(つづき)
昨年5月以来のこのシリーズ。
今年3月のダイヤ改正にて福岡地区の「5番」が廃止となり欠番となったため、この番号についても取り上げることにした。
3月に廃止となった「5番」についてはそのときに書いたので、今回は、その一世代前を振り返ってみたい。
20.「5番 姪浜(貫線)貝塚駅線」
一世代前の「5番」は、
【姪浜~西新~貫線(明治通り)~天神~千代町~県庁~箱崎浜~貝塚駅】というルートを走っていた。
福岡県庁が東公園に移転する前は、千代町と箱崎浜の間は「千鳥橋」 経由であった。
もともとこの「5番」は、市内電車の代替路線であり、当時の方向幕の行先番号は、代替路線であることを示す「オレンジの丸の中に黒数字」で表わされていた。
それが、県庁経由に変更となる際に、市内電車とは異なる経路をたどるようになることから、「代替色」ではなく、一般路線と同じく「黒線の丸の中にに黒数字」の番号となった。
明治通りから貝塚駅に向かう路線としては、「5番」廃止後も「52番」の貝塚駅行きが存在したが、それも後に廃止され、現在、貝塚駅に乗り入れる路線は「25番」のみという状態になっている。
貝塚駅から天神への特快(例えば、箱崎浜、馬出三丁目、築港口のみ停車にして、区役所、ゆめタウン、千鳥橋付近の専門学校の利用者も取り込む…など?)を運行するとか、西鉄電車とバスの料金を通算するとか、貝塚駅を起点とする西鉄貝塚線(旧・宮地岳線)を活性化するための施策もいろいろあったと思うのだが、そういった試みが行われる可能性は現状ではほぼゼロに近そうである。
(つづく)
昨年5月以来のこのシリーズ。
今年3月のダイヤ改正にて福岡地区の「5番」が廃止となり欠番となったため、この番号についても取り上げることにした。
3月に廃止となった「5番」についてはそのときに書いたので、今回は、その一世代前を振り返ってみたい。
20.「5番 姪浜(貫線)貝塚駅線」
一世代前の「5番」は、
【姪浜~西新~貫線(明治通り)~天神~千代町~県庁~箱崎浜~貝塚駅】というルートを走っていた。
福岡県庁が東公園に移転する前は、千代町と箱崎浜の間は「千鳥橋」 経由であった。
もともとこの「5番」は、市内電車の代替路線であり、当時の方向幕の行先番号は、代替路線であることを示す「オレンジの丸の中に黒数字」で表わされていた。
それが、県庁経由に変更となる際に、市内電車とは異なる経路をたどるようになることから、「代替色」ではなく、一般路線と同じく「黒線の丸の中にに黒数字」の番号となった。
明治通りから貝塚駅に向かう路線としては、「5番」廃止後も「52番」の貝塚駅行きが存在したが、それも後に廃止され、現在、貝塚駅に乗り入れる路線は「25番」のみという状態になっている。
貝塚駅から天神への特快(例えば、箱崎浜、馬出三丁目、築港口のみ停車にして、区役所、ゆめタウン、千鳥橋付近の専門学校の利用者も取り込む…など?)を運行するとか、西鉄電車とバスの料金を通算するとか、貝塚駅を起点とする西鉄貝塚線(旧・宮地岳線)を活性化するための施策もいろいろあったと思うのだが、そういった試みが行われる可能性は現状ではほぼゼロに近そうである。
(つづく)
たぶん503番や620番という大きなヤマを当ててしまったので、
柳の下のドジョウというかゴールドラッシュというか、
そういったものを狙うようになったのでしょう。
まるっきりハイリスクハイリターンです。
公共交通なんだからローリスクローリターンでもいいと思うのですが。
たしかに最近はそういう傾向が強いですね。
これからの時代は、「多品種少量生産」はもうやらずに、大きなヤマを当てることだけを狙っていくということでしょうか。
「普段の系統とは変わったもの」によって、需要の芽を感じ取る姿勢がもっとほしいですね。
最近の「試み」は大規模に路線を開設して、
ダメならすぐ撤退という方向のものが多いですね。
2~3本、普段の系統とは変わったものを登場させてもいいと思うのですが、
そういうものはないですね。
何か博打を感じさせます。