずだったという思いだ。
今の様に、戦術的に選手をコロコロと入れ替えるという「ベンチ入りの選手
で総力戦」の時代ではない。ピッチで頑張っている、自分と同じポジション
で3年間一緒に頑張って来た良き仲間であり、ライバルであるもある選手が
怪我でもしなければ、出場機会を得られないのは辛い。

(*11)当然ですが、改修前の花園ですよ。ダイマルさんですか? 試合前
    に気合を入れる為にゲンコツで叩いたら、壁をブチ抜いてしまった
    とかどうとかの、そういう伝説に包まれてた時の花園ラグビー場。

抽選の結果が中々伝わって来ない。20分にも30分にも感じられた。出場
した選手はもう負けたかの様な表情をしていた。僕はと言えば、この時間帯
は比較的気丈に振舞っていたと思う。しかしどうだろう。木製の扉が開いて
閉じられるゴソッという音に掻き消される様に耳に入った監督の「負けたよ」
の一言に、泣き崩れずには居られなかった。ちょっとばかし、他の選手より
泣き出すのが遅過ぎた様で、その分、ロッカールームを追い出されても1人、
通路で泣いていたらしい…と、これは後になって他の選手のご父兄に教えて
頂いた事だ。「他の選手はもうアホらしい程にケロッとしてんのに、森田君
(*12)だけがホント、ずーっと泣き止めへんで………(*13)」。

(*12)念の為に言うておきますが、ご父兄の方々にまで「何とかブー」と
    呼ばれていた訳ではありません。
(*13)更に念の為に言うておきますが、当時は未だ「オバチャン泣き」と
    いうカテゴリーは有りませんでした。

そんなこんなで、我ら3年生の花園はあっけなく終了してしまったんだけど、
何で長々と、こんな言を書き連ねてしまったかと言うと「親御さんのメール」
への総長の返事の中に「そういう(強豪校での)環境でラグビーを続ける事の
素晴らしさ」というくだりが有りまして、僕の場合は勿論、桐蔭学園レベル
の強豪校ではなかったので比較にもならないんだけど、でもやっぱり3年間
続けて来て本当に好かったと、ちょっと自分に重ねてみたくなったんですね。

そして今シーズン。全ての高校ラグビー部員諸君へ。それがピッチ上であれ
スタンドであれ、真冬の生駒颪;花園の空気は美味いぞ~。存分に、花園を
楽しんで下さい。しかし、花園の空気が美味しいと感じる為には条件が1つ。
全国大会に出るとか出られなかったとか、そういう事ではない。レギュラー
になるとかならんとか、そういう事でもない。最後までチームの一員として
ラグビーを続けるという事。それが条件。

多くの高校生は、美味しい空気と一緒に、ちょい塩辛いのも味わう訳なんだ
けど………。


(完)



★長くなりますが、今週の【オチ通】(479号)はこうなってます(↓)。


Michael.


*************************************************************************


毎度のお運び誠に有難うございます。

今週は南通遠征でのリーグ戦最終戦です。
(双龍現在3位です。添付参照方。)

南通に移動する関係で若干朝が早くなってますが、バスで3時間の間は寝て
行けるので奮ってご参加下さい。(バスに乗車したまま渡しに乗り、揚子江を
越えるのもええ経験だっせ。)

08:00 - Big Banboo前集合(時間厳守でお願いします。)
     南陽路132号 地図はこちら → http://www.bigbamboo.cn/location/

12:30 - 第一試合 (毛蟹黒 vs 体育学院) 30min half
第二試合 (毛蟹緑 vs 南通)
     第三試合 (双龍 vs 体育学院)

試合後グランドで簡単なレセプション

日帰組 恐らく 18:00頃南通出発(→22:00頃Big Banboo着予定)

泊まり組 : 南通主催のパーティ後文峰に宿泊後、翌朝南通出発

費用 : バス rmb100元
    宿泊 rmb 250元程度

尚、参加予定の方は、集合ネットに下記本日中に記入下さい。

宿泊予定 → (A)
日帰予定 → (B) 

集合ネットはこちら → http://www.syugo.net/team/?soryu

では、お後が宜しい様で。
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(Vol.36) かけがえの無い時間(或る親御さんのお便りから)[②]

2007-11-20 18:51:21 | その他
高校ラグビー神奈川県決勝戦の結果、桐蔭学園(43)vs(12)東海大相模。
全国大会(花園)出場、おめでとうございます! 

これで、書き続け易くなりました。



(Vol.33[①]より つづく)


さて、トップリーガーであれ少年ラガーであれ、レギュラーであるか否かと
いうのは、多少意味合いは異なるんだろうけど「たかが」では済まされない
大問題である。

トップリーグの或るチームのHPには、中々レギュラーになれない、或いは
上と下を行ったり来たりの選手の悲哀が面白可笑しく、しかし優しい眼差し
で綴られるコラムが有って、ホロリとさせられる事が有る。トップリーグの
チームに所属する程である。それだけでもう全国のラガーマンピラミッドの
頂上選手であろう。しかし、高校では花園の常連校、大学でも有名どころで
レギュラーだったその選手の「たくさんの観客の前で試合をしたのは何年か
振り」というコメントは奥深い。この選手は社会人になって長らく、練習中
はマシン代わりにスクラムやタックルの「台」を務め、試合の日には競技場
の外で「チームグッズ」を売り、ファンには応援用の小旗を配りと、つまり
2軍3軍で踏ん張ってた選手だ。レベルの違いこそ有れど、上だの下だのの
達成感や挫折感というのは付いて回るものだろう。

前号に掲載の「ご子息」が「とてつもない強豪校に入ってしまい、仮に1軍
の機会は無くとも…」のシーンに、自身の高校時代を思い出す。

ホロ苦い昔話だが、何を隠そう僕も花園の経験者である。しかし花園の芝生
を踏んだとは言え、やっとこさのリザーブ(背番号⑯)で入場行進だけだった
からなぁ。ある日「オレ、花園ではスタンド(観戦)やったんや」と言ったら、
ドルマン徹に「えええ~ッ(そのデブ体型で)スタンドオフやったんですか?」
と驚かれたのには苦笑した。ちゃうがな……。僕らの時は、最後の最後まで
21人の3年生が残り、ピーク時には3学年の合計数が70人強と、公立の
普通科高校という事を考えると、昨今では考えられない程の大所帯であった
訳だ(*4)。勿論、リザーブに入れなかった3年生も何人か居た。大阪府の
ラグビーの強豪校と言えば、現在では大阪工大高(*5)、啓光学園(*6)、
東海大仰星、大阪桐蔭、大阪朝鮮……と、何れもが私立。しかし僕が高校生
だった当時は、阪南の他、淀川工、島本、牧野、茨田………といった公立の
高校(*7)が全国大会へ出場出来るレベルで君臨し、いわば「公立旋風」が
ナニワの街に吹き荒れていた時代。

(*4)「部員総数16人でも背番号⑯やったかも知れんで」というご意見も、
   無い訳ではない。
(*5)学校名がいかめしいと、新入生の募集もままならないらしいという事
   で、来年春からは「常翔学園」という、全く軽っちょい名前になって
   しまうらしい。何かラグビー、弱くなってしまいそう。
(*6)阪南が2度目の全国大会を勝ち取った時の決勝の相手が、当時新興校
   として売り出し中の啓光学園。自慢しても仕方ないか。
(*7)双龍の小組織に「電池の会」というのが有ります。これへの参加資格
   は「大阪の公立高校の卒業生(*8)」という事です。

   (*8)共通の体験として、中学3年の三者面談の帰り道、保護者から
      「頼むから公立に入ってぇ~」と哀願された事が挙げられる。
   
最後の夏合宿。「明日、山を下りる」という晩、いわゆる「レギュラー当確
に非ず」の3年生(6~7人居たか?)に監督の部屋から緊急召集令状が発令
された。それを伝えに来たOBが、ヨタヨタと廊下を歩く僕らの後ろから、
「オマエら何を言われても口答えするな、ひたすら下向いて謝っとけ!」と
ビビらせるご忠告。まぁ我々ラグビー劣等性だから、こりゃ絶対に「出来が
悪いっ!」とか、或いは合宿中にちょっとだけやんちゃした事とか、何れに
しても怒鳴られるもんだと思って覚悟して行ったら、案の定、監督とコーチ、
それにOBの皆様が皆様とも、怖い顔をして「そこへ座れ!」と。もっとも
高校生なんで、合宿中のやんちゃと言っても限度が有るし、アレコレ記憶を
辿ったけど、そこまで怖い顔をされる様な事件も思い浮かばない。重苦しい
時間が流れ「万事休すか」と垂れた頭の上から落とされた雷は………、

「ここまでのチームへのサポート、本当に有難う。3年生がこんなに残って
くれて本当に嬉しい。お前らが居てくれてるから、お前らが上を押し上げて
くれるから上も強くなれるんだ。強いチーム内には、強い2本目、3本目が
必ず存在するもんなんだ。森田、お前最近になって、やっとトイメンと互角
にスクラム組める様になって来たなぁ(*9)。【中略】勿論、これからも上
を目指して頑張って欲しいし、若しそれが叶わなくても『強い阪南の2本目』
として、誇りを持って、またチームをサポートし続けて欲しい。」

………とまぁこんな内容の、涙腺を大破裂させる雷だった。

我々3年生は全員、ヘナヘナと崩れ堕ちる。コーチ、そしてOBが爆笑する。
シビレの切れた両足の感触にも、泣くに笑えない。

(*9)本職はHOだったが、3年時は右PRで練習する機会の方が多かった。
   トイメンの「コーちゃん」はイイ奴で仲も好かったけど、PRという
   ポジションは、トイメン、つまり相手の1番を幾らブイブイいわして
   潰したとしても、それで上へ上がれるのは味方の1番であって、自身
   としては相手の3番との「相対的な競争」で勝たないと上には上がれ
   ないという、何とももどかしい位置付けなのだ。



(つづく)
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(Vol.35) 憔悴

2007-11-19 02:45:17 | その他
特急Michael.③号、盗まれてしまいましたよ。

心の整理が付かない………。

Michael.
コメント (1)
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(Vol.34) 久し振りの「練習だけ」

2007-11-18 14:56:21 | 試合結果・練習内容
今、(タンク)の水を待っているところ。

これまで注文していたところの水が他よりも高いという事が判明したので、
その安い方の会社に連絡をしたら、最初という事でデポジット(?)みたい
なのが必要なのは解るとして、電話での受け答えがあまりにもぞんざいで
断ってしまった。それで結局、今回も高い方を買う羽目になってしまった
訳だけど、やっぱり人間、腹を立てたら損なのかなぁ。

今朝、万都中心のスターバックスでコーヒーを飲んだんだけど、ニコニコ
と笑顔で接客する店員に心が和んだ。その後、買い物をした上海城の百盛
では、レジのオバサン(………と言っては失礼だな。オネエサンだ)がまた
好かった。カードやレシートを両手で手渡ししてくれたり、商品の扱いも
丁寧であったりと。そんな休日の爽やかな気分も、某(タンクの)水会社の
電話番のオッサンのせいで、ブチ壊しだ。


さて、土曜日の内容。


11月17日(土)、天候:霧雨、気温:10℃~15℃位(←寒かった)、
場所:SRFC、参加人数:20名(強)でFWのメンバーが多数。


タッチフット大会に、SJRFCとの15人制カップ争奪戦と、なかなか
落ち付いて練習する時間が取れなかったが、この日は久し振りにじっくり
と「おけいこ」を。

僕と大吉プロップ店長は都合により約1時間の遅刻でピッチへ。

主なプログラムは………

・タッチフット(結構、長い目にやってた?)
・モールでのボール保持力を高める練習
 ⇒ボールキャリアーが1人で突っ込み相手に捕まるが、2番目、3番目
  のフォローが遅い場合、突っ込んだキャリアーは味方が到着する迄の
  時間、1人でボールを保持していなければならない。その時の身体の
  向け方、ボールの持ち方などを。
・タックルフット(10分×1本)
・「ハンマー!」の練習
 ⇒(A)(B)(C)の3ヶ所をランダムに移動。ボールキャリアーが1人で
  突っ込んで行くのではなく後ろ(押し役)と2両連結で、1+1>3の
  圧力を相手に伝える。
・カリフォルニアラン

………以上で約2時間。


その後、ピッチでは毛蟹が「緑」と「黒」とで内部マッチ。「草ラグビー」
では珍しく、ペナルティゴール(2本)を含む、稀に見る接戦となり結果は
15対13で「緑」の勝利。ノーサイド直前のトライ&コンバージョンに
よる大逆転劇だった。

レフリーはアーロン小林君。先週の双龍vsSJRFC戦に今回の毛蟹戦と、
好ゲームを2週続けて捌いた事になる。ゲームマネジメントが上手いのだ。

僕はその後の体育学院vs南通タイガース戦を担当する予定だったが、南通
タイガースが都合により来れなくなり、試合はキャンセル。貴重な職務の
機会を失った。

金橋からの帰りは「夜の部」まで少し時間が有ったので、久し振りにバス
を使った。#936は外高橋から揚高路~陸家嘴~延安路~龍柏新村へと
長距離を走り抜ける路線で、今でこそ空調の新型バスで運行されているが、
少し前まではオンボロのマイクロバスだった。金橋から乗って自宅に近い
虹橋開発区まで約1時間強。早い段階で座れたから好かったけれど、1つ
タイミングを失うとずっと立ちっ放しという事にもなりかねない。運賃は
タクシーで60元強のところバスだと5元也。「逆・タイムイズマネー」。

「夜の部」は毛蟹の「進」入部員歓迎パーティーとかで、ポートマン裏の
BIG BAMBOO へ。盛り上がりの無いまま(盛り上がる前に?)早々
に引き上げ、大吉プロップ店へ。

今日(18日)はこれからエアロバイクで一汗かいて、今晩の「すき焼き」
に備えよう。僕は勿論、野菜部門の責任者だ。


Michael.
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(Vol.33) かけがえの無い時間(或る親御さんのお便りから)[①]

2007-11-16 19:52:52 | その他
読む人が読めば、この文章が誰の、そして何の事かは分かってしまうと思い
ますが、まぁ別に悪い事ではないし、スラスラっと読み過ごして下さいな。

********************************************************************


スターバックスの紙コップが、いつのまにかクリスマスバージョンの赤いの
になっている。各地から、高校ラグビー県予選決勝の報せが届く。世の中、
そういう時期なのだ。


先般、総長経由でこんなメール(↓)が届きました(内容、一部修正してます)。


>>>> メールありがとうございます。桐蔭学園OBですか。
>>>> (双龍の)即戦力として活躍してくれるといいですね。
>>>> 桐蔭学園ラグビー部は18日(日)神奈川県大会の決勝です。
>>>> 相手は東海大相模。準決勝は桐蔭が向上学園に63-0、
>>>> 東海大相模は慶応に36-29。地力でまず桐蔭でしょうが
>>>> 油断は禁物。なんせ高校生ですから。桐蔭はSH、FB、
>>>> No.8が高校生日本代表、彼らはさすがにうまい。


さて、これだけではただ単に「桐蔭学園が決勝へ」という事だけなんですが、
このメール、神奈川…というか、全国的にもラグビー強豪校である桐蔭学園
にご子息を入学させた親御さんからのものなんですね。

このご子息のラグビーとの出会いは、お父さんの仕事の都合で上海に住んで
いた際に双龍の練習に参加をした、中学時代にまで遡ります。大人と中学生
ゆえコンタクトの試合とかは出来なかった訳ですが、タッチフットだけでも、
パス練習だけでも、楕円球の魅力は1人の少年を虜にしてしまうのに十分な
ものであった様です。

高校受験を控えて日本へ帰国。そして決まった進学先が桐蔭学園。そこは、
各地から中学時代より名を馳せた逸材(*1)が集まる名門校。

(*1)親御さんのメールにある「高校日本代表のFB」はたぶん仲宗根選手
   の事だと思います。そのお父さんというのが、もう完全に「我々世代」
   の話ですが、伝説とも言われる第60回大会決勝で、伏見工との死闘
   に敗れた大工大のFBだった仲宗根選手。漢字は異なりますが、同じ
   読みの政治家が総理大臣になるかならんかの時だったという事も有り、
   何かこう印象深く記憶にも残っている訳ですが、こんなところでその
   Jrが活躍しているとは。しかもあの仲宗根選手の息子さんが高校生
   って、僕とはナンボも歳違わへんのに既に高校生の息子が居るとは。
   堅気の生活してればそうなんかなぁ。ショックだ!

ところで親御さんからのメールは上記に抜粋したものだけではなく、とてつ
もない強豪校に入ってしまい、中々レギュラーの座にも着けそうにはないが、
それでもラグビーが好き好きでたまらず、毎日練習に明け暮れているご子息
の姿…、二軍の試合乍ら出場機会が有り、イッパシに活躍もしていたご子息
の姿…、そんな1コマ1コマが、親御さんによる愛情の包み紙に美しくくる
まれ、折に触れて報告されて来るのでした。

それを読む、ご子息の上海時代を知る双龍のちょっと古いメンバー達。もう
無条件に頑張れとか、ずっとラグビー続けろよとか、また上海に来て双龍で
ラグビーしようぜとか(*2)、前にも別メールで書いたけれど、ラグマガに
掲載のコラム「ラグビーに乾杯(文;森本優子さん イラスト;くじらいいく子さん)
(*3)」で採用して頂きたい様なお話だと思いますよ。

(*2)例えば10年後。ご子息;27~8歳、当方;51歳………タハハ。
(*3)僕らの顔って、くじらいさんにはどんな風に描かれてしまうんだろう?


(つづく)


Michael.
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(Vol.32) 特急Michael.③号

2007-11-15 19:12:34 | その他
サンゴリアスの「ウナギ」またの名を「ラバーマン」こと小野澤選手(←LOOK?)
の自転車好きは有名だ。サンゴリアスでは、チーム内に自転車クラブ
みたいな愛好家集団が出来ているらしい。

ウチの会社にも自転車好きが居て、休みとなると無錫だの杭州だのと、
仲間を誘ってツーリングに出掛けている。どっからそんな資金が出て
来るのか不思議なんだけど、ン万元もする自転車に乗っている。勿論
輸入車だが、コイツに「こんなタイプの自転車が欲しいんだけど」と
頼むと「2~3ヶ月程待ってもらったら取り寄せるよ」という返事。
何でも天津かどっかの港に陸揚げされるらしいんだが、ひょっとして
それは盗難車(?)。そう言えばデジカメにケータイなんかも取り寄せ
可能と言うとったなぁ。それっていわゆる「香港の泥棒≒小川のオッ
チャン(*1)」という事やないの!

(*1)笑福亭鶴瓶師@「鶴瓶・上岡パペポTV」より。小川?田中?

そんな訳でコイツ、苗字を「白」というんだが、太陽の恵みを一杯に
浴びた顔はいつも浅黒く、名が体を現していない。

実は僕も自転車が大好きだ。20年近くも前、大型のサイクリング車
を転がし、四国の道をひたすら………、いや、この話はよそう。


「まくら」が長くなりましたが、それでは、ジャジャジャーン~~と。

今回はラグビー関連道具ではないんだけど、ラグビーの時の集合場所
(古北羅森)とかへ出掛けるのに重宝している………というコジツケを
お許し頂き「特急Michael.③号」をご紹介します。

実はこれ、もっと後になってから書こうと思っていたんですが、先般
あろう事か「重大インシデント」として、国交省から航空・鉄道事故
調査委員を派遣されかねない事態を引き起こしてしまいました。この
ままズルズルと後回しにしていたら、その機会を失うかも知れないと
いう事で、急遽、今回でのご紹介となりました。

⇒本来は「自粛」すべきか………。被害に合われた方、改めまして、
 すんません。


では、懲りずに参ります。先ずは全体の姿。


次にちょっと斜め前から。


そして後部座席はフラットな楕円の形状が目新しい。サドルはちょい
硬い目で長時間の運転には辛いかも。


カギは同じ会社(GIANT)のものだけど「渦巻き」の力が強過ぎて
とても使いにくい。いつも難儀している。デザイン優先、機能後回し
の感有り。


そして何よりも自画自賛したいのが、前カゴに取り付けたカンバン。


これ、皆さんも既にお察しの通り特急田中3号(*2)を無茶苦茶意識
している。

(*2)軍曹へ業務連絡。面白くて仕方無いのは解るけど、イイ加減に
   DVD、返して下さい。

実際、上海に来て10年余、この車が3台(代?)目である。「田中…」
の方はしかし、自転車は1号だったか?


或るラグビー選手(*3)が、自分の自転車に「アーバンライナー」
名前を付けて悦に入ってるってのが、何年か前のラグビーマガジンに
載ってたけど、みんな考える事は同じなんだねぇ。

(*3)その人は、アカクロの何年か前のキャプテン;Y.Y.選手です。
   今、どうしてんのかな?


この新車を走らせるに当り、何か良いカンバンは無いもんかね~?と
探していたところ、有りました、有りました。有りましたよ~……と
いう事で我が家の本棚にずっと飾られていたこの「MICHAEL」ボード。
もう12年も前になりますかな。ニューヨークでゲットしたもので、
ニューヨークの道路名板を模しております。丁度好いネジが無いので
今は針金で留めているだけだけど、その内にキッチリと固定する予定。

ポップな色使いがまた楽しいですね。一緒に自転車屋さんまで付いて
来てもらった妹の姫子が決めてくれました(♪)。確かにコイツ、売場
にズラリと並んで将来の主を待ち構えていた、たくさんの自転車の中
でもひと際、輝いておったよ。

サンシャインイエローが「伊勢志摩ライナー」風だし、ピンクとシルバー
「地下鉄千日前線」感覚………と、ちょっと無理有るか。

更に「チャリン(ベル)ではなくてパフッ!のが良い!」(姫子)という
意見に従い(*4)、しかし上海ではたぶん手に入らないだろうから、
それは今度、日本へ帰った時にでもゲットする事にしよう。

(*4)お兄ちゃんは優しいのだ。

「特急Michael.③号」。国慶節のデビュー以来、上海の、主に虹橋地区
を疾走しております。最近は夜間の運行が多いですなぁ。見掛けたら
手でも振って下さい。くれぐれも石は投げないで下さい。

さぁ今日も安全運転で、出発進行ッ!


今週の【オチ通】(478号)はこうなってます(↓)。


Michael.


***********************************************************


毎度のお運び誠に有難うございます。

時間の関係で用件のみ。

AJRCまで練習(含む試合)もあと3回のみです。
みんな来てや!

11月17日(土)

10:30 - 12:00 Kids Rugby(コーチHelpよろしく!)
11:00 : 古北ローソン前出発
12:00 : グランド集合 練習開始(フリスビーのピッチ)
14:00 : 練習終了

今後の予定:
11月24日 : リーグ戦最終戦 vs 体育学院
       (南通での試合となります。)
12月1日 : 練習(場所未定)
12月8日 : AJRC本番!

集合ネット登録も宜しく! 集合ネットはこちら → http://www.syugo.net/team/?soryu

では、お後が宜しい様で。

音田


コメント (2)
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